ウェブ制作のスキル向上
ちょいさきトーク、あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話。
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、
上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
昨日の配信のオープニングで、この番組は結構取り溜めをしているんですよって話をしたんですが、
今週、その配信の収録の予定にしている日に、お客さんのメールフォームで障害が発生してしまいまして、
ちょうど数日前にプログラムのアップデートを適用したところだったんで、
おそらくそれが良くなかったんだと思うんですよね。
ある特定の条件下でだけ、先に進めないっていうことが分かりまして、
100%遅れないんだったら、絶対気づけたんですけど、複雑な条件で発生するような問題だったので、
これは本当にちょっと肝が冷えましたね。もうお客さんに申し訳なかったです。
これもお客さんのお客さんから、こういう時に送れなかったので、
こっちのところに入力して送ったんですけどっていうのを一言書き添えてくださった方がいたみたいで、
それを情報を元に、私もちょっと手がかりを探すことができたんですけれども。
やっぱりメールフォームは生命線なので、全ての作業に優先して復旧に当たったんですけれども。
この子でもやっぱり生成AIが活躍してくれまして、
これ普通にやったら1日コースだったかもしれないなって思うんですけど、
GitHub Copilotの機能で、プログラムにイシューを立てると、
GitHub上でそのGitHub Copilotをアサインすると、自動でクルリクまで立ててくれるっていうような機能があって、
それで、ものの5分ぐらいでパッチを書いてくれまして、
それを実際に検証環境で適用して改善していることを確認できたので、
お客さんにも確認してもらって、本番適用して復旧しましたということがありました。
今回報告していただいた不具合は、そのプログラム自体の次回のアップデートにもう一回反映をするつもりではいるんですけれども、
こんな感じで緊急のパッチも作ってくれるっていうのは、本当にありがたいなというふうに感じました。
もう今回の対応だけで、GitHub Copilotの年間の使用量の元を取ったなという気がしています。
どうしてもお客さんのビジネスに合わせてメールフォームが複雑になっていく分だけ、検証とかも難しくなっていくので、
こうしてまた一つ知見が溜まっていくのだなというふうに感じました。
クライアントさんもその送信のエラーが出る出ないっていうののチェック付き合っていただきまして、本当にありがとうございました。
聞いてらっしゃるかどうかは分からないんですけども、この場をお借りして改めてお礼をこの場でも申し上げたいと思います。
という展末がありましたので、これ本来収録予定日じゃないタイミングで慌てて収録を今しています。
ちょうど通常業務も忙しいタイミングになってしまったんですけれども、やっぱり放送に穴は開けたくないので、今日も頑張って収録をしていきたいと思います。
インプットとアウトプットの重要性
今週はウェブの制作スキル向上についてフォーカスしたお話を進めていきます。
昨日に引き続きChatGPTに考えてもらったおたより風の質問。
ウェブ制作の仕事って実際に現場に入るとどんな力が求められるんでしょうか。
スキルを高めたり活かしたりするためにお勧めの勉強法や取り組みがあれば教えてください。
という質問に1週間かけてお答えをしていきます。
昨日と今日はその中でもインプットにフォーカスをした話。
明日からの3日間はアウトプットにフォーカスした話をする予定です。
昨日は大切なインプットの取り組みとして公式のドキュメントを読みましょうという話をしたんですけれども、
今日はそこからさらにもう一歩スキルアップするための取り組みについてお話をします。
昨日公式のドキュメントを読もうと言ったんですけれども、
知りたいことがその公式のドキュメントに書いてないということも結構あったりします。
特にオープンソースのプロダクトですとそれ自体で開発者の方が襲撃を得るというわけではないので、
ドキュメントをちゃんと整備されてないそういったプラグインやプロダクトというのも多いです。
これは仕方がないことですね。
オープンソースの開発者の方にそこまで必ず作らないといけないという義務はないので、
あくまで有志でドキュメントを作ってくださっているというものになります。
そして有料で販売されているプロダクトであっても、
必ずしも自分がやりたいことにピンポイントで答えられるような内容がドキュメントに書いてあるとは限りません。
そういう時は例えばプラグインやテーマの該当の箇所のソースコードというのを直接読みに行くように私はなりました。
これはWordPressですとかPHPのプログラムの多くはソースコード誰でも読めますので、
一部暗号化されていたりする商用プログラムもあったりするんですけども、
多くのケースでは直接自分で使っているプロダクトのソースコードを読めるというのが
ウェブで使われているプロダクトの大きなメリットだなと思います。
もちろん初心者の方がいきなり読めるものかというとそういうものではないのは確かです。
一朝一夕に読めるようになるものではもちろんないので、
私が今日この配信でこういうふうにやれば読めますよという明確な答えを出すということは残念ながらできないです。
でもこういうのって本当に日々の積み重ねなんですよ。
ちょっとずつちょっとずつ逃げずに向き合っていくことでだんだんと読み方というのがわかってくる。
そういうものなので、まずは逃げずに向き合うという姿勢を持とうというところを今日はお伝えしたいと思います。
いきなり何か作業をしていて困った時にそこを読みに行くっていうのは難しいと思うので、
おかかりとしてはまず何も困ってないけど普段からよく使っているテーマとかプラグインがあればそれを一回読んでみる。
普段自分が使っているエディターで開いてどういうふうにコーディングしてあるのかなというのを見てみるというのがいいのかなと思います。
ソースコードを読むこと
例えばWordPressのテーマだったらインストールした時に最初からついてくる20何たらシリーズのテーマですね。
ああいうのをしっかり読んでみるというのもいいと思いますし、
WordPressのプラグインであればできるだけ機能がシンプルなもの。
例えばハローワールドプラグインっていう皆さんインストールして真っ先に消しちゃうと思うんですけど、
あれプラグインの書き方を勉強するためのプラグインだったりするので、中見たことない方は一回見てみるといいかなと思います。
私も自分自身がこれまでスキルアップをしてくるのにやっぱりソースコードをしっかりと読んでいったっていうのはベストなというと感じています。
それに自分でゼロから書くっていうハードルよりもあるものを読むっていう方がおそらくハードルは低いんじゃないかなというふうに思いますので、
何か一つお手本になるプロダクトを決めてそれをしっかり読み込んでみる。
もしくは写経って言うんですけど、丸写しして自分で書いて、コピペとかではなくてちゃんとエディターで打って、
同じようなものがちゃんと自分で作れるかやってみる。
そういう地道な練習が基礎力アップにつながってくると思います。
例えばイフ文とかループとか、そういうのがどういう順序で、どういう感じで処理が動いていくのかっていうのをちゃんと読み解いていけるかどうかっていうところで、
プログラミングの基礎の基礎みたいなところを学んでいったという記憶があります。
当時は本当にGoogleに聞きながらっていう感じだったんですけど、今だと生成AIにこの関数は何してるのっていうのを聞きながらできますので、
一問一答形式でこれはどういうこと、これはどういうこと、この世は何してるのっていうのを気軽に聞いていけますので、
そういうのを使いながら解読を進めていくのが今の時代だとおすすめです。
どんどん読むっていうことのハードルを下げてくれるツールがたくさん出ていますので、
普段自分がダウンロードして使うだけっていうプロダクトの中を一回開いて勇気を出して読んでみてほしいと思います。
決して初心者向きの取り組みではないかもしれないんですけど、
初心者を卒業する一つの足掛かりとしてこのプロダクトの行動を読むっていうところをぜひチャレンジをしてください。
これを聞いてくださっているリスナーの方で、何か自分が使っているプロダクトの中身を開いてみた経験っていうのは今までありますでしょうか。
もしくは経験者の方で自分はこういうふうに勉強していたよっていうような体験談もしありましたら、
ちょいさきトークのハッシュタグやおたよりフォームから教えていただけると嬉しいです。
明日からはアウトプットの重要性についてお話をしていきたいと思います。
今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。
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