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スピーカー 1
クリエイターエコノミーニュース
スピーカー 2
この部屋は、ネット大好き3人がネットで活躍クリエイターやインフルエンサーの話題をやいやい語る部屋である。
どうも、カグアです。
スピーカー 1
あるだよ。
あかしです。
スピーカー 2
いやあ、聞いてよ。ちょっとこれともするとものすごいドリームが生まれそうなトピックがあってさ。
スピーカー 1
何なのですか。がっぽりな話?
有吉さんのXサブスクトラブル
スピーカー 2
あのタレントの有吉さん、なんとXのサブスクを始めたらしいんだよね。
スピーカー 1
タレントさんならフォロワーたくさんでしょうから、がっぽがっぽですね。
スピーカー 2
そう、フォロワー数すごいもんな。
なので今日は、Xのサブスクに関しての話を取り上げていこう。
スピーカー 1
ハッシュタグクリエイコ
スピーカー 2
じゃあまず、この記事読んでもらえる?
スピーカー 1
2023年7月31日、ネトラボエンタの記事です。有吉裕之、サブスク開始も金額設定維持で大ポカ。
スピーカー 2
有吉裕之さんが7月31日にツイッターのサブスク、これ機能としてはスーパーフォローっていう機能なんだけど、それを始めたと。
ただ値段設定を間違えてしまって参加しないでくださいとフォロワーに呼びかけたことで話題になったという記事なんだよね。
スピーカー 1
サブスク始めたのになんで参加しないでなの?
スピーカー 2
なんで参加しないでっていうふうに呼びかけたかっていうと、なんと月額料金が239ドル。これ今の日本円に直すとだいたい3万5千円とか3万6千円になるよ。
スピーカー 1
ええ、いくら有名タレントでもそんなに高いの?
いや、だから間違えたんですって。
スピーカー 2
そう、月額。すごいよね。だからXのタイムラインではさすが有吉さん、有吉さんクラスになると違うとか、むしろ入りたくなったとかそういうコメントが出てるぐらい。
スピーカー 1
さすがにそうよね。
スピーカー 2
でね、これ試しに計算してみたんだよね。
まずXのスーパーフォローなんだけども、これ手数料というか還元率がAppleとGoogleの手数料、Xの手数料、あと決済システムのストライプというところを使っているので、ストライプの手数料を引いて還元としてはだいたい67%ぐらいという割合なんだよね。
で、仮にね、67%とするじゃん。3万5千円の67%。0.67。で×12ヶ月。で×有吉さんが今どれぐらいフォロワーがいるかというと、770万フォロワーなんだよね。すごいよね。
だから1%の人が仮に加入したとしても7万人じゃん。だからこれ×7万ってするとすごい。1年の売り上げ196億円。
スピーカー 1
196億円。
スピーカー 2
これ有吉さんでもすごい額になったよね。すごいよね。
スピーカー 1
毎月だって3万5千円、3万5千円じゃないか。毎月3万円弱が7万人の人から入ってきたらそりゃそうなるよね。
スピーカー 2
有吉さんがそういうアナウンスをしたんで、そこまでドリームになることはないだろうけども、ただこれね、間違って入っちゃう人とか、面白半分に入っちゃう人とか、たぶんゼロじゃないと思うんだよね。
だから結構面倒なことになったなというふうには思っているんじゃないかな。
Xサブスクのシステム上の制約
スピーカー 1
そう、これ実はやめられないのには理由がある。
スピーカー 2
実は外部の決済でストライプという決済サービスを使っていて、そことのシステムの連携上、簡単に連携を切るとかそういうのができないんだよね。
スピーカー 1
ええ、なんて不自由な。
スピーカー 2
それから値段設定も簡単に変更ができない。なぜかというと、それはある意味システムのセキュリティ上できない。
なんでかというと、例えば月額500円というつもりで入った。
だけども値段を変えられることができちゃったら、翌月からいきなり1000円にするなんていう横行が理論上はできちゃうわけじゃない。
でもそれはさすがにまずいじゃない。
なので、決済システム側の方でやっぱりある程度自由度を下げているんだよね。
スピーカー 1
それは確かにそうですね。
スピーカー 2
せめて削除ぐらいできればいいのになぁとは思うけども、残念ながらストライプというシステムとの連携の場合はそれもできないらしいんだよね。
実際、スタンドFMという日本国内の大手音声配信アプリのサブスクもこのストライプという決済サービスを使っているんだけど、確かに実際削除ができないんだよね。値段変更や削除ができない。
スピーカー 1
そうなのね。
スピーカー 2
スタンドFMの場合は一応停止、募集停止ができるので、X社が本気を出せば募集停止は機能として組み込めるはずなんだが、ただ今X社ほんとバタバタしてるじゃん。
だから多分ね、叶わないんだよね。
そう、だから私の知り合いでもアカウントバンされたんだけども、Twitterの認証バッジのサブスクが課金されっぱなしっていう人もいるし。
スピーカー 1
それはひどいですね。
スピーカー 2
ひどいよね。だけどサポートに問い合わせしても全然返事来ないんだって。もうそれぐらいX社はなんかバタバタしてるっぽいんだよね。
日本はね、世界的に見ればたまたま日本がユーザーが多いってだけの話だから、まあX社の人たちが動くかっていうのはやっぱり別問題なんだろうね。
スピーカー 1
なんか決済みたいな重要な機能は使いたくなくなってくるわね。
スピーカー 2
そう、だからね、やっぱりこれだけフォロワーがいてもちょっと怖くてね、決済システム使えないんだよね。
ただ有吉さんは投稿からするとやっぱりちょっと気軽に考えてらっしゃったみたいで、残念ながら不可逆なシステムだったっていうところで、今回のようなトラブルになっちゃったみたいだね。
Xサブスクの金額設定ミス
スピーカー 1
まあ普通の人にそのシステムが元に戻せるものなのかどうかはなかなかわからないですよね。
スピーカー 2
普段からITを使ってる人ほど一方でそういうところはついついやりがちなんだろうね。
本当にITわかってない人だったらたぶんそもそもやらないと思うからね。
ただそう、ITの中にはこうやって不可逆なものがたまにあるからね、気をつけないといけないんだよね。
可逆なもの、要は元に戻せるものであれば全然いくらでも試していいんだけど、ごく稀にこうやって元に戻せない設定とかシステムっていうのが存在するんだよね。
さて、そんなXのヘルプを見ていたら色々と面白いものを見つけたんで紹介していこう。
今回の件を色々調べて、当然公式の一時操作を調べたわけだけど、
なんかね、思い出深い事象がいっぱいあったのでちょっと共有しよう。
公式ヘルプのページは今でもかつてのツイッターの青い鳥のマークで文章自体にもツイッターってはっきり書いてある。
例えばチケット制スペース、これいいよね。
スピーカー 1
そうですね、それこそ有吉さんの有料イベントできそうですよね。
スピーカー 2
一応なんか日本語ページにもなっていて、海外では招待された一部の人はもうできてたみたいなんだよね。
多分これ普及してればね、日本でも結構盛り上がったんじゃないかな。
元ジャニーズの滝沢さんとかもスペースをやった時は本当にすごい人数だったじゃん。
で、これねチケット制だったら全然売れたよね。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
そうであと、今回トラブルの過虫にあったスーパーフォローという機能ね。
ファンの人が限定の投稿とか限定のスペースに参加できるといったような有料のメンバーシップのスーパーフォロー。
これ実は元々は2.99ドル、4.99ドル、9.99ドルという3つの価格設定から月額料金を選べるなんていう機能だったみたい。
スピーカー 1
ええ、その方式だったら有吉さんも間違えなかったかも、じゃないの。
スピーカー 2
そう確かになんかそんなことね、アナウンスしてた時もあったなって思い出した。
そうだから有吉さんも設定画面でこの3つだけだったならば、今回のようなことには多分なんなかったんじゃないかな。
だから元々この3種類しかなければ、2.99ドルとかで始めて、2.99でも結構ドリームじゃないの、ちょっと待って。
2.99×140円×0.67×7万人×12ヶ月。
えー年間、すごい、これでもすごいよ。年間2億3千万だ。
スピーカー 1
ええ、2億円を逃したかも、なの。
うわぁ、そう考えると人気タレントさんでもかなり痛いですね。
スピーカー 2
いやーこれは、これはなんか、いやーこれはね、なんか惜しい、惜しいことをしたねこれ。
適正価格でちゃんと始めてたら、年間2億円ぐらいは稼げたかもしれないっていうところをちょっと逃しちゃったねこれ。
うーん、買収されなければこういうことが徐々に実現していったのかなって思いを馳せると、うーん、なんか来るものがあるな。
スピーカー 1
それにしても不可逆なものには注意ですね。
クリエイターエコノミーニュース。
スピーカー 2
はい、というわけでアフタートークです。
毎週ですね、私は日曜日に見ているテレビ番組があります。
それがガッチリマンデーという経済バラエティ番組です。
加藤浩二さんが司会をされていて、もう何十年もやっている老歩の番組です。
で、この間やってたのが油ビジネス特集なんだよね。
で、油ってまあ料理には欠かせないものだからものすごい市場があるっていうことで取り上げたんだよね。
で、ただね、興味深かったのが米油を作っている会社が紹介されたんだけど、
そこなんかは本当にもう東京ドーム何個分っていうぐらい油を作るための設備が、とんでもなく巨大な設備がいっぱいあるのよ。
だから料理でものすごく使われるはずなんだけど、設備がものすごいかかるから、初期投資がものすごいかかるから、
これ参入しづらいんだっていうのを思って、なるほどなと思った。
きちんとか大手が参入しててもよさそうなもんじゃない、だけど参入できないっていうのはこういうことなんだと思って。
そうそう参入できないっていう、すごいビジネスだなっていうのでちょっと面白かった。
みなさんも思い出深い会話ありますか?
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いやー今日は久しぶりに早く眠れそうです。
というわけでみなさん暑い日が続きますが、頑張っていきましょう。
また明日もこの部屋で待ってるぜ。
スピーカー 1
ではでは、バイバイ。