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  2. #677 イチゴのつぶつぶの正体..
2024-04-02 08:43

#677 イチゴのつぶつぶの正体はなに?

2024.4.2配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、いちごのつぶつぶについてお話しました。
それではまた。

さくらんぼの種は種じゃないよ
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サマリー

イチゴの粒々の正体は果実であり、果実は爽果と呼ばれ、一つ一つに小さな種子が入っています。

目次

イチゴの粒々の正体
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しておりますということで、
私ですね、この春、今シーズンの春ですね、2回イチゴ狩りに行っております。なかなかね、ワンシーズンに2回行くってことはなかなかないと思うんですけども、
まあ私もイチゴ好きですし、子供も好きなので、2回イチゴ狩りに行っておりましてね、なかなかのね、フルーツ狩り富裕層だと思うんですけど、
1回目はですね、浜名湖、静岡県の浜名湖に行って、2回目は三重県の松坂市にね、イチゴ狩りに行ったんですけども、
主に秋姫の品種ね、秋姫がもう完熟になっておりまして、非常に甘みのあるね、品種なんですけども、非常に大満足だったんですけども、
今日はイチゴの話をしたいなと思うんですけど、イチゴの粒々について、イチゴの表面についての粒々、非常に特徴的で、絵を描くときにね、粒々描くとイチゴだねっていうのがすぐわかりますよね。
すぐイチゴを描いてるんだっていうことが理解できるように、非常に粒々が特徴的だと思うんですけど、
あの粒々の正体、あれ何なんっていう話と、あの粒々、何か役立ってんの?何してんの?っていうね、お話をしたいなと思うんですけども、
で、このまあ先ほども言ったように、表面に粒々ありますよね。非常に特徴的だと。一見まあ、種子のように見えますよね。種ね。種のように思うんですけど、
いろんな果物、フルーツがある中で、表面に種子があるのって、めちゃめちゃ珍しくないですか。
で、この果実を実らせて、赤身がかったりとか、オレンジがかったりして、完熟化して、
生み立ちやすいようにして、食べてもらって、種と一緒に食べてもらってね。
鳥とか哺乳に食べてもらって、糞として出して、分布器とか広げるっていうのが、果実をつけるね、植物の戦略なんですけど、
そんな大事な種をね、表面にいっぱいつけてて、おかしくないですか。何か果実に包まれてて、中に種があるみたいなのが、
大体のフルーツ、果実をつける植物なんですけど、表面にあんのおかしないみたいなね、なんかちょっと微妙な感じがしますよね。
で、この苺っていうのは、サクランボとかリンゴと同じ、バラ科の植物、果実なんですね。
で、サクランボの話はね、以前したと思うんですけど、サクランボ食べて、種ペッと出しますよね。
で、あれは種じゃなくて、硬い殻、脂肪が変化して、果実が変化して、硬い殻を作って、本当の種子はその中にありますよ、みたいなね、お話だと思うんですけども、
いわゆるバラ科の植物っていうのはね、非常に生存戦略というか、種をバラまく、種を分布器広げる、非常に生存戦略に優れておりまして、
苺もね、サクランボのように、変わった生存戦略、その方法があったか、みたいなね、非常に工夫を凝らしている戦略をとっているんですね。
で、このね、苺、皆さん食べているこの部分ね、この果肉の部分、あれね、果実じゃないんですよ。
脂肪がね、肥大化して果実になった部分じゃなくてですね、花の付け根の硬くっていう部分があるんですけど、
花の付け根部分、これがですね、肥大化してできたものなんですね。それをね、植物学用語でギカって言います。
偽の果実のカと書いてギカと言うんですよ。なのであれは、果実、脂肪が太ったものじゃなくて、皆さん食べている果肉の部分ね、
あれは、花の付け根の硬くという部分がですね、肥大化してできたものなんですね。
じゃあ、脂肪が肥大化した本当の実、果実はどこにあるの?っていう話ですよね。
果実と種子の構造
脂肪が肥大化したものは一体どこに消えたんだ?どこにあるんだ?というふうな疑問が思い浮かぶと思うんですけど、
あの苺のつぶつぶがですね、この果宅が肥大化したギカの表面についていますよね。
肥大化した果宅の部分につぶつぶがついているということは、実はこのつぶつぶこそが苺の本当の果実なんですね。
そうなんです。あれがね、果実なんですよ。で、さらに種はそのつぶつぶの果実の中にあるんですよ、種が。
確かに種っちゃ種なんだけど、あのつぶつぶの表面全体はですね、果実なんです。要は脂肪が肥大化したものなんですね。
で、苺のつぶつぶの一つ一つをよく見てみるとですね、つぶの先端にですね、棒状のものがついてるんですね。
これがおしべの跡で、そしてですね、この小さな小さな果実に種子がたった一つ入ってるんですよ。
なので、つぶつぶがプワーっていっぱいで、その中にただにちっちゃい種がね、入ってるんですね。これ面白いですよね。
で、苺を縦に切ってみるとですね、白い筋が見えますよね。この筋をよく観察してみると、一本一本が一つ一つの粒につながってるんですね。
この白い粒、白い筋はですね、苺の本当の果実に水分や栄養を送るためのものなんですね。だから全部つながってるんですよね。
で、この一つ一つの粒が果実だと言ってもですね、これをそうかって言います。そうかと読んで、種子をくるんでいるだけの果実なので、このままですね、そうかを種子として巻くこともできるんですね。
苺のこのね、つぶつぶをですね、軽くピンセットで取ってつまんでみて、水に浸しておくとちゃんと芽が出るので、種としても出るんだけど、
一つ一つの果実だと言っても、そうかと、一つ一つね、果実なんだけど、全体的に果実じゃなくて、そうかと呼ばれてですね、ちゃんと芽を出すこともできると。
なので、あのつぶつぶはですね、果実なんですよね。中にちっちゃいちっちゃい種子が入っているということなんですね。
で、あのね、つぶつぶ、じゃあこの果実を一個一個全部取ってしまったら、苺ってどうなると思いますか?
よく言われているのが、つぶつぶの数が多いほど大きくなるっていう風に苺はよく言われているんですけども、これね、言い伝えじゃなくて本当のことなんですね。
さっきも言ったように、白い筋がつながってますよね。栄養分が果実を送るためなんだけど、あのつぶつぶ取っちゃうとですね、栄養分がですね、
いかないですよね。なので、苺は大きく成長することができないんですよ。だから、つぶつぶを取ってしまうとですね、栄養分が果実にいかなくなっちゃうから、苺が肥大化しなくなっちゃうんです。
だから、小さい苺になっちゃうということなんですね。なので、成長物質である、オオキシンのような物質がそこにあるという風に言われておりました。
つぶつぶにもね。なので、オオキシンという物質、成長物質があるんじゃないかという風に言われていて、あのつぶつぶ取っちゃうと大きくならないんですよね。
ということでね、この苺のつぶつぶの正体は実は果実であって、その果実は爽果という風に呼ばれて、一個一個にちっちゃい種子が入っているということなんですね。
苺の生存戦略
で、皆さんが食べている果肉の部分はカタクというね、肌の付け根のあるものが膨らんで出てきたギカ、偽物の果実ということなんですね。
面白い生存戦略というかね、面白い構造をしているなと言ったところですね。
ということで、まだまだ苺狩りできる季節ですからね、3回目行っちゃおうかなということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
08:43

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