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  2. #730 イッカクの角は角じゃな..
2024-07-02 08:10

#730 イッカクの角は角じゃない!?

2024.7.2配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、イッカクの角についてお話しました。
それではまた。

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00:14
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
将棋の藤沢七冠が、先日行われました既成戦で見事5連覇を果たし、英勢既成の称号を得たということで、それが21歳という若さで達成して史上最年少で英勢既成の称号を得たということなんですね。
すごいですよね。藤八冠だったんですけども、先日、タイトル戦負けまして七冠になったんですけど、七冠でもすごいことですけども、21歳の若さで英勢既成という称号を得たということで、これ5連覇すると英勢何々ってつくんですかね。
引退した後に英勢という称号がつくみたいなんですけども、その称号を得た、資格を得たということで、本当にすごいですよね。愛知県の瀬戸市出身で、私の住んでいる三重県のお隣の県ですから、藤沢さん本当にすごいですよね。
野球界の大谷翔平さんが有名ですけども、将棋界といえば、ちょっと前は羽生さんだったんですけども、今は藤井さんということで、将棋するときに食べたご飯が非常にブームになったりとか、非常に日本の宝としてすごい人気ですけども。
頭どうなっているんですかね。何百て何千て先も読んでいるみたいな感じですからね。頭どうなっているのかなということで、ちょっと思い浮かんだのは、その角どうなっているの?みたいな生き物についてお話したいなと思うんですけども。
皆さん、イッカクという動物は知ってますかね。イッカク。これですね、北極海の沿岸に生息している、北極海に生息しているクジラの仲間なんですけども、
ビヨーンって3メートルくらいにもなる螺旋状の角が非常に特徴的なクジラの仲間なんですけども、一説によると、ユニコーンの伝説の生き物、ユニコーンの元になったという説もあるということで、非常に特徴的な角がビヨーンと伸びているのがかっこいいし、特徴的だと思うんですけども。
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このイッカクのあの角ですね、角じゃないよっていうお話なんですけども、何言うてんねん、角って今言うてるやんっていう感じかと思うんですけども、詳しく言うと角じゃないんですね。
ベルーガとも呼ばれる白イルカにとても近くて、超音波を出して獲物の位置関係を感じ取ることができて、時には1500メートルも潜水して獲物を探すこともあるということなんですね。
ユニコーンみたいな感じで、非常にかっこいい動物の代表的なものなんですけども、このイッカクの角ですけども、角じゃないんですね。これ何なのって言うとですね、歯なんですよ。歯。歯?みたいなね。
歯がですね、頭突き破ってですね、出て戻ってるんですよ。どういうことかって言うとですね、このイッカクの歯はですね、上あごに2本しかなくて、それぞれ頭蓋骨の中に埋もれているんですね。
実質、頭蓋骨の中に埋もれているので、歯がないんですね。ところがですね、オスの一角だけ、左側の歯がどんどん伸びていって、上唇を突き破って外に出るんですね。これが角の正体なんです。
要はですね、あの角生えてるのはですね、イッカクのオスだけなんですけども、イッカクの角はですね、角と呼ばれる部分、あの螺旋状の3mのビョーンと伸びたやつね、あれはですね、角ではなく頭を突き破った前歯なんですよ。
なので歯がね、もうなんか、出て戻ってるわけなんですよ。頭蓋骨突き破ってね。これこう考えるとね、なんか結構すごいですよね。大丈夫なんて感じだと思うんですけどね。
この歯っていうのはですね、非常に折れやすくて、一度折れたら二度と伸びないんですね。だからもう命がけの歯なんですよね。
で、このね歯の突き破ったこの角みたいな歯ですね、どんな役割してるのっていうことで、いろんな説があるんですけども、例えばね、武器に使うとかね、氷を砕くとかですね、魚を捕るためにね、このバシバシね、カジキみたいにね、使ってるんじゃないかということと、
あとメスへのアピールね、こういう暗食行動とか生殖活動するときにアピールするためにこの歯があるんじゃないかということがいろいろ言われてるんですけども、
最近の研究でわかってきたのが、一番有力な説としてあるのがですね、ライバルと大きさを競ったり、メスへのアピールに使われているということと、さらに最も一番有力なのはですね、
角には神経が通っていて、温度や気圧など周囲の環境を感じ取る感覚器であるんじゃないかというのが一番の有力説ということなんですね。
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メスへのアピールとか攻撃とかね、そういったものに一度折れたら生えてきませんから、非常にデリケートなリーサルウェポンですから、武器とか氷を砕いたりとか、魚を捕るんではないんじゃないかと。
メスへのアピールとか、シンボル的なものと、さらに神経通っているので、敏感な部位なので、そういったいろんな感覚を感じ取る感覚器として使っているんじゃないかということなんですね。
そう考えると、メスは生えていませんから、その感覚器説も一番有力とされているけれども、じゃあメスはどうなの?どこで感じ取っているの?
押すよりも感覚にぶるの?ということが疑問になってくるので、そこはさらなる研究が進むことを望むところかなという感じがするんですけれども、一番有力は感覚器説が一番有力視とされているわけなんですね。
まれに一角の角が二本生えた、二本ある頭蓋骨埋もれている前歯が二本とも伸びて、角が二本のものもいるということなんですね。
二本生えても伸びているから、一角ではなく二角ですよね。という答えもいるということらしいんですね。
神秘にあふれた謎の多い、生息地が非常に北極海で限られていますから、なかなか研究も進みにくいんだけども、神秘的な一角というクジラの仲間の角は、実は角じゃなくて歯だよ。
頭を突き破った歯だよというお話をしましたということで、今日はこの辺にしちゃったと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
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