UUUMのリスクと経営体制
クリエイターエコノミーニュース
よう、待ってたぜ。
どうも、カグアです。
アルダヨー
アカシです。
この番組は、ネットで稼ぐクリエイターやインフルエンサーの最新トレンドを、
ネット大好き3人が毎日ゆるーく語っていくというコンセプトでお届けしているラジオ番組です。
UUUMって知ってる?
大手のユーチューバー事務所ですよね。
ヒカキンとか、はじめしゃちょーとかいるわよね。
そうそう、有名ユーチューバーがたくさん所属している事務所だよね。
カグアさんが一生かかっても入れないところですね。
あー、そうだよね。
肯定なのかい。
やっぱりこういうとこに入ってさ、案件とかいろいろやってみたいよな。
どんだけプライドないのよ。
いや、だけどね、今日はそうも言ってられない、なんていうニュースが入ってきたんで取り上げていこうと思う。
クリエイターエコノミーニュース
じゃあ、この記事読んでもらえる?
2023年7月10日、ビジネスインサイダーの記事です。
大手ユーチューバー事務所のUUUM、最終損失10億円へ、通貨法修正、YouTubeショートショックなど。
そうなんだよね。なんかね、最近こういうネガティブなニュースが実は増えている。
大手といえども苦戦してるわね。
うーん、なかなかこう、回復の決定でか、見つけられない感じなんだよね。
で、一時期とかは結構対象をする、事務所を辞めるっていうユーチューバーもすごい増えたんだよね。
で、最近になってYouTubeショートっていう広告がそもそも流れづらい動画がものすごく人気になってきていて、
再生数がそっちの方に取られて、広告収益が減っているということも背景としてあるんじゃないかと。
実際、最近はYouTubeショートだけでチャンネル登録者数を増やして、広告収益の対象になるようなユーチューバーも増えてきている。
広告収益が減っても人気ユーチューバーのイベントとかでガッポリじゃないの?
コロナ禍もあって、ユーチューバーのイベントができづらかったというのはあるんだけど、
とはいえ、もうそろそろコロナも回復基調を見せている中でイベントを増やしているようなんだけども、
それでもなかなか回復基調はつかめないというところが現状のようなんだよね。
なんか負のスパイラルですね。
そういったことを受けて、実はこのUUUMの体制も変わったんだよね。
鎌田さんという人が社長だったんだけど、
今年の6月で代表権のない取締役会長に変わって、新たな経営体制に実は移行してるんだよね。
とはいえ、今回の過法修正ということで、なかなか厳しい状況が続いているようなという感じだよね。
クリエコ。
じゃあ、こっちの記事読んでもらえる?
エニーカラーの成功
2023年6月14日、ビジネスインサイダーの記事です。
二次三次のエニーから、本決算が営業益2倍超で絶好調、来期も1.3倍を予想、成長続くVTuber事業。
そうなんだよ。一方で、まあ景気の良いVTuber関連ということで、VTuberの事務所いくつかあるんだけど、その大手の一つエニーカラー。
この決算が今回も絶好調、次も1.3倍を業績予想しているということで、まだまだVTuber市場伸びているということなんだよね。
すごいわね。私もこんなところで喋ってないで、エニーカラー行きたいわ。
ちょっと引用するね。売上高は全期費で78.9%増となる253億4100万円だったと。
さらに経常利益94億円と、全期費127%増ということで、すごい利益率だよね。
じゃあ、なんでここまで好調なのかっていう、少し内訳を見ていこう。
エニーカラーの内訳の大きいところとしては4つ。
ライブの売り上げ、それからEコマースの売り上げ、イベント、プロモーションと。
一番多いのが実はEコマース、グッズ販売なんだよね。
さらに去年から爆発的に伸びているのが海外での売り上げということなんだよね。
すごいよ。今年の4月の時点での売り上げ比率だと3分の1ぐらいが海外。
てっきり投げ銭が一番多いのかと思ったけど違うんだね。
グッズの売り上げの方が本当圧倒的ですね。
もちろんライブの売り上げだかでも、今年になって海外での売り上げがやっぱり割合的には3分の1ぐらいになっていて、かなり占めている。
二次三次の所属しているVTuberのアイドル性というかキャラクター性が非常に強いというところはあるんだろうけども、
じゃあ実際グッズ販売それぞれ見ていこう。
まず二次三次の公式サイト。グッズとしては大きく分けて2つ。
いわゆるアパレルとか雑貨とかのリアルのグッズ、それからボイスなどのデジタルグッズ。
実はこの2つを販売してるんだよね。
さらにボイスも細かく分かれていて、季節ボイス、コンセプトボイス、企画ボイス、個人ボイス、ボイスドラマ、英語ボイスなどなど。
実はここがかなり売り上げを占めてるんじゃないかなという気もしてる。
しかもグループごとにボイスが売られていて、500円、1000円、1000円と。
いろんなバリエーションといろんなVTuberさんのボイスが売っていると。
リアルのグッズはアパレル、雑貨、小物、文房具、キッチン用品、イベントグッズ、CD、ブルーレイ、本と。
この辺りは一般的な、でもこっちの方がむしろ全然少ないね。
いわゆる一般流通にはもうちょっと商品があるのかもしれないが、公式サイトで売っているものはもう明らかにデジタルグッズの方が多いラインナップだね。
確かにデジタルなら在庫リスクもないですし、利益率も高そうですし、海外にも同時に売れますもので。
一方でUUUM、こちらも公式ショップがある。
例えば水溜りボンドさんだと、夏グッズ、Tシャツ、バスタオル、フェイスタオル、コインケースと。
いわゆるアイドルとかにもよくあるオリジナルグッズを販売しているという感じだね。
アパレル、小物、コスメ、バッグ、ホビー、音楽、キッチン、雑貨、服飾、小物、印刷物、文房具、タオル、スマホ、周辺機器、スポーツ、レジャー、その他と。
かなりの数のクリエイターのグッズがある感じだね。
とはいえ、グッズに相性が合う合わないも多分あると思うんだよね。
全員が全員同じものを出せるわけではないと思うので、そのあたりはラインナップもなかなか難しいところではあるな。
UUUMの展望
短さが売りのユーチューバーの場合、そもそも短だからグッズが手元になくても満たされそう。
デジタルグッズのカテゴリーはなさそう。
グッズ販売を見てもかなりの違いがあることがわかるし、これを見てやっぱり思うのは、にじさんじはもういわゆるアイドル事務所なんだよね。
その企画をして、そしてアイドルを養成して、たてつけをちゃんと考えて、そのアイドルをどうやったら売り出そうかっていうことをもう戦略的に考えるアイドル事務所なんだよね。
一方でUUUMはこれを見る限り、やっぱり広告代理店なんだよね。
ユーチューバーに登録してもらって、そのユーチューバーに広告を取り継ぐということでは、
販売サイトも本当にいわゆるファングッズを作っているのみに見えるし、特別な企画があるようには見えないし、
広告収益が下がると、そういう意味ではUUUMの全体の売り上げも下がっていくっていう負のスパイラルが続くことになると。
考察はわかったけど、広告代理店だからダメっていうわけでもないんじゃないの?
うーん、これってやっぱりビジネスモデル的に致命的な弱点を抱えているとも言えるよね。
だって広告代理店業って実はプラットフォームがやっちゃったらもう最強じゃん。
確かにそれはずるい気はしますけど、ありですものね。
実際、TikTokはそうだしね。
ええ、知らなかった。
TikTokのプラットフォームが広告代理店業をやって、いろんな企業から案件を取って、
そして自分たちの人気TikTokerに広告を振り分けるっていうことをもうすでにやってるしね。
で、そうなるともう絶対勝てないよね。
YouTubeがたまたまそういうことをやらなかっただけのビジネスだったというわけね。
広告代理店業をメインとする限りは、実はそういうリスクを伴う成長になるので、これはね、なかなか今後もちょっと
厳しそうね。
二次三次を
UUUMがエニーカラーのようになるためには
アイドル事務所、YouTuber事務所としてのコンテンツ力を磨く方に方針転換をしないと、今後も厳しいんじゃないかという気がしてきたな。
いやー、なんかまた潮目の変化を感じますね。
私たちがポッドキャストに出るのも時代といえば時代ね。
クリエイターエコノミーニュース
はい、というわけでアフタートークです。
いやー、今日はものすごく暑い日でしたね。
あと九州地方では大雨など災害もあったようで、現地の皆さんは大丈夫でしょうか。
何事も安全優先でお過ごしください。
それから猛暑の地域の方もあまり無理せず暑さ対策をしていきましょう。
いやー、だから私も今日は日中エアコンをかけていたんだけど、全然効かなかった。全然効かなかった。
で、夜ニュースを見てみたら埼玉は38だっていうニュースが流れてて、やっぱり効かないわけだって思いました。
まあ、とはいえ日中ずっとエアコンの効いた部屋にいるので、たまに外の日を浴びに庭には出るわけですよ。
ただ、その出た瞬間からも大気と日光とで、今日の暑さは尋常じゃないなというのはいつも以上に感じました。
まあ、とはいえあまりにも冷房に身を晒すのも難なので、庭の生えすぎた枝とかを汗をかく前までにちょきちょき、気がついたところだけはちょきちょきして、
もうやばいなと思ったらすぐに引っ込むというのを2回ぐらいやってですね、冷房ばっかりになってしまうところをなるべく防いでいました。
皆さんも災害や暑さをお気を付けください。
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先週メールからで本を1冊買いましたが、どうも本を読む時間がなさそうです。
つんどくが溜まっていく一方です。
というわけで皆さん今週も1週間頑張っていきましょう。
また明日もこの部屋で待ってるぜ。またな。バイバイ。
