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スピーカー 2
地域経営 × MEDIAlize。このポッドキャストは、地域経営に主体的に関わるプレイヤーとともに、骨は折れるが魅力にあふれる地域経営のこれまでこれからストーリーを言語化していく番組です。
ゲスト紹介
スピーカー 2
パーソナリティーの MEDIAlize プロデューサー 永野真代です。ゲストは、Earth Travel Me と株式会社の代表取締役 小崎清彦さんです。
スピーカー 1
永野さん、こんにちは。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。今日も頑張っていきます。
スピーカー 2
今日も鍛えてきたんですか?
スピーカー 1
そうですね。永野さん、見ていただいた通り、僕、貧相なんで。
そういうことなんですか。
やっぱりね、よく走ってたりとかもしてたんですけど、自分の会社の代表が貧相よりは、ちょっとガッチリしてたほうがいいかな、みたいな。
なるほど。
ジムに行くようにしています。
スピーカー 2
ジムに行く理由はそういうこともあるんですね。そういう理由もあるんですね。
スピーカー 1
そうですね。デジタルからしっかり離れたいですとか、有酸素運動をちゃんとしていきたいっていうのもあるんですけど、見た目でちょっとかっこいいになりたいなっていうのもあったりします。
スピーカー 2
地域経営の社長は見た目も整えればならない。
スピーカー 1
いやいやいや。僕はちょっとガリなんで、もうちょっと筋肉つけていきたいなと思います。
スピーカー 2
ガリは羨ましいです。
スピーカー 1
ありがとうございます。
人材こそ地域経営の資源
スピーカー 2
そんなコーナーで、今回のトークテーマ。人材こそ地域経営の資源。チームづくりの要定。
スピーカー 1
はい。また難しいの来ましたね。
スピーカー 2
いやいや。これもザキさんたちを見ていて、ぜひ話したいなと思ったテーマです。
スピーカー 1
本当ですか。ありがとうございます。
そうですね。うちの今のスタイルで言うと、やっぱり労働集約型になりますんで、人が財産というか、人がいてくれて成り立つような業種になってますんで、めちゃめちゃ大事ですよね。やっぱり人間、人。
最初の印象は、すごく社員も社外スタッフも大切にされてるなっていうのが。
本当ですか。そんなこと言っていただいて。ゆるい部活なんでね。
スピーカー 2
そんなアーサーさん、どんなふうなことに気をつけてチームづくりをされてるんですか。
スピーカー 1
そうですね。まだ毎日来るのが6人ぐらいなんで、正直何に気をつけてっていうほどのことでもないんですけど。
例えば、病院に行きたいとか、市役所に書類を取りに行かなきゃいけないとか、なんかいろいろあるじゃないですか、銀行、銀行どうしても行きたいんですみたいな。
これは結構言っていいのかわかんないんですけど、ローム上の問題があるのかわかんないんですけど、昼間行ってこいって言ってます。仕事中に。
どっか出かける打ち合わせのついでに帰り寄ってきていいよ、みたいな。できれば一番空いてるときに行ったほうが絶対いいから。
業務が終わってから行ったりすると、すごい混んでたりするじゃないですか。病院とか、予約したのに2時間かかりましたとか。
スピーカー 2
ありますよね。
スピーカー 1
ありますよね。非常に時間の無駄になるんで、行ってきていいよって。で、終わらなかったら、日本人って真面目なんで、次の日早く来てちょっとやったりするじゃないですか。
差し引きで全然構わないんで、小さい会社だからこそいいのかなと思って、ゆるくやっております。
スピーカー 2
その銀行業務とかは、個人の、プライベートの。
スピーカー 1
そうですそうです。自分の用事で、なんかいろいろありますよね、そういうタイミングで。どうしても行かなきゃいけないんです、やっぱり今日までに行かなきゃいけなかったみたいなやつ。
なのに行ってきていいですかとか言われるんですけど、いいですよ全然、早く行ってきなって。
スピーカー 2
業務時間内にそのプライベートの用事を済ますことをOKとしているのは、何かきっかけがあったんですか。
スピーカー 1
そうですね、まだまだスタッフ社員に対してに満足な給料とか、ちょっとずつ上げていって、やっと今年、茨城県平均に並べそうなんですけど、
耐えられてない中で、そんな時間も鬼のようにきっちりやって、ちょっとかわいそうだなと思って、うまく時間を作ってもらったり、融通が効く人だなって思ってもらった方がいいので、そんな感じでちょっとゆるくやっております。
スピーカー 2
ゆるくと、家はゆるいのかもしれないですが、それが一番プライベートと仕事を両立するのに持続可能性があるってことでもありますかね。
スピーカー 1
そうですね、うちも多様な働き方をしている子が結構いるので、神奈川といわれて2拠点で働いていたり、2拠点で生活をしていたり、旦那さんが東京に行って週末に帰ってきますみたいな子もいるので、
その多様性に合わせていくには、僕も多様性にならなきゃいけないなっていう感じの意識は少ししています。
スピーカー 2
多様な人材を活かすパフォーマンスを発揮してもらうには、そのように弾力性を持たせてサスティナブルにしていくってことですかね。
スピーカー 1
非常に一言でまとめていただいてありがとうございます。
スピーカー 2
そうですね、アーツさんの会社にお邪魔したときに、すごくアットホームだなメンバーを見ていて、コミュニケーションを見ていてアットホームだなと思ったので、プライベートが無理なく滲み出ているように感じたんですよね。
スピーカー 1
小さい組織なんで、みんな裏側分かりますよね。僕も正直言いますと、旦那さんの顔とかもみんな全部分かりますし、それこそ社員の親も大体分かりますね。
それぞれにステージでやっぱりあるじゃないですか、いろんなことが。なので、浮かんでくることになるべく寄り添ってあげて、寄り添いすぎちゃうといけないのかもしれないんですけど、その辺ちょっとうまくバランスとってやっていきたいなと思っています。
スピーカー 2
ここまでは大変いいことを伺いましたが、失敗したとかうまくいかないなということはありました?
スピーカー 1
めちゃめちゃありますね。たまに会議とかやっぱりするんですよね。こんな小さい組織でも見えるところにみんないるんですけど、尾崎さんの考えていること分かりませんみたいなことがたまに言われたりするんですよ。
スピーカー 2
はっきりと?
スピーカー 1
はっきりと。あれ、俺別にそんなに変わってないのになって思うんですけど、やっぱり授業をスケールアップしていくぞってなると、戦略を考えるのは僕になって、細かい戦術を考えるのはみんなになるんですけど、新しい戦略を考えるとかバージョンアップしていくぞってなると、いろんな人に僕は会いに行ってインプットしていくわけですよ。
知らず知らずのうちに、たぶん尾崎1.1から尾崎1.1とか1.2とか1.3になってて、自分の中では勝手に変わっていくのをちゃんと明確に言葉にしたり紙にしたりして伝えてなかったんだなって思って。
根本的なところは全然変わってないんですけど、それ初めて聞きました。あ、そっかみたいな。そうだよねみたいな。結構あります。
スピーカー 2
それを受けて改善、どのようにしたんですか?
スピーカー 1
そうですね。なんで、報告チックな会を週1でやるようにしています。
でもね、あんまり報告だけの時間っていうのもあんまりね、その生産性がないので、またそれもちょっと改善をしてきて、今またちょっと新しい挑戦を、この2月3月4月としているところです。
スピーカー 2
へー、どんなことしてるんですか?
そうですね。僕、やっぱりその人を評価するっていうのが非常に苦手なんですよ。評価するべき人でもないので、本当にこんな、お前に評価されたくねえよみたいな、あると思うんで。
もう一人の千尋尾崎さんがそれを言うんですね。
スピーカー 1
いやいや、みんなね、多分そう思ってるんですよ。思ってて、自分で自分評価してもらいたいなって思ってるんです。
なんで、自分モニタリングシートみたいのを今作ってまして、自分で4月こういう目標を立てます。
なんでもいいんですよ。本当に大きなことじゃなくても小さなことでも全然いいんですけど、立てて、その難易度は自分の中で1から5の何のかをセットしてもらって。
でも、よく目標立てるけど、なんか気がついたら1か月経っちゃったみたいなのってめちゃめちゃあるじゃないですか。僕もたくさんあるんですけど。
なんで、みんなの前で発表してもらってます。自分の目標、自分4月これやりますみたいな。
で、組織小さいんで、みんながそれぞれの目標を知ることができて、なんかライズアップ方式っていうんですよね。
応援してもらえると頑張るじゃないですか。自分で言っちゃって。半月経っちゃったけど済んでんの?みたいな。
みんなでね、みんなを応援してもらえるようなスタイルがいいんじゃないかなと思って、そんな新しい取り組みを始めています。
スピーカー 2
ここまでの反応はどうですか?
スピーカー 1
実は4月、来月、これ今3月ですかね、撮ってるのから実はスタートになるんで、まだちょっとどうなるかわかんないんですけど、うまくいくんじゃないかなっていうふうに思っています。
スピーカー 2
改めてシートを作るとか、改めて宣言の場を設けるのもすごく大切ですよね。もともとそういう文化があったんですか?
スピーカー 1
そうですね、僕が評価するのは嫌なんで、ボーナスの査定みたいのを自分でしてくれみたいなふうに言ってたんですよ。1年間の評価、自分で点数つけてねみたいなのをやっては去年までいたんです。
でも、自分で自分を評価するので、厳しく、すっごい厳しく評価しちゃう人と、100点ですみたいな、100点いなかったですけど、近い評価をする人がいるんで、それも公平じゃないのかなと思って、
だったら、みんなの目の前で喋って、難易度自分で設定してくれって言ったけど、その難易度をみんなで決めて、いやそれなんとかさ、3じゃないですかみたいな、2じゃないですかみたいな。
もう決めてやれば、なんかこうイーブンになるんじゃないかなって思って、そんな新しい取り組みです。
360度評価の重要性
スピーカー 2
もうちょっと聞いてもいいですか。その3とか2じゃないですかは、最初に立った目標に対しての難易度ですか。それともその目標に対して発生したとみられる、その成果についての評価ですか。
両方なんですよ。
どちらも仲間たちから評価を受ける。
そうなんです。
スピーカー 1
僕も、最後ちょっと一部、加点というか、していきたいなというふうに思ってるんですけど、基本的には仲間うちで成長がわかるとか、あいつ頑張ってるなみたいなのってめちゃめちゃよくて、
全員が緩くても挑戦をしているっていう環境の雰囲気を僕は整えたいなと思って、こんな取り組みをしています。
スピーカー 2
まさに360度評価ですね。
スピーカー 1
そうですね。ワンオンワンとかよくやるじゃないですか。僕の会社もやってはいたんですけど、やっぱりですね、ごめんちょっと忙しいから来週にしてくださいとか、続いちゃうわけなんですよね。
気がついたら、なんか1ヶ月やってなかったなみたいなのって。
スピーカー 2
ありますよね。
スピーカー 1
恥ずかしながらあるんで、これは僕の責任なんですけど、僕のせいでそうなってしまって、目標設定があやふやになったり、目標設定に対してアドバイスができなかったり、成長を阻害する要因になってるので、
スピーカー 2
だったらみんなでできることはみんなでやったほうがいいじゃんって思って、僕がいなくても回っていく、そして緩くても緩やかにでも成長していくっていう集団になってほしいなと思っております。
いいですね。
スピーカー 1
いいんですかね。いいんですかね。分かんないんですけど、正解がさっぱり分かんないんですけど。
スピーカー 2
事業のほうはいかがですか。パフォーマンスの発揮の仕方、個人でのパフォーマンス、チームでのパフォーマンス、それぞれの発揮の仕方で何か気をつけているチームづくりの予定などはありますか。
スピーカー 1
チームづくりですか。
いや、そんなに工夫してることはないですかね。
スピーカー 2
例えば、主力事業は教育旅行。教育旅行はどんなメンバー編成でやってるんですか。
スピーカー 1
メンバー編成してないんですよね。
みんな少なからず携わるようにしてます。
僕がやってくれって言ってるんではなくて、もう任せて自分たちの中で割り振って得意なところですとか、自分たちの中でやってくれてます。ここは私やりますみたいな。
スピーカー 2
これメインでやります。じゃあこれはサブでやりますみたいなそんな感じですか。
スピーカー 1
そんな感じですね。
スピーカー 2
メインすらいない。
スピーカー 1
メインはいるんですよ。案件がいくつかあるじゃないですか。
スピーカー 2
A学校、B学校、C学校。
スピーカー 1
そうそう。それも前向きに自分から手を挙げてうまく割り振ってやってくれてますね。僕はそこに一切ほとんど手を出してないです。
スピーカー 2
例えばAさんがA学校もB学校もC学校も全部メインで張る結果的にそうなってしまったみたいなことはないんですか。
スピーカー 1
そうなることも多分あると思うんですけど、メインでたくさん頑張るっていう人間もいますし、その分じゃあ後ろのことは私が任せてねみたいな。
非常にいいチームワークができていて、僕いないほうがうまく回るんですよ。本当に。
そうですか。
小さいなりにも経営っていう立場になるんで、なるべくプレイヤーは今離れるようにしてるんですよ。
とはいえゼロにはしてないんですよ。現場感覚がなんとなく分からなくなるのは苦しいなと思うので、ちょっとだけ残してるんですけど、
ほとんど離れてるんで、離れた中でみんなうまくやれる仕組みが整ってて、非常にいいメンバーに恵まれてるなって思います。
メンバー編成とチームワーク
スピーカー 2
以前は結構関わっていたんですか。この授業はメインはあなたに、サブはあなたにお任せします。
スピーカー 1
そうですね、今言ったのは本当にここ最近の話で、今までもうちょっと人が少ないときは自分もプレイヤー80%やってた年もありますし、
それが人が増えてくごとに50にしたり30にしたり、今10%ぐらいになってたっていう感じです。
スピーカー 2
そのジョブアサインは細かくやっていましたか。
スピーカー 1
やってましたね。そのときはやってました。
スピーカー 2
あなたはこれ、あなたはこれ。今はほとんどジョブアサインされてないってことですけど、ちょっと不平不満みたいなのは上がってないんですか。
私ばっかり重い仕事が来ますとか、あの人は楽してますとか、そういった声は上がらないですか。
スピーカー 1
今のところはなさそうですね。今度入った若い子、20代の子なんかはもうガンガンやりますよみたいな感じで、
なんかその不平不満とかじゃなくて、どんどん数をやらせてもらって経験したいみたいな勢いがあるんで、
スピーカー 2
なんかやっぱりそういう空気感になりますよね、全体が。
スピーカー 1
フル株さんというか番頭さんというか、以前からいる社員からはいかがですか。
そうですね、なんて言うんですかね、その人間性がめちゃくちゃいいんですよ。
スピーカー 1
なんかこう、フル株って言うと若いんですけどね、全然。
普通は自分がやってきた、ちょっと大変だったんですよね。
僕とその子とか、ちょっと数人しかいなかったんで、なんでもこうゼロからオールマイティーにやってきたんで大変だったんですよ。
本当はそういうのをやらせたくなっちゃうじゃないですか。
自分が歩んできた道を。
スピーカー 2
特に昭和の体育会系だと。
歩けよみたいな。
スピーカー 1
全く一切ないですね。
あとは、私これ知ってるよみたいなこういう態度も一切ないので、本当にできた人だなと思います。
スピーカー 2
じゃあ今回はこの辺で。
はい。
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