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2023-07-20 09:52

#506 実はスゴい進化を遂げてきたダンゴムシ

2023.7.20配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ダンゴムシについてお話しました。
それではまた。

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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、本当に毎日毎日暑いですけども、今日ですね、近畿東海、中国地方の一部で梅雨明けが発表されましたということでね、いよいよ夏本番かなと言ったところなんですけども、
まだね、前線が不安定でちらついてはいるんですけども、先週からですね、黒書というぐらいですね、めちゃくちゃ暑かったですから、もうね、これ梅雨明けなんちゃうん?ってね、みんなの意見がね、反映された形になってるかもしれませんけども、
梅雨明けが発表されたということでね、この1ヶ月、1ヶ月半ぐらいは夏本番ということでね、いろんなレジェンダーに出かける方もいらっしゃると思いますけどもね、命大事ですからね、水分補給とかね、しっかりその日射病というか熱中症対策をね、していただいて出かけていただけたらなと思いますけども、
こんだけ暑い日はですね、もうクーラーかけてね、家でゴロゴロするのが一番ですからね、あまり無理せずにと言ったところですかね、このね、すごいむちゃくちゃ暑いですけども、昆虫とか植物にとってみればですね、最高の季節ですよね、放置してたらですね、私の庭のね、お家の庭の雑草も伸び伸び伸び伸び伸び伸びしてきてですね、これは抜かなあかんなということで草むしりしてたんですけども、草むしりしてましたらですね、
ポロッとね、ダンゴムシが出てきたんですよ。小さい頃にね、ダンゴムシを捕まえたよっていう方がね、本当にたくさんいらっしゃると思いますし、子供のね、遊び道具みたいな感じで格好の餌食になると思います。ダンゴムシね、捕まえるとですね、くるっと丸まってね、なんかかわいらしい感じがしますよね、そういったですね、身近な生物であるダンゴムシなんですけども、このダンゴムシですね、
実は、生物学的に見れば、めちゃくちゃすごい動物なんだよっていうね、お話をしたいと思います。
このダンゴムシ、節足動物ね、甲殻類なんですけども、エビやカニと同じ仲間なんですね。そのダンゴムシの祖先はって言われたらですね、古生代の海で大繁栄をしたですね、
産幼虫の祖先と同じ仲間、産幼虫から枝分かれをした、進化した生き物なんですね。この産幼虫っていうのは、いつ誕生したかっていうとですね、5億年以上も前の話なんですね。
5億年以上の古生代の海で大繁栄をしたんですけども、そのカンブリア時代と呼ばれておりまして、古生代のカンブリア時代ね。
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カンブリアの大爆発って言われるぐらいですね、他種多様なね、アノマロカリスとかね、他種多様なですね、生き物が誕生した時代なんですね。
で、こんだけね、大繁栄したんですけども、2億5100万年前、ペルム紀末期ですね、要は古生代の終わりにですね、突如として、木姿を消してしまいます。
カンブリア大爆発でたくさん増えたんですけども、そのまま2億5千年後ぐらい、5億年前から2億5千年頃、2億5100万年前にですね、突如として消えてます。
で、これはですね、この大量絶滅、地球の歴史上ね、大量絶滅は複数が起きてるんですけども、有名なのが恐竜がなくなってしまったですね、全滅したですね、白亜紀後末期ですね。
要は中世代の最後に、隕石が衝突して気候変動によってですね、恐竜が全滅してしまった、絶滅してしまったっていうね、大量絶滅は有名だと思うんですけども、それを上回るぐらいだったんです。
要は古生代の終わりの大量絶滅は、恐竜が全滅してしまった、絶滅してしまった大量絶滅よりも壮絶なものだったんですよ。
なんと地球上のですね、90%もの生物が死に絶えたとされてるんですね。
一体何が起こったのかっていうのは、いまなりね、ちょっと謎のベールに包まれてるんですけども、大規模な火山噴火が起きて気候変動したとかですね、恐竜が絶滅しまった時みたいに、
大型の巨大な隕石が衝突したというふうに言われてるんですけども、まだその解明はされてないんですけども、それぐらいですね、地球上の生物が死に絶えたんですね。
古生代の海でもっとも繁栄した、さっき言ったように三葉虫もこの古生代の終わりに絶滅しているんですね。
で、この三葉虫の祖先である生き物がなんとダンゴムシなんですね。
ダンゴムシは三葉虫の仲間から進化を遂げたとされてるんですよ。
なのでダンゴムシをね、また今度見てみてください。なんとなく三葉虫に似てませんか?
この大量絶滅したものを生き残りですね、ペルム紀の大量絶滅も生き残り、恐竜さえも絶滅したハクワ紀の大量絶滅も乗り越えて、果てしない地球の歴史を、
実はダンゴムシは生き抜いてきたんですよ。ダンゴムシはなんでそこまで進化したという風に言えるのかというとですね、
三葉虫っていうのは海の中で暮らしたんですよ。海水で陸上進出も果たしておりませんし、海の中でずっと過ごしてるんですね。
何がすごいかというとですね、甲殻類、さっきも言ったようにエビやカニの仲間の甲殻類、節足動物なんだけど、
陸上でずっと生活しているっていうのはダンゴムシぐらいなんですよ。エビとかカニって水の中にいますよね、でもダンゴムシはそんな庭の草虫にして出てくるってことはですね、
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陸上に進出して普通に生きてて、大量というかね、数をめちゃくちゃ増やしているから、めっちゃ進化を遂げている生き物なんですよ。
我々も魚類から両生類、爬虫類、哺乳類へと進化しててですね、陸上進出を果たしましたけども、
そういう風にですね、同じ節足動物の中でもですね、昆虫とかね、昆虫も我々も、
哺乳類も川に進出して淡水の中で生きる両生類が陸上進出を果たしましたよね。
なので両生類っていうのは淡水域に住むのが多いですよね。昆虫もですね、水辺の方に淡水域に行って、そこから陸上進出を果たしているので、
両生類と昆虫っていうのは海水に住む昆虫とか、両生類って少ないと思うんですよ。
その進化のレベルから言ってですね、海の競争に負けました。川ができたので川に行きました。
川でもなかなか競争は厳しかったので、よし、陸上行こうってことで陸上進出したので、その流れを汲んでるから、
淡水域に住む両生類とか昆虫っていうのは多いと思うんですけど、海水域にいないですよね。
でもダンゴムシはですね、サイオンチュウの仲間から進化したんですけども、なので海からいきなり陸上進出したんですよ。
同じ金融種の中にワラジムシとフナムシがいるんですね。これはサイオンチュウの共通の祖先から枝分かれして、
ワラジムシ、フナムシ、ダンゴムシっていう進化したんです。なのでフナムシなんかは海辺にいますよね。
ワラジムシも陸上進出を果たしてるんだけど、湿った環境を好むので、よりちょっと水辺寄りなんですね。
その中でダンゴムシはですね、そういったワラジムシとかフナムシ、ワラジムシと進化してきて、ダンゴムシになった時には完全に陸上に適応し、
陸上進出を果たし、陸上で普通に生きているサイオンチュウの最強最新進化バージョンなんですよ。
っていうぐらいですね、ダンゴムシはすごいんですよ。カンブリア大爆発で誕生したサイオンチュウの直系の祖先から、
そこからどんどんどんどん大量絶滅を生き残り、さらには陸上進出、海からいきなり陸上進出を果たした、とてつもないすごい奴なんですよ。
なのでね、捕まえてね、コロコロ転がすなんてね、何してんねんってね、みんなから言われる。
サイオンチュウとかね、もう祖先から恨まれるよ。何転がしてくれてんねんみたいなね、お前ら転がしてるけどな、お前らカンブリア時代生きてないやろみたいなね、
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そういうことを言われますからね、ぜひそういったことをかみしめながらですね、カンブリア時代から生き残ってね、今まで陸上進出果たした、超素晴らしい、すごい、スーパースターみたいなね、
節足動物、エビやカニの仲間なんだ、甲殻類なんだということをですね、かみしめて今度目にしてもらえるとですね、私にとってみれば嬉しいかなと思いますのでね、
ぜひね、ダンゴムシをちょっとね、そういう目で見てみてくださいということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さようなら、バイバイ。
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