草木酒フォレストジンについて
こんにちは、リスナーのみなさん。知財図鑑ポッドキャストにようこそ、ホストの地図です。
今日は、草木酒フォレストジンについてお話しします。
今日のゲストは、知財ハンターの早高さんです。
こんにちは、地図さん。喜んで解説をさせてもらいます。
まず、この草木酒フォレストジンとは何なのでしょうか?
これは、日本初となる原材料が100%が、国産の野生鉱牧であるクラフトジンです。
森林感が強く、精神安定効果も期待できる飲み物ですね。
森林感、ですか?それってどんな感じなんですか?
それぞれの木材の特性が、そのままジンに生きていて、飲むとまるで森の中にいるような感覚を味わえます。
これは杉やヒノキ、ナラなどの国産の木材を使用しているからです。
山梨県、和歌山県、埼玉県、沖縄県の山の木材を利用しているんですよ。
それは面白い。ちなみに、なぜこのジンは生まれたんですか?
このジンは、日本草木研究所という組織によって開発されました。
この研究所は、日本全国の里山に潜む植物の可能性を探求し、日常生活においてもっと自然と触れ合える状況を目指しています。
このジンは、日本の未利用木材をおいしく食用化し、林業従事者とのフェアトレードを構築するために生まれました。
フェアトレードと木の効果活用
なるほど。フェアトレードって聞き慣れない言葉ですが、それは何ですか?
フェアトレードとは、生産者と取引する際に、公正な価格で取引を行うことを指します。
これにより、生産者の持続的な生計の安定や生活環境の向上を目指すものです。
すごい取り組みですね。どうしてこれが可能なんですか?
実は7種の鉱木のうち、60%が間伐材を使用しています。これにより、放置されていた国産の間伐材を有効活用しています。
他にもこの技術やコンセプトが使える産業分野はあるんですか?
はい。多岐に渡ります。例えば、農業、林業や生活、文化、メディアや観光、そして医療福祉など、幅広い分野で活用できると思います。
私は特に医療福祉の部分が気になります。どのように活用できるのでしょうか?
木に含まれるヒトンチッドという成分が精神安定効果を持つとされています。
木の香りを嗅ぐことで、心地よい睡眠時に現れるノオハが増加することが分かっています。安眠効果やストレスの緩和などが期待できるのです。
また、ヒトンチッドは免疫力を高める効果もあり、抗がん機能を強化する可能性もあるとされています。
なるほど。香りの力って本当に驚くべきですね。
他にも、異なる地域の山と相棒になり、植物資源のネットワークを構築するというアイデアもあります。
とても面白いお話ですね。
フォレストソーダやフォレストシロップ
実は、お酒以外にもフォレストソーダやフォレストシロップもあるんですよ。杉、ヒノキ、モミ、アカマツ、黒文字の5種をブレンドしています。
ボタニカル原料の100%が日本の山の天然鉱物なのです。
そうなんですね。私もぜひ飲んでみたいです。
早高さん、解説ありがとうございました。
こちらこそお招きいただきありがとうございました。
それでは今日はこれでお別れです。また次回の地財図鑑ポッドキャストでお会いしましょう。
