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#29 【後編】25億調達の裏側!現場の「スイッチングコスト」を極限まで下げる導入戦略
2026-04-30 27:53

#29 【後編】25億調達の裏側!現場の「スイッチングコスト」を極限まで下げる導入戦略

■トピック
25億円のSrB資金調達を実施/事業会社との連携と狙い/協業パートナーを選ぶうえでの注意した点/サービスにおける汎用性と専門性のバランス/既存オペレーションをほとんど変えないためにどうするか/BALLASにおけるAI活用/建設スタートアップと相性のいい人とは/事業を続けていくうえで重要なこと/建設業における機会/固有データをどのように生かすか/今後の展望
■ゲスト
木村 将之さん(@shono_kimura)
株式会社BALLAS 代表取締役
総合商社・双日株式会社で金属・資源分野の輸出入、事業投資、事業会社の経営支援に従事し、金属3Dプリンター事業の海外展開のため、欧州へ赴任。その後、製造業スタートアップ株式会社Catallaxyでの経営企画責任者を経て、2022年2月に株式会社BALLASを創業。「建設業を最適化し、人々を幸せに。」をミッションに掲げ、人手不足による産業構造の歪みに対し、持続的に最適なサプライチェーン構築に取り組む。
■BALLAS 採用ページ
https://www.ballas.biz/careers
■パーソナリティ
平田 拓己(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@internet_boy53⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)
waypoint venture partners 代表取締役 Founding Partner
甲南大学卒業後、独立系VCに新卒入社しファンドレイズやPreSeed~Seedステージを軸に12社のスタートアップに投資。2023年にwaypoint venture partner(独立系VC)を設立し、「新しい街づくり」「産業の持続的成長」「個人のエンパワーメント」を軸にPreSeed~Seedスタートアップへ投資
斎藤寛彰(⁠@HiroakiSait⁠)
戸田建設(株)ビジネスイノベーション部課長 一般社団法人建設テック協会事務局長 / 早稲田大学招聘研究員 東京工業大学大学院修了後、2012年に戸田建設に入社。建築施工管理、エンジニアリング等を経験後、経営企画、ICT戦略部門等を経て、現在は国内外の優れたスタートアップ企業への投資とオープン・イノベーションに取り組む。国内外の建設関連スタートアップ企業4社でEvangelist / Executive Fellow / アドバイザー 等を務める。建設DXや建設×イノベーション領域での研究活動にも取り組む

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サマリー

本エピソードでは、株式会社BALLASの木村将之氏をゲストに迎え、同社が実施した25億円規模のシリーズB資金調達の背景と目的、そして建設業界におけるサービス展開の戦略について深掘りします。資金調達の主な目的はプロダクト開発の促進と社内データベースの強化であり、顧客層やサプライヤー層の拡大よりもサービス自体の強化に重点が置かれました。今回の調達には、独立系VCに加え、大和ハウス工業、ニッキー、サンキューといった事業会社が参画しており、これは業界全体のサプライチェーン最適化を目指すBALLASのビジョンと、各社の持つリッチな市場での強みや相性の良さを考慮した戦略です。 BALLASは、建設業と製造業という異なる業界の顧客との信頼関係構築において、汎用性と専門性のバランスを取りながら、既存の業務フローを大きく変えずにサービスを導入できるようなUI/UX設計を重視しています。これにより、導入時のスイッチングコストを極限まで下げ、顧客が抵抗なくサービスを利用できるような工夫が凝らされています。さらに、蓄積された図面や受発注データに対し、AIを活用して類似図面の検索や3Dモデリング、2D作図の自動化などを進め、QCDの向上や稼働率の向上といった顧客メリットに繋げています。 建設業界で起業を目指す人々に対しては、ゴールから逆算して直線的に進む力や、人を巻き込む力、そして建設業のアナログ・デジタル双方の構造化された情報を抽象化・詳細化できる思考の幅の広さが重要だと語られました。また、創業初期の苦労やハードシングスへの覚悟、そして建設業界が人手不足や物価高騰、法改正といった追い風と向かい風が交錯する中で、固有の専門データ活用やAI進化といった大きなチャンスに満ちていることが強調されました。今後は、設計・調達領域からサプライチェーン全体へのインパクト拡大を目指し、協業を通じて事業を成長させていく展望が語られました。

00:08
皆さん、こんにちは。waypoint venture partnersの平田です。
戸田建設の斉藤です。
建設テックAtoZでは、これから企業を目指す方や建設業の建設領域で事業に取り組むスタートアップの方に向けて、
初歩から分かる建設領域の解説と、建設関連のニュースやテクノロジー、スタートアップについてお伺いをしていきます。
シリーズB資金調達の概要と目的
今回は、前回に引き続き、バラソの木村さんのゲスト会で、先日発表されたシリーズB資金調達のお話や、
建設業向けのサービスをやる中で意識されたポイントについて伺っていきます。
じゃあちょっとここからは、毛色が変わるっちゃ変わるんですけど、
ここまではどちらかというと、創業初期のお話だったりとか、そういうところを中心に伺ってきたんですけど、
バラソさん、直近資金調達をされたんですよね。
なんかその資金調達の内容だったりとか、どういった目的でされたのかとか、なんかそういったところを伺ってもいいですか?
このシリーズBというフェーズで資金調達を今回したというのが結論でございまして、
金額規模としては25億円前後をさせていただいたという状態でございます。
基本的にはエクイティ中心でやらせていただいており、一部デット目標を目安せたというのが今回のシリーズBですね。
一番の目的はやはり授業の加速の部分でございますが、少しだけ分解すると、
どちらかというとプロダクト開発の促進、加速というところでございますね。
我々今システムとしてお客様側にもパートナーさん側にもどちらにも提供しているところがあるんですけども、
そこをもう少し改良させていただくような動き、
および我々社内のデータベース化をより良い強化するというような、そんなプロダクト開発を進めてまして、
今回の資金調達に至ったということでございます。
じゃあ、どちらかというと顧客層を拡大していこう、サプライヤー層をめちゃめちゃ拡大していこうというよりか、
よりサービスそのものを強化していくという文脈のファイナンスだったという、そんな感じなんですね。
まさにおっしゃっているですね。
シリーズAで一定程度モデルとしては出来上がって、プロダクトの土台としても出来上がってきたので、
より強化をしていくという状態にあると思っていますので、
このバランス感というのはそこまで変わっていくようなところではないかと思います。
分かりました。ありがとうございます。
事業会社との連携戦略とパートナー選定のポイント
御社の事業の場合って、我々みたいにPure VCもそうだと思うんですけど、
同時にいわゆる事業会社の皆さん、それこそ金属系の加工だったりとか、
さらに上流の、さっき出てきたような材料商社の方であったりとかっていうのも可能性あると思いますし、
逆にエンドユーザーになるような建設会社さんであったりとか、
そういうところも事業提携みたいな文脈でご一緒できる可能性ってあるのかなと思ってるんですけど、
今回の20億超えるようなファイナンスって、どういう構成で投資家を入れていったのかとか、
そこの狙いみたいなところがもしあれば伺いたいんですけどいかがですか?
そうですね。まさに今回は事業会社さんにかなり入っていただいておって、
もちろん独立系のVCさんにも入っていただいておるんですが、
特にシリーズBのフェーズでは事業会社さんに入っていただく必要性があるという風に思いながら進めていました。
今回入っていただいた方々は、メインは我々でいう注射さんにあたるような方々なんですが、
直接今お付き合いしているようなサブコンさんというよりは、
もう少しだけ上流にあたるような方々に入っていただいておりまして、
直接お客様になり得るような方々でもありますし、
もう少し広い視点でサプライチェーン全体をいかに滑らかにするかという視点で
協業が進むようなそんな方々ではあるということですね。
なるほど、ちなみにサブコンさんというよりはもう少し上のっていうようなお話の中で、
どこをどう組んでいくか。
多分建設業界も同じようなセグメントを担当されている会社と多分いろいろいらっしゃったりとか、
各社によって建物自体のその強み、
例えばこういう建物強いよね、逆にこういう土木の方が強いよね、
多分いろんな強みがある中で、業務提携だったりとか、
実際に資本参画いただくにあたって、
なんかこういうとこ気をつけながらコミュニケーション取ったとか、
あとは複数入っていただくとなると、
やっぱりここはこの会社とやるけど、ここはこの会社とやるみたいな
住み分けが多分すごく難しいところだなっていうのを思うところがあるんですけど、
住み分けだったりとか、そのあたりに注意されたところってありましたか?
そうですね、住み分け及びセグメントというのはすごく注意させていただきました。
それはもちろん我々もそうですし、
他の方々にもお迷惑がかかってはいけないという前提のもとを考えておったんですけれども、
今回入っていただいたのがダイバー・ファウスさんとニッキーさんとサンキューさん、
この3社さんですね。
それぞれセグメントが違っているということと、
かなりリッチな市場でお強くされているような方々でもあってですね、
我々との相性もものすごく良かったという見合いで、
そういった方々と組ませていただいていますね。
このポッドキャストを斉藤さんみたいに建設会社の中にいらっしゃる方も
聞かれたりすることがあるかなと思っていて、
逆にそのパートナーを選ぶにあたって、
こういうポイント重要視したよねとか、
もちろんさっきのセグメントのお話もあると思うんですけど、
担当者の方であったりとか、
こういうコミュニケーションができるところだったりとか、
そういう重要視されたポイントって他にあられたりしますか?
そうですね、2つございまして、
1つはやはり事業シナジーを追求されている方々というのは大前提ですね。
投資としてのシナジーを重視されているという考え方も全く否定はしないんですけども、
今回シリーズBで入っていただくには、
事業シナジーを重視されている方の方がベターだろうという考えがまずございました。
もう1つはですね、
例えば自社で抱え込みたいっていうような思いは、
もちろん事業会社なんで一部あられるとは思うんですけども、
それよりも業界全体に対してどういう風にインパクトが出せるのかっていう、
同じ目線で考えられる方々に入っていただけたかなとは思っておりましてですね、
まさに我々はプラットフォーマーなので、
あまり特定の一社さんに対してカスタマイズしていくというよりは、
着手と汎用的に広く使っていただくことでネットワーク効果が生まれて、
皆さんにより良い価値が生まれるというモデルだと思いますので、
その点は非常に気をつけさせていただきました。
いやまさにおっしゃられる通りで、
今でこそ少しそういう風なことって減ってきたのかなと思いますけど、
どこか大手の有名どころの会社に入っていただくと、
その会社の色が付いてしまう。
逆に維持するような会社に入っていただきにくくなるみたいなことは、
少し前だとよく聞く話だったかなと思っていて、
やっぱりどういう方と組んでいくのか、
業界そのものを良くしていくみたいな目線感が合うのかどうかっていうのは、
すごく大事なポイントだなと思いながら伺ってましたし、
この辺りは斉藤さんも色々気にされながら動いているところなんじゃないかなと思うんですけど、
今回のパートナー選定だったりとか、
CVC側から見た時にどう見えるのかみたいなところとかって教えていただいてもいいですか?
今回大和ハウスさん、日記さん、3Qさん、3社、
いずれも業界のリーダーシップを持っていらっしゃる会社さんがそれぞれ入っていらっしゃって、
これは非常に心強い組み合わせなんじゃないかなというふうに思います。
バランスさんの事業はどっかの会社が独占するみたいなものでもなくて、
本当に誰でも使えるプラットフォームなので、
そういった意味ではインクルーシブルな感じのファイナンス、
今後のファイナンスも含めて多分実現するんじゃないかなというふうには思うんですけど、
その辺りも当然資金調達のタイミングで議論されていらっしゃいますでしょうかね。
そうですね。可能性としてはいろんな可能性がまだあるようなステージだとは思いますので、
そこはフラットに協議させていただいた上で今の形になったんですね。
そうですよね。だからバランスさんがプラットフォームビジネスをされていらっしゃるからこそ、
こういった資金調達もやりやすかったんじゃないかなというふうには感じます。
ありがとうございます。
建設・製造業における信頼関係構築とサービス導入戦略
ちょっとここからまた話の経路を変えてですね、今度は建設業界でチャレンジしていくにあたって、
特にバランスさんの場合だとサプライヤーさんもいるし、発注者の方もいるしっていうので、
結構お客さんとのコミュニケーションってなかなかやらないといけない方面が多岐に渡るなというふうに思ってるんですけど、
しかも発注者は建設業、一方で作るサプライヤー側は製造業っていうような形で、
多分そもそも相手にする業界も違えば、業界監修も全然違うだろうっていう中で、
両方の信頼関係をしっかり構築していく、バランスさんと一緒に組んでいくことによって、
自社にとってもちゃんと価値があるよね、メリットがあるよねっていうところを感じてもらうために重要視してるポイントだったりとか、
あとはこういう数値を追いながら満足度が下がっているかもしれないみたいなフラグを立てたりとか、
そういうことってされてたりするんですか?
そうですね。抽象的なところから申し上げると、
対応的に動くところと専門的に動くところ、この二軸およびバランスですね、ここが非常に大事だと思ってまして、
これは個人でもそうですし、会社全体としてそういった形を作っておくべきだというふうに認識してますので、
そういった役割の分担の仕方も社内で行っていっていると、
そんなことがまず考え方として思っています。
満足度という意味では、やはり我々取引を実現してなんぼなところはありますので、
そこがまずベースのKPIとしてはあってですね、
そこに引き付く形で細かいKPIを追っていっているというような、そんな考え方でやっています。
なので、しっかりとデータを取っていきながら、
満足していたら当然ですけどリピートされるはずですよねっていうところで、
そのあたりを追っていきながら、逆にリピート率がちゃんと維持できているのか、
下がっている場合はやっぱり何かしらケアをされたりするんですか?
おっしゃる通りですね。どこかしらの機能が欠けているっていうような見方、
しかも次に機能付与しないといけないのは何なのかっていうような、
機能ベースで考えることが多いかなとは思います。
なるほど。ありがとうございます。
あと少し前のお話になっちゃうと思うんですけど、
その中でバラスさんの場合はどちらかというと、
SaaSを提供するみたいな新しい形ではなくて、
既存の中に入り込むっていうお話があられたと思うんですけど、
やっぱり外部の人間からすると製造業も建設業も、
ITとか新しいものっていうところに対して、
やっぱり学習をしていかないといけなかったりとか、
そういうハードルがあるかなっていう中で、
その御社がサービスを作られていく中で、
そういった業界だからこそ意識されているポイントだったりとか、
UI面でもいいですし、UX面でもいいと思うんですけど、
そういう特に気にされている、
この業界だからこそ気にされているポイントみたいなのってあられたりするんですか?
そうですね。ここもまさにさっきのバランスっていうところが非常に大きいんですけども、
専門的なところと汎用的なところ、
このバランスをどう取っていくのかっていうところで気を付けています。
一番初めに我々気を付けながらやっていたことは、
今のフローからほとんど変えずに発注していただいたり、
ものを作っていただくためにはどうしたらいいだろうっていうところから着想してまして、
単純にシステムを導入いただくのではなくて、
今のGmailならGmailで、
Gmailの中にボタンがあればそのまま発注いただけますよねっていうような考え方で、
各種の機能を作っていって、
それだけだとなかなか根本的に変わらない部分もあるので、
徐々にその本質的な課題に一緒に向き合っていくっていうようなやり方を取ってきました。
やっぱり一番最初の入り口のところが断りやすいし、
一番抵抗感を持ちやすいところだからこそ、
今までのやり方は変えなくていいんですっていうところからスタートされているっていうことですね。
おっしゃる通りですね。
やっぱり既存のやり方を変えるって学習コストもすごく高いし、
学習した上で本当にインパクト出るのか価値あるのかなんてわかんないから、
なかなかそこにチャレンジするってハードル高いよねっていう中で、
やっぱり既存の昇竜に合わせるっていうのはすごい大事なことなんでしょうし、
ある意味それを既存の昇竜から入っていったとしても、
デジタル化していくよねみたいなところをある程度証明してくれた会社もあるなと思っていて、
そういうのを見たりしていると、
一番最初の入り口が仮にいきなりデジタル化されてなかったとしても、
やっていける、そこから広げていけるっていうところはなんとなく考えるそうです。
ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
ここはかなり考え方も皆さん分かれるようなところだと思うんですけども、
やっぱりその業界でインパクトをどういう風に出すのかっていうのが一番本質的な議論だと思うので、
我々でいくと建設業界において、
特にサブコンさんというセグメントと工場さんというセグメントの中でどうインパクトを出すのかって考えていくと、
どうしてもそういう選択肢が一番初めに出てくるっていうのは必然かなとは思います。
ありがとうございます。
今のすごい資差があるなと思って聞いてたんですけど、
やっぱり建設業界にいる者としても思うんですけど、
やっぱりスイッチングコストが高くなればなるほど、
最初に試してみようっていうところまでが非常に多くなってしまって、
試した結果うまくいくこともあれば、そうじゃないこともあるんですけど、
でも試してもらわないと入り口にすら入れないっていう中で、
スイッチングコストを下げて、
相手の業務プロセスをなるべく変えずに今の流れで法理的になっていくみたいなところは、
非常にヒントとしてはいいんじゃないかなというふうに思いました。
その上で次の話も聞かせていただきたいんですけど、
AI活用によるプラットフォーム強化と顧客価値向上
プラットフォームに図面だとか、
受発中のやり取りのデータがどんどん蓄積されていらっしゃって、
それをAIとかで活用していく段階にもあるのかなと思うんですけど、
バラスさんではAIをどのように活用されて、
プラットフォームを強化していらっしゃるのかぜひ教えてください。
ありがとうございます。
2つの観点がございまして、
単純にプラットフォームの中でAIの機能として動いている部分と、
我々の業務プロセスとしてAIを使っているっていう、
この2つの切り口があるんですけども、
前半の部分でお話しするとですね、
細かい機能はものすごくたくさんのAI機能を組み込んでおるんですが、
一番の我々のコアな価値っていうのは、
図面を作るところにございますので、
この図面に関わるAIっていうのをメインで組み込んでいってます。
分かりやすい例だと、類似の図面の検索だったりっていうのが、
AIが判定して、類似度が判定されて抽出されていくっていうようなことなんかもありますし、
その他のロジックにはもう少し細かいAIなんかを組み込んだりですね、
しているというのが現状です。
なるほど。ありがとうございます。
業務プロセスの中でも当然使われていらっしゃると思うんですけど、
それはもうコーディングだとかを効率化するみたいな使い方なんでしょうか。
おっしゃる通りですね。
一番早く進んでいるのはやはりコーディングの部分で、
ほぼほぼ今は8割9割ぐらいAIでコードを書いているというのが現状です。
我々のここも特徴ではあるんですけども、
作図を単純にゼロから二次元のCADで行ってはなくてですね、
3Dのモデリングをして、それを2Dの作図をするというやり方をとっているんですが、
3Dのモデリングはコードで書いているんですね。
そこもAIを使ってコードが書けますので、8割9割はコードが書いてくれて、
モデルを自動で作成して、そこからまた自動で2Dの図面に展開してという、
そんなところが進んでいると思います。
すごいですね。
岩田さんはどうですか。
やっぱりAIの活用みたいなところがすごく進んでいるんだなと思いますし、
当然社内側、あとはお客さん側、両方ともしっかり使われているんだなと思ったんですけど、
ちょっとお客さん側でもう少し教えていただきたいのは、
当然大きなトレンドとしてAIという話もありますし、
AIがいかに業務を効率化するかみたいなところは多分皆さん理解した上でというところだと思うんですけど、
このAIの活用みたいなところを進めていくことによって、
さっき発注者側に関してはQCDが重要という話と、
一方で供給側の工場からすると、
しっかりと空いている時間を埋めてくれて稼働率をどう上げられるかみたいなところが
鍵という話があらゆると思うんですけど、
AIの活用が進むことによって、
この両面のお客さんにとっての価値って、
特にどういうポイントが上がりそうなのかみたいなところを伺いたくて、
素人が聞くと、コストの部分は今までやってた部分をAIが置き換えてくれたりとか、
あとはこの工場との相性良さそうだから、
ここと繋いだらどうかねみたいなところで、
AIがやってくれるとコスト削減っていうインパクトだったりとか、
あとは稼働率の向上みたいなところって人間がやるよりも精度が出たりするのかなと、
素人目には思ったんですけど、実際のところっていかがですか?
そうですね、もう実際おっしゃる通りで、
QCDそれぞれにメリットを与えるというのが、
AIの技術だとは思いますね。
そこに付随して、なぜそうなるのかというのを、
もう一度だけ深掘りさせていただくとですね、
よく言われることですけども、フロントローディングですね。
前工程でできるだけ設計を詳細にして、
後工程は流していくっていう形が、
よりAIによって加速するというふうに捉えてましてですね。
フロントローディング自体を、
AIが叩き台を作って行うっていうのもそうですし、
その後の工程は全てAIが自動でやるというような形までいくと思いますので、
そういった潮流にあるというのが、
俺らの捉え方です。
AIをただただ使うというよりかは、
ちゃんと顧客のメリットっていうところまで紐づくような形で設計をされて、
サービスに落とし込んでいるっていう、そういうことですよね。
そうですね、はい。
ありがとうございます。
建設業界での起業に適した人材像と事業継続の重要性
こっからはどちらかというと、
もう少し引きのお話になっていくかなと思うんですけど、
このポッドキャストって、
割といわゆるCVCの方だったりとか建設業界に勤められている方で、
スタートアップとの協業を目指されている方もいらっしゃれば、
逆にこれから建設業界にチャレンジしようかどうしようか、
みたいな方もいらっしゃったりっていうような形で、
結構企業界予備軍の方とか、
企業されている方にも聞いていただいたりすることがあるんですけど、
実際に勝者から製造と建設と両方を見られて、
最終的に建設の領域に来られてっていう中で、
建設スタートアップ、こういう人相性良さそうだなとか、
どういう人がこの業界と相性が良さそうなのか、
みたいなところって、
木村さんの中でお考えってあられたりしますか?
そうですね、少し一転生的なんですけども、
2つ特徴はあるかなと思ってましてですね、
それはどちらかというと建設業の特徴に紐づくものかなと思うんですが、
1つはゴールに対して逆差思考で、
一直線で迎えるような方、
それってまさに建物を建てる時に、
建物を建てるというゴールがあって、
そこに対してみんなで力を合わせていくっていう、
ここが紐づくところだと思うので、
こういった方は向いてるなというのと、
今の話に附属して、
人を巻き込んでできる方っていうのはすごく向いてるなと思っていて、
まさに建物を1人では建てられないので、
いろんな方々と関わっていくなくて、
人を巻き込んで建物を作るという、
前に進めるということをできるような方。
この2つの特性はものすごく建設業で求められてくるかなと思います。
実際多分建設業の中の方たちと向き合っていったりとかすると、
当然そのいわゆるITの産業とかと比べると、
ちょっと全然違う特徴を持たれた方々が働かれてたりとか、
たぶん仕事の仕方も全然違ったりっていう中で、
なかなかそこに合わせていくのって難しい、
大変な部分もたくさんあるかなと思ってるんですけど、
この業界で事業を続けていくにあたって、
こういうポイントってすごく重要だよなとか、
これ建設業に限らなくても、
共通していることなのかもしれないんですけど、
起業家として事業を続けていく上で、
こういうポイントは特に大事になるよね、
みたいに思われるポイントってなんかあられたりしますか?
そうですね。
思考の幅をすごく持たせるっていうのが、
特に建設、テックでは必要なのかなと思っているんですけども、
建設業はものすごく皆様、
情報構造化するっていう頭が持たれていると思っていてですね、
それは建物がやはり、
一個付属してないと建たないので、
それがアナログだろうがテックだろうが、
構造化は皆さんされているんですね。
ものすごく頭のいい方々が多いなっていうふうに、
私も感じているんですけども、
それをですね、抽象的に捉えて、
要するにソフトウェア開発の情報構造化していくことで、
コーディングも同じなので、
そこを拡大化して、
同じようなことを実はやってるんだよなっていうのを捉えられるっていうのは、
ものすごく大事なことだと思いますし、
単純に抽象化するだけではなくて、
それを詳細で深掘って、
まさに分解していく、
割らしていくっていうことが大事でもあるので、
思考の幅を広げるっていうのは、
この業界ではすごく大事かなと思いますね。
逆に言うとものすごく大変ではあるとは思うんですけども、
そこを精緻にできるかどうかっていうことだと思います。
ありがとうございます。
起業家へのアドバイスと建設業界の機会
もし、今のご経験を持って、
もし仮にですね、
木村さんが企業前の状態に戻れるとしたら、
その当時の自分に対して、
これだけは先にやっておいた方がいいよ、
みたいなアドバイスをするとしたら、
どんなことがありそうですか?
そうですね。
覚悟を持って望んだつもりではありますが、
寝れるとは思うなよというふうに、
改めて自分に言いたいかなと思いますかね。
普通の生活ができるとは思うなよと、
こういうふうに言いたいですね。
この時代において。
本当に特に創業初期もそうですし、
創業初期は立ち上げの苦しみがたくさんあると思いますし、
逆に立ち上がってくると、
今度は別のテーマで、
論点が変わるだけで、
多分苦しいところが常にあるのかなと思ったりするので、
仕事がシンプルに忙しすぎて寝れないもあると思いますし、
あとは社内だったり社外で起きてくるトラブルみたいなのに
寝れないみたいなところもあると思いますし、
結構いろんなポイントでハードワーク、
ハードシングスみたいなことが起きてくるようなとは思いますよね。
そうですね。
いつも私、
もちろん日々大変なことが起こるんですけども、
自分に言い聞かせるのはですね、
自分が創業しているので、
嫌だったら創業なんてするなと、
こういうふうに言い聞かせておってですね。
自分が創業したんだから、
その責任を持ってやり切ると言うと、
やらないといけないなというふうに
自分自身に言い聞かせていますね。
もちろん今100名のメンバーと一緒にやってますので、
そこに関わっている家族も含めてですし、
取引先さんもエコホルダーさんもいらっしゃる中で、
そんな自分が寝れないだけで、
ちょっとやちょっとのことで弱音を吐くなと、
こういうのは自分に言い聞かせてますかね。
ありがとうございます。
今のお話だけでも、
起業家の方からすると、
これから建設業界だったりとか、
建設業界に限らず起業を考えている方からすると、
頑張らねばって思われるポイントだったんじゃないかなとも思うんですけど、
最後のテーマとしてちょっと伺いたいのは、
今後その建設業界で新たにチャレンジしていくぞみたいな方たちに対して、
実際に業界の中を見られたりとかする中で、
実は建設業界ってまだこういうポイントチャンス残ってるよねとか、
この辺りってもう少し深掘ってみると、
大きな機会があるかもしれないよねみたいに思われる領域があったら、
その辺りを伺いたいんですけど、いかがですか?
建設業界まず結論は、
すごく余地はまだまだあると思ってまして、
すごくチャンスだというふうに捉えてます。
特にやはり固有の専門的なデータっていうのが、
たくさんそれぞれの領域で眠っていますので、
ここをいかに使っていくのか、
そしてつなげていくのかっていうところでは、
他の業界と比べてもチャンスが多いポイントだと思いますので、
そこは俺自身もやっていきたいですし、
新しく起業されるっていう方の考え方としても、
チャンスはあられるのかなと思いますね。
実際事業をやられていく中で、
今からチャレンジする人にとっては、
こういう追い風吹いてるから羨ましいよなとか、
いいよなとか、
逆に今だからこそ向かい風になってるポイントって、
こういうのがありそうだよなとか、
もしあれば伺いたいんですけど、
というのは結構方から見ていると、
業界自体も人手不足だったりとか、
物価がどんどん上がっていったりっていうのは、
多分今までにないぐらい課題がすごく顕在化をしてきていて、
かつ法律が変わったりとか、
そういうところもある中で、
起業する人にとってはすごく、
またとない追い風が吹いてるように見えてるんですけど、
中で実際やられている起業家の方からすると、
どう見えてるのかみたいなところを伺いたいんですけど、
いかがですか?
まさにおっしゃった通りで、
外部環境の変化が建設業はものすごく激しいと思いますし、
世界的に見てもそうですが、
特に日本国内での変化っていうのは、
ものすごく激しい状態ではありますので、
そういう意味で建設業が魅力的ではあるかなとは思いますね。
一方で、汎用的にはまさにAIの進化が、
やはりここはものすごいスピードで進んでますし、
今後も加速度的に進んでいきますので、
これをいち早くキャッチアップしながら、
どう建設業界に接続していくのかっていう視点で見ていくと、
チャンスはものすごく転がってるなと思いますね。
ありがとうございます。
ここまでバラスさんの事業の内容であったりとか、
直近の資金調達のお話だったりとか、
業界の内部のことについていろいろ伺ってきたんですけど、
今後そのバラスさんとして狙っていかれる、
まさにシリーズBで、
より提供価値を強化してっていうお話が
あらゆると思うんですけど、
今後の展望であったりとか、
よりこういうところをチャレンジしていきたいと思ってるみたいな
ポイントがあれば教えていただいてもいいですか?
BALLASの今後の展望と採用情報
俺は建設業を最適化して人々を幸せにというミッションで
やっておるんですけども、
この意味合いというのは建設業全体、
建設サプライチェーン全体に
こうインパクトが出せるといいなというところに
こだわってましてですね、
今は設計調達というところがメインの領域で、
ずっと途中の金属とこういうセグメントに
絞って行ってますので、
まだまだ建設業全体にインパクトなんて
出せてない理解でございまして、
これはできるだけ多くの方々に
幸せになっていただけるような形で
提供していきたいと思ってますので、
いろんな方々との協業だったりを通じて
このサプライチェーンを少しずつ
伸ばさせていただく。
それは自社だけではなくて、
一緒に他社さんと組ませていただいて
伸ばしていくということでいいと思いますので、
そのような形で考えています。
ありがとうございます。
ここまでいろいろお話を伺ってきたんですが、
最後に今回資金調達のお話も
あられたかなと思うので、
資金調達されてこれからより
強みを強くしていくぞっていうフェーズになると、
当然採用もされている部分はあるかなと思いますので、
もし採用の情報だったりあれば
教えていただきたいなと、
併せこの業界で企業を考えていらっしゃる方に向けて
一言メッセージをいただければ
ありがたいなと思っております。
ありがとうございます。
そうですね、まさに絶賛採用中でございまして、
我々大きくはビジネスのオペレーションをする部署と、
プロダクトの開発をする部署と、
コーポレートの部署と
3つの組織に分かれておるんですが、
どの組織でも採用してますという中で、
あえて濃淡をつけるとすると、
まさにビジネスオペレーションを比較して
プロダクトに落としていくっていうようなところが、
やはり我々としては強みにしていきたいところでございますし、
またまたプロダクト開発のところでは
圧倒的に強くしていきたいと思っていますので、
このあたりが絶賛採用強化中というような状態でございます。
その上で、建設領域で企業を考えていらっしゃる方々については、
先ほども申し上げた通り追い風としては
すごくある業界だと思いますし、
GDPDSだとまさに10%から15%ぐらいの業界で、
本当に世の中に立つ業界ではあると思っています。
何かつ歴史としても
人類の産業としてなくてはならないもので、
何かつこの人類の歴史、進化を建設業という形で
残るようなそんな業界でもあると思うので、
ものすごく素敵な業界だなと私自身は思っていまして、
一緒に永続的に持続的になるような業界にしていけたら
嬉しいなというふうに思っています。
ありがとうございます。
じゃあ本日はこれにて以上になります。
聞いていただきありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の内容で気になったところがあれば
コメント欄からコメントいただければと思いますし、
あとはバラスさんの採用情報に関しても
概要欄にリンクを貼っておきますので、
ぜひご興味ある方はご覧いただければと思います。
また概要欄のXのアカウントのフォローもいただけますと幸いです。
それではまたお会いしましょう。
27:53

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