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2023-12-25 08:41

#605 中途半端な大きさは生き残れない!?〜カブトムシのオスの戦略〜

2023.12.25配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、カブトムシのオスの生存戦略についてお話しました。
それではまた。

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サマリー

カブトムシのオスの戦略について語られる中で、中途半端な大きさのオスは生き残れないため、大きなオスと小さなオスが戦い合います。その結果、中間的な大きさのオスは少なくなる一方、小さいオスは早起きして真夜中から活動し、餌とメスを手に入れることで子孫を残す特殊な戦略を持っています。

00:14
はい、皆さんこんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、メリークリスマスということでね、今日はクリスマスですね。25日クリスマスね。
でもね、今日クリスマスがね、月曜日平日ですので、クリスマスのお出かけとかですね、クリスマスディナー、クリスマスランチとかですね、そういったものはね、昨日日曜日でしたので、クリスマスイブがね、昨日
クリスマスだよっていう方がね、大半かなっていう感じはしてるんですけども、私ですね、久しぶりにですね、
スポッチャに行きました。スポッチャ知ってますか?ラウンド1のね、これで体を動かす。今日はね、今年はね、もう体を動かすクリスマスにするということでね、
スポッチャの方行ったんですけどもね、もう中高生だらけでしたね。めちゃくちゃね、中高生が多かった。
もう数十年前は、そんな感じだったかなと思いながらですね、
久しぶりにね、体を動かしたんですけどもね、なんかね、小規模なボウリングみたいなやつがあって、それ投げてたんですけども、
あいにく今日ね、筋肉痛ということでね、中高生に混じってやってたんですけども、やはり体はもうね、おっさんだったということですね。
ということで、今日のお話はですね、中途半端は生き残れないっていうね、お話をしたいと思いますね。
カブトムシのオスの大きさの分布
これ何かというとですね、体の大きさなんですね。
生物の体長というものはですね、平均に近いものが最も多くて、平均から離れて大きかったりとか、小さかったりするほど、少なくなるのが一般的なんですね。
日本人でいうとですね、例えば、170センチぐらいの人を平均とするとですね、170センチメートルくらいの人が最も多くてですね、そこから180センチメートル、190センチメートルになると、次第に少なくなってですね、
2メートル、2メートルを超える人はですね、グッと少なくなるっていうのは、何となくわかりますよね。
反対にですね、小さい方も160センチメートル、150センチメートルになると徐々に少なくなって、150センチメートル以下の人はですね、かなり少ないっていうのがですね、これは普通ですよね。
生物の世界、私見てもですね、極端にでかいやつがいっぱい多いとか、極端に少ないやつが、小さいやつがめちゃめちゃ多いです。
やつがめちゃめちゃ多いってことはね これは日本人のその身長の感覚から見て
みてもまあそういうことがまあすんなりね 理解できると思うんですけどもこれね
例外がいたんやねん カブトムシ このカブトムシがですね
これでかいやつと小さいやつが極端に多くて ですねこれ生物のその定義というかね
この流れからね逆行するみたいな感じで平均的な 要は中途半端って言ってしまったらアレですけど
平均的な大きさ中ぐらいの大きさのやつが 少ないんですよねもう一般的に見てね平均のが多くなるっていうのが平均ですからね
普通なんですけどカブトムシの場合はそれに当てはまらないってことなんですよ どういうことなのとこういうことでねもうなんで大きい個体と
ちゅう
小さな答えが多くて中間的な答えが少ないのかというところでちょっとね 深掘りしていきたいなと思うんですけども
でカブトムシのねオスというものはですね餌場やメスをめぐりですね 激しく戦い合うんですねこの平均的に少ないっていうのはね
平均的な大きさの少ないっていうのはオスの話ですねオスの話ですよ でこの戦いにはですね角が大きい方がまあ有利なんですよね
でそのためですね角の大きなオスが
血残り角の小さなオスは破れ去るんですね そのためですねこの中間的なオスっていうのは子孫を残すことができないですねもうでかいやつが
正義みたいな感じでですね大きいやつのが縄張りとるし餌もね 独占しますからブンブン角を振り回してですね体が大きい頃角も大きくなりますから
なのででかいオスっていうのが優先的に餌場を勝ち取って メス異性パートナーもね格闘することができるんでそうすると大きいで
子が残るからでかいカブトムシになるということなんですね じゃあじゃあじゃあさっき言ったように小さなオスっていうものも存在してて中間的なやつ
よりもね多いんですよなんでなみたいな そんなでかいやつと小さいやつが戦ったらねそれは大きいやつが勝つに決まってるし
角小さいからなんでこの中短パネが残らなくて小さいオスがいるのかということなんですよ で小さなオスにはですね特別な生存戦略があるんですよ
ねどういうことかというとですね最初からもう勝ち目ないんで大きなオスとは戦わないん ですね
方法ねでカブトムシのオスというものはですね 明け方近くに活動するんですねなんかこう
カブトムシ取りに行く時に朝方の方が取れるっていうのはその活動の時間に合わせるので 取りやすい時間帯なんですね朝方なんですね
で小さなオスはですねそれよりも早く 真夜中のうちから活動を始めるんですよ
まだね他のオスが眠ってるうちに餌もメスも手に入れてしまう作戦を取ってるんですね これもなんかね
これ知った時にびっくりしたんですけども なるほどそういう戦略かってことでね
もう小さいオスは早起きしますわ みんなちょっとでかいオス寝てるんで僕らはもう真夜中に動きますみたいな感じで
めちゃめちゃ早起きなんですよ 真夜中のうちから活動してそうすると餌も独占できるから
いやオスおらへんしみたいな でメイコンオスメイメイさんいっぱい食べてそしたらもう異性もいるからパートナーもいるから
よしよしこれ残そうみたいな感じで この戦略がそもそも違うし活動時間をずらすことによってですね
小さなオスがしっかりと子孫を残してその遺伝子が受け継がれていくので 小さなオスというものはですね
小さなオスの生存戦略
子孫を残していくので小さいオスが残っているということなんですよ だから中途半端な大きさっていうのは
戦い挑んだら勝てるんちゃうみたいなね ワンチャンあるんちゃうみたいなね
今時の言葉で言うとでももう負けちゃうからでかいやつに でも小さいオスは小さいオスは初めから争わなくて早起きして真夜中から餌とって
パートナーを手に入れるということで そうするとですね小さい遺伝子も残っていくということですよね 小さいオスは小さいオスなりに
真夜中から行動する いない間に餌とる パートナーを手に入れるっていうことがもう遺伝子に刻まれているので
そもそもでかいオスとの生存戦略が違うし繁殖戦略も違うから 子孫を残すことができるということでね
中途半端な大きさの中ぐらいのやつは生き残れないということで カブトムシのオスに限って言えばこの生物のね定義みたいな法則みたいなものに
当てはまらないってことなんですよ なので中央値が非常に下に下がっててでかいやつと小さいやつがもうバーンって上がってて
そいつたちが残っているということなんですね なのでオスはですね力が強ければいいというわけでもないということなん
ですよ なので強いものが生き残るのではなく生き残ったものが強いということでね
もうこれも自然界のなんかこう面白さというかね摂理というかね それをですね
もう表しているといったところですね なのでね自分の得意な土俵のところで勝負するというのがですね我々人間界もね
あであまることですから自分の特徴をしっかり把握してね そこで
最も輝けるとこは何なのかっていうことですね もうしっかりカブトムシは考えてるんだなということでございますねと
いうことでね本当に素晴らしい 昆虫界の起きてというかねまあ面白いなといったところですねということで今日はこの
辺にしたいと思います それではみなさんさようならバイバイ
08:41

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