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おはようございます。VTuberヨシヨシ先生の仲の人、カグアです。 世界的に有名なコスメブランド、LUSH。
日本では自然派の石鹸として多くのファンがいるブランドです。 その企業が世界規模で一斉にインスタグラムとフェイスブックの投稿を停止するというのです。
その背景と今後の影響を考えてみました。 アカウント運営やブランディングについて、あなたにも関係する話題ですので、ぜひ最後まで聞いてください。
今日の話題があなたを変える。 この番組は、マーケターとして20年以上フリーランスで活動していますカグアが、ネットで好きなことで稼いでいく
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今日はすごいニュースが来ましたよ。早速見ていきましょうか。 地上波のテレビとかでも取り上げられるぐらい話題になってたんですよね。
こちら、TBSニュース11月26日のテレビ放送のウェブ版の記事より、 ユーザーへの悪影響を懸念、人気コスメがインスタなど一斉に停止決断のわけと。
全世界の店舗が運営するInstagramやFacebookなど、SNS利用を一斉に停止しましたと。 ただ、SNSの利用停止って書いてありますが、この後紹介しますが、インスタとFacebookだけです。
全店舗で行われたと。ですから、この映像を見ると、 店舗スタッフさんが投稿を一つ一つ非表示にしているというのを
流されていて、結構、おおって感じです。 投稿してあったものを一時的に見えないように作業しています。 だからアーカイブ化するってことかな。
逆に言えば、アカウント削除ではないです。 本当に利用停止ということですね。
ですから、結構、戸惑いの声なんかがテレビの映像では流れていて、 じゃあどこ見ればいいの?みたいな感じで、
困惑する一般の方のインタビューなどが紹介されていました。 このことなんですけども、きっかけとしてはアメリカで、
アメリカの議会で、元フェイスブックだったとされる従業員の方が証言して、 彼らの内部告発をしたところに由来します。
彼ら、要はフェイスブックですね。フェイスブックとかインスタグラム、 運営側が、例えば10代の少女、32%は自分の体験に不満を感じているときに インスタグラムを見るとさらに自己嫌悪が増す。
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それから自殺願望を持つ10代のうち、イギリスで13%、 アメリカで6%がその原因としてインスタグラムを上げているなどなど、
こういう調査結果、Tに対して悪い影響があるという調査結果を把握していながら、 運営は何も対応を取ってこないということを議会で告発したんですよね。
当時ももちろん話題になって波紋を呼びました。 ただ実際にはですね、大きな動きというか何か規制が強まったということはなくて、
僕が知る限りですとインスタグラムキッズ、なんかキッズ向けのアプリを作ろうとしてたんですが、 それが一旦ちょっと中止になったとかそのぐらいですかね。
ただ世界的にこういう流れは、センシティブな内容についての流れは当然強まってきていて、 最近皆さんも気づいたと思いますが、YouTubeで低評価のボタンがなくなりましたよね。
それもその流れの一つかなということになります。 実際そのインスタグラム、RUSHのインスタグラムを見ると9枚しか投稿なくて、
サムネイルにあるような主張の画像のみという形になっています。 投稿をクリックすると彼らのメッセージが書いてあって、一応コメントはできるようにはなっているんですが、
そんなに多く投稿されてるわけでもなく荒れてるわけでもなくという感じです。 彼らの主張とともに、情報はこちらを見てねというリンクが1個だけプロフィールに乗っかっています。
そのリンクをクリックすると彼らの反SNSに対するポリシーを読んでくださいとか、 こういうコンセプトでやってますとか、そういうリンクが4つぐらいあるのかな。
あとはTwitter、YouTube、Pinterestと現状運用しているSNSへのリンクと公式サイトへのリンクがあるという感じになっています。
あとは昨日紹介しましたメールマガジン、ニュースレターのリンクもありますね。 だからニュースレターってこういう企業メッセージを自分たちのプラットフォーム、自分たちのテリトリーの中で発信できるという意味では、やっぱり注目される時代背景があるんですよね。
SNSの拡散よりはリスクの方にが着目され始めているという背景がきっとあるということですよね。
ラッシュのCEOの方は、結構自然派とか、そういうネイチャーとか持続可能なっていうところをものすごく大事にされている方です。
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あと自分自身、かつてホームレスになったことなどもあるとして、そういうボランティア的なチャリティーの商品をリリースして、それを募金活動に充てるとか、それも確か7000万ドルとか結構な規模でやってたりする事前事業家でもっていう側面もあるようです。
ですが一方で、結構この動きっていうのはかなり周到に用意されています。これからラッシュファン、ラッシュのものすごくファンな人はちょっとネガティブな事実も若干話しますので、本当にそのラッシュのファンのことが大好きな方はこれ以降は聞かないようにしてください。
よろしいでしょうか。いいでしょうか。
さて、今回のSNS停止なんですけども、実はプレスリリースが11月22日に出ています。普通にプレスリリース出てるんですよ、やめますっていうことを。
そこにもコンセプトがいろいろ書いてあって、メンタルヘルスケアを重視しないといけないとか、いろいろ書いてあります。
結構、とはいえ他の大手企業がここまで大規模にSNSを停止することをやるかというとやっぱりやらないじゃないですか。それはなぜかというと当然売上が下がるからです。
実際、海外の記事ですと1300万ドル、だから13億円を失うことがあると。でもそれに対してCEOは別に失ってもそれは幸せだというぐらい突っ跳ねています。
ただ13億っていうと彼らの売上に対してどのぐらいかというと、彼らは全世界規模では確か900億円ぐらい売上があるんですね。
それから先に話しましたボランティア、チャリティーの商品は9000万ドルとかやっていますので、実は経済的なダメージはそんなにないという試算もあるのかなというのは一方であります。
実際インスタグラムでもうハッシュタグラッシュ、ハッシュタグラッシュでもかなりの投稿、何百万という投稿がそもそもあるので、価値を提供し続けたり限りは公式サイトとしては撤退したとしてもそれは問題ないのかなという判断もあるのかもしれません。
ただこのCEOの方はかなり過激なそういうことをすることでも結構有名でして、何か政治的なメッセージを出す広告を実際に出したりとか、あとは求人広告、ラッシュジャパンの求人広告、こちらはオープンワークという求人サイトの企業口コミを見ると
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社会問題や環境問題への取り組みへの強要、洗脳がありすぎるとこは確かに感じていましたなどなど、やっぱりちょっと行き過ぎかなと思われるようなそういう部分もあるのかなという気は正直します。
実際、本当に撤退するのであればSNSのアカウントを削除するとかもできるでしょうし、YouTubeやTwitterはやらなくても、そっちの方はやらなくてもいいということもあり得るので、まあまあって感じですね。
ただ、ただですよ。ただこれ世界的には実は経営の流れの一つなんですよ。パーパス経営といって、これまでの資本主義ですと価値観やミッションというのが重視されていた。しかしこれからは信念や志が重視される、まあそういう企業に人も集まるしお金も集まるという経営が主流になりつつあるんですね。
SDGsも含めて持続可能な企業がより選ばれる時代になってきているという意味では、まあその流れにはのっとっている流れではあるんですよね。ですから、まあこれが行き過ぎと見るのか、これに続く企業が出るのかは本当にわからないところです。
ただ、僕たち自身もSNSの運営や自分たちのブランディングに関して、やっぱりもうそういう流れが来ているんだなっていうのは意識した方がいいかなというふうに思った事例でした。
はい、ですからラッシュはですね、実際広告投資とかもあんまりしてないことでも有名なんですよね。でも実際店舗で体験をすることが本当に圧倒的なパフォーマンスに出していると思いますので、まあまあラッシュらしいメッセージだなというのはまあ思いますよね。
はい、というわけで今日はちょっと世界的なSNS周りのトピックを取り上げました。ただ今後こういうパーパス経営、そういった信念をベースにした運用などが注目されることは間違いないでしょうね。フォロワースなどにもあまり振り回されないようにしたいものですね。
というわけで今日も最後までご視聴ありがとうございました。これからもクリエイターエコノミーニュースのニュースを発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。というわけで今日1日素敵な1日になりますように。いってらっしゃい。