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2022-02-10 11:42

#155 スケーリーフットが身にまとう鉄の鎧〜熱水噴出孔のバラエティ豊かな生態系〜

2021.11.15収録。
こんにちは♪ちょぼ先生です。
今日は、マイナーな生き物ですが、スケーリーフットのお話をしました。
鉄を身にまとうように進化した理由を知りたいですね。
それではまた!

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00:25
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元高校理科教員のちょぼ先生です。
このチャンネルでは、みなさんに科学的思考力を身につけてもらって、人生を豊かにしていこうということを目的に放送しておる、
ホームルーム風のラジオ番組になっております。お話するジャンルは、曜日ごとに変わっておりますので、プロフィール欄や概要欄をぜひチェックしていただければと思います。
ということでですね、皆様お久しぶりでございます。 こういうふうに定期的に放送するのは、2週間ぶりぐらいになるんですかね。
ちょっとね体調の方を崩しておりまして、声が全く出なくなってしまいまして、ガラガラ声だったんですけども、まだちょっとね
100%ではないんですけども、ちょっと鼻声な感じもするんですけど、 だいぶね体調の方も良くなったので、また今週からですね、復活していこうと思って
おりますね。 もうこれねだいぶね更新が途絶えるというかね、
やめておるとね、なんかもうええかなみたいな感じになってきて、なんかもう もう1回やるのを面倒くさくなってくるなーっていうのはね、思うんですけどね。
やっぱり継続っていうのは大事ですよね。やっぱりちょっとこのルーティーンというか、それが崩れてしまうと、なかなか戻すのにかなりエネルギーが必要なんですけども、
またね今週から頑張っていこうというように思っております。 今日は月曜日ですので、いつも生き物についてお話をしておるんですけどもですね、今日はですね、
そんなとこに生き物おんの?っていうね、ところに住む生き物をね、ちょっとあの紹介したいと思います。 皆さん海底にですね、熱水噴出口とあるのをご存知でしょうか。
この熱水噴出口というのはですね、海底の下のマグマで熱せられた地下水が噴出している 海底の割れ目のことを言うんですけども、
まあ本当に深海でも1000メートルとかね、まあそんな深いところから湧き出ているね、水なんですけども、
水は100度で蒸発して水蒸気になるんちゃうの?っていう感じはするかもしれませんけども、それは地上の話でですね、
水中の中ではですね、300度近い熱水が噴き出ているところがね、あるんですね。そんなね、
300度や400度で熱せられた水のところに、まさかそんなとこに生き物いないよね、というように思うかもしれませんけどね、このね、
熱水噴出口に実はね、 たくさん生物がね、集まってるんですね。でその
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熱水噴出口にはですね、地下の鉄分とかイオウ分がね、たくさん溶けているのでですね、まあ我々へとってみればね、
もう毒物っていうかね、非常に危険な物質がたくさん含まれておるわけなんですよ。
まあ暑いし、そんなイオウとか鉄分とかね、そういったものがですね、
噴き出ているところに、 いや生き物無理やんって感じがするかもしれませんけども、実はそのイオウ、
硫化水素とか言うんですけど、硫化水素を分解してですね、
栄養部に作り替えてですね、有機物を作っているイオウ細菌とかですね、たくさんいるんです。そこには集まるカニだったりだとか、
そこに集まるチューブワームとか言うね、ワームみたいな芋虫みたいなやつ、羽織虫とか言うんですけど、
そういったものを見てね、意外にね、生態系が豊かなんですよね、熱水噴出口。そこにね、面白い貝がいるんですよ、貝。
その名もですね、スケーリーフットと呼ばれる貝がね、熱水噴出口にいて、それが面白い体の構造しているので、
ぜひ紹介したいなと思います。貝って貝柄ね、硬いじゃないですか、カルシウムでできてて、めちゃくちゃ硬いなみたいな、サザエとかね、アワビとかね、皆さんもホタテとかね、貝好きな方もいらっしゃると思いますけども、
巻貝とか二枚貝とかいろいろいるわけですけども、硬い硬いじゃないですか。で、貝があるからこそですね、防御力が高めてですね、
外的に襲われないようにしてるんですけども、でもね貝ってね、動物の分類で言うとですね、軟体動物っていう分類に分けられるわけなんですね。
え、軟体な、みたいな、めちゃめちゃ硬いやんって感じがするかもしれませんが、貝を思い出してください。本体はニュルニュルで柔らかいですよね。
なので、そのニュルニュルで柔らかい、身は柔らかいので食べられてしまうので、あの硬い硬い貝でね、守ってるわけなんですね。
だから本体自体はですね、非常に柔らかいという特徴がありますよね。だからまあ生でも食べられるし、まあ食べるところ、まあ噛み切れますもんね。貝は噛み切れないけどね、我々ね。
で、その身は柔らかいもので貝で守ってるんですけど、その身、身は柔らかいっていうのがまあ通説というかね、大体の貝はそうなんですけど、全部そうなんですけど、この今言ったスケーリーフットっていうね貝のね、身の柔らかい部分、軟体の部分がですね、もうね鎧を着た、鉄の成分なんですけど、鉄の鎧をまとったような構造をしてるんですね。
まあリンクちょっと貼っておきますので見てみてください。もうね、まるで怪獣ですね。もう貝殻硬いし、のにも関わらず身も鉄の鎧で覆われてて、めちゃめちゃ硬いんですよね。
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で、この黒いスケーリーフットっていうのは鉄分が、まあその熱水噴出口で沈殿していた硫黄とかね、鉄分とかが体の中に進化の過程で身についていって、鉄分が沈着していったっていうわけなんですけども、外的にガブガブ食べるやつもいないし、なぜそういった鉄の鎧をまとっているのかっていうのは未だにわかってはないみたいなんですけど、
鉄の成分が身にまとっています。で、この白いスケーリーフットもいましてですね、黒いスケーリーフットっていうのは体の中に鉄分を、鉄の鎧をまとっているんですけど、白いスケーリーフットも最近ですね、2010年に見つかりまして、
硫黄成分の鎧、硫黄の鎧を身にまとっている色違いもいるわけなんですね。もうタージマハルみたいなもんですよね。
タージマハルも黒いタージマハル作りを出たんですよね、確かね。色違いの白と黒のスケーリーフットがいて、黒い方は鉄の鎧を身にまとっています。
で、白いスケーリーフットは硫黄が沈着して固くなったものを身にまとっているんで、なぜそういうふうに身にまとったのかもよくわかってないんですけども、
沈着するようになったのもですね、スケーリーフットと一緒に住んでいる硫黄細菌、化学硫黄細菌と言うんですけど、化学合成細菌とも言いますけども、
そういった細菌を一緒に買ってて、それが硫黄とか硫化水素とか熱水紛失効の成分をうまく分解して、生き物本体にエア分を渡すという感じで、
お互いウインウインの関係で生活をしているわけですけども、その細菌の影響でどんどん硫黄が沈着していった、鉄分が沈着していったという、
脊出していて沈殿していったというのはわかっているんですけども、身を守るというか、細菌の反応によって硬くなっていった、それが身にまとって沈着するようになったというふうには言われているんですけども、
なぜそうなったのかというのはいまいちまだわかっていないという感じですね。
めちゃめちゃグロいですけどね。そういうふうにして貝殻でも防御しているし、鉄は防御というかですね、細菌の働きによってそれが沈着したというような感じなんですけども、
わかってないんですけども、こういった面白い生き物がですね、熱水紛失効にはたくさんいるわけなんですね。
ということでですね、いろんな生活環境の中でですね、そういった体の変化をして特殊に能力を身につけていったというような生物がたくさんいますので、そういったものをまた紹介していきたいと思います。
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我々もね、肌、皮膚って弱いですからね、そういったものを鎧を身にまとわずにいるわけですけど、服着てますけどね、それがある意味スケーリーフットというと鉄の鱗なのかなという感じはしますけども、
そういったね、鎧を身につけるというような戦略上をつけてですね、生きているという生物も結構ね、それもね、防御耐性完璧なのにね、絶滅危惧種に指定されているというかね、絶滅が危惧されているので、防御だけ鍛えても良し悪しなのかなという感じはしますけどもね。
そういった、なんでこんなとこにいるの?なんでこんなとこに生きているの?なんでこんなとこに生活しているの?という生物がたくさんいますから、またね、紹介したいと思いますけども、我々もね、現代社会というすごい荒波で、いろんな外敵とかね、いろんな障害がありますけどもね、我々もこうやって生きているだけでも、もう結構スケーリーフット並みにね、いろんな防御とか身につけたりとかね、そういった性格上の問題ですからね、こういう風にすればいいみたいなね、その生き方も鉄の鎧を身にまとっているというかね、
身にまとっていないけど、まあそういった人との付き合いとかもね、まあ鉄の鎧みたいな感じでね、工夫して生きているわけですけどもね、そういったことも進化の残りという感じはしておりますけども、ということで今日は、米水噴出口に住む面白い生き物、スケーリーフットについてお話をしました。
まだね、ちょっとね、リハビリというか、いきなりね、久しぶりすぎてどんな風に喋っていたかなという感じはしてたんですけども、どうでしょうかね、また今日から、今週からですね、頑張っていきたいと思います。
で、いつもやっているね、木曜日にケン先生とコラボ収録、コラボ配信していますけども、それもまた引き続き今週もやっていきます。
で、今週金曜日、毎週金曜日18時からですね、ライブでホームルームということでライブ配信もしていますけども、まあ今週からね、それも復活したいと思います。2週間ぶりですかね、はい。
ということで今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆様、さようなら、バイバイ、おやすみなさい。
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