1. ちょぼっとサイエンス
  2. #153 情けは人の為ならず〜親..
2022-02-10 10:46

#153 情けは人の為ならず〜親切心を持って生きていこう〜

2021.10.27収録。
こんにちは♪ちょぼ先生です。
今日は、ヨウムの利他的行動を示した研究から親切心は大切だなと改めて感じたというお話でした。
それではまた!

毎週木曜日は「ちょぼ先生とKen先生の職員会議!」、コラボ収録の日とし、元高校理科教諭のちょぼ先生と元高校英語教諭のKen先生の職員会議の様子を配信しています。

【Ken先生のチャンネル】
https://stand.fm/channels/60a1fe15b82bc5e1f3a44afc

○人気の放送○

マスクっていつまでやんの?〜科学の力で次なる一歩を踏み出そう〜
https://stand.fm/episodes/617009900052ab000776e12f

ちょぼ先生とKen先生の職員会議!〜職員会議ってどんなの?〜
https://stand.fm/episodes/610a7794167654000660617d

■note
ちょぼ先生@note学校
https://note.com/chobosensei86

#はじめまして 
#ホームルーム #学校 #先生 #学校つくりたい #科学的思考力 #科学 #サイエンス #生物 #理科 
#ヨウム
#情けは人の為ならず
#利他的行動
#親切心
#思いやり
#オシドリ
#レター募集中
#ちょぼ先生
#ちょぼ
#コベラバ

00:25
はい、みなさんこんにちは。こんばんは。元高校理科教員のちょぼ先生です。 今日もホームルームの時間になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
このチャンネルでは、皆さんに科学的なものの考え方を身につけてもらって、人生を豊かにしていこうということを目的に放送しておる
ホームルーム風のラジオ番組になっております。 お話するジャンルは、生き物から教育からサイエンスから時事問題と幅広くお話をしております。
毎週木曜日は、ケン先生とコラボ配信、コラボ収録を。 金曜日は、ライブでホームルームということで18時からライブ配信しております。
気になる方は、プロフィール欄や概要欄をチェックしていただければと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
ということで、今日は水曜日ですので、今日も3月全般のお話をしたいと思います。
早速ですけども、皆さん親切してますか? 人に親切、親切心とか言いますけどね。親切はしておるでしょうか?
人間ってですね、親切なところもあるじゃないですか。僕は釣りが好きなので、釣りしてたら帰るね。
おっちゃんからね、もう餌余ったからこれあげるわーとかね。 もらったりとか、飲み会してて楽しそうにしてるから、
兄ちゃんはこのビール奢ったるわーみたいな。 奢りやから飲めーみたいな感じの、こういう親切を受ける時があるわけなんですね。
これってですね、 奢ったからといって、餌をあげたからといって、自分に対して利益っていうものはないですよね。
こういったですね、自分が損をしてでも他人が得をする行為を利他的行動って言うんですけど、こういったことができる動物っていうのは人間とかボノボとか
哺乳類系に多いんですね。他の動物はほとんどそういうことをしないんです。自分が利益がある行動しかほとんどしないんですよね。
なんでかって言うと、そんなことしたら死んじゃうから、宝られるしね。 仲間がお腹空いてるから餌持ってくるとか、子育て以外の話ね。
だと、こんなことしないんですよね。 他人というか、
自分の種の全然他個体に対して、そういった利他的行動をするっていう動物はほとんどいないんですよね。
03:00
親しんしないですね。 しないと言っても過言ではない。でも中にはですね、実はですね、
哺乳類以外でもこの利他的行動ができる動物がいるんですよ。 今日はその利他的行動ができる、哺乳類以外の動物の紹介をしたいと思います。
で質問ですけど、皆さんどんな動物が当てはまると思いますか?
なかなか難しいと思いますけども、これは鳥なんですね。 鳥の中のヨームと呼ばれるオウムの仲間の鳥なんですね。
アフリカ原産で、アフリカの西部ですかね、暖かいところにおるんですけど、大体体色はですね、
オウムの仲間のヨームなんですけど、大体グレーがかっておりまして、頭部の方が白色をしておりまして、声真似もしますしね、人の言葉を覚えることができますし、非常に賢い鳥という風な情報、そういう鳥なんですけども、このヨームを使ってマックスプランク鳥類研究所が行った一連の実験によってですね、このヨームがですね、
利他的行動、自分には何の得もないんだけど、他のヨームを助けるという行動ができるということがね、研究からわかったわけなんですね。
どんな研究をしたかというとですね、2匹のヨームを使ったんですけど、アクリル板で仕切られております、お互いね。
それでトークン、ダイヨー通貨、金属のワッシャーなんだけど、それを人に渡すことによって餌をもらえるということをですね、学習し、
1話の前に自販機というかね、餌が出てくる、自販機を置いておいて、アクリル板に穴が開いてましてね、頭部を、頭をその中から突っ込んで餌を取れると言うんだけど、
で、そのトークンを渡さないとその餌がもらえないということを学習しておるので、自分の目の前に穴が開いてなくて、他の鳥にトークンを渡してその餌を取ってよっていうこともできるし、
それを食べて相手に分け与えることもできるんですよ。そういったことも分け合えてもらえる行動を見せるんですけども、
それどころがですね、自分には餌が渡されない状況であっても、トークンを渡して、自分のところにトークンがあって、相手との通路も塞がれている。
で、自分の前にトークンを渡せる穴があるんだけど、渡したところで自分の食べれる範囲に餌が置いてなくて、相方の方にしか餌がないと。
06:05
そういう時にトークンを渡して、餌が自動販売機でパンと出てくるんだけど、自分のところには届かないところにあるんだけど、相手にしか出てこない状況であっても、トークンを人に渡して、相手側に餌がもらえるようになってるんですね。
というふうにですね、自分はトークン渡したからといってですね、食べれない状況なのに、トークンをその研究所の人に渡して、相手方に餌を与える状況を作り出すということができるわけなんですよ。
これってね、なかなかできないんですよね。
自分の利益のことしか考えてないし、生きるために必死ですから、動物というのはね。
こういった利他的行動を取れるということがですね、できないわけなんですね。
そういった分け与えられない状態でもあるし、渡したからって自分が食べれない状況なんだけど、相手しか食べれない状況なのに、トークンを渡して、
なんかお腹空いてんのやろ?食べなよ、みたいな。
俺はええから、これでなんか食べな、みたいなね。
こういったチャリティーみたいな精神がですね、羊毛には備わってるんですね。
これすごいですよ。なかなかできないですよ、これ。
哺乳類の中でもね、そういったできるもの少ないですから、子育て以外の状況ですね。
子育て状況の以外でも、哺乳類でもこういった行動できることは非常に少ないという感じなんですね。
で、なんでこの羊毛は、自分が得をしない状況でも、相手が利益があるように、自分には利益が全くないんだけど、相手の利益あるために行動できるかというとですね、
この羊毛という鳥はですね、一夫一妻制らしいんですね。
パートナーを見つけて、そのパートナーとしか交尾をしないと、子孫を残さないという感じで、押し鳥夫婦とか言いますけど、
押し鳥が仲睦ましく寄り添っているみたいな感じですが、次の年にはパートナー変えてますからね、押し鳥っていうのはね。
もう全然、西田純一みたいな感じなんですかね。
押し鳥夫婦、嘘ではないけど、仲睦ましい感じだけど、次にはパートナー変えますけど、羊毛はね、もう一生添い遂げるらしいんですよ。
相手にとって利益のある行動をすることによって、一夫一妻制だから、その鳥としかパートナーを残さないということだから、
自分の利益をなくても相手に親切にして、より良い関係を作って子孫を残していくというような戦略を取っているからこそ、こういった利他的行動ができるんじゃないかなというふうな結論を付けているわけなんですね。
09:13
ということで、皆さんもそういった親切心、あとは大切にしたい人はいますかね。
こういった利他的行動をとると、あのことわざがありましたよね。
何でしたっけ、あれだよね、他人に情けは人のためならず。
これも素晴らしい言葉ですよね。
これ意味が間違ってる人いるんですけども、他人に情けをかければ回り回って自分のところに帰ってきて、結局は自分のためになるという意味なんですね。
決して優しさは人のためにならないという意味ではありませんので、皆さんも情けは人のためならずというような行動で心がけると回り回って自分のためになりますから、こういった親切心というものを大事にしたいですよね。
そういった利他的行動、我々はできますから、できますから、それをもうちょっとね、いろんな方にマーチの親切にしていただけるとですね、回り回って自分のためになりますから、そういった行動を心がけていきましょうというお話でした。
ということで今日はヨームの紹介と親切することは大事だよねというお話でした。
それでは皆様、さようなら、おやすみなさい。
10:46

コメント

スクロール