1. ちょぼっとサイエンス
  2. #678 オタマジャクシから学ぶ..
2024.4.3配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、オタマジャクシの防衛術についてお話しました。
それではまた。

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00:14
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しておりますということで、
今日はですね、大雨でしたね。結構ね、大きい低気圧がですね、
北日本の青森の方までかかって、日本列島すっぽり覆われたみたいな感じでですね、
全国各地大雨だったという感じなんですけども、台湾の方ではですね、大地震がありまして、震度6弱の大地震がありましてね、
非常に大きな被害が出ていると言ったところなんですけども、なんかね、こういうね、自然災害のニュースがね、
今年は多い気がしましてね、明日は我が身ですからね、万全の対策をしなければならないなと言ったところなんですけども、
今日のお話はですね、みなさんね、自分の特徴はね、自分がよく知っていると思うんですけども、
ほとんどのこういった能力とかは遺伝で決まっているから、今更頑張ってもね、なんかもういろんなことができるようになるということはですね、
だいたい遺伝で決まっているから、環境次第で変わらないよ、みたいなことをですね、思っている方もいらっしゃると思いますし、
そういったことをね、よく記事とかでね、見たこともある方もね、多くいらっしゃるのかなという感じなんですけども、
実はそうではなくてですね、我々の38兆個ある細胞の中にね、眠っているDNAがあって、
これがスイッチが入ると、何者でもなれる、そこはちょっと言い過ぎかもしれないけど、環境次第で何者でもなるよと、
変身というかね、進化できるよう、柔軟にね、汎用できるよというお話をですね、
お玉尺子から学ぶことができるので、そういったお話をしたいなと思うんですけども、
なぜお玉尺子なのかということなんですが、
北海道大学の岸田治博士がね、このお玉尺子、北海道の池に住むエゾアカガエルのお玉尺子と、
この捕食者のエゾ3章を使って、次々と実験を行って驚くべき結果を発表したということでね、
結構有名なね、論文なんですけども、研究論文なんですけども、何かと言いますとですね、
このお玉尺子ね、これからの時期ね、田んぼに大発生しますよね。
何か黒いのが、田んぼの隅っこに集まってるなと思ったら、これ全部お玉尺子か、みたいなね、
そういったね、光景をですね、目にする季節になりましたけども、
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お玉尺子ね、3章魚にね、食べられちゃうんですよ。
このエゾ3章魚も、主なメインになった食べ物はね、このエゾアカガエルのお玉尺子なんですね。
これね、エゾアカガエルにとってみればね、3章魚に食べられてしまったらですね、
命のバトンが繋げられないですよね。大きくなってね、カエルになれないですよね。
そこで命途絶えちゃうので。3章魚がですね、いるとですね、
その3章魚がいるよっていうことで、自分の皮膚に触れていくと、3章魚がめっちゃ多いなっていうことを感知するとですね、
DNAのスイッチが入るんですね。どんな変化が起こるかっていうとですね、
3章魚を丸のみで食べるんですけど、お玉尺子はね。
丸のみにされないようにですね、半透明なんですけど、この頭がね、
その半透明の分厚い皮膚の頭をですね、2倍ほども膨らませて、敵にね、
要は3章魚に丸のみにされないように姿を変えることができる。
そのいったね、融通性の効くDNAをですね、中に組み込んでるわけなんですね。
敵の気配を察知すると、3章魚が多いなって、肌によく触れるなって思うとですね、
コロッと形を変えて、見事にね、敵からの攻撃をかわすんですね。
もうね、画像を見てみてください。岸田オサムスペース、お玉尺子って調べるとですね、
そのエソアカガエルのお玉尺子の画像が出てきますから、めちゃくちゃ顔パンパンになってるんですよ。
これだけ顔をでかくしたらですね、そりゃ丸のみできないよねっていうことでですね、
敵が多いことを判断すると、もうね、顔がパンパンになるんですね。
次々といろんな実験をしたわけなんですけど、水素単位でエゾアカガエルのお玉尺子とエゾサンショウを一緒に入れてくるとですね、
バクバク食うんですよね。バクバク食う割には、めっちゃ食べる割にはね、
自然科にお玉尺子多いなっていうことで均等に得て、
これなんかどういった敵に対してどういった防衛をしてるのかっていうことを調べていくと、
顔をパンパンに膨らませて丸のみしないようにDNAを変化させて、環境の変化、要は防衛作戦をしているということなんですね。
もう本当にすごいなと、頭でっかちになって丸のみされないようにしてるということなんですね。
さらにですね、お玉尺子ね、サンショウ以外にも食べられちゃうんですよね。
どういう敵がいるかというとですね、ヤゴなんですよね。
トンボの幼虫であるヤゴもお玉尺子を好んで食べるんですね。
ヤゴはエゾアカガエルのお玉尺子を丸のみにできないので、
口ちっちゃいですよね、丸のみにできないので、
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お玉尺子に噛みついて、その肉を引きちぎって食べるんですね。
ちゅうちゅうちゅうちゅう、家でも吸ったりとかですね、小出しにして食べるというわけなんですよ。
お玉尺子にとってみればですね、噛じられてしまったらダメですよね。
頭でっかちにしてでかくしてもですね、まあまあ食べられちゃいますよね。
どういった防衛をしているかというとですね、ヤゴに対しては異なる変身術を身に付けているんですね。
ヤゴが多いなと思うとですね、ヤゴに対する変身術のDNAの部分がスイッチが入ってですね、
形態を変化させるんです。実際にどんな変身術をするかというとですね、
一見的にヤゴと同居させたお玉尺子はですね、頭を膨らませるのではなくてですね、
オビレの皮膚を厚くし、さらにその高さもアップさせたんですよ。
縦に高く強いオビレによってですね、敵に襲われた時、要はヤゴに襲われた時に、
その筋力パワーによってね、より俊敏に泳ぐ向きを変えることができるようになったんですね。
なので、食べられた!ヤバい!捕まった!ヤバい!という時に、ブワーンとオビレがデカくなってますから、
他のその形態変化させる前のお玉尺子よりも筋力パワーアップしてますから、
俊敏に逃げることができると。この推進力を備えるんですよね。
さらにですね、デカくなってオビレが硬くするから、硬くするんですよオビレをね。
なので、かじられても硬いからかじられへんみたいな状態にするということなんですね。
じゃあ、生まれた時からね、その天敵がいるますから、山椒もヤゴも天敵もいるから、
生まれた時にね、頭デッカチにしてオビレデカくしたらええやん!と思いますよね。
生まれた時からあらかじめ頭デッカチにしといて、オビレもめちゃくちゃデカくしといて、
オビレ高くして大きくしとけばですね、推進力プラスアルファ丸のみにされないですよね、山椒もね。
だから、はじめからそうやってしたらええやん!っていうね。いつだって安全やん!っていう感じだと思うんですけども、
実はですね、頭を膨らませたりとか、オビレを高くしたりとか強くしたりするとですね、
お玉尺子には弱点があるんですよね。これは成長が遅くなっちゃうんですよ。
頭デッカチにしたりとか、オビレを高くするとですね、成長が遅くすると、
要は変態の時期も大幅に遅れる。要はカエルになる時期も遅れちゃうので、
なのでこうやって防衛タイプのやつ、敵が多いな、山椒も多いな、ヤゴが多いなということで、
変身率を身に付けてそのDNAがスイッチ入るんだけども、そのスイッチ変身しちゃうとですね、
変態スピードが遅くなっちゃう。要は成長が遅くなっちゃうので、
かなり成長に使うコストを防衛術に使ってるので、成長が遅くなっちゃうから、
なかなか変態しにくくなっちゃうんですよ。だからあらかじめ山椒を見越してヤゴを見越して変身率していくとですね、
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成長遅くなっちゃうんで、それはそれで不利になっちゃうということなんですね。
なのでうまく本当にできてるなと言ったところなんですね。
この防衛術を身に付けると食べられにくくなるっていうこともそうなんだけど、
それが続くとですね、山椒を食べるものなくなっちゃいますよね。
なんかデッカチなお玉焼きしかいなくなっちゃったから、丸飲みできへんな、食べるものないなってなると、
どうするかっていうと山椒は友食いを始めるんですね。自分より小さい山椒を食べるんですよ。
友食いするということなんですね。なので山椒も食べるものがないと困るから、山椒は山椒を食べるということでね。
なので頭デッカチにするイコールですね、山椒の友食いも誘発するということで、
うまく本当に生存戦略上うまくできてるなと言ったところなんですね。
なので山椒が山椒を食べられるようになるから、お玉焼きは食べられなくなるので、
命のバトンが繋げやすくなるというところですね。そういった戦略をしてるんですね。
だから言ってしまえばですね、もしも山椒が、お玉焼きが山椒に食べられるんだけど、
こういった友食いを誘発するからですね、うまく共生っていう方はあんまり良くないかもしれないけど、
2つともお玉焼きも山椒も個体数が維持できるというシステムが備わっているということで、
うまく自然界で2つとも生きていけることができると、野後も含めてね、生きることができるというところなんですね。
これを我々人間に置き換えるとですね、私たちがお玉焼きから学ぶことはですね、
経験に基づいて機器を察知し、自分を変える能力の重要性ということなんですね。
我々が遺伝で決まっているから別にもうアカンわ、もうやめとこ、人生最悪みたいな感じじゃなくてですね、
そういった複数の敵の違いを識別してね、野後多いなとか山椒多いとかということで、
その敵ごとに防衛戦術を変える優遇性を持ったDNAが細胞の中に組み込まれているから、
それで変身できることができるんですね。我々もね、いろんな細胞の中38兆個あるけど、
髪の毛は髪の毛だし、目は目ですよね。でも目の細胞の中にも髪の毛を作るDNAの情報が入っているし、
髪の毛の中にも爪を作るDNAの情報も入っているわけなんですよ。全部入っているんですよ。
でもそれが全部スイッチONになっちゃうと、爪から毛生えてきたとかになりますよね。
そういう風にならないようにしてスイッチOFFになっているんですよね。
我々の細胞の中にも隠された、今は発現していない、今は出ていない能力っていうのが必ずあるわけなんですよ。
なので環境の変化に応じてこれができるようになった、あれができるようになったって結構ありますよね。
そういった環境の変化とか危険を察知することによって、我々が内在しているDNAがスイッチONになるんですよね。
だから遺伝で決まる部分もたくさんあるかもしれないけど、そんなことないよ。
まだ秘めた力っていうのは我々の中には内在しているから、なので遺伝で決まっちゃうとか思わず、
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いろんな環境の変化に応じて自分のDNAをスイッチして、スイッチ入れてって、この環境の変化にうまく対応できますから、我々ね。
だから我々は不可能はないということなんですね。
大田無邪口から学ぶことは、いろんな環境の変化に応じてDNAのスイッチが入りますから、内在していますから、
なので、いろんな農業界、遺伝だけでは決まらないよと、頑張っていこうよという話ですね。
ということで大田無邪口から学ぶことも多いなということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
12:53

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