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  2. #239 「水産大国」日本の真実
2022-06-25 10:33

#239 「水産大国」日本の真実

2022.6.24収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、日本の水産資源についてお話しました。
それではまた。

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00:25
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年6月24日、金曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、金曜日ですね。
一週間お疲れ様でした、というところでしょうか。
まあ、明日ね、休みの方はちょっと今日は晩酌でもしようかなということでね。
刺身なんかをつまみにね、日本酒なんか飲むともう素晴らしい桃源郷が待っておりますよね。
刺身は美味しいんですけども、日本はですね、四合八方ですね、海に囲まれておりますからね。
刺身なんかもね、スーパーに売ってますから、それを食べてね、素晴らしい週末が待ってるわけですけども。
今日はですね、そんな水産大国、日本の真実をお話ししたいなと思っております。
先ほども言ったようにね、日本は四方をね、海に囲まれておりますから、水産資源が豊富で、水産資源が豊富だというようなことをですね、誇らしげに語っている方もね、いらっしゃると思うんですけども。
それはですね、実はですね、日本の漁業が衰退しているということをね、現実をね、知らないだけなんですね。
全然ね、水産資源の宝庫ではなくなってきてるんですよ。
まあね、事実としてね、1986年、今から36年くらい前ですかね、1986年の日本の漁獲量は約1280万トン。1280万トンですよ。
で、世界一位だったんですね。そのイメージがあるから、確かに水産資源の宝庫で、漁業といえばもう日本みたいなね、太陽ホエールズっていうね、
もう捕鯨の会社が9段持っているぐらいですよ。それぐらいね、水産大国だったんですけども。
それからですね、30数年経ちまして、2021年のデータですかね、2021年のデータでですね、漁獲量は420万トンまで減少して世界第10位なんですよ。
あれ?あれあれ?水産資源大国じゃないの?みたいな。
1位の中国なんかすごいですよ。8200万トンですよ。1280万トンで35、6年前1位だったのに、もうその何?もう6倍近く獲ってるんですよ、中国ね。
2位がインドとかですね、2位がインドかな?2位がインドで1400万トン。ベトナムで、3位がベトナムで800万トン。
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3位がペルーの580万トン。5800万トンか。なのでもう全然水産資源豊富というかね、言ってるのも過去の話なんですよね。
で、なんでこんなことになってるかというとですね、確かに漁業人口も減っておりますよ。
何よりも大きいのはですね、これはね、日本周辺の水産資源がね、めちゃくちゃ減ってます。激減してるんですよ。
で、日本はですね、世界の中でも珍しくですね、養殖よりも実際の漁業、要は船出してね、魚獲ってくる方の方が多いんですね。
比率にすると養殖は25%で、漁業が75%です。さっきのね、めちゃくちゃ多かった中国はもうほとんど養殖です。
内水面、淡水域、海水域、もうめちゃくちゃ養殖しております。
で、その中で日本は唯一と言っても過言でもないけど、珍しく養殖25%で、漁業が75%くらいなんですね。
で、それで漁獲量が減っているということはですね、船を海に出すような漁業ではほとんどね、魚が獲れなくなっちゃってるんですよ。
いつもね、あのね、サンマ大漁ですみたいな、気仙沼のなんかもう無料で配っているサンマ祭りみたいなもんね、
コロナ禍もあったかもしれないけど、全然獲れてないし、全然やってないですよね。
それぐらい激減してるんですよ。私は釣りをするので、だいたいそのなんかその沿岸部とかの現状わかってるんですけど、
漁港でね、釣りをしてもね、なんか最近も釣り機の漁港増えましたけど、魚ね、釣れないですよ。全然。
漁港で釣りしとっても、沿岸部というか、まあね、陸から差を出して釣りをしても、ほとんど釣れなくなっちゃってるんですよね。
というぐらいね、水産資源というのは激減しております。
あとね、最近ですかね、熊本産のアサリの偽造問題とかもあったじゃないですか。
業者がですね、中国産アサリを国産だと偽ってスーパーに卸してたという事件なんですけども、これね、本来は偽造はあかんよってことなんですけど、
もはやね、アサリですら、漁獲量ね、魚介類、アサリとか貝類とかも偽造しないといけないぐらい取れなくなっちゃってるんですよね。
全国各地でほとんどね、昔はいっぱいたくさん取れてたんですよ、アサリもね。
その漁獲量は10万トンを超えてまして、最も多かった1983年の17万トンという記録があるんですけど、そこからね、どんどんどんどん右肩下がり。
右肩じゃない、右肩下がりなんですね。どんどん下がってっちゃってると。
どんどん減少していって、2006年には1万トンまで減り、ついには2020年のデータですけども、最上期の3%ぐらい、4305トンまでも減っちゃってるんですよね。
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国産アサリというものは、絶滅危惧種になってるんですよね。
っていうことを聞いても、スーパーには当たり前のように、魚、貝、イカとかね、いうのも当たり前のように並んでるから、こんなこと言っても全然減ってない。
日本はね、水産資源の宝庫だっていうことを見るんですけども、これはほとんどね、輸入してるんですよ。
でもたくさん輸入してて、たくさん流通していることは、たくさん資源があるということではないんですよね。
他の国の水産資源を奪ってこっちが流通してるんで、奪い合いなんですけども、日本産というものはほとんどなくなっちゃってるんですよね。
今日本で全体で、魚やエビ、蟹、蟹や貝などの海産物はだいたい600万トンほど消費されてるんですけども、その内訳がどうなってるかというと、輸入品が300万トンで半分輸入品に頼ってるんですよね。
でもこの国産の300万トンというのも怪しくてですね、さっきの朝でやったと思うんですけど、中国で地買いを取ってきて、日本にばら撒いて、そこで日本で大きくなれば、国産として流通してもOKなんですよ。
さらにウナギも取れなくなってるよね。ウナギね、いつも全然取れないみたいなニュースが結構あるじゃないですか、最近ね。もうずっとここ10年ぐらい。
それも中国で地業を取ってきて、市業を取ってきて、日本で育てて大きくして、流通したらこれ国産と名乗ってもいいんですよ。
だから半分輸入品に頼って半分国産だけど、この半分の国産も怪しいんですよね。
すごいインチキみたいな感じですけど、日本の水産資源っていうのは取れなくなってきてるし、激減しているというところなんですね。
古来日本はですね、海に囲まれてましたから、魚を食べてここまで大きくなってても過言でもないし、我々の多分先祖は魚を食べてきたんですよね。
貝塚とかありましたからね。日本って魚を食べてきてきたから、重金属に対しては非常に耐性があるんですね。
っていうぐらい魚を食べてきたっていう遺伝子も刻まれてるし、魚を食べてきてここまで発展してきたんだけど、その魚がなくなってきている。
なので、海は守ろうとかね、SDGsって言ってるけども、海は守るんはいいんだけど、もう少なくなってきてるし、
飢餓をなくそうと言ってるけども、飢餓をなくすイコール海を守っていくと資源も取るし、なんかもうおかしい感じになってるんですよね。
それでも取ったらあかんとか言ってるし、でも飢餓をなくそうと言ってるから魚も流通させないといけないし、発泡ふさがりな国の対策にもなってるし、
魚格料これだけ取ったらあかんよねとか言うのも、全くそういった基準も明確なものがないので、取っただけ売りさばいてるっていうのも現状なので、
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真剣にちゃんと国が考えてこなかったというのも大きな問題なのかなと思うんですよね。
そういった環境も変わってきているし、本気で水産資源どうしようっていうのを一人一人がちゃんと考えて、国もちゃんと対策して、漁業人口も減ってるし、
それだけじゃないんだけどね、いろんな問題がね。だからもうちゃんと我々は魚、水産資源を食べてここまで日本っていうのが発展してきたっていうのは、
古来からそういった歴史があるんだから、もうちょっとちゃんと皆さんも考えて、国もちゃんと対策をやってほしいなと、具体的なものはまだ全然思い浮かばないんだけど、
ちゃんとサポートとどうしようっていう考え、そういったものをしっかりアナウンスして、一人一人考えていかないといけないのかなと思っておりますね。
ということで、今日はですね、水産大国日本の真実についてお話ししました。
でも魚食べられなくなるのは悲しいね。ということでちゃんとね、しっかり考えていきましょうということです。
それでは皆様、さようなら、バイバイ!
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