地域経営 × MEDIAlize
スピーカー 2
地域経営 × MEDIAlize。このポッドキャストは、地域経営に主体的に関わるプレイヤーとともに、骨をあおれるが魅力にあふれる、地域経営のこれまでこれからストーリーを言語化していく番組です。
パーソナリティーの MEDIAlize プロデューサー 永野真代です。
スピーカー 1
Earth Travel Mito 株式会社 小崎佳彦です。
スピーカー 2
小崎さん、ポッドキャスト慣れました?
スピーカー 1
いやいやいや、まだまだですよ。
あの、前さん何言ってるんですか。始まったばっかりですんで、また今回もね、あのー、尻滅裂にならないように努力してまいります。よろしくお願いします。
スピーカー 2
では早速、2回目のテーマは、地域の事業承継のカタチ。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
小崎さんは、何代目なんですか?
スピーカー 1
そうですね、僕はですね、2代目に当たります。はい。
スピーカー 2
お父様から。
スピーカー 1
いや、これはですね、自由役でですね、全く血縁関係がない、いわゆる第三者承継というやつに当たります。
スピーカー 2
それはまたどんなきっかけで?
スピーカー 1
あの、仙台の社長がいたんですけども、一緒に働いてたんですよ。
僕は個人事業主っていう立場で、EARTH TRAVELに関わっていて、その仙台の社長がいて、長く一緒にずっとその携帯でやってまして、きっかけはコロナだったと思うんですけど、
コロナで、ちょっと嫌になっちゃったり、あとは年齢も年齢だったり、なんとなくお二人の間でちゃんと会話したときはなかったんですけど、譲るんだったら私かなみたいな、小崎かなみたいな話で進んでまして、そうなったみたいな、ざっくり言う感じです。
当時、仙台はいくつぐらいだったんですか?
60、中盤から後半に入る感じです。
スピーカー 2
じゃあ、仙台は畳むというよりも、誰かについてほしいなっていう思いがあって、それが家族内承継ではなかった?
スピーカー 1
そうですね。お子さんもいらっしゃったんですけど、公務員で頑張って働いていらっしゃって、そのつもりもないっていうことだったんで、そんな感じです。
スピーカー 2
私、すみません。旅行会社の構造が分かってないんですが、小崎さんが個人事業主として関わるというのはどういった関わり方なんでしょうか?
スピーカー 1
そうですね。僕が営業をして取ってきた仕事を、アーストラベルという会社で受けてもらってたような感じです。
ちょっと分かりづらいんですけれども、僕、それまでサラリーマンやってたんですよ。東急観光という、今は合併して違う名前になっちゃったんですが、東急系列の旅行会社を一部上場企業が働かせていただいてまして、
その時に、9年働いて個人事業主という道を選んだんですけれども、観光業の価値って、なんかやっぱり働いてて低いな、あとは給料安いなみたいなのもありましたし、
とはいえ、一部上場企業って東急って看板の下でやらさせていただいたんで、僕、30近くになる男性ってね、必ず多分一度は思うと思うんですけど、その笠から離れた時に、自分って何者なんだなって時にですね、辞めて個人事業主で働いてました。
スピーカー 2
個人事業主で旅行業界で働くっていうのは、具体的にはどんな働き方なんですか?
スピーカー 1
やってることは、普通の旅行の会社の人間と全く一緒な動きをしています。
こんな旅行を提供できますよ、じゃあお願いしようかな、それを受ける時に尾崎さんの名前ではなく、アーストラベルさんの。
スピーカー 1
そうです、お名前を借りてやっておりました。
アーストラベルにそのまま勤めるっていう選択ももちろん多分あったと思うんですけど、前段に申し上げた給料が低いとか、完全100%部合制で働きたかったんですよ。
自分が頑張った分だけ、ちゃんとその分の対価をいただきたいって思いがあって、個人事業主という選択をしておりました。
スピーカー 2
その提携先にアースさんを選んだのは、何かご縁があったんですか?
スピーカー 1
そうなんですよ、東急観光の時に働いていただいぶ上の仙台の社長と、あともう一人いたんですけども、アーストラベルで働いていたので知ってる人がいて、
尊敬する人間がいたので、私はこの方の下で一緒に仕事ができたらいいなと思ってそちらに移りました。
スピーカー 2
ただし、やった分だけ報われるような職種にもしたいっていう思いがあって、個人事業主でやっていた。
そこからまたジョインと言いますか、社長業を継ぐっていうのはまたどうしてなんでしょう?
スピーカー 1
そうですね、そのまま自分で会社を立ち上げてやるっていう選択肢もあったと思うんですけども、
アーストラベルっていう会社を借りて偉させていただいてて、なんとなく多分愛着が湧いていって、
そのまま消去させていただいたっていう形になります。
ハースさんへの愛があったんですね。
そうですね、ちょっと古い人間なのかもしれないですけど、
なんとなく愛着が湧いてきてしまって、このままでいいかなって。
スピーカー 2
それは翻すと、自分が継がなかったら、この愛するアーストラベルミトっていう会社がなくなっちゃうんじゃないかなとも思ったんですか?
そうですね、今考えればなくなっているかもしれないですね。
スピーカー 1
そこまであんまりちゃんと考えていなかったんですけど、なんとなくです。本当になんとなく。
スピーカー 2
私はまだこう、私こそ独立したまだピヨピヨの人間なので、
なんとなくでその一大変身ができるのがすごいなっていう。
スピーカー 1
ついてくれって言われても、はりました、はい、じゃなくて株を買い取ったりとか、
もちろんちゃんとお金も用意しなきゃいけないとか、いろいろあるので、
確かにそうなんですけど、そうしてしまいました。本当になんとなくです。
その時、ちなみにご家族はいらっしゃったんですか?
スピーカー 2
家族は、はい、もちろんおりました。
ご家族の反応は?
スピーカー 1
あんまり人に相談をしないので、決めてから決めましたみたいな感じでお伝えしたと思います。
奥様の反応は?
スピーカー 2
あんまり覚えてないんですけど、もともと個人事業主で、個人で働いていて、
スピーカー 1
代表の会社を招募するってことなんで、悪くいく方じゃないかなっていう感じかなと思います。
その愛着があった、アース・トラベル・ミトという会社を第三者に招募した。
スピーカー 2
その直後からもう、
いやいや、そんなもう、あれですよ、コロナ中、真っ最中だったので、
全くそんなこう、余裕がなく、とにかく大きな顧問さん、
スピーカー 1
おつかれさまに、いろいろな人に会話をしていただいて、
コロナ中 真っ最中だったので 全くそんな余裕がなく とにかく生き延びるっていうことを念頭に置きつつも
全ての旅行会社が あの時止まったんですよね
なので ここで僕 止まらずに動き続けていれば コロナが明けたときにスタートダッシュ切れるので
新しい価値に挑戦しなきゃいけないっていうか チャンスだなとも思いました 正直思いましたね
必死とやばいぞっていうのと チャンスだっていう両方の局面が 本当に50-50ぐらいあったかなと思います
スピーカー 2
そうか そうでしたね 改めて
スピーカー 1
真っ最中でしたから
スピーカー 2
コロナの
スピーカー 1
そのあれなんですよ 株を買い取るのに用意するお金って それなりのお金になるんですけど
収入の厳しさとお金の分割
スピーカー 1
個人事業主で部合制でやっていたので 収入も厳しかったわけですよね そのとき
やっぱりそのお金を用意するっていうのは 意外と大変で ここだけの話ですけど 分割にしてもらいました
スピーカー 2
本来は分割じゃなくて一括なんですか?
スピーカー 1
一括でしょうね 普通は多分 いいよって別に
何にもですね 深く考えずにさらっとおっしゃってくれて
そういった面でも助けていただいたなと思います
スピーカー 2
処刑の話は仙台から?
スピーカー 1
本当に僕 多分コロナ中の話になって あんまり覚えてないんですよね
でも多分仙台から声をかけてくれたんじゃないかなと思います
なんとなくそういう雰囲気はあったんですよね
ちゃんと喋んないけど 空気がみたいな
スピーカー 2
あったんですね どんな空気なんでしょう?
スピーカー 1
難しいですよね これはちょっと言語化難しいんですけど
スピーカー 2
仙台もなんとなく 処刑 継いでもらうなら尾崎さんかなと思っていて
尾崎さんもあれ?これはもしかして僕かなっていう
スピーカー 1
選択肢は僕しかなかったんですけど
2,3人で小さくやってた会社なので
やるんだったら僕しかないっていう
地域における事業承継
スピーカー 1
自分から退くっていう選択って難しいですよね
それができてるのって素晴らしいなって思います
なんか処刑の問題って揉めるじゃないですか
いつ知事族って約束したのにもう1年延長したりとか
たくさん私の周りでも見ているので
自分から知事族ってさっと渡していくって素晴らしいなって思います
私も今まっさに
なかなか難しいですよね 本当にそう思います
スピーカー 2
家族内処刑でも難しいのに
スピーカー 1
難しいですよ めちゃくちゃ難しいと思います
スピーカー 2
第三者処刑って途方もなく大変なんじゃなかろうかと
スピーカー 1
そうですよね それでかつですね
もう4年目になりますけど
私にとって一言もないんですよ
ああした方がいいんじゃないかとか
こうした方がいいんじゃないかとか
一切口を出さずに
今自分のタイミングで仕事していただいているので
週2回とか3回とか来たり来なかったり
自分のペースで好きに働いていただいているんですけど
スピーカー 2
仙台
スピーカー 1
一切ないんで
これは僕は逆の立場になったらできるのかなみたいな
すごいですよね
本当に人に恵まれてラッキーなんだなと思います
スピーカー 2
一方で仙台は仙台でありがたかったかもしれないですね
やはり地域には結構中小企業を経営する人の割合が多くて
皆さん処刑問題悩んでいる
せっかく自分の代で立ち上げたものを
まるで子供のように育てた会社をなくしてしまうっていうのは
それはそれでまた一つ大きな決断
その中で家族でもない人が自分の子供を愛してくれていて
継いでもいいって言ってくれるっていうのは
地域にとっては結構救いでもありますし
今後の地域にとっては一つの可能性なんじゃないかなと思っていて
スピーカー 1
今の前田さんの言葉でちょっとあれですね
背筋が伸びますね
大切にゼロから1位で作り上げた会社を継がせていただくっていう
もうちょっと頑張ります
スピーカー 2
これもまたちょっと半分偏見が入っているかもしれないですが
地域でゼロ1で立ち上げた段階世代の男性たちは
やっぱり頑固なところも
スピーカー 1
ありますよね
スピーカー 2
また男性同士ですと
コミュニケーションが難しかったりすることもあると思うんですけど
そこを2人とも円滑に必要と努力されて
無事に処刑したっていうのは
一つのモデルケースになるんじゃないかなと思いました
スピーカー 1
ありがとうございます
先代が大人で僕はこんな調子なんですけど
本当に温かく見守ってくれてるんだなって
感謝しています
スピーカー 2
じゃあ今回はこのあたりで締めたいと思います
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