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2025-05-16 11:52

#919 土星の衛星タイタンに犬1匹分の宇宙生命体がいるかも!?

2025.5.16配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、タイタンの生命体についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

土星の衛星タイタンには、地球とは異なる環境で微生物が存在する可能性があると報告されています。研究者はタイタンの特異な大気と液体メタンの存在を考慮し、エネルギーを得る方法として発酵プロセスを提案しています。そして、地球外生命体の発見に向けた探査計画が期待されています。

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はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、立憲民主党のですね、野田代表が参院選に向けて、この夏のね、食料品の消費税を0%にするということで、
1年間という期間限定なんですけども、食品にかかる消費税をゼロにするということと、現金給付2万円をするということを公約に掲げて、この夏の参院選に向けて選挙するということなんですけども、
まあ確かに自民党に比べればですね、国民のことを考えているなというふうに思うんですけども、1年間だけ食料品を消費税ゼロにしたところで、なんか何のかなみたいなね、経済が上向くまでずっと続けたらいいのになというふうに思うんですけども、皆さんはどうですかね。
ということでね、この参院選は選挙に行かないといけないし、一票を投じるということは大事ですから、ぜひ選挙には国民の、国民主権ですからね。一応ね、日本はね。ぜひ選挙に行ってほしいなというふうに思います。ということで、今日のお話はですね、皆さん、地球以外の惑星や衛星にですね、生命体がいるとしたらですね、すごいロマンあると思いません?
我々ね、地球上に暮らしておりますけども、火星とか水星とかに同じようなね、宇宙人みたいなね、生命体がいるとですね、ロマンあふれてね、想像するだけでね、結構いろんなね、漫画であったりとかアニメであったりとかね、地球外生命体に非常に憧れを持っている方もいると思うんですけども、
宇宙人って言ってる時点でですね、人っていう字が入ってるから、同じ生命体で人みたいな人がいるみたいなね、それがね、ちょっとバイアスかかってるなって感じもするんですけども、このね、地球外生命体にもしかしたらいるんちゃう?みたいなね、そういったですね、驚きのニュースというかですね、研究結果がありますので、
タイタンの環境と可能性
今日はそちらをね、ご紹介したいなと思うんですけども、どの星に、どの地球外生命体どこにいるかもしれないという風になったのかというとですね、土星の衛星タイタンに、地球とは全く違う環境で生きる微生物がいるかもしれないということがね、そういう研究結果があるんですね。
土星ね、輪っか状のやつね、土星の衛星、我々地球の衛星は月ですけども、土星の周りを交点している星を衛星と言うんですが、地球の衛星は月ですけども、土星の衛星の中にタイタンがありまして、タイタンのね、写真とか映像とかね、画像をね、見たことがある人はね、
これ、地球に見たいやん、みたいなね、と思うぐらいですね。
これね、水があるし、太陽系の衛星で唯一、暑い大気をね、持っている星なんですね。
この土星はですね、地球から14億キロメートル離れているので、めちゃめちゃね、離れているんですけども、光の速さでも80分ぐらいかかるので、非常にね、遠いですし、水・金・地下・木・土・天・海ということで、もう結構遠いっていうのはね、なんとなくわかるというふうに思います。
このね、タイタンにね、いるんちゃうかということでね、先ほど言ったように、太陽系の衛星の中では珍しく大気があって、窒素が95%なので、窒素の大気なんですけども、我々もね、地球上もですね、7割近くはですね、窒素ですから、なんか似てますよね。
で、表面にはですね、安定した液体もあるんですよ。だからもうそんなね、それ聞いたら、もう地球ですやんみたいなね、もう原始地球ですやんみたいなね、感じだから、生命体いるやんみたいなね、こと思うかもしれませんけども、
タイタンはですね、画像から受け取る印象はですね、地球と似てるやんって感じがするかもしれませんけども、実際はそんなに甘いもんじゃないんですね。太陽の光はですね、ほとんど届きません。14億kmも離れていたりですね、太陽の光はほとんど届かないんですよね。
なので、めちゃくちゃ寒い。もうめちゃくちゃ寒いんですよ。タイタンのね、まあ表面、まあ温度と言いますか、あのー陸地ね。またね、マイナス180度なんですよ。めっちゃ寒いです。めっちゃ寒い息、超えてますよね。マイナス180度なんですよ。
大気はほとんどがさっきも言ったように窒素ですし、川や湖にある液体は水じゃないんですよね。H2Oじゃないんです。何かというと、メタンとかエタンというですね、地球とは全然違うものですね。
メタンというのはメタンガスということで、地球温暖化の問題となるメタンガスで温室効果があるので、このメタンって常温だと、地球上の温度だと液体なんですけども、マイナス180度なので、沸点がマイナス160度なので、メタンが液状化して液体になっているんですよね。
なので、映像から見ると、海あるやんみたいな感じかもしれませんけども、それはメタンの海なんですよ。メタンの液体で満たされているので、そんなところで泳ぐとですね、体めっちゃ浮きますし、火つけたら燃えますよ。それぐらいですね、地球上の海とは全然違う。H2Oとは全然違うんですよね。
太古の昔のタイタンにはアンモニアの氷があって、それが紫外線とかで分解されることによって窒素が発生して、どんどん窒素が蓄積されていったっていうのがあるので、その窒素の誕生もアンモニア氷で、メタンも液体化しているということで、確かに見た目は地球みたいな感じかもしれませんけども、実際は非常に過酷な世界になっておりますね。
エネルギー獲得のメカニズム
じゃあ、そんな過酷な状況なのに生命体がおるっていうふうに示唆されたんだけど、どういうことってことは思いません?そんな過酷な環境でもし生命がいるとしたら、どうやってエネルギーを得ているのかということですよね。
生命体としてエネルギーを取り入れて、それを自分の食べるものと変えて、それで成長したりとか、生きていけないとならないですよね。地球の植物みたいに光合成してるんじゃないかということだけど、残念ながらタイタンには太陽から離れてすぎるので光が届かないし、酸素ももちろんありません。
そこでアリゾナ大学の研究者たちが考えたのが発酵という生命の過程なんです。発酵というのはパンを膨らませたりお酒を作ったりする酸素がないところでも微生物がエネルギーを生み出す方法なんですよね。
太古の地球もそうで、シアノバクテリアのおかげというか原因で酸素が爆発的に増えたんだけども、もともと酸素なかったから発酵でエネルギーを得てやってたんですね。グルコースとかで、グルコースないと思うけどタイタンには、栄養分を酸素を使わないで分解してエネルギーを得てATP作って生きてたので、それをそっくりそのままタイタンにも置き換えて言えることができるんじゃないかと言われてるわけなんですね。
それで、研究者たちはグリシンというすごくシンプルなアミノ酸に注目したということで、グリシンというのは隕石とか水星からも見つかってますので、タイタンの大気を再現した実験でもグリシンというアミノ酸ができてるので、アミノ酸を使って酸素を使わないでエネルギーを得てるんじゃないかということが言えると。
タイタンに原始的な生命がいるなら最初のエネルギー源としてグリシンが当てはまるのが非常に理にかなっているというか、それはグリシンが栄養分として使っているんじゃないかということが示唆されているということなんですね。
コンピューターでシミュレーションしてみたということなんですけども、その結果グリシンがたくさんあればタイタンの微生物は発光でちゃんと生きていける可能性があるということが分かったということなんですね。
タイタンにどれぐらいの微生物がいるのかということなんですけども、その量は本当にごくわずかで、地下の海、メタンの海全部合わせても小型犬1匹くらいの重さにしかならないということなんですね。
タイタンは月よりも大きくて、大体地球の40%の大きさなんですよ。月が地球の25%くらいの大きさなので、半分以下、地球の半分以下ちょっとぐらいの大きさで、それでもでかいよね。
そのだけでかい衛星の中で、全部の微生物を合わせていると小型犬1匹くらいの重さにしかならないんだけれども、原始的な衛星で生命体がいるということを示唆されるし、それを世に発表している時点で結構すごいじゃないですか。
宇宙人のように我々と同じような二足歩行で歩くような宇宙人はいないかもしれないけれども、他の惑星、衛星、地球外生命体がいるということのその事実が素晴らしいことかなというふうに思いますよね。
研究者たちはアルトラ大学のすごく小さな生態圏だけど、全く生命がいないよりずっと重要な発見だということで、地球以外の場所で生命が見つかっているということが本当にすごいことかなということですね。
探査機計画と未来の期待
さらにこの研究を発展させるために、NASAは将来タイタンにドラゴンフライというドローン型の探査機を送る計画を進めているということで、もし本当に犬1匹分の微生物がいるなら、この探査機が歴史的な大発見をする、どういった生き物かというのはまだ取ってないからわからないけれども、
大気蘇生やメタンの海とか、原始的な状況を再現したシミュレーションによるとグリシンとアミノ酸も発生しているし、これがあれば微生物は生きていけるよねということが非常に極限状態でも火山の噴火口の熱いところとか、すごい酸性の強いところとかでも地球上でも微生物は生きているんですよ。
コサイキンとかサイキンバクテリアね。そういった同じような状況を作り、原始的な地球でもあるタイタンの環境だと多分いるんじゃないかということで、それはまだ目にしてないけれども、生命体としてはいるだろうけれども、今は小型犬1匹分ぐらいしかないけれども、生命体はいるんじゃないかということが強く示唆されているということですね。
これ想像するだけでもワクワクするので、早くドラゴンフライ、ドローン型の探査機がタイタンに行って、数十年くらいかかるけど行くまでにこれを第一世紀の大発見で、こういった生き物がいましたということを世に発表できるとすごい大発見だなということで、やっぱり地球外生命体っているんじゃないかと、そういったワクワクもありますから、ぜひさらなる科学技術の進歩が待つばかりですね。
ということで今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさんさよなら。バイバイ。
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