皆さんこんにちは、waypoint venture partnersの平田です。
戸田建設の斉藤です。
建設テックAtoZでは、これから企業を目指す方や、建設業の建設領域で事業に取り組むスタートアップの方に向けて、
初歩から明るい建設領域の解説と、建設関連のニュースやテクノロジー、スタートアップについて深掘りをしていきます。
今回、企業家の方をゲストにお招きして、建設部材の調達であったりとか、創業のお話について伺っていきます。
今回は、ポーズジャパン時代を担う新生たち、
2026年注目の日本初スタートアップ100選に選出されたバラス共同創業者取締役CEOの木村翔之さんをゲストにお呼びします。
株式会社バラスは、建設部材の最適な調達を実現するというビジョンを掲げ、
特殊金属の受発注に関するサプライチェーンプラットフォーム事業を展開されています。
それでは木村さん、自己紹介をお願いいたします。
はい、ご紹介ありがとうございます。株式会社バラスで代表を務めています木村と申します。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
じゃあ早速聞いていきたいんですけど、平田さんも私も実は今回初めましてです。
はい、初めましてです。
バラスさんよく存じ上げてたんですけど、
ありがとうございます。
実はなかなか接点がなくて、今回ちょっと本当に全く知らないぐらいのところからですね、
いろいろ教えていただきたいなというふうに思っています。
じゃあ早速なんですけど、木村さん個人についていろいろ教えていただきたいと思うんですが、
起業前とかってどういったことをされてたとか、
この今のバラスを創業するまでのキャリアだとか、
考え方について少しお伺いできればと思うんですが、
前職とか、新卒の時って何をされてたんでしょうか?
そうですね、順を追ってご説明しますと、
2014年に新卒で創実株式会社という商社に入社をいたしました。
そこで今扱っているような金属製品に触れるようなタイミングがあってですね、
その流れでスタートアップを一社挟んで株式会社バラスを創業したという流れでございます。
じゃあもう前職の創実での経験が、今のバラスさん、
この後、詳しく事業の話も伺っていきますが、
金属の受発注プラットフォームをされていらっしゃるので、
そこに繋がっているということですよね。
そうですね、まさに土台は創実でやってきたことが、
そのまま生きているかなと思うんですね。
なぜ起業をされようと、創実に努めてキャリアアップしていく未来もあったかと思うんですけど、
なぜ起業をされようとしたんでしょうか?
そうですね、元々起業するつもりは全くなかったと言ってもいいかなとは思うんですけども、
特に金属製品を扱っていると製造業と建設業、どちらも関わることがあってですね、
シェアとしては製造業の方が多くて、
だいたい7割ぐらいは製造業向けのお仕事をしていたかなと思うんです。
その7割やっている中で、製造業ではこのような形なのに、
建設業ではこうだなというような比較がものすごくできてきてですね、
これはある種、私自身が命をかけてやっていきたいなというふうに思えたので、
起業をしたというような背景ですかね。
なるほどですね、製造業と比べて効率化がされていないというふうに、
多分両方の業界を見られてて感じたというところかと思うんですけど、
御社はですね、特注の金属の受発注プラットフォームというテーマをされていらっしゃるんですが、
確かによく考えてみると、建設業で扱う金属ってほぼ特注ですかね、
特注じゃない部品も当然あるんですけど、
例えば階段の手すりとか、どういったものなんでしょうか、具体的には。
そうですね、おしっこりで階段、手すり、
プラントなんかだとホロウなんかと言われるような形だったり、点検台、
またまた少し角度を変えると配管を支えるような指示工材であったり、
機械を送るような課題、こういったものになりますね。
なるほどですね、普段我々が直接見るというよりは、
建物の裏方として支えている金属部品のイメージですね。
そうですね。
これは建設業界にいるとよく見るんですけど、
いないとみんな天井だとか壁の裏とかあまり見えない部分なんです。
たくさんの特注金属が使われています。
ちなみに特注金属業界って市場としてはどれくらいなんでしょうか。
日本国内のみで3兆円の市場ですね。
大きいですね、3兆円。
かなり大きいかなと思っているんですけども、
そもそも建設業自体が大きいというのはすごく大きいかなと思っていて、
建設業全体で70兆円、そのうち部材調達というふうに区切った時に24兆円、
そのうち金属で特注でというふうにセグメントしていくと3兆円という市場感なので、
それくらいの規模感だという認識です。
すごいですね、これ起業する前からそのあたりの市場規模なんかを睨んでいらっしゃったんでしょうか。
そうですね、公になるデータがなかなかない市場ではあるので、かなりそこは入念に調べながらやっていましたね。
起業前に感じていた建設業界の違和感、その製造業も見られていたと思うんですけど、
建設業と比較しておそらくペインがいっぱいあるだろうなと思われたと思うんですけど、
その他に感じるような違和感とか、そのあたりってどんなものだったんでしょうか。
そうですね、物作りという観点で製造業と建設業は同じようにくくってしまっていたというのが私の頭の中ではあったんですけども、
少し解像度を上げていくと、本当に別物の業界だなというふうに感じていて、
特に私が驚いたのはですね、建設業では全てのプレイヤーさんで図面を作成する、設計をするということをされているのが、
製造業と大きく違うなというふうに思ったのがポイントですね。
すごくざっくりと分けるとすると、製造業だと発注者さん側がどちらかというと図面を主に作っていくという認識なんですけども、
建設業だとどちらかというとサプライヤーさん側が図面をメインで作っていくという、
ここが非常に違って面白いポイントでもあって、ペインの大元でもあるなというふうに感じました。
なるほどですね。私建設業しか主に知らないので、その違和感は多分感じれないと思うんですけど、
確かに建設業はサプライヤー側が図面を起こして、さらに別の会社に発注していってみたいな、そういった構造にあるので、
確かにこれは木村さんならではの視点なのかなというふうに思いました。
起業の話に少し戻らせていただくと、起業しようと思ってこの分野で最初からやってられていると思うんですけど、
創業時とか創業1年目、2年目とかってどうだったんでしょうか。仲間とか最初からいらっしゃったんでしょうか。
そうですね。大前提、共同創業者が私含めて3名でございまして、
そういう意味ではすごく心強く仲間もいてスタートできたかなというのが創業時ですね。
ただ創業1年目、今でも大変ですけども、創業1年目なんかはもう本当に記憶がなくなるくらい大変だったかなとは思っております。
そうなんですね。そこからメンバーも今手元のデータだと100名までいかないぐらいの規模まで成長されていらっしゃるんじゃないかなと思うんですけど、
起業されたのが何年でしたっけ。
2022年の2月ですね。ちょうど4期が終わって5期目に入っている状態でですね。
4期ですごい成長されていて、建設テックでは稀に見ない成長カーブを描いていらっしゃるんじゃないかなというふうに感じました。
平田さんも何かありますかね。
ありがとうございます。ちょっとせっかくなんで、なかなか多分これまで登壇いただいた方とか、
建設業界にずっといらっしゃった方だったりとか、最初から建設業を見ていらっしゃった方が中心だったので、
せっかくなんで製造業との比較みたいなところをもう少し伺いたいんですけど、
全職時代に製造業と建設業両方見られている中で、
多分ペインがそれなりに建設業あったよねっていう話だと思うんですけど、
一方で製造業もそれなりにペインが残った、ちょっとスタートアップっぽい言葉でまとめると、
いわゆるレガシー産業って呼ばれるような領域だと思うんですけど、
その製造業側のペインではなくて、建設業側のペインの方に行こうって思った強い要因というか、
こっちの方がチャンスがあると思ったのか、それ以外の要因があって建設業にしようと思われたのか、
その辺りってどんな感じだったんですか?
これは勝手な私の解釈ではあるんですけども、
製造業はまさに産業革命が一番スタートとなって、
第一次、第二次、第三次とずっと順を上って、
生産性の改善が図られてきていて、技術の進化も図られてきたというふうに認識しているんですけども、
建設業はものすごく製造業よりも歴史が長い中で、
行ったり来たりを繰り返すような業界だなというふうに捉えたりして、
それは単純に生産性だけではなくて、芸術性だったり文化的な側面もあって、
一度古いものに戻ってもう一度デザインを見直そうというような、
人間の歴史ってずっとそうではあると思うんですけども、
そういったところが非常に面白いなとも思いましたし、
ペインの根本にもなっているなとも捉えましたね。
なかなか建設業と比較しながら、こういうお話を伺える機会ってあまり多くないかなと思うので、
すごく貴重な回だなと思いながらお話を伺っています。ありがとうございます。
でも製造業と建設業の可能性があって、よく建設業を選ばれたなというのはすごい思いますよね。
確かに建設業って市場ってめちゃくちゃでかい、
さっき70兆っていうお話ありましたし、
多分今年80みたいな話もありますし、
市場はでかいとはいえ、別に製造業も市場はでかいはでかいはずなので、
どっちも魅力的だし、どっちも課題残ってるし、
より製造業の方が一般の人にとっては近しいような気もしたりとかすると、
製造業の方がチャレンジする人多そうだけどなと思ったりはしちゃいますよね。
おっしゃる通りですね。
もともと私、父親が実は設計士でございまして、
ハウスメーカーの設計士なので、住宅メインなんですけども、
そこはすごく大きなポイントかなとは思いますね。
その上で製造業と建設業はどちらも認識している、
自分ならではのアプローチっていうことを考えたときに、
どちらかというと建設業よりになったっていうのが実態かなと思いますね。
お父さんありがとうって感じですね、私からは。
本当に感謝してますね。
じゃあちょっと次の話題に移っていきましょう。
続いては株式会社バラスの事業と提供価値について、
詳しくお伺いしていきたいと思うんですけど、
事業内容ですね、特注金属の受発注プラットフォームということなんですが、
改めて詳しく整理していただければと思うんですけど、
そもそも誰のどんな課題を解決していらっしゃるんでしょうか。
我々でいくと、まず発注者さん、プラットフォームでの買い手さんになるような方々が、
業界だとサブコンさんと呼ばれるような専門工事業者さんがメインになっています。
一方で仕入れ先さん、売り手さんにあたる方々は、
主には金属の加工工場さんになっておりまして、
その工場さんでものを作っていただいたものを、
我々が調達してサブコンさんにご提供させていただくという、
そんな機能になっているプラットフォームです。
もう少しだけこのプラットフォームの機能を詳細ご説明させていただくと、
単純に工場さんから作られたものを調達するだけではなくて、
そもそもの設計の部分ですね。
図面の部分をこのプラットフォームで作るようになっておりまして、
この図面に基づいて工場さんにものを作っていただくというのが、
機能とした大きなポイントでございます。
その観点で申し上げるとですね、
まず発注者さん、買い手さんに対しての提供活動という意味では、
基本的にはQCDのこの3つになるんですけども、
一番今のご時世で問題なのはやはりコストの部分ですね。
この観点ではやはり建設コストがずっと上がってきているという中で、
発注者さんはそこの課題意識を持たれているので、
そこに対してのソリューションになっているということで、
単純なものの値段もそうなんですが、それだけではなくて、
経済額でいういわゆる取引コストも含めてのコストメリットをご提供しているということですね。
ここで売り手さんのサプライヤーさんの方でいくと、
基本的には設備を持たれて、その設備でものを作られて、
お出しをするようなビジネス、工場さんなので、
稼働率のビジネスだというふうに捉えていまして、
この稼働率をいかに担保するかというのが一番経営の正面線だと認識しています。
この部分は我々が担保させていただいておるんですけども、
単純に物量をお出しすればいいかというと、
そんなシンプルなものでもなくて、
その工場さんが持たれている強み弱みを把握させていただいて、
強みにフォーカスできるような案件をご提供させていただくというのが一番のポイントかなというふうに思います。
ありがとうございます。よくわかりました。
まさにラックスルーキャディに次ぐ、
同じようなプラットフォームビジネスとしては、
特注金属版のラックスルーキャディを狙っていくというようなイメージですよね。
そうですね。ビジネスモデルとしてはかなり近しい方々かなと思います。
発注者側にいらっしゃるサブコンさんとしては、
やっぱりこれまで複数社に見積もりとか提案を求めて、
出してもらっているものが効率的になるということですよね。
おっしゃる通りですね。
そもそもサプライヤーさんが日本で今だと1.5万社ぐらいあるんですけども、
この中で今の物件に対して最適なサプライヤーさんを見つけるって、
ほぼ不可能だと思っていてですね。
その探すコストっていうのがものすごく大きいというのが大事でありますね。
その上で我々今だと150社さんぐらいの工場さんのパートナーさんがいらっしゃるんですけども、
その150社さんの強み弱みっていうのは全てデータベースからさせていただいてます。
発注者さんが独自でお探しになられるよりは、
我々の方が把握はできているかなという認識ですね。
なるほどですね。これまでだと取引先広報って限られている中で、
新しい可能性のある取引先が見つかりやすくなる。
そして安く品質も良くなる可能性があるというところに応用があるのかなというふうに感じました。
ついでにちょっと教えていただきたいんですけど、
サプライヤーさんのネットワークって日本全国なんですか?
それともローカルなんですかね?
建物が関東地域で整備されるものは九州地方から持ってこないみたいな、
そういった構造なんですか?
基本的にはローカルが基本なんですけども、
だいぶ外部環境は変わってきているなというのは認識しておって、
昨今では大阪の工場さんでものを作ったものが東京に入っているというようなことも
ただ起こりつつあるというような認識の仕方をしています。
となると、サプライヤーが拡大しないと供給に追いつかないみたいなところで、
今サブコンサルは結構困っている状況ですけど、
そこに対しては非常に効果のあるプラットフォームだなと思いました。
まさに建設業界、人手不足というふうに呼ばれますけども、
施工をする方々の人でもそうですし、
ものを作る工場さんの人手不足もより一層深刻な状態なので、
これまではそれぞれのローカルで完結していた経済圏が、
それでは成り立たなくなっているというのが今の認識の仕方です。
ありがとうございます。
今のお話につながるところでもう少し深掘りをさせていただきたいんですけど、
さっきおっしゃったお話の中で、
金属加工工場に関しては強みにあった案件をつなぐというお話があったと思うんですけど、
逆を返すと、その強みをしっかり把握することが多分相当重要で、
一方で多分それってかなり難しい。
パッと例えば工場の方から、音者の強みって何ですかって聞いて、
言っていただいたものをそのまままるっと受けるわけでもないだろうし、
多分アウトプットを見たりしながら、
実際こういう案件と相性すごく良さそうだなみたいなところを音者の中で見極めていくのかなと思うんですけど、
この辺りの金属加工工場の強みの把握みたいなところって、
どうされてデータベースを作っていかれているというか、
その辺りに伺ってもいいですか?
そうですね。もう平田さんおっしゃる通りで、
単純にヒアリングで得られる情報だけだと、
全くデータベースとしては機能していないんですね。
まず我々必ず工場さんに行かせていただくんです。
QCDを基本とした基本的なデータベースっていうのは作らせていただいて、
把握させていただくと。
その上で実際にものを作っていただいて、
取引を実現させていく中で、
一度納品をしていただいた案件全体に対しての評価っていうのを
我々自身でしております。
その評価がある種のスコアリングになっていて、
そこが蓄積していくことによって、
データベースが進化をしていくというか、
より精緻になっていくというような仕組みになっています。
実際に納品されるものだったりとか、
現場でどう使われたかみたいなところもちゃんとトラックしていきながら、
最終的に言われたものだけではなくて、
アウトプットも含めて評価をされていくっていうところなんですね。
おっしゃるとおりです。
ということは案件が積み上がっていけばいくほど、
かなり細かくいろんなデータを見極められるようになっていくだろうし、
当然工場の方たちも設備投資とかされていくと思うので、
実は昔までそこまで強くなかったんだけど、
最近ここの部分増強したから、
うちここまでケアできるようになったよみたいなところの成長も
ある意味おおっしゃられるポジションだということですね。
おっしゃるとおりでございまして、
我々自身もリアルタイムに把握させていただくことでメリットがありますし、
工場さんとしてもアップデートすることで、
よりウチロウが確保できるというメリットもありますので、
そこがWinWinの関係かなと思います。
なるほど、めちゃくちゃユニークなポジションですね。
ありがとうございます。
素晴らしいですね。
データがどんどん重なっていくほどモートになっていって、
参入衝撃を築いていくっていう、
圧倒的なビジネスモデルだなというふうに感じました。
サプライヤーの方は、
当然取引先が広がるので、
皆さん進んで登録していただけると思うんですよね。
駐車側のサブコンさんは、
当然品質が高く、
より良い取引先を探す上で、
御社のプラットフォームは非常に魅力的だと思うんですけど、
建設業ってどうでしょう?
新しいものに対して非常に警戒感があったりしませんでしたか?
品質が不具合とかが発生していないから、
新しい取引先って結構怖いんですよね。
実績がないものって。
なのでやっぱり建設業界って、
特定の会社と取引を重ねていくみたいな、
信用上の関係性を構築していくみたいな部分があるんですけど、
その辺り御社がこのプラットフォームを投入するにあたって、
苦労した点とかってありましたか?
そうですね。まさにおっしゃる通りでございまして、
やっぱり怪しい、そんな新しい会社に、
重要な案件を任せるなんていうことはできないと思うので、
そこは我々としてもその想定で動いていたんですけども、
一つポイントだったのは、
特注の部材を扱っているっていうのが非常にポイントでございまして、
特注なのですごく小さな案件もあれば、
すごく大きな案件もあるという中で、
まず小さなものからトライアルとして始めてみましょうということでいくと、
お客さんとしても少しクリティカルではないような、
部材でお試しいたっていうことが、
実際の取引機の中で可能なものを取り扱っているっていうのは、
非常に大きなポイントだったかなと思いますね。
そうか、だから大物は後で、
小さいものから実績を作っていけるような、
提案の仕方をしていったっていうことでしょうか。
実際にお客様の発注のレベル感っていうのも、
徐々に単価が上がっていくようなものになっていますので、
いわゆるLTVがどんどん積み重なっていくようなモデルになっているということですね。
そういう意味ではリピート率とかそのあたりも結構高いんでしょうか。
われわれお客様の特性っていう意味で言うと、
昨年1年間の中でのGMPでいくと80%がリピートのお客様ですね。
なのでものすごくリピート率が高い意識で、
昨年の1年の中でリピートしなかったお客様っていうのは、
ほとんどいないんです。
金額ベースでいくと2、3%くらいしかないっていう、
そんな状態です。
ありがとうございます。
今、本社の方でプラットフォームとしての実績を伸ばしながら、
今、従業員数で言うと50を超えるような人数で、
今、成長されていらっしゃると思うんですけど、
開設者の成長としては、
当初起業した時に思い描いてたような成長カーブで今溢れているのか、
あるいはまだまだ物足りないと感じていらっしゃるのか、
そのあたりでいかがなんでしょうか。
まだ物足りないかなとは思っておりますが、
一般論で見ると比較的成長スピードは早いかなとは思うんですかね。
そうですよね。
建設業って結構後期も長いし、
お客さんも非常に実績のあるものを求める中で、
これだけの成長を果たされているのは、
建設テックの中で非常に前なんじゃないかなと私は思います。
それはなぜなんでしょう。
何がそれだけ成長を支えていると認識されていらっしゃいますでしょうか。
我々の本質がソフトウェアを販売させていただくという、
いわゆるサースビジネスではなくて、
トラクションビジネスではあるということで、
本質的に今お客様がやっていらっしゃるものを変化させるかというとそうではなくて、
今やっているものを代替するという位置づけになりますので、
そこが一つポイントかなと思いますね。
その上で一緒にテック化をしていくという位置づけが、
この業界においてはまりやすかったのかなというふうには捉えています。
なるほどですね。
エントリーしやすいビジネスで挑まれたということだと理解しました。
ちょっと話を戻すのですが、
創業初期の話ですね。
事業の内容がある程度わかったので、
それを含めて少しお伺いしたいのですが、
最初からこのバランスの今ある形を描いていらっしゃったのか、
あるいはそのピボットとかされたのか、
その辺りも教えていただければと思います。
細かなサービスの部分ではいくつかの選択肢を持っていたのですが、
今のトラクションビジネスというのは当初想定通りで、
ピボット自体はしていないような状態ですね。
創業デイワンから同じようなことをしてきたということでございます。
すごい、最初から狙い通りという感じですね。
そのあった時に結構難しいのが、
やっぱり実績がない時期に、
どう最初の顧客を捕まえるかというところだと思うんですけど、
その辺りってどうされたんでしょうか?
これはですね、私がまさに早日でこの近い業界にいたということと、
共同創業者のもう一人の人間がこの業界にいてですね、
そこのネットワークがあったというのが一番大きなところですね。
その知り合いについて関節的に取引者さんになるような方もいらっしゃったので、
そこから入っていったというのが創業初期ですね。
なるほど、おそらく両面の市場を持っていらっしゃると思うんですけど、
創設の頃のネットワークを生かして、
まずはサプライヤーのネットワークを構築したみたいなところなんでしょうかね。
そうですね、比較的先にパートナーさん側が構築して、
その上で発注者さんを取りに行ったというのが、
シェアとしてはそんなような動きか。
やっぱりそう考えると全職での経験だとか人脈が非常に大きかったんだなというふうに感じました。
ここまで非常に素晴らしい成長も遂げていらっしゃって、
狙い通りのビジネスが今できているみたいな話だったんですけど、
木村さん何か失敗とかしてないんですかね?
パーフェクトヒューマンなんですか?このままだと。
何かこうすごい失敗したとか怒られたとか、
何かこうそういう話ってありますか?
日々失敗だらけでいつも反省してるんですけども、
順調には見えているんですが、
中での仮説検証っていうのはものすごく細かくやってきておってですね。
例えばすごく大きいのは、もともと我々特注の金属ということでは、
セグメントがものすごい多いんですね。
我々のお客様の属性も今だと、
例えば産業プランとかデータセンターとか物流センターとか、
はたまた建築だと商業ビルとか、
そういったものを扱ってらっしゃる方々なんですが、
もともとは例えばハイブランドのオブジェを扱うような方々、
何かもお客様にいらっしゃってですね。
全然その属性っていうのは実は変わってきたっていうのが、
これまでの変遷ですね。
なのでビジネスモデルとしてのピポットはしてないんですが、
ターゲットとなるお客様だったりセグメントのピポットっていうのは、
もう日々繰り返しながらやってきたっていうのが実態ですね。
ありがとうございます。
失敗の話を聞いたのに綺麗にまとめられちゃって、
なんか悔しい感じがするんですけど。
失礼しました。
ありがとうございます。
転んでもただでは転ばないという失敗談を聞けて、
本当によかったです。ありがとうございます。
ちなみに今のお話の中で1点伺いたいんですけど、
さっきおっしゃられた中で、
創業初期にサプライヤーさんの方から獲得をっていうお話があったと思うんですけど、
多分この手のサービスの時って、
鶏卵問題みたいな話で、
どっちを先に抑えるのかみたいなところで、
多分企業家の皆さんはどこの業界でも悩まれるところかなと思っていて、
そもそもなぜサプライヤーの方から行ったのかっていうお話が1点と、
もう1つは逆にサプライヤー側から抑えると、
サプライヤーさんは案件を待つ状態になるじゃないですか。
稼働率を上げたいと思って入ってきても、
いったん待つ状態が来ると思うんですよね。
その待つ状態っていうのは、
なんで待ってもらえたのか。
逆にもう待ってもらわないで済むぐらい、
実は同時並行で需要者側の開拓も進めていたのか、
そのあたり教えていただいてもいいですか。
そうですね。
1点目については、私の考えでは、
業界によって異なるかなと思っています。
我々のようにものづくりの業界であると、
やはり品質がアップも重視されるところではありますので、
そういう意味でサプライヤーさんが重要視されるというのが、
理解の仕方で、そのようにやっていったということですね。
2点目のところで申し上げますと、
サプライヤーさんもですね、
すごく多角的に物事を見られているなというのが、
実際にあたって思ったところなんですけども、
例えば我々がやっていたことは、
我々の省流で物をお願いするということだけではなくて、
全然別の方をご紹介したりということで、
直結したビジネスにはなっていないようなこともサポートさせていただいていたんですね。
例えばなんですけど、
工場さんが材料を調達されたりするんですけども、
そういった材料商社さんをご紹介したりだとか、
こういうの困っているんだよねみたいなものを
少しサポートさせていただくということも同時に動いていて、
そういう意味で単純に、
こいつら全然物を持ってこないなって思われるだけではなく、
広報支援というかサポートさせていただくような動きも同時並行で行っていたのは、
一つポイントかなと思います。
なるほど。まさに早日にいらっしゃった時の強みというか、
材料商社さんだったりとかっていうところは、
多分前職での強みもあられたでしょうし、
そういうバラスさん自体の本流の仕事とはちょっと関係ないかもしれないけれど、
しっかりと関係値を構築するために、
ちょっと外れたところも含めてサポートしながら、
関係値を作っていかれたという感じなんですね。
そうですね。ビジネスに直結しないと言いながらも、
我々の改造度自体がそこでものすごく上がったところもありますので、
間接的ではポジティブに影響しているかなと思いますね。
なるほど。ありがとうございます。