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2022-08-23 32:56

S1 ep26 ギャルはお祭りにいるよ ローカルとアイデンティティ 夏の雑談編(後編)

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郡上おどりに始まった話題は日本の様々なお祭りとその特殊性に関する話へ。そしていつの間にかギャル・ヤンキー文化とお祭りの関係性についての話へ。今回も雑談全開でお送りします。

今回の話題:
佐渡の鬼太鼓(おんでこ)のグルーヴがすごい/何十年もやってる人の重み/文化的な訛り/祭りが苦手な人もいる/ヒーローがいるお祭りとヒーロー不在のお祭り/長野・諏訪大社の御柱祭/死ぬかもしれないことを何でやるんだろう?/謎の祭りに縁のある人生/日本の明確な四季とイニシエーション/通過儀礼のバリエーション/ギャルはお祭りにいるよー/武装としてのギャルメイク/ハレとケ/旧車會の集まりよりもプライオリティの高い地元の祭り/大垣のレディース総長就任式は大垣まつりのほぼ公式プログラムだった?/郡上おどりよりもプリミティブな白鳥おどり/ヤンキーの地元愛とお祭り愛/パリと京都は似ている?/祭りが好きな人も嫌いな人もいるおかげで人が移動して多様性が生まれる

ConCraプロジェクトの詳しいコンセプトは公式サイトへ。
https://concra.jp

そしてここに掲げているコンセプトのもと、実際にモノを作っていこう人が集まるオンラインコミュニティであり実験場 ConCra Collective(コンクラコレクティブ)が2022年3月1日にオープンしました!
興味のある方はぜひお気軽に参加してください。
https://basic.motion-gallery.net/community/concra/

#concra(twitter)で感想、質問、リクエストなどお待ちしています!

パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保

00:01
CRA出しRADIOは、使わなくなった大切なものを、様々な工芸技術で生まれ変わらせるコレクティブ。
ConCRAのメンバーが、分かりたいけど勉強しにくい工芸について、見たり、調べたり、作り手のお話を聞いて、時に脱線しながら、皆さんと一緒に考えていく番組です。
ConCRAの岩田です。
偶像撮りのお話をした前回ですけども、例によってそこからいろいろ脱線しながら、また1時間強喋り続けてしまいまして、
喋りながらこれはもう前後編に分けなあかんなと気づいたので、守備よく途中のエンディングのトークを別撮りで3人で撮ったんですけど、
うまくやったなぁと思ってたんですが、まんまと次のエピソードのオープニングを撮るのを忘れてしまったので、こうして一人で喋っております。
というわけで早速先週の続きから聞いていただきたいと思います。
特に説明の必要もありませんので、どうぞ。
最近、経験積んでないとグルーヴ作れないっていう。
だから偶像はジュニアクラブって小学生から入ってお林の練習したりっていう団体が、保存会の株組織というか、
小さい頃から演奏の練習してみたいなことがありますよね。
すごい、じゃあこの道何十年みたいな感じになっていく。
これはうまいはずだ。
でもそのついでで言うと、異能界の話でいうと、
ずやみが佐渡に島流しになった。
あとそこで芸能の布教みたいなところでやった形跡がすごいあるんですけど、佐渡島とかに。
一回その地域の芸能の鬼太鼓って書いておんでこっていうやつを見たんですよね。
それも結構背中がゾッとするぐらい、
普段そのあたりで土研業とかやってる人とかが夏とか集まってやるんですけど、
その地域でずっとやってるから、プロじゃないんですけどむちゃくちゃうまいんですよ。
うまいかつ、それこそ変拍子のグルーヴとかどこで拍を取ってんのかっていう謎の仕上がり。
地元民にしか出せないものは感じましたね。
03:04
ずっと小さい頃から何十年もずっとやってる人の重みみたいなのは感じます。
武将とかも絶対あるんでしょうね、地域で。
何ですかね、文化的な鉛みたいなもんですかね。
文化的な鉛みたいな。
ただ太鼓とかドラムがうまいからっていっていきなりできるわけではないんですね。
むずそうだな、ニュアンスとか細かいところを含めて。
そういうのってやっぱり練習だけすればうまくなるわけではないじゃん。
やっぱりそういう全てを好きだっていう、祭りの人の関わり合いとか、
子供の時からやってる家族の行事みたいなのがないと続けられないと思うんだよね。
ただ太鼓好きだからとかそういうのだったら別に他の方行っちゃうと思うし。
それほど何か、この祭り楽しいし、大事にやっていきたいなって思わせる何かがあるんですよね。
何かがあるんですよね。
あと難しいのが、そこで生まれ育ったからって全員がそれが好きかって言うと多分そうじゃなくて、
もうこんな夏になったらずっと人が踊ってる街なんか早く、
いち早く行きたいっていうタイプの人もいるはずなんですよね。
引きこもりたい人もいますよね。
それは絶対にね。
どっちかっていうとそっち側なんだよね。
そこで自分が育ったとしたら、そんなに積極。
クラスメイトとか生きて祭りに登場して会って喋るのも面倒くさいなと思っちゃいそうな、そういう感じはありますよ。
すごい生活に根付いてるよね、そういう意味ではね。
だって近所の人たちと関係性もそのせいでちょっと変わったりするわけじゃん。
祭りの準備だったりとかして。
で参加しなかったら、あの家参加なんでしないんだろうみたいな絶対起きちゃうかもしれないから。
いわゆるちょっと比べてもしょうがないことなんですけど、
京都の祇園祭りっていうのがあって、すごい若い男の子とかがだしに乗っかるやつとかありますよね。
要はヒーローがいるお祭りとヒーロー不在のお祭りがあるなという意味で言うと、
聞いたところだと祇園の男の子の役をやるのに1000万か2000万くらいかかるって話を聞いたんですよね。
06:00
どこどこ地区に育ってないといけなくて。
ああいうのってやっぱり行政が守るのにはふさわしくない風習だと思うんですよね。
今のSDGsにするとちょっと厳しいところがあるかもしれない。
そうですよね。逆に行政があれを仕切り出すとああいう風には残らんのじゃないかなっていうのがあるし。
ぐじょうの話を聞いている限りすごく大衆性、市の交渉がブレーコンになるっていう、
すごい状況が作られるっていう話だから、
それはもうちょっと行政がちょびっと乗り出すっていう感じも分かると言えば分かる。
だから岩田さんみたいな方がぐじょう以外のところでイベントを催すときに財源に苦労するっていうポイントは大衆性がゆえっていう。
大衆性がゆえですね。
なんかありそう。
前から不思議だったのはお祭りで選ばれしなんとかって、
日本の祭りってそういうの結構チラホラ聞くなって最近友達が長野に引っ越して、
なんだっけな、木を丸太に乗っかって落っこちるっていう超絶危険な祭りが。
スワ神社の。
スワ神社のやつです。あれ人死ぬじゃないですか。下手すると。
そうですね。
それを例えばどの木に乗れるかとか、誰がやるかとかすごい年間通して決めるみたいなところがあって、
やっぱり命懸けだから気持ちもみんなでまとめ上げていかなきゃいけないとか、
そういうのってどうして、外からしてみると人死ぬかもしれないことをなんでやるんだろうって素朴な疑問。
僕一緒にバンドやってるメンバーがスワ出身で、まさにその文化が嫌で京都に。
その文化が嫌で京都ってパワーワードだな。
文化が嫌で京都に越してきて、結婚した相手が京都の倉間出身で、倉間にも非祭りっていう謎の祭りがあるんですけど、
なんか謎の祭りにゆかりが僕の人生あるらしいっていう。
謎の祭り。
結局逃げてきたらそっちでも変な祭りにかかる。
変な祭りに引っかかる。
面白いよね。
面白いですね。
日本の祭りってなんだろうってちょっとやっぱりこう、私海外生活なんかあったんで、
09:02
海外のマインドセットで日本の祭りっていろんなバリエーションがすごくあって、
必ずしも宗教のためだけではなかったりするっていうのも不思議だし、
あとそういう行政とか入ると絶対起きないようなローカリズムっていうかもあって、
なんかとにかく不思議だなって思った時があったんですけど、
それでちょっとやっぱり文献とかチラチラ、気になったので読んでたんだけど、
やっぱ大事なのが日本って四季がはっきりしている国だし、
ヨーロッパってそんなに、アメリカもそうだけど場所によっては四季がはっきりしてないですよ。
一年にそうやって何かこうリズミックにこれが夏で春でとかそういうイベントをやる必然性がそもそもないっていう。
でも日本ってやっぱりお米をみんなで作るってとこがムラができて、
やっぱりみんなでよいしょ、さあこれから米を作るのにこういうことをやりますよって一致団結をするっていうのが
必然的に必要。この時期っていうのも必然的に必要。
かつその中でこう、なんかこうみんなで何かをやるっていうのがだから大事なんですよ。
一致団結として。それをキープするために、
イニシエーションっていう風にその文献には英語の文献だったからちょっと日本語でわからないんだけど意味が。
なんだろうな。通過儀礼ですね。そうです。通過儀礼っていうのかな。
だからその神に対してまず神様ありがとうっていうのも通過儀礼だし、その季節の節目節目で。
で、そういうことがあるから村の人もなんかこうわけのわからない何かのパワー、
太陽とか雨が大危機が起きても何とかなるぞみたいな、
そういう神秘的な何かがあるっていうのをちょっと想像しながらお祭りをしたりとかするもあるし、
あとはあの村の人たちの中の通過儀礼もあって、こっから君は大人だからっていう。
ずっと村社会で生きてて、大人の仲参りをするのには祭りがやっぱりイニシエーションとして必要だっていうのが書いてあったなって今思い出して。
それがやっぱりその性的なものが日本の祭りになぜか多いっていうのは関係あるっていうのをなんか海外の研究者が研究してた。
よく考えたら変な話だよね。そんなの世界的に見てもあるとこはあるけどない国からしてみたらすごい不思議なこの島国でありとあらゆる祭りのバリエーションがありすぎなんですよ。
12:13
いろんなバリエーションがありすぎでなんでってなるとその村その村のイニシエーションがあるからデザインが違うっていう結論だったなと思って。
なんかギャル雑誌のエッグってあると思うんですけど、渋谷もすごい変わってきてギャルがいなくなったり、コービットでロックダウンしてて、なんかとかいろいろあって。
ギャルって今どこにいるのって言ったらテレビでエッグの関係の人がなんか祭りにいるよって言って。
そんなになんかしらみつぶしで祭り行ってないけど、なんか謎にがてんが行くっていう。
山場だからね。
そっちなの?わからないけど。
でもやっぱギャルってなんでギャルやってるかって言うとあれ武装なんですよ。女性にとっては。
自分を守るためにああいう格好をしているから。
だからやっぱり弱い立場の自分っていうのを強くしていきたいっていうのがあって、ああいうメイクアップになってたし、
可愛いっていうところじゃないと守られないっていうところだと、やっぱり見た目が可愛い人は得するけど、
もともとそんな美人でもないって自分はどうしようって時に、なんか美人がやってもブスがやっても同じように見える。
同じようにっていうか、個性がある意味かけ消されるぐらい個性をそこに顔に。
なんかお面みたいなものなんですよ。
だから山場って言われるようになったら、ある意味なんか、
この時のモード、普段とは違うメイクして、学校でさすがに山場メイクでいけないけど、お祭りだったらやっていいんだみたいな。
晴れ時計ですね。
そうそう、晴れ時計のっていうのでお祭りが好きだっていうのは分からないでもない。
ギャルなりの祭りバージョンってあるんですか?
サムエっぽいやつですか?
サムエっていうか、渋谷でなんでこんな若い子がこういう着物みたいなの着てんだろうってちょっと不思議だったんですよ。
そういうお祭りバージョンってあるんですか?
僕は作品の関連上、俗舎旧社会界隈の人と芝居に行ったんですけど、
芝居に行ったときに、芝居に行ったときに、
芝居に行ったときに、芝居に行ったときに、
芝居に行ったときに、芝居に行ったときに、
芝居に行ったときに、芝居に行ったときに、
俗舎旧社会界隈の人としばしば会話するんですけど、
地方に行ってバイク仲間で集まったりとか、
15:04
そういうのは同じカルチャーを持っている人同士で、
地方の人同士の交流をすごい大事にしていて、
スケジュールの優先度で言ったら、
旧社会仲間が来るっていうのがすごく優先度が上がるんだけど、
唯一そのプライオリティーに勝てないのが祭りって言ってましたね。
地元の。
そのローカリズムと、ギャル・ヤンキーカルチャーとの密接な関連、
しかもそれが不自然じゃなくて、めちゃめちゃ自然に。
あると思うよ。
本当に。
東京リベンジャーズって漫画あるけど、
いろんなストーリーの展開があるのも、
祭り中にヤンキー同士で喧嘩するとか、
そういうのが入ってくるけど、
最初日本に帰ってきた時、いきなり大垣、
いきなりじゃないんですけど、
2回目のアーティストインレジデンスが大垣で、
下見に行った時にいきなり大垣祭りだったんですよね。
街全体に出汁が出ててすごかったんで、
ショックを受けて、この街すごいなって思ったんですよ。
すごい人がいっぱいいたし、ぎゅうぎゅうだったし、
あとカラクリ人形みたいなのが乗っかってるやつを、
ぐるぐる街中、かなり大きなのをねり歩いて、
びっくりしたんだけど、一番びっくりしたのが、
道路の真ん中、駅からまっすぐある、
わりと商店街の大きなところの十字路が、
通行止めになってるんですよ、お祭りのせいで。
でもそこはレディースの台を、
初台から次の台に変えるっていう儀式みたいなのをやっていて、
街の人たちが囲んでそれを見てて、
自己紹介して、
3,40年くらいのレディースがそこを囲ってて、
初代なんとかかんとか言って、
みんながよろしくって言った後に、
一生瓶っていうんですか、でっかい日本酒の瓶、
あれを飲むんですよ。
大垣だけに鬼殺しとかなんじゃないですかね。
分かんないけど、
そしたら周りの女の人たちが、
飲んでる人たちを囲んで、
飲ませるみたいな、
で、また縁に戻るみたいなのをずっとやるの。
文字通りのイニシエーションですよね。
海外から帰ってきて見て、
すごい日本の女性ってすごいってちょっと思っちゃった。
18:03
半分もほぼ公式みたいな形で、
祭りの日程に当てて。
そうなの。
ちゃんとそれも通行止めのでっかい一番目立つところで、
反オフィシャルだよね。
あれ祭りとヤンキーのつながりすごいなってショック受けましたね。
すごいな。
からの愚情どりの話なんですけどね。
だから100年も保存会が続いてるっていうところに、
最近岩田さんがいたっていう話だったので、
こんなヤンキーの話してていいのかなって。
いやいや、でもなんかすごい、
なんていうの、
そこにそのヤンキーにつながっていくところがすごい、
文化の独自性が見えるところですよね。
それはそうですね。
やっぱりローカルって何なのかっていう、
それこそ自分語りじゃないですけど、
そのローカリズムってめちゃめちゃ密接に関わってるじゃないですか。
やっぱりラップやろうとして、
ラッパーになろうとしたら、
知らんけど地元のことを語らなきゃいけない、
アツっていうか、
リプレゼントしなきゃいけない、
なんかみたいなのがあるのも、
ある種、別の切迫観念みたいなのもあるような気もするし、
特に地元について語りたくないのになっていう人は、
そういうプレッシャーから自由になったんだろうとかは思いますか?
僕なんか逆にっていうか、
ローカル、地元から逃げたいっていうマインドで生きてた人間なんで、
でもなぜか岐阜に引っ張られてこういうことをやってたりする。
結局戻されてるっていう。
だから苦手っちゃ苦手なんですよね。
そういう祭り文化的なものとかヤンキー文化的なものっていうのは。
それがなぜ、
愚情踊り。
でも面白いなって思う。
でも多分自己因でやられてたらあれですけど、
全然ヤンキーギャルの方々も参加するわけですよね、普通に。
多分、本場の愚情踊りだと地元の、
今は市町村合併で愚情市って大きくなってるんですけど、
愚情八幡からもうちょっと秘田の方に、山の奥の方に行ったところに白鳥っていう町があって、
そっちはそっちで白鳥踊りっていうのがあるんですよ。
塩鳥?
白鳥。
白鳥踊り。
白い鳥です。
白鳥踊りもやっぱり7月の頭から9月までやってて、
21:03
だからほぼ愚情踊りと並走してるんですけど、
やっぱりお盆に徹夜踊りやってるんですけど、
徹夜。
僕白鳥踊り行ったことなくて、
でもちょっとその、白鳥踊りがちょっと出張で、
愚情でやるみたいな時があった時にちょっと踊ったりしたことはあるんですけど、
愚情踊りよりもプリミティブなんですよ、ダンスが。
どんな感じ?
アフリカっぽい?
プリミティブってアフリカじゃないか。
単純に動きが激しい。
愚情って割としっとりしてるんですよね、全体の動きが。
なんですけどもっと激しいんですよ。
決まった方はでもある。
僕の兄が高校の教師やってて、
白鳥に赴任してたことが一時期あって、
地元の高校生とまさに教師として向き合ってたんですけど、
ヤンキーたちは白鳥踊りの機会になったらぶち上がるみたいですよね。
愚情なんかより俺らの白鳥踊りだろうみたいな感じ。
ヤンキーからしたらそうだと思う。
たぶん僕、白鳥に生まれ育ったらこんな街出たいなと思った気がするんですけど、
だからすごいヤンキーとか、
ローカルと自分語りの。
ラッパーのローカルレペゼンとかとローカルな祭り文化、
繋がってますよね。
いや、そうですよね。
思った今の話。
その元ヤンキーがもしかしたら行政やってる可能性があるんで。
めっちゃその可能性ありますよね。
普通に巡査とか交番とかの地元のヤンキーだった可能性はありますよね。
でもそういう裏側からも表側からも、
ローカルに対する愛着っていうのが街の秩序を作ってるんですよね。
そうですね。
よくも悪くもって感じですよね。
よくも悪くもっていうところですかね。
難しいな。
何が難しい?
ごめんなさい、一人の世界に入っちゃいました。
何を思ったんですか、今。
分かんないけど、僕も今東京の世田谷に住んでるんだけど、東京だと特にそうかもしれないけど、
24:01
自分がここに根を下ろしとるっていう意識がないんですよね。
だから、よしここが定住の地域だみたいなのがないから、
気持ち的にはすごくノマディックとかで、
最近ちょっと用事で京都に行くことがたまたま多いですけど、
ノマディックなりにも行った先々で、いろんな人とうまいことやっていきたいわけなんですよね。
その辺のことをどんぐらい、
もちろんリスペクトはしてるんだけど、結構深々と知っていくか、
すごい言いづらいな、分からないふりして行くのかみたいな、
そういうのは特に京都なんか、本当にお邪魔しますみたいな、そんなつもり、気持ちを持ってしまうことが多い。
それすごいさ、うみくん言うけど、私全くないんだよね。
分からないけど、私は東京生まれじゃないんですけど、
赤ちゃんのときに6ヶ月東京に引っ越してきたから、
ほぼ記憶が、新潟生まれなんですけど、
新潟の柴田、新潟市の家族は柴田なんですけど、
ちょうどお父さんが新潟市に仕事でいて、お母さんは新潟生まれ柴田育ち、
だから新潟にいて新潟市で生まれたんだけど、6ヶ月のときに東京に引っ越しちゃったから、
よく経歴で私、新潟生まれって書いてあるけど、
新潟出身って書いてあるんですけど、申し訳ないけど今は暴露すると全く新潟の記憶ないんですよ。
だから、しかも世田谷育ちっていうか、野菜に世田谷育ちってあるんですけど、世田谷育ちなんですよね。
帰ってきてるなんて意識全くないし、海外から帰ってきて東京、世田谷に住んだとしても、
全く自分が地元に帰ってきたなんて1ミリも感じないし、
2人が地元から出たいという話がすごい、そんな感情があるのかみたいな風に聞いているんですよね。
で、京都行ったとしてもあんまり変わらないですよ。東京の区を変えたぐらいの気持ちでいるっていう。
ちょっとそれを聞いて今気づいたことがあったのは、
多分あれですね、自分が名古屋出身ということにもちょっと関係があって、
名古屋は名古屋で、僕は怒られてもいいから、敗多的なんですよね、結構雰囲気が。
例えて言うと、たぶん西暦2000年ぐらいまで、セブンイレブンって1店舗もなかったんですよ。
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それってすごい敗多的だったから入れなかったんですよね。
パリみたいな。
そうなんですね。
そうなんですよ。
東急ハンズとかが入ってきただけで、だいぶ風穴が空いたぐらいの東急カルチャー。
東急ハンズが入って風穴が空くってすごいね。
ぐらいのある種の敗多性みたいなのがあって、
そういう敗多性を知っているから、自分と違う論理の、
ちょっともしかしたら敗多的かもしれないというところに行ったらすごく怯えるのは、
たぶんそのせいかもしれないと思いましたね。
全然そんなことを考えていない可能性はありますよ、相手が本当に。
もうちょっと思いました。
ただ、私が京都に引っ越しますって今、引っ越したいと思っているんですけど、
京都に今住んでいる、元京都じゃないけど、
もともと神戸の人だったんだけど、
ロンドンの大学院で同級生だった友達が、
四方パリに住んでいたから、京都はパリとやっぱり似てるよっていうのを言われて、
そういう感覚ってどこがポイントなのかなっていうのはちょっと不思議だし、
これ住んでみたらわかるのかもしれないけど、
なんでパリで大丈夫だから京都で大丈夫って、
なんのこっちゃさっぱりわかんないなと思って。
パリの人って政治の話ばっかりしてる気がしますけど、
それたまたま私の友達が政治が大好きだから、たまたまです。
みんながみんな政治の話してるわけではない。
でも何だろうな、不思議なのが、
祭りがあるから帰ってきたい、毎年その時には帰るっていうヤンキーと、
祭りがあってもそういうの嫌だから出てっちゃうっていうのと、
両方あるのは面白いなと思って今日の話を聞いて。
別にどっちが正解でもないので、その両方あって面白いなって思いました。
人がやっぱり、そのおかげで人が多様性できるんじゃないかなっていうのはあるよね。
祭りも何もなくてずっとフラットな日常だったり、平和だからさ、
出ることもないし、人も来ないけど。
逆に地元からの祭りが嫌だったけど、
別の違う意味での祝祭を潜在的に求める可能性もあるしね、心理的に。
そういうのも面白いなぁとは思います。
暑いきっかけでね、移住する人もいるだろうしね。
そうですね。どんな感じでしょう。
どんな感じでしょうって。
終わりますか。
30:00
まとめ。
今まで、前後編か前中後編の3シリーズみたいな感じで聞いてたんですけど、
前半はもうテーマの名付けようがないぐらいにぐちゃぐちゃでしたけど、
後半なんかそれなりに日本の祭りカルチャーみたいなところで修練していったので話が。
なんだろう、ただやっぱりそのイニシエーション的なのはキーワードかもしれないよね。
例えば何かを見に行くっていうのだって、ほらシーズンでさ、夏編。
歌舞伎でも夏のやつと冬とかってやっぱりあるし、見せる演目も変わるし。
だってシアターの世界ってそもそもそんな夏冬とかあんまりイギリスとかのシアターとかそういうのないから。
やっぱりなんか祭り的な要素ってあるんじゃないかなっていうのはふと気づいたけど。
イニシエーションとローカリズムとアイデンティティみたいなところですかね。
すごい雑だなこれも。
無理くりだな。
夏の雑談会、雑談編と祭り編みたいな感じですかね。
そうですね。各地の祭りの話も聞きたいですっていう感じですかね。
大変だこれ編集が。
じゃあこんなとこで、今日の倉田氏ラジオは。
倉田氏ラジオは一応工芸をテーマに、アンカー、スポティファイ、アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャストなどで毎週火曜日に配信しております。
はい、なんか全然工芸からどんどん離れていくような会もたくさんあって、なんか不思議だと思われるかもしれないんですけど、皆さんのフィードバックやツッコミ、質問などをお待ちしております。
ハッシュタグCONTRAでお願いします。
伝統とか文化の圧とは何ぞやっていうのを工芸に無理やり落とし込みながら喋ろうとしている私ですけども、そんなような感想とかもラフに聞きたいなと思いつつ、ちょっと気になったらCONTRA COLLECTIVEっていうところかどんなところかをクリックして見てみると嬉しいです。
はい、それではまた来週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まだ何話すかは決めてません。
はい、ではまた来週。
ありがとうございました。
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