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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうかということで、
全国のですね、大体の小中高生は、今日がね、就業式のところが多いのかな、というところでね、真下からね、楽しい楽しいね、夏休みがやってくるわけですけども、
夏休みね、海行ったりキャンプしたりとかね、こんな旅行行きますよとかね、楽しい楽しい夏休みがね、やってきますよね。
宿題とかね、家買いとかですね、歩行があるよとかね、塾に缶詰っていうね、人もいるかと思いますけどもね、
学生っていうのはですね、この夏休みっていうのはですね、人生にとってはね、本当にかけがえのない時間ですからね、
プライスですがね、体験してほしいなと思うんですけども、結構水の事故っていうのがですね、連日ニュースで流れておりますので、
命あっての夏休みですから、その辺はですね、しっかりリスク管理の方をね、してほしいなと思っておりますということで、
今日はですね、久しぶりには植物のお話をしようかなと思うんですけども、植物にとってですね、最大の敵、モモ。
これはちょっと立ち打ちできんみたいな敵と言えばですね、何が思い浮かぶと思いますか?
病気とかですね、病原菌とかウイルスもですね、大きな敵として立ちはだかるんですけども、
最も恐れているというか、最大の敵はですね、昆虫なんですよね。
例えばですね、葉っぱを食い荒らすイモ虫とかですね、最も一般的な害虫の一つで、植物にとってみればですね、
モンスター、怪物みたいな存在ですよね。植物はですね、動くことができませんし、
もうなんかここ虫多いから、ちょっと次の日は、明日はちょっと15メートルぐらい移動しようかなと言ってもですね、筋肉ありませんしね、
もう移動できませんよね。そこに根差したらそこでね、光合成して生きていくしかないんですけども、
その時にね、立ちはだかってもちょっとこれ無理やなみたいなね、そんな巨大な敵を目の前にした時ですね、
皆さん、どんなふうに立ち打ちしますか?人間はですね、いろんな道具とか武器とかね、発明して、
そういった武器とか作れませんよね、植物ね。最もそういった巨大な敵に対してですね、立ち向かう方法がですね、あるわけなんですよ。
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これは多分人間もね、そういった歴史があったと思います。それは何かというとですね、毒殺ですね。
毒を持ってね、巨大な敵をですね、殺しめるみたいなね、多分歴史上ね、毒殺とかも結構あったと思いますよ。
植物はですね、こういった巨大な敵に対して立ち向かう方法、毒を持つということね、こういった手段をですね、選んだのかなというお話をね、ちょっとしたいと思います。
毒っていうとですね、なんともですね、物騒な気がしますよね。植物にもね、毒素がたくさんあるんですよ。鳥かぶととかね。
有毒植物、その辺に生えている植物とかも、毒はあるのかって言われたらね、そんなことないやろみたいなね、特別な植物だけでしょとかいうふうに思うかもしれませんけどもですね。
毒っていうのは言い過ぎかもしれないですけども、何かしらのね、防御策として、化学物質、毒ですね、持っているですね、植物も結構多いんですよね。
人間って巨大ですから、植物にとってみれば。なので、そういった毒に対して人間にとってみればね、微量だったら薬になったりとかするので、そこまで人間に少ない影響しかないと、無害なものがほとんどなんですね。
例えばですね、ミントなどのハーブの香りはですね、元々は何かというとですね、昆虫を撃退するための物質なんですよ。
植物は人間をリラックスするためにですね、わざわざああいう香りをかもし出している、香っているわけではありません。
それは昆虫を寄せ付けないようにして、食べないでねっていうね、そういったシグナルを化学物質、匂い物質として出しているわけなんですね。
なので、体の大きい人間にとってみればですね、あの香りが植物、昆虫にとっては毒なんですけども、経費行動を起こさせる物質なんですけども、適度に感覚神経を刺激してリラックスさせてくれる効果があるんですね。
あとね、タバコの成分であるニコチンですね。これはですね、これもですね、元々害虫から身を守るための物質なんです。
だから昆虫にとってみれば毒ですよね。ニコチンもですね、摂取しすぎれば人間にも害を与えるんですけども、消耗であればリラックス効果があるというふうに言われているわけなんですよ。
あとはですね、この野菜の持っているえぐみ、なんか苦いなとかね、あと辛味とか苦味とかですね、元をたとえば植物が害虫から身を守るための実は成分なんですね。
それをうまく利用してね、料理とかで利用して我々は食べておりますけども、ほうれん草のえぐみね、これはですね、臭酸なんですけども、この臭酸も本来は防御のための物質なので、
昆虫対策として作られた化学物質なんですね。わさびとか玉ねぎの辛味成分も植物の化学兵器であってですね、毒なんですね。
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でもわさびとか玉ねぎは化学兵器に少し工夫を加えておるわけなんですね。わさびの持っている化学兵器はシミグリンという物質なんですね。
このシミグリン自体には辛味がないんですよ。え、わさびって辛いの?と思うかもしれませんけども、これですね、植物がわさびの葉をとかね、わさびを食べます。
そうすると食害してね、細胞が壊れると細胞内のシミグリンが細胞の外にあった酵素によって化学反応を起こしてアニルカラシ油、アニルカラシ油と書いてアニルカラシ油という辛味成分を生産してですね、
うわ、なにこれ、気持ち悪いみたいな感じでそれ以上食べるのを防いでいるということなんですよ。
なのでわさびを細かくすりつぶすと辛味成分が出ますよね。あれは細胞を壊して壊してアニルカラシ油という成分ができるので、わさび特有の辛味成分が生まれるということなんですよ。
あと玉ねぎの化学兵器もアリシンって言うんですけども、これも細胞が壊されると細胞外にある酵素によって辛味成分のアリシンを作り出して、昆虫を寄せ付けないということですね。
なので玉ねぎをね、みじん切りすると涙出てきますよね。あれは細胞が壊れることによってアリシンができて、涙出たりとか辛味成分ができるということなんですよ。
なのでそういった強力なわさびのシミグリンとかアリシンとかもね、そういったものを植物の体内に蓄えているということは結構リスクなんですよ。植物にとってみればね、毒だからね。
なのでそういった毒を持っているから、そういった細胞を壊された時に酵素が反応して辛味成分が出るように、普段は辛味成分がなくて無害化しているんだけども、植がんされた時にそういった化学反応をして、昆虫を寄せ付けない防御策を持っているということなんでございますね。
巨大な敵に対した時に、まずどういったものに対処するかというと、植物は毒を持つことを選んで防御をして、どんどん成長して子孫を残すことに、自分の遺伝子を残すという子孫反映に向けて生きているということなんでございますね。すごいよね、本当にね。
なのでね、身近な植物、雑草とかにもあまりいないと思いますけど、マヨネーズつけたら生で食べれるような感じしますよね。
でもね、どういったものが含まれているか分からないし、どういった毒生物が含まれているか、人間にとっては毒じゃないかもしれないけども、あまり生で食べるのって良くないです。
野菜はね、辛味成分とか苦味とかえぐみとかないように品種改良してますから問題はないんですけども、その辺の雑草はあまり口にしないほうがいいかなと、そういう人いないんじゃないかもしれませんけどもね。
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ということで、今日はですね、巨大な敵に対して植物はどういった防御策を持っているのかということで、毒を持って防御をしているというお話をしましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。