岡田さん、前回に引き続いて唐沢さんがゲストで来ていただきまして、前回は我々が出した超旅ラジオの本。
日本最古の旅行記を27人で読むということについて、素晴らしい爪痕を残していただいた唐沢さんに、一番お詳しい方として、日東偶法巡礼講義の表取りを。
素晴らしい出読会、視聴会なんですけれども、一つ欠点は、唐沢さんご自身のことをあまり語るスペースを設けることができなかったので、今回存分につらっとおっしゃっていただいたのは、台湾の留学証として果たせなかったけど、行った。最終的に行った。
そうですね。前回も言ったんですけど、一周旅行をして、最近も台湾に行ったり、台湾一周の時に出会った人がまた台湾に呼んでくれるみたいなこともあって、本当に嬉しいですね。
そもそもの始まりです。台湾にご興味は結構あったんで。
さとると岡田勇、超カービィラジオ。
そうですね。専門的な話になるかもしれないですけど、私、近代美術史をやってて、日本の近代の美術って、明治が海外のもの、特に欧米のものを取り入れようという時に、一緒に美術を取り入れたんですよね。
昔は別に屏風とか仏像とかあったんですけど、別に美術っていう名前じゃなかったんですよね。
欧米に行ったら、美術館もあるし、マスターピースって呼ばれるものが額に飾られて、みんながありがたがってるみたいな。
じゃあ、その制度も取り入れようみたいなので。
そうかそうか。それまでは確かに、ふすま絵とか、描けられてるものとかいう感じであったけど、確かにああいうミュージアム的な、なるほど、そういうアクノルチメントはなかった。
そうなんですよ。
これ美術だったんだって。
相対的に自分たちの立ち位置が分かったんだと。
そうなんですよ。オカクラ天神とか名前は聞いたことあるかもしれないですけど、ああいう人たちが美術っていう言葉で、日本の昔の絵とか彫刻とかを美術として定義付けていって、
私たちは今、美術館行ったら、日本の仏像とか垣軸とか屏風を見てるっていうシステムがまず興味があって、そっからどんどん見ていくと、
近代の日本だと植民地っていう問題があって、植民地支配した地域にいろんな欧米から取り入れた技術なり文化なりを日本経由でどんどん植え付けていくんですけど、その中に美術もあったんですよね。
なるほど。
例えば日本でやってた美術の展覧会、今で言うのは日展みたいな、昔は定展とか文展って呼ばれてた、政府が主催する美術のコンペというか、入選したら飾られるみたいな展覧会を植民地支配してた地域でも開催してたんですよね。
でも自分たちもそんなに初学者というか、そんなに歴史ないにもかかわらず、ある種その時のアジアを支配する主義みたいな、大東亜教育みたいなので、台湾にも教えてやろうとか言って、教えてやってた時期があったってことなんですか。
そうですね。根づかせようと日本の思惑でやってたっていうのがあって、ちょっと問題がある話であるんですけど、
その美術に触れた現地の台湾の人とかが油絵を描き始めたりとか、逆に日本から台湾に絵を描きに来た画家が、現地の人と交流したみたいな面もあって、それを研究してたっていう感じなんですよね。
すごい、なるほどね。
よく画家って旅するじゃないですか。その画家の旅する要因とか、行ってどういうスタイルで描いたとか、で、画家がどういうふうに現地で交流したかみたいなのをめっちゃ調べてたって感じですね。
今はね、パリとかね、藤田嗣晴さんとか、パリに行ってそこで、それを台湾に行って、教えを誘うとか、あるいは画材、材料を探すために行く方もいるかもしれないけど、それを台湾に行くって流れがあったんですね。
一応、あったんですよね。例えば、明るい色使いの、ちょっと後期印象派って言われるような、ゴーギャンとか、ゴーギャンもタヒチ島に行くんですけど、それと自分を重ね合わせて、南国に行って、超明るい絵を描くんだっていうふうにした、タテイシテツオミっていう、めっちゃマイナーな画家を調べてたんですよ。もうマイナーなんで、全然あれなんですけど。
その人、面白いのは、行った先で油絵も描くんですけど、民族学の周辺の人とか、小説家周辺の人とも交流して、自分もフィールドワークやって、台湾の風景を描いたりして、その台湾の風景が、今の台湾の人にとって、昔の私たちの生活だっていうふうに、受け入れてくれてるっていうような状況もあるっていう。
一中されたときは、そういうゆかりの地みたいなとこも行かれたりしたんですか?
行きました。タテイシテツオミが行ったところとか、友人が台湾の同居寺院、寺廟って寺廟って言われてるところに、お札めっちゃ置いてあるんですけど、タテイシテツオミの友達がいっぱいそれを集めてたっていうのを、私はオンライン留学中に知って、真似して、
私も似たような絵柄のお札をめちゃめちゃ大量に持って、日本に帰ったとかありますね。
これは、私、味覚えてないんですけど、白アスパラガスジュースですね。
なんだこれ、体にはいいのかな?
でも、健康って書いてますよね。
健康って書いてあるから、健康だな、これな。
これなんすか。
しかも、絵柄が。
状況単力。
健康だって、クラウチングスタートみたいなことをしてる、水着姿の女性が、このアスパラガスジュースの前で、思い切りの笑顔で。
セクシーだから、飲み物買うっていう勾配のあり方あるのかなって思うぐらいセクシーなんですけど。
すごいですね。
多分、めっちゃ甘いんですよね。南のほうのジュースって、全部甘くないですか?
減重10パーだから、そんなにアスパラガスのあれは入ってないんだ。
これ、飲まれます?
飲んでみますか。
飲みましょう。
これ、ポピュラーみたいで。
ポピュラー?
自動販売機とか。
飲みは使いますか?青汁みたいな野菜生活みたいな感じなのかな?それとも、本当においしくて飲むのかな?
ジュースとして飲んでるんですかね。
アスパラガスジュース。
白アスパラっていうのが不思議ですよね。
確かに。すごいね。
何か言わないと。
なんか、うまい後にちょっとまずい。
どういうことですかね。
うまい後にまずいわけはないでしょ。
うまい後にちょっとまずい。
確かに沈黙を挟んだ後にしか感想が出せない系ですね。
甘い。全体的にすごく甘い。
甘い。
健康に本当にいいのかはちょっと疑問符が沸かざるを得ないという。
ドロドロに甘いみたいな感じでもない。
10パーだからね。
同期日ジュースみたいな感じでもない。
残りの90パーで結構体の悪いのが入ってそうな感じ。
でもなんかうまいかもしれない。
どっちかというとうまいより。
とうもろこしの茹で汁みたいな感じかな。
茹で汁に。
じゃあおいしくないですね。
悪くないですよ。でもなんか。
でもこれ暑いとこで、今飲む時期が良くない?
12月手前にした寒い時期だから。
気候が重要ですよね。
でもこれがこういうおしゃれなバーとかのグラスに入ってて、
暑くて、いろんなしょっぺぇもん食って最後にこれ出てきたら、
これは一気に飲みますね。
っていう感じじゃないですか、なんか。
小豆汁。
薄いんですか?
薄い。
じゃあ飲んでみてください。
いいんですか?いただきます。
いいんですかというか、これ原田さんが持ってきていただいたやつだから。
茹で汁の風味がすごいしますね。
でもなんか甘くて。
全体にうまいですよ。
まずくはない。
含みが。
感想に含みが含まれるけど、悪くないですよ。
懐かしさも入ってますよね、なんか。
確かに確かに。
こういう中華圏旅行したりとかすると、懐かしさを突然感じるときがありますよね。
これ飲んでアスパラガスと当てられないかも。
当てられない。
だいぶ甘いですよね。
ポーマルコシジュースっていうか。
でもアスパラガスって確かにこういう味もするかもしれないし。
ビーチでこれを飲むんだ、すごいな。
確かにこれはいいですね。
シュエーションビーチですね。
アスパラガスにリボンが包まれてて、サンチュみたいなのが飾られてて。
それがパッケージになってるっていうのがいいですね。
購買意欲がそそられるのかどうかわからないですけど。
でも結構人気ポピュラーなんですね。
なんかずっとあるんで、誰かは飲んでるっていうことですよね。
なるほどね、すげえいいですね。
もっと出てきた、なんですかこれは。
あとこれは石川さんがお好きだっていうので買ってきたんですけど、
タンスイっていう台北より、あれは西なのかなにある都市で名物のティエタン?
ティエタンっていう鉄の、タンパク質のタン、鉄の卵。
ピータンのタン。
ピータンのタンですね。
石川さんが美味しいっていうことだったので。
石川さんが美味しい?
私も記憶ないんですけど、石川さんが?
たまたま、中華食材屋が結構好きなんですよね、日本の。
で、たまたまレジ前にちょっと駄菓子みたいな感じで、
これの2個ぐらいがちっちゃくシンクパックされたやつが売ってて、
で、なんだろうと思って買ってみたら美味しくて。
で、それ売ってる店が1個しか判明してないんですけど。
少ない。
近くに行くたびにそこ行って買ってるんですよ。
じゃあ、こんなにいっぱいあるの夢のようじゃないですか。
そうそう、夢のよう。
夢。
距離感で夢のようと言えるかわかんないけど、いいっすね。
ちっちゃいんですよね、たぶんうずらんですかね。
石川さんが食べたやつは大きいやつですかね。
僕のもこれと同じで、
なんか煮卵みたいな感じのやつを作って、
干して、でまた煮て、干してまた煮て、
でカチカチになるまでやるらしいんですよ。
これがもともとうずらんなのか、
でもにわとりがこの大きさになるってことはきっとないですよね。
うずらんの卵なのかな。
なんか呼んだんですけど。
うずらんの卵なのかな。
でもオリーブのみかんもあるな。
なんか酒のつまみに良さそうですね。
カバランウイスキーとか。
いいですねこれね。
食べてみます?
なんかいいですね。
でもこれどんどん酒飲みたくなっちゃってる。
危ないなこれは。
でも金帝って書いてあるね。金の味方ですからね。
これは最高級なんじゃないでしょうかね。
炭水に行ったら大量に売られてて、
台湾だけなんか分かんないですけど、
お店の売り子のおばちゃんがインカムつけて、
めちゃめちゃ覚醒して、
これをわーって売りさばいてたんですよね。
反則をしてる。
反則をしてて。
これも1月18日まで。
食べられるっていう感じで。
これいいですね。
あとでお箸とか持ってきて。
食べます?大丈夫ですか?
風味独特って書いてあるしね。
値段も得って書いてあるし、
あなたの信頼があるって書いてある。
これもう信頼するしかないですよ。
信頼しろって書いてあるから信頼するしかない。
ほぼASAも大丈夫だと。
真空放送してる。
そんな言われる人全部心配してない。
全部中国語読んでくれましたけど。
こういうのいいですよね。
私もちょっと味がわかんないんで、
本当に無責任にいっぱい持ってきてって感じなんですけど。
いいですね。そういうドライブ感。
でもたくさんのお土産をこんなに買っていただいて、
俺は嬉しいと思ってます。
すごい。ありがとうございます。
いいですね。
台湾、一気に机が台湾みたいになってる。
大旅行。
いいですね。
すげー。そうか。
やっぱり今は台湾が一番好きな地域ということなんですね。
そうですね。来月も行くことになってて。
韓国の資料館で知り合ったおじさんが、
小説家でもあり、学校の先生でもあり、
また文化人じゃないですか。
そうなんですよ。たまたまそういう方で。
カギっていう、昔甲子園で、
日本統治の時期に、カギ農業高校が日本の甲子園に出たっていう歴史があって、
野球とかも盛んなカギの博物館で、
おじさんが、またややこしいんですけど、
カギの名物の鶏肉を蒸したどんぶりに、
日本のたくあんが入ってるみたいな。
このたくあんが、黄色の真っ黄色のたくあんが入ってて、
それすごい興味あって調べてて、
それの展覧会あるから、公園。
そのたくあん。
そのどんぶりの展覧会がある。
どんぶりの展覧会。
カギのグルメの展覧会があるから。
カギっていうのは地名。
カギっていう場所の。
漢字でなんて書くんですか?
よしというか、喜ぶの上の下、
喜ぶっていう漢字の上で、下に加えるっていう漢字で、
ぎは義理の義ですね。
カギっていう場所で、おじさんが展覧会やるから、
公園会があるから。
すごいアウトサイドビジターでやられるところの川沢さんは、
そこで何を語るんですか?
日本のたくあんについて語ってくれるみたいな。
なんだそれ。
なんか石川さんから、今度台湾で川沢さんが公園をされるみたいな。
話だけ聞いてて。
同様ビジュースの先行の。
大学とかで。
たくあんについて。
面白いな。
なんでたくあんの専門家でもないのにって聞いたら、
おじさん曰く、割合いい中国語が喋れて、
熱心に調べてくれるやろうみたいな感じで。
川沢さん、飯食えますよそれで。
常に専門的かどうかっていうのは相対的に解釈されるものだから。
サウジアラビアに一人しか日本人が仮にいなくて、
一人だけジョジョの奇妙な冒険が好きだったら、
それもジョジョ専門家ですよ。
そういう感じで、
カギのたくあんについてなら、
今のところ文読機部門1位みたいな感じで、
カギ部門台湾の組み合わせ検索で1位取れるから、
それで講演料ね、たくあんだけだと語りしろが少ないかもしれないけど、
それをきっかけに逆にたくあんについて猛勉強。
たくあんは元々詳しいんですか?
詳しくないですよ。
作り方知らなかったんですよ、正直。
今は勉強されてる。
今から間に合う間に合う。国会図書館に行って。
まず国会図書館に行って。
アプローチが研究してる。
アカデミア技術だから逆に合いますね。
逆にそのおじさんもすごくガチな講演してくれて、
あれ?本当の専門家来ちゃったよみたいな感じで。
いいっすね。
猛勉強して、しかもたくあんも大量に買って。
そうなんですよ。
そういう人生の豊かさ、いい。
そうやってだんだん本当に詳しくなってくるわけじゃないですか。
そうなんですよね。
いまだに自分でいいのかなみたいな。
それ何分くらいの講演なんですか?
トークショーみたいな講演。
トークショー!?
そのおじさんと対談みたいな感じで。
エンタメ系なんだ。
そうなんですよ。
テッドみたいな感じで。
考えたことはありますか?とか言って。
指鳴らして。
たくあんについて1分だけ時間をください。
通販番組みたいな感じ。
本当にパワーポイントを作って。
パワーポイント!
たくあんのパワーポイント作ったことなくて。
中国語で作って。
楽しそう!アニメーションがビューンとかながらたくあんが飛んできて。
いいですね。
それが12月7日とかにあるんで、もうできるんですよね。
もうすぐじゃないですか。
こんなところで喋ってる場合じゃないからね。
だいたいストーリーは。
ストーリーはどんな感じで。
すでにおじさんとチームスで。
お仕合せ済みで。
講演もやり済みで。
教師であり小説家とかが。
そういう教師を相手に語ることについてもある程度プロなわけなんですね。
その人と軽いリハーサルをして。
これで大丈夫でしょうみたいな感じで。
おじさんもすごい適当で。
大丈夫、大丈夫みたいな感じで。
スクーターのご縁で。
そうなんですよ。
ありがたいですね。
初めて知ったことがありました?
まず、ぬかでつけてること知らなかった。
なるほどね。漬物としての。
そうなんですよ。
そっから、液漬けみたいなのが結局今流通してるたくあん。
ぬかではつけずに液体で瞬時につけて。
なんで黄色くなるのかとか、色素は何なのかとかを調べて。
何してるんだろうと思いましたけど。
おじさんとの対話でそういった知識を染み出して。
あっちが質問してくるので答えるみたいな形で。
専門会、インタビューみたいな感じ。
イケガミアキラとかの役。
イケガミアキラでやらなくちゃいけない。
日本のたくあんではどうなんですかとか言って。
たくさんあるんですけどとか言って。
今どういう料理に付き合わせでついてますか?みたいなの聞かれるんで。
それぐらいだったら言えるんで。
それは定食屋のフィールドワークというか。
確かに。
これ、これとこれとこれです。
いろんなたくあんがあります。
めっちゃ行きました。スキアも行ったし。
マグタク軍艦とかも見ないといけないから、倉寿司とか行ったりして。
海鮮系とかにもたくあん。
でも一部台湾って日本と地理的にも近いから。
ファミリーマートとかチェーン店があるじゃないですか。
だから向こうにとっても日本のブランドが親しいところがあるかもしれないから。
ここでもたくあんですよとか言うと喜ぶの。
牡蠣の人たちはたくあん誇りに思ってるんでしょ?
たくあんのことをもともと愛してる地域なんでしょ?
そのおじさんがたくあんが好きなんで。
倉寿との観客とのギャップがね。
たくあんオタク二人出てきたけど。
全然なんだこれみたいな。
そうなんですよ。一番困ってるのが本当に人が来るのかどうかっていうのが。
我々12月7日行きますか?台湾に来て。
台湾行くよ。
中国語ですけど大丈夫ですか?
盛り上げ役としてね。わーって待ってましたとか言ってね。
そういうことか。すごいな。
でもそのおじさんもすごく優しくて、家にも泊めてくれるし、ご家族がいて。
長女の方がもう大学で下宿とかしてるから、部屋が空いてるからそこに泊まらせてくれるし、
あとカギってアリサンっていう高い山があって、鉄道とかもあるすごい有名な山に車で登らせてあげるよとかっていう感じで。
優しい。
優しいと思って。
じゃあもうそれもからささんのご神徳なんじゃないですかね。
本当に台湾の人は優しいですね。
そうやって地域社会に入り込んでいって、なんか抜き差しにならなくなってきますね。