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  2. #340 シーラカンスはなぜ進化..
2022-12-24 13:09

#340 シーラカンスはなぜ進化しないのか?

2022.12.20収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、シーラカンスについてお話しました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年12月20日火曜日のホームルームの次回になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、
北陸やですね、東北の日本海側、特にまあ新潟ですかね、
大雪ということで、立ち往生ということで、国道8号線で多大な被害が出ているという感じなんですけども、
いやー、冬本番で寒波がやってきたと思ったらですね、こういった被害が出てますのでね、
一刻も早い救助を待つばかりだと思うんですけども、立ち往生というのは非常にね、
つらいですよねということでね、岸田総理がね、不要不急の外出は避けてということを言っておりましたけど、
なかなかね、仕事もありますしね、なかなかずっといるっていうこともないし、
いきなりね、雪が降ってきたらね、予想もしにくいですからね、
一刻も早い救助を待つばかりというところでしょうかということで、
今日のお話はですね、シーラカンスはなぜ進化しないのかというお話をしたいと思います。
皆さんシーラカンス、ご存知ですか?
これあまりにも有名ですよね、生きている化石としてあまりにも有名なのかなと、
ロマンがありますよね、そのシーラカンスのお魚ですね。
このシーラカンスなんですけども、原始的な甲骨魚類のグループで、
甲骨魚類、海や川でよく見られる魚は全部ね、ほぼ甲骨魚類なんですけども、
スズキモクがね、今一番勢いのある魚魚類のグループだと思うんですけど、
甲骨魚類のグループでデボン紀末に出現したと言われます。
デボン紀っていつなんて話ですけど、今からですね、3億6千万年前、
まだこの頃は動物は陸上進出してませんから、海が一番動物の宝庫で、
魚の時代と言っても過言ではない、その魚の時代に誕生した、
出始めですよね、魚がね、に誕生したと言われてます。
古生代から中生代末まで栄えたくさんの化石種が見つかっております。
この生物種というものなんですけども、必ず寿命を持ってますね。
性別がある動物、植物は必ずですね、生物の動物は必ず寿命があってですね、
03:05
長くても数百万年しか存在できないんですね。
一個体が百万年行くわけじゃないですけどね、百万年ぐらいしか生きることができません。
我々もですね、人類も20種類ぐらい誕生したと言われておりますけど、
生き残ったのは我々ホモサピエンスだけですから、そういった考えてみても、
数百万年ぐらいしか生きれないということなんですね。
ある種は何かの進化して母種になるか、枝分かれしていって、
あいつの祖先みたいなね、あれの祖先になって、やがて自分は亡くなっていくっていうのと、
次のステップアップの進化にして新しい種を生み出さずに絶滅してしまうというのが大体の末路なので、
なので我々もね、誕生して二十数年、万年ですから、
次の進化が待っていると思うんですけども、
そういった感じで何かの新しい種の母種になるか、残せなくて亡くなっていくっていうのはですね、
大体動物、生物の末路でもあるんですけども、
3億6千万年前に誕生したこのシーラカンスですね、
もう同じくですね、中世代に恐竜と共に運命を共にして絶滅したというふうに思われてたんですけども、
1938年に南アフリカの東海岸で今現存している原生種のシーラカンスが見つかり、
世界は騒然となったんですね。
絶滅したと思われてたけど実は生きてたみたいなね。
この原生種、1938年に見つかった原生種は、
現地の漁師さんが獲った魚の中からこの貴重な魚を見つけたコートネイラティマーにちなんでですね、
学名にラティマーと入っています。
ちょうど見つけたのがチャルムナ川の沖だったので、
ラティマーチャルムナという学名がついていて、
親族親種、親種として1938年に見つけて、
1939年には一つの種として認定されたという感じなんですね。
さらにインド洋の西に広く分布しているということがですね、
シーラカンスね、多く読められるということが分かってですね、
さらにインドネシア近海からはですね、別種が発見された。
ラティマー、チャルムナ以外の種が見つかって、
今は原生種はですね、2種類ということになるんですね。
この見つかったシーラカンスは親種なんですけど、
その化石から見るこの形態、体の形とか構造とかがあんまり変わってないよと。
3億6千年前からそこまであんまり変わってないよということがですね、
原生種の体の特徴と化石の特徴から分かると。
06:02
シーラカンスは肉器類という原生的な甲骨魚類なんですけど、
ヒレがですね、3Dみたいな感じでですね、
めちゃくちゃ動くんですよね、本当に器用に。
そうやって見ると最新の3Dプリンターでできたロボットみたいな魚みたいな感じなんですよ。
ぜひ見てみてください。
ヌマゾの深海水族館とかにも成功な模型で作られてますので、
気になる方は見てみてほしいんですが、
そういったヒレの形とか形態がですね、
あまり化石と変わらんぞと。原生種とね。
ということで、進化スピードが遅いんじゃないかというふうに思われてたんですね。
それを決定付けるというか、エビデンス根拠を見つけた人がいて、
原生種のシーラカンスのゲノム、遺伝情報が解読されてその謎が解けました。
東京工業大学の岡田則寛名誉教授のグループが、
先の原生種の2種のシーラカンスのゲノムと化石の種ですね。
だいたい原生種のこのシーラカンスはだいたい3000万年前に分岐したと言われてます。
祖先が3000万年前にいて原生種の2種に分かれたと言われてて、
その分かれる前の祖先の3000万年前に見つかっているシーラカンスの化石のゲノムを調べたらですね、
DNAの延期配列はわずか0.1%しか違わなかったんですね。
ほとんど進化というかですね、時代時代を乗り越えてそんなに形態も変わってないし、
ということはDNAの延期配列も変わってないという発見だったんですね。
人とチンパンジーを例に挙げるとですね、
人とチンパンジーは約700万年前に共通の祖先から枝分かれして人類とチンパンジーに分かれております。
この2つの種、人とチンパンジーのDNAの延期配列を調べるとですね、1.23%なんですね。
最近の研究ではですね、5%以上違うという報告もあるので、
単純に計算してもシーラカンスの進化速度はね、そのDNAの延期配列の違いから考えると、
シーラカンスの進化速度は人やチンパンジーの30分の1ぐらいなんですね。
チンパンジーと人を1.23%にした場合、1番5%も違うという研究の報告もあるから、
それに照らし合わせるとですね、人とチンパンジーとシーラカンスの進化スピードは120分の1ということになるわけですね。
かなりゆっくりとした進化スピードであるので、ほとんど多分誕生してから、
原生種の3000万年前のシーラカンスの原生している種の祖先からもほぼ変わってないということなんですね。
09:02
これはまあいろんな解釈ができると思います。
なんでこんな進化してるの?なんで変わってないの?
まあその生きている場所そのものが非常に進化するのに必要ではないぐらい安定している。
シーラカンスは結構深海に住んでますので、深海ってそんな何て言うんですかね、
波でめっちゃ削られるとかですね、急に温度めっちゃ上がったり下がったりとか、なかなかそういうことはしにくいんですね。
なので生きている環境そのものが安定している。
だから進化しなくてもその形態変わっていって、このありふれた環境に合わせるためにいろんな進化をしてますから、
その必要がなかったということも言えるし、
あともう一つはですね、進化したくてもできなかったんじゃないかということも言えるのかなと。
進化していろいろ変えていきたくてブラッシュアップしてどんどん進化してってですね、
携帯変えながらその募集になっていろんな形変わっていく風には大体の進化の過程レベルなんだけど、
したかったんだけどなぁみたいな、でもできなかったんだよねっていうのも言えるのかなと。
生きた化石ねカブトガニとかもいろいろいっぱいいるけど、ほとんど形変わってないから進化したくてもできなくてたまたま生き残ったっていうことも言えるのかなと。
キリンとかねその高い奴の草を取るために首長くしてたんだけど、それも首長い奴がたまたま生き残って今生きてますから、
だからシーラカンソン別に進化しなくてもよかったし、進化したくてもできなかったんじゃないかなっていうことも言えると。
ということは考えられるかなということですね。あとシーラカンソンは進化しなくてもいいっていうのが、進化したくてもしてなかったという裏付けにもあると思うんですが、
非常に長い、100年ぐらい生きるっていう、100年は軽く生きるっていう風に言われてますし、ある研究によると300歳ぐらい生きるのかもしれないという風に言われてるんですね。
だから安定してずっと寿命も長いからそこまで形変えなくても、そこまで長く生きるから、長く生きてるということは別に進化しなくても命をつなげるっていうことの証拠だから、別に死んでもいいかなみたいな。
死んできないし、別に死なくても生きていけるからいっかみたいな感じなのかなという感じもするんです。
今日はシーラカンスはなぜ進化しないのかという話をしました。進化しなくても別によかったし、それで生きてるからいっかっていうのと、安定してるからということですね。
夢はシーラカンスを釣ってみたい。ただそれだけですね。
12:03
でも今全世界で1000個単位ぐらいしかいないと言われてますから、絶滅の危機に瀕してますから、3億6千万年も生きてるからね。
そういう生命力っていうのは強いかなと思ってますし、なかなか全部が全滅するっていうのは分かりにくいけどね、その瞬間にいるからね。
いつかシーラカンスをこの手で釣って掲げたい。多分ワシントン条約とかに引っかかって問題でしょうね。
生きたシーラカンスを水族館に展示していることはないから、なかなかイメージしづらいと思うんですけど、
ぜひ生きたシーラカンスを展示する水族館で現ればめちゃくちゃ面白いですよね。
ということで今日はシーラカンスについてお話をしました。
それではみなさんさよなら。バイバイ。
13:09

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