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2024-12-23 10:01

#833 リスがネズミを捕食する!?

2024.12.23配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、ジリスの肉食についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

カリフォルニア州で初めて、肉食性のジリスが野ネズミを捕食する行動が確認されました。この研究は、環境変化に適応する能力について新たな視点を提供し、リスの食性の多様性を示しています。

00:01
皆さん、こんばんは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて、理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
多くの小・中・高の学校に通われている方は、
今日が修行式といった方が多かったのかなと思います。
寒いところ、雪国ではもう少し早く、冬休みを迎えているというところも多いと思いますが、
大体、今日の12月23日の月曜日が修行式ということで、通知表、成績表はもらいましたか?
成績に一気に一遊することなく、自分のやりたいこととか、学びたいこととか、
やりたいということを極めて欲しいなと言ったところですが、
今日の学校で通われていないというか、普通の一般の企業で働いている方は、
27日が大体仕事収めかなと思うんですが、
暦が非常に良くて、今年は結構お休みが取れるところも多いので、
その点、休み時が稼ぎ時だという方は、なかなか休むときがないかなといったところです。
リスの生態と捕食行動
今日のお話は、面白いリスの生態についてお話ししたいと思います。
どんな面白い生態かと言いますと、
ネズミを捕食する肉食リスが、カリフォルニア州アメリカで初確認されたといったところです。
アメリカのカリフォルニア州で野生のリスが野ネズミを捕食する行動が初めて確認されたということです。
主にキノミ類を餌にするリスは、肉食性も指摘されているものの、
リスやネズミなどのゲッシ類が生きたセキツイ動物を捕食したという記録は極めて稀です。
この研究結果が、カリフォルニア州コントラコスタグに生息する野生のジリスの生態調査の一環として、
12月18日に学術誌に発表されたということです。
調査は、リスが環境の変化にどう対応しているかを探る目的で実施されたということです。
ジリスの見た目はプレーリードッグみたいな感じです。
非常に可愛らしくてペットで飼えます。ペットで飼育するのが非常に人気だということですが、
プレーリードッグが輸入禁止になってしまったので、その代わりといっては、
ジリスの人気が沸騰しているというところです。
大体、4万から5万円くらいで購入することができて飼育できるところです。
ジリスは、土の中を掘って生活しているということで、
4ヶ月間は地上に出てきて、残りの8ヶ月間はほぼ冬眠しているというライフサイクルを持っています。
ペットとしても有名だし、寿命も5から7年くらいで、
飼い方が上手ければ8年以上生きる長寿のジリスもいるということで、
ペットとしてもよく飼われている、日本でも馴染みのあるリスです。
ペットの環境下で飼うと、人工飼料、ペレットという人工飼料で固めたタブレットを与えています。
その成分がイネからの牧草であったり、プレリードッグ用の人工飼料を食べるものを食べています。
ごく稀に昆虫も食べるので、広くいう意味で見れば雑食性なのですが、
基本的に植物性のものを食べているというような食性を持っているのですが、
今回、野ネズミを食べているということが初めて確認されたということです。
環境変化への適応
なぜかというと、カリフォルニア州の環境変化が挙げられるのです。
カリフォルニア州北部では野ネズミが非常に増えています。
調査対象地でも、過去10年の間に野ネズミが急増していました。
カリフォルニア州のジリスは主に植物や種子を餌にしていますが、
今回、ジリスが脊椎動物を捕食する様子が初めて確認され、非常に多くの反響を得ています。
そういった生態系の変化に順応する能力が備わっているのではないかということにもつながっているということです。
この研究を発表したウィスコンシン大学のジェニファー・スミス・ジュン教授によると、
今回の研究は、我々のリスに対する見方を一変させるということを指摘しているのです。
植物性のものを食べていると思いきや、野ネズミを食べるということです。
人間が引き起こした気候変動や感抜の中でも、
こうした動物は変わりゆく世界に順応して生きていける潜在能力があるということも付け加えて、
解説を指摘しているということです。
人間が引き起こした気候変動や感抜というのは、なかなか飛び抜けた通説ですが、
人間はそこまで力がないので。
この研究チームはどんな研究者かというと、
6月10日から7月30日にかけて、リスの肉食行動を観察したということです。
2週間ごとにリスを罠で捕獲し、各個体について性別、性色、状態、体型などを記録して、
タグを装着して、毛並みの着色でマークをつけたリスを野生に戻して、
3グループに分けて行動を観察したということです。
1回捕まえて、印をつけて、もう1回離して、その印をつけたリスをターゲットとして、
どんな行動をするのかなということを観察したということです。
その結果、リスとのねずみの接触は74回も記録されたと。結構接触しているよね。
それだけのねずみが増えているから、会う機会が増えたということも言えるかもしれませんが、
そのうち42%で、リス、オス、メス、羊体、生態を含むすべてのリスがのねずみを捕食していたと。
74回記録されて42%ですから、30回弱と接触したときに食べているということです。
スミス市によると、カリフォルニア市のリスが様々な標高の場所に生息し、
幅広い植物を餌にしていることは分かっていたけれども、
驚くべきことは、のねずみの急増に対応して行動を変化させたスピードだったということです。
だから、もともと植物を食べていたけど、のねずみがこんなにおるんやったら、
これを食べた方が生存戦略上良くない?という感じで食べた。
もともと昆虫を食べることは記録されていたから、ある程度肉食に対してそこまで壁はなかった。
ハードルが低かったのかなというところがあるから、これを食べたらいいということで食べた。
これまで記録されていなかったリスとのねずみの社会的関係も確認されたということで、
餌あさり、挨拶、遊びといった関係がある一方で、
追いかけ、体当たり、飛びかかり、噛みつきといった行動も記録観察されている。
ちょっと、おーよみたいな、のねずみ、最近増えてるなみたいな感じで、
軽くボディータッチとか、戯れたときもあったけど、
いつのことかこうやったら食べてしまおうという行動も知られる人もいるということで、
なかなか環境に適応するのがすごいなということですね。
さらに、今回の研究について、ワイオミング大学のジョン・コプロウスキー環境天然資源学部長は、
のねずみがリスを天敵と認識するようになったと述べて、
生きた獲物を捕食する行動から判断すると、
リスはヒオリミ的な雑食動物に分類するのが最善だろうということを指摘しているということで、
この方は、コプロウスキー氏はこの研究に直接関わっていないんだけども、
この研究結果から見て、環境の変化に応じて食べれるものがあったら、
食べれそうだったら食べちゃおうみたいなヒオリミ的な雑食動物ということで、
合理的な行動をしますから、野生の動物は合理的に見て、
のねずみがいっぱい増えているから、食べたほうが、
餌を食べる間に死んでしまうから、食べちゃったほうがいいよねというところで、
臨機応変に対応できるこのリスはすごいよねということで、
雑食性のものがいくつかいるから、そういった環境の変化、
生態系の個体数の変化に反応して、うまく順応するというものが、
リスに限らず、発見されていないだけで、他の動物とかも対応しているかもしれませんので、
それがいろんな食べられる系の動物ですから、
生態系のニッチの生態的地位としては高くないですから、リスね。
そういったことで生き延びようとして、肉食に変化すると。
食物も食べるけどね。
そういった臨機応変な合理的な行動をする例として、
今回のジリス、カリフォルニア州の研究を挙げましたというところで、
我々も何か食べるものがなかったら、いろんなものをコンビニとかに行って食べれますから、
そういった面では、我々も合理的な行動かもしれませんけども、
そういったことをリスができるといったところで、
今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆さん、さようなら。バイバイ。
10:01

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