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2024-06-24 14:25

Ep.7 【前編】地域で「中年起業」 その現実と可能性

これぞ年の功?「中年起業」ならではのたたかい方と「地域」との向き合い方を知る、前編です。



パーソナリティ: ▶︎seazon1 ゲスト:旅行会社「アーストラベル水戸株式会社」代表取締役・尾崎精彦社長 ⁠⁠https://linktr.ee/kiyooza⁠⁠

▶︎MEDIAlize プロデューサー:永野真代 ⁠⁠https://bio.site/mayo.nagano⁠⁠

問い合わせ先: ▶︎ アーストラベル水戸 株式会社: info@earthtravel.me ▶︎ MEDIAlize(株式会社登美佳): info@tomiyoshi1967.com ストーリーを文字で楽しみたい方はこちら(LISTENによる自動書き起こし): ⁠⁠https://listen.style/p/chiikikeiei⁠⁠


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サマリー

尾崎清彦さんは、自身の経験や周囲の刺激を受けて、個人事業主から社員を抱える会社の社長になることを決め、旅行業界の価値を高めることを目指しています。中年起業は現実的であり、成功確率が高いことがデータによって示され、地域経営に携わる人々にとって朗報となっています。彼は中年起業の現実と可能性について話し、中年起業のアドバンテージと困難について語っています。年代の違うメンバーとの協力や若者の挑戦の重要性にも触れています。

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スピーカー 2
地域経営 × MEDIAlize。このポッドキャストは、地域経営に主体的に関わるプレイヤーとともに、
骨は折れるが魅力にあふれる、地域経営のこれまでこれからストーリーを言語化していく番組です。
パーソナリティーの MEDIAlize プロデューサー、永野真代です。
引き続きゲストは、Earth Travel Meと株式会社の代表取締役、尾崎清彦さんです。
スピーカー 1
よろしくお願いします、真代さん。
すいません、今日も元気にやっていきましょう。
スピーカー 2
前回の音声を編集して、
なんと、もう早いですね。
聞いたんですが、楽しそうでした。
スピーカー 1
中身がないんでね、今回は中身をしっかり届けしたいなってふうに考えて、望みたいと思います。
スピーカー 2
私が楽しそうでした。
スピーカー 1
よかったです。
尾崎さんは楽しんでいただけてるかなと思ったんですが。
緊張してますよね。緊張して自分の言葉に出していくのは苦手な部分なので、
スピーカー 2
今日も一生懸命自分なりにやりたいと思います。
尾崎さんは言葉のパワーがある方だと思っているので、楽しんでやっていただけたら嬉しいです。
スピーカー 1
わかりました。よろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。
中年起業の現実と可能性
スピーカー 2
今回のトークテーマは、地域で中年企業、その現実と可能性です。
スピーカー 1
まずあれですね、発祥させられますよね。
確かに中年だなって、いつまでも行動量多く元気でやらなきゃって思ってるんですけど、
普通に見たら中年だなみたいな、今自覚しました。
スピーカー 2
尾崎さん今、おいくつですか?
スピーカー 1
49の年、48ですね。48です、ごめんなさい。
スピーカー 2
事業生計したのは、おいくつですか?
スピーカー 1
4年目なので、
44が5になる年でしたかね。
スピーカー 2
44、45あたりで、なぜ企業しよう、事業生計しようって思ったんですか?
スピーカー 1
そうですね、前回どこかでちょっとしゃべったかもしれないんですけど、流れですかね、簡単に言うと。
スピーカー 2
一般的にですけど、企業といえば30代、最近だともっと20代で、10代でされてる方も多いですが、
40代、44歳でその気が来たっていうのは、どのように受け止めてますか?
スピーカー 1
全然、たまたま僕本当に前さんと違って、ちゃんと計画的に生きてなくて。
スピーカー 2
いや、私も全然計画的ではないです。
スピーカー 1
絶対やってますよ、絶対やってます。
僕はその時の流れのままに生きてきてるので、
多分いろんなことが人より遅いんじゃないかなって思ってます。
でもなんか嬉しいデータあるんですよ。
最近ね、スタートアップとかすごい流行ってるじゃないですか。
20代の子たちがバンバンやってて、
やっぱ俺も若い時やってけばよかったなと思ったりもしたんですけど、
なんかのデータで、起業するなら40代の方が成功確率が高いみたいな。
見たんですよ。
なんでちょっとそれ見て、ちょっと勇気が出たというか。
スピーカー 2
我々には朗報ですね。
スピーカー 1
朗報ですね。やっぱなんかこう、ある程度社会人経験を積んで、
人脈というかいろんな人を知っていて、
やった方がうまくいきやすいのかなとか思いつつ、
でも20代の子はそれ失敗してもね、いくらでも取り返せるんで、
それはそれでなんか非常に羨ましいななんてことも思ったりします。
スピーカー 2
その時期その時期で強みやリカバリ力というのが異なるっていうことでしたね。
尾崎清彦さんの起業経験とビジョン
スピーカー 1
そうですね。僕の場合はもうちょっと失敗できないなみたいな。
プレッシャーありますか?
プレッシャー、そうですね。
僕はいいんですけど、
この何もない会社に入ってくれたスタッフ陣に、
やっぱね、入ってよかったなと。成長もできたし、
それなりの待遇もしてもらったし、
よかったなって思えるような坂道をちゃんと登ってるぞっていうのを作っていかなきゃいけないんで、
それなりのプレッシャーというか、楽しみながらですけど、少しありますね。
スピーカー 2
そこが尾崎さんにとってのポイントですか?
つまり、個人事業主、社長になる前は個人事業主でしたよね。
個人事業主も一人社長と思えば社長業ですから、
それはそれで成立してるような気がしたんです。
ただ、あえて個人事業主から社員を抱える会社の社長になったっていうのは、
何を実現したくてやりたかったとかそういうのありますか?
スピーカー 1
えっとですね、今は4年目になるんですけど、
はっきりこういうことをやりたいっていうのは明確なビジョンで打ち出せるんですけど、
当時はそんなになかったんですよね。
ものをはっきり言えるぐらいはなくて、
ゴニョゴニョ、モノヨモノの感じだったんですけど、
周りにいる人間たちが2代目、3代目になったりですとか、
自分で起業したりですとか、
会社の中にいてもステップアップしてたりとか、
するメンバーがめちゃくちゃ多かったんですよ。
水戸市内の水戸の仲間たちですか?
はい、それがものすごい刺激になっていて、
僕もステップアップして挑戦したいなって気持ちがあって
プライさせていただいたんじゃないかなって思ってます。
スピーカー 2
水戸の事業の仲間内で事業招募されている方が何人かいらっしゃって、
その事業招募した人たちが自分なりのビジネスを生み出していった、
その姿に励まされる思いがあったんですか?
スピーカー 1
ついだ方もそうですし、
企業の中でステップアップしていく人間もたくさんいましたし、
みんなめちゃめちゃ頑張ってるんで、
俺もやらなきゃいけないなっていう気持ちがあったなと思います。
スピーカー 2
それが尾崎さん個人の自分軸でいうと、そこがきっかけというか、
スピーカー 1
やりたいなと思った動機ですかね。
スピーカー 2
旅行業界に対してはどうですか?
スピーカー 1
そうですね。やっぱり価値が低いなっていうすごく思いがあります。
東日本大震災ですとか、今回のコロナの件もそうですけど、
やっぱりですね、世の中の重要なパーツを担ってないなっていう印象があって、
私はその旅ですとか、今の業界の価値をめちゃめちゃ上げたいなって思っています。
私たちがいるからこそ、地域経済がうまく回るですとか、
旅のデザインでお金の配分を変えたりみたいなことは今考えています。
スピーカー 2
それは個人事業主で描くのは難しかった?
スピーカー 1
そうですね。やっぱりどうしても個人の場合は目の前の仕事に傍作されてしまうんで、
ありがたいんですよ。たくさん仕事があるっていうのはめちゃめちゃありがたくて幸せなことなんですけど、
バージョンアップしていったり、スケールアップしていったりというのは一人ではなかなか難しいなっていう印象がありました。
スピーカー 2
個人事業主は何年くらいやってらっしゃったんですか?
スピーカー 1
そうですね。10年ちょいやったと思います。
スピーカー 2
やっぱり10年ちょいやるとその辺が見えてくるというか、限界?
一人で見える景色っていうのはここまでが限界かなっていうのはわかったということですかね?
スピーカー 1
そうですね。頭のいい人だったら多分半年でわかると思うんですけど。
大分時間かかってしまいました。
スピーカー 2
いやいやいや、素晴らしいです。忍耐力ありますね。
私もどちらかというとそういうタイプで、もうちょっとやってみないと見えないものがあるというか、
時間をかけるタイプなので、ちょっと励まされる思いがしました。
中年起業のアドバンテージと困難
スピーカー 1
緩やかにしか変えられないですよね。やっぱりちょっとずつ目の前のことをやりながらちょっとずつしか変えられないのに、
スピード感という意味ではやっぱり一人では難しいのかなっていうふうに思います。
スピーカー 2
改めて、中年企業のアドバンテージと大変だなって思うところ、どんなことですか?
スピーカー 1
アドバンテージですか。何ですかね。困った時に聞ける人。
例えば、お金のやりくりの面であったり、非常に苦手なローグの件であったり、
どうやって事業を広げていけばいいのかとか、多分困りごともめちゃくちゃあると思うんですけども、
聞ける人がもうすでにいる。この分野はこの人に聞こう、Aさんに聞こう、この分野はBさんに聞こう、
というネットワークがなんとなくあるのが、やっぱり安心なんじゃないかなというふうに思います。
ただ、別に20代の子たちだって全然あると思うので、ちょっと何とも言えないところではありますが、
気兼ねなく聞けるっていう仲間がいるっていうのは、私の大きなメリットなんじゃないかなというふうに思っております。
スピーカー 2
そうですよね。特に地域の人とのつながりや結びつきは広いでしょうし、深くなっているんじゃないかなとは思いますが、
大変だったことって何ですか?
スピーカー 1
大変なことあんまないんですよね。
大変ではないんですけど、変化していかなきゃいけないなっていう感じではあります。
一緒に働くメンバーが、今20代の子たちが、僕の会社で言うと一番ボリュームゾーンになるので、結構年離れてるわけなんですよ。
僕とですね、年離れてるわけなんで、その子たちの時代というか文化に合わせていく必要があって、
こっちに合わせろみたいなね。今年昭和99年なんですけど。
僕の会社では今昭和だからねとかちょっと冗談で言ってるんですけど。
なんですけど、こっちに合わせろよっていうよりかは、向こうにも寄り添って、お互いの中間地点でいいところ取り合わないといけないなと思うので、大変じゃないんですけど、
逆にその世代のことが知れることになるんで、広く言うとメリットになるのかなというふうに思いますが、対応していくっていうのが一つ大変なのかメリット届るかなのかなって感じがします。
年代の違うメンバーとの協力
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
はい。
ちなみにさっきちょっと気になったのは、うちは昭和だぞっていうのはどういう意味で言ったんですか?
スピーカー 1
いや、今ですね、またこれね、こういう音声で言っていいのかわかんないんですけど、非常にホワイトとかブラックとか、厳しくしちゃいけないとかパワハロとかいろいろあるじゃないですか、ルールが非常にちゃんとしてきて。
僕は否定するわけじゃなくて、いい面もあり、ただ20代のときはもうちょっと没頭して、時間があるので没頭して仕事にチャレンジするというか、自分の得意分野を伸ばしたり、人脈を広げたりとかいうチャンスのときで、
もう体力の回復も早いですし、どんどんどんどん行っちゃった方がいいんじゃないかなっていうふうに僕個人としては思ってて、うちの会社のスタッフには結構さりげなく言ってます。
スピーカー 2
若いうちは挑戦どんどんした方がいいよって。
スピーカー 1
そうですね、厳しくできない時代になっちゃったんですよ。自分で山を作らなきゃいけないんですよね。
昔は山を作ってくれた、嫌がるようにも登らなきゃいけなかったっていうのが正解なのかもしれないんですけど、今山がなくて平らな状態のところを歩いているような感じで、
自分で自分の山を作って登っていかなきゃいけないと非常に厳しい時代になったなというふうに思っているので、僕の方でちょっとずつ山を作りながら。
スピーカー 2
なるほど、山の提示の仕方も時代に合わせないといけないなっていうところがタフと捉えるか、自分の視野が広がると取るかってことですかね。
スピーカー 1
そうですね、偉そうに言ってますけど、感覚で言うと緩い部活みたいな感じだと思います。
あんまり超体育会系でビシバシではなくて、ちょっと緩いけど、でも体育会系だけどちょっと緩いからみたいな感じのニュアンスの解消じゃないかなというふうに思います。
スピーカー 2
わかりました。
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それではまた次回。
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