■トピック
25億円のSrB資金調達を実施/事業会社との連携と狙い/協業パートナーを選ぶうえでの注意した点/サービスにおける汎用性と専門性のバランス/既存オペレーションをほとんど変えないためにどうするか/BALLASにおけるAI活用/建設スタートアップと相性のいい人とは/事業を続けていくうえで重要なこと/建設業における機会/固有データをどのように生かすか/今後の展望
■ゲスト
木村 将之さん(@shono_kimura)
株式会社BALLAS 代表取締役
総合商社・双日株式会社で金属・資源分野の輸出入、事業投資、事業会社の経営支援に従事し、金属3Dプリンター事業の海外展開のため、欧州へ赴任。その後、製造業スタートアップ株式会社Catallaxyでの経営企画責任者を経て、2022年2月に株式会社BALLASを創業。「建設業を最適化し、人々を幸せに。」をミッションに掲げ、人手不足による産業構造の歪みに対し、持続的に最適なサプライチェーン構築に取り組む。
■BALLAS 採用ページ
https://www.ballas.biz/careers
■パーソナリティ
平田 拓己(@internet_boy53)
waypoint venture partners 代表取締役 Founding Partner
甲南大学卒業後、独立系VCに新卒入社しファンドレイズやPreSeed~Seedステージを軸に12社のスタートアップに投資。2023年にwaypoint venture partner(独立系VC)を設立し、「新しい街づくり」「産業の持続的成長」「個人のエンパワーメント」を軸にPreSeed~Seedスタートアップへ投資
斎藤寛彰(@HiroakiSait)
戸田建設(株)ビジネスイノベーション部課長 一般社団法人建設テック協会事務局長 / 早稲田大学招聘研究員 東京工業大学大学院修了後、2012年に戸田建設に入社。建築施工管理、エンジニアリング等を経験後、経営企画、ICT戦略部門等を経て、現在は国内外の優れたスタートアップ企業への投資とオープン・イノベーションに取り組む。国内外の建設関連スタートアップ企業4社でEvangelist / Executive Fellow / アドバイザー 等を務める。建設DXや建設×イノベーション領域での研究活動にも取り組む
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サマリー
本エピソードでは、株式会社BALLASの木村将之氏をゲストに迎え、同社が実施した25億円規模のシリーズB資金調達の背景と目的、そして建設業界におけるサービス展開の戦略について深掘りします。資金調達の主な目的はプロダクト開発の促進と社内データベースの強化であり、顧客層やサプライヤー層の拡大よりもサービス自体の強化に重点が置かれました。今回の調達には、独立系VCに加え、大和ハウス工業、ニッキー、サンキューといった事業会社が参画しており、これは業界全体のサプライチェーン最適化を目指すBALLASのビジョンと、各社の持つリッチな市場での強みや相性の良さを考慮した戦略です。 BALLASは、建設業と製造業という異なる業界の顧客との信頼関係構築において、汎用性と専門性のバランスを取りながら、既存の業務フローを大きく変えずにサービスを導入できるようなUI/UX設計を重視しています。これにより、導入時のスイッチングコストを極限まで下げ、顧客が抵抗なくサービスを利用できるような工夫が凝らされています。さらに、蓄積された図面や受発注データに対し、AIを活用して類似図面の検索や3Dモデリング、2D作図の自動化などを進め、QCDの向上や稼働率の向上といった顧客メリットに繋げています。 建設業界で起業を目指す人々に対しては、ゴールから逆算して直線的に進む力や、人を巻き込む力、そして建設業のアナログ・デジタル双方の構造化された情報を抽象化・詳細化できる思考の幅の広さが重要だと語られました。また、創業初期の苦労やハードシングスへの覚悟、そして建設業界が人手不足や物価高騰、法改正といった追い風と向かい風が交錯する中で、固有の専門データ活用やAI進化といった大きなチャンスに満ちていることが強調されました。今後は、設計・調達領域からサプライチェーン全体へのインパクト拡大を目指し、協業を通じて事業を成長させていく展望が語られました。
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