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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。 今回は、太陽系随一の生命の材料を持っている星
土星の月タイタンに関する新たな研究を紹介していきたいと思います。 生命いるかもしれないとか言われてたけど、あれ、あんまりいないのかな。
そんな研究結果になっていきそうな研究を紹介していきたいと思っております。 今回の内容は、大人気YouTubeポータルサイト
soraeとのコラボ企画になってますので、記事でも楽しんでいただきながら、 音声楽しんでください。それではどうぞ
【佐々木亮の宇宙話】
2024年3月18日 始まりました佐々木亮の宇宙話
このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の 亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております
本日でエピソードが1256話目を迎えるというところで、毎日毎日宇宙の話ばっかりしている ちょっとマニアックなチャンネルですが、ぜひ過去の回も聞いていただけたら嬉しいです
最近は日曜日は日曜特集ということで、 1週間喋ってきた宇宙の話、本編では話せなかったところだったり、
そもそもの振り返りだったりっていうのをしているので、 日曜日から聞いてもらうのがまあいいのかなというふうに思っております
ぜひチャンネルのフォローして聞いていただけたら嬉しいです ということでまあ早速今日の本題に行きたいと思います
今日の本題は氷でできた惑星、氷でできた星 この中に生命がいるのかいないのか
そういったところに新たな研究結果が出てきたので紹介していきたいとおもいます
太陽系の中には分厚い氷に覆われていて その中に
もう膨大な量の水がある つまり海があるだとあると思われている星っていうのがいくつか存在するんですね
でこういった状況になってる星っていうのはもちろん太陽系以外にも あるんじゃないかと思われていて
そういった環境の中にその地下の海に生命がいるんじゃないか ここまで話が結構膨らんでいたりします
実際に地球の中の海を想像してもらうと 光が全く差し込まない深海で
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地球の熱、地熱のエネルギーを頼りに生命が存在しているっていう そういう状況って見られるじゃないですか
いわゆる深海魚みたいなところですね つまり日の光っていうのがマストではないんじゃないかと
ある程度の圧力にも耐えられてなおかつ 地熱から出てくるエネルギーである程度のこう
生命環境っていうのがその場に整っている場所が実際地球上で見られると
ってことは 地球の表面みたいにただ海がむき出しになっている状態じゃなくても
生命っていうのは生きられるんじゃなかろうかと思いますよね でそんな中で豊富な液体を持つ天体っていうのが
あるっていうところまでは見積もられてるんですよね その代表格が土星の衛星タイタンです
この土星の衛星タイタンっていうのは 氷に覆われているっていうことはわかってるんですけどその地下に
真中の星の熱によって溶けた海みたいなのが存在していて でそこに豊富な生命の源になる有機物っていうのが存在しているというところが
推定されている天体ですね いろんな計算だったり研究っていうのが進んできた中で
このタイタンっていう星の海の中にどれぐらい有機物があるのか ここをしっかりと見積もっていこうという研究が進んでいます
そんな中でじゃあ本当に有機物豊富にあるのかというところを調べたのが今回の 研究です
タイタンの表面タイタンの表面にある有機物有機化学物 化合物かごめんなさいね
言葉がうまく出てこなかった 有機化合物の量っていうのは地球を除くと
太陽系図一の規模であるというふうに考えられています また表面には液体のメタンの湖が
複数見つかっていることから地下深くには地球の海の14倍にも 上る液体の量
つまり水が存在しているというところまで考えられているわけです 地球の海の14倍ですよ
ねそもそも水の惑星って言われているこの地球の水の量がバカバカしく感じれる ぐらいの規模がこのタイタンっていうのにあるらしいんですよ
このタイタン結構有名でなんか1回はみんな聞いたことあるんじゃないかなっていう で多分あの
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爆笑問題とかの 事務所の名前がタイタンなのも多分なんとなくここら辺から来てるのかな
あとあれか昔の神の名前とかにあるのかなタイタン だいたい星の名前っていうのはそういうところから名付けられていることがあるので
まあそういう意味で皆さんも1回ぐらいは言葉だけなら聞いたことあると思いますが 木星…木星じゃない土星にとっての月ですね
土星にとっての月 っていうので注目されている天体の一つになっています
でなので豊富な水がありそして有機物の表面にはたくさんあるというところになるとこれはやっぱりその地下の海には生命がいてもおかしくないんじゃないかって期待されていたんですよ
ただですね今回の最新の研究で地表からどんどん地下に対して輸送されていく有機化合物の量っていうのが推定されてその量っていうのが
7万5千キログラム 年間で7万5千キログラム以下だというふうな見積もりが出ました
これが多いのか少ないのかわかんないですよね でこれすごい
詳しい記載があって 地球の14倍も大きな海に対してこの供給されている
有機化合物の量っていうのが7500キログラム以下っていうのは 地球の14倍の海の量に対してアフリカ像1頭分が年間追加されていくイメージらしいです
どう思いましたか 多分僕と感覚は一緒で
少ないなっていうんですよね で実際この研究の中でも本当ものすごく薄く滲んでいるだけだっていう話になっていて
今のこの見積もりが正しければ生命を維持するには到底足りないんじゃないかというふうに考えられているそうです
でこれは結構悲しいお知らせで タイタンってさっき言ったみたいに太陽系の中でも
随一の有機化合物豊富天体なわけですよ 地球に次いで
でこれはもう僕たちみたいな生命の体を特徴づける まあ作り上げるために必要な材料の一つなのでこれが少ないっていうのは
まあ結構悲しい状況 つまり生命がいる可能性が実は
低いんじゃないかというようなところがまあ今回考えられてしまう部分になってくるので まあこれから例えばね
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もともと地下にたくさんあって地上から今回 染み出ていく量の話をしたので
もともと地下に豊富にあってとか別の 栄養源というか生命にとっての必要な材料というのが豊富に含まれている可能性もあります
まあここらへんをしっかりと包括的に見れる ミッションとかが出てきたら地球外生命体っていうところがどういうふうに
成り立っていくのか本当に存在するのか このあたりが大きく進展していくんじゃないかなと思ってこれから楽しみにしていきたい
ポイントかなと思っております ということで今回は太陽系の中では一番生命がいてもおかしくない天体の一つ
土星の衛星タイタンに関するお話をさせていただきました 今回の話は冒頭にもお話ししましたが大人気宇宙ポータルサイト
そらえとのコラボ企画になっています 詳細な情報が知りたい方はぜひそらえのウェブサイトを飛んでいただけたら嬉しいです
よろしくお願いいたします ということで以上になりますアフタートークですね
昨日の日曜特集いかがでしたでしょうか もうなんか喋りすぎちゃったなっていう感覚があるんですけど
まあまあ日曜は好きなだけ喋るっていうのにしてるんでいいかなと思いました
でですね まあなんか連載やったりもう1個ポッドキャストやったりっていうので先週のポッドキャスト
もう1個やってる方聞いていただけましたでしょうか 隣のデータ分析屋さんっていう番組僕やってるんですけど
こっちでね テイラースイフトっていうあのミュージシャンいますね
が与える経済効果とかどんぐらい売れてるんだみたいなのデータ分析からアプローチ するっていう内容をやっていて
でこれ すごいんですよ何がすごいかっていうと
先日ポッドキャストの全国調査をするっていう朝日新聞と音なるっていう会社の2つが 合同でやっているレポートが最近公開されたんですけど
それの中で音楽に関する需要がやっぱポッドキャストって一番すごいんですって それをカバーしたポッドキャストのエピソードなのできっとみんなのどっか
気に合ってる部分に刺さるんじゃないかなと思ってますぜひこちらねチェックしてみて いただけたら嬉しいです
ちなみに 35項目だっけなぐらいあったうちの科学系の需要はなんか5項目ぐらい
めっちゃ悲しいですね けどそれを聞いてくれているみんなには本当に感謝しかないなぁと思ってるんでぜひぜひぜひ
これからも科学系楽しんでいただけたら嬉しいですよろしくお願い致します 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー
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