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2024-06-21 14:10

#18 パブリッシャーを苦しめるプラットフォームリセットとは? ロイター・デジタルニュース リポート2024を読む

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ほぼ週3回ゆるく、国内外のニュースや出版に関して解説します。

毎週、Publidiaというニュースレターも出していいます。
https://ayohata.theletter.jp/

<今回のトピック>

ロイター・デジタルニュース リポート2024(NHK)

Reuters Institute Digital News Report(Reuters Institute)

<出演>
ayohata https://twitter.com/ayohata

<関連情報>

メディア関連ニュースのまとめ|アヨハタ|note

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おはようございます。2024年6月21日金曜日、ayohataです。
この番組Catalyst by Publidiaは、週3回、国内外のメディア、出版に関するニュースについて、ゆるく解説する番組です。
ほぼ週3回、午前中に配信をしています。 今回のトピックは、ロイター・デジタルニュースリポート2024を読む、についてです。
ということで、毎年、ロイターのジャーナリズム研究所が出しているデジタルニュースリポートというのが出まして、
それをちょっと今回は、軽く読んでいきましょうというところでやっていきたいと思います。
そのロイターのデジタルニュースリポートというのはですね、 イギリスにあるロイタージャーナリズム研究所というところが毎年出している
世界の報道やニュースについて、いろんな角度で調査を行ったリポートになっています。
各国の報道機関がその調査に関わっているので、かなり幅広く調査がなされているリポートになっています。
日本はNHKが関わってまして、NHKのサイトでデジタルニュースリポートの
最初の全体の概要版の日本語訳が公開されているので、気になる方はそれをご覧頂ければと思います。
英語版に関しては各国の状況がここで書かれていたりするので、EDFでも配布されているし、
サイトでも確か閲覧はできると思いますので、気になる方はご覧ください。
このデジタルニュースリポートを冒頭にロイターのジャーナリズム研究所の方がコメントを載せているんですけど
全般、結構大きなテーマとしてはプラットフォームリセットという
プラットフォームを中心とした生成AIの登場なり、情報エコシステムの変動など
いろんなプラットフォームが関わることで起きていることとか、例えば縦型どうかの流行とか
そういう部分があったりで、そうした状況によって
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メディア組織、パブリッシャーが利用者とつながりを持つのに苦労しているという話も
そこら辺が結構大きなテーマだったりはしますね。
そういうテーマで書かれていて、ちょっと気になるトピックとか、ネタを軽く拾いながら話しできればと思うんですけど
MUSEを得るために
オンラインプラットフォームの利用をユーザーはしているんですが
その10%の人がプラットフォームを どこを使っているかっていう質問に対して、10年前は2つって答えたのが
今は6つ見ているという、結構断片化しているという話が
ちょっと話としては出ていました。
当然TikTokとか、海外だとWhatsAppとかもあったりとか
YouTubeは10年前にもあったりはしたんですけど
Instagramは10年前ギリギリあったのかな
そういうちょっと増えてきているというところで見ている情報ソースも増えてきているということで
やっぱ断片化はしているという形みたいですね
あとやっぱり縦型動画がかなり流行ってきているというのは
肌感としてはやっぱりあるんですけど
ただそうですね、データを見ていくとですね、ちょっと興味深い話としては
世界ではやっぱりTikTokの利用、国によって結構禁止されているところとかもあったりするので
何とも言えないとこはあるんですけど
世界的にやっぱTikTokは強いというのがあったりはするんですけど
日本はですね、日本もやっぱり利用者増えてるんですけど
ちょっとそんなに意外に増えてないんだなっていうところは
データとしては出ていました
で、まあそういう話もあったり
そうですね、オンラインニュースのショート動画を毎週視聴する人の割合っていうデータが各国出てて
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これがかなり面白くてですね
例えばアメリカだと60%
カナダ57%
で、アジアでいくと韓国76%
例えばオーストラリアは54%
ヨーロッパでいくとイギリスは39%
で、日本も39%
イギリスと日本は若干状況が近いのかなという感じではあるんですよね
だからアメリカが60%で日本が39%
オンラインニュースのショート動画を毎週視聴する人の割合
結構差があるなという印象はあります
あとはやっぱりもうずっと言われているニュースを避けるということをユーザーがしているという
世界的にその傾向が強いっていうのはずっと言われていてそのデータもちょっと載ってはいるんですけど
まあそうですね
フェイクニュースだったり、あとやっぱり戦争のニュースとかそういう辛いニュースも多かったりっていうので
やっぱりユーザーによっては避けるとかそういう行動をする人もいると
ニュースづかりですよねいわゆる
で、面白いデータとしては2019年と2014年の比較で
ニュースの量に利益としていると答えた人の割合があって
アメリカは2019年で40%、24年で43%と増加してます
でイギリスとかだと
19年で30%、24年で38%、8%増加している
で日本はちょっと少ないというか低いんですよ20%
19年で20%、24年で21% 1%増えているとはあるんですけど他の国と比べると圧倒的に
まあそんな上がってないっていうのがあるんですよね
でも まあ例えばブラジル、スペイン、デンマークとかドイツは15%とか18%上がってたりとかで
かなりやっぱりそういうニュースに関してやっぱりネガティブな印象を持つ人が増えているという状況があります
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で次があの高読者の
のBですね、まあ有料でお金を払って
ニュースを得ているという人の割合なんですけど
まあいわゆる比較的裕福な国の20カ国のグループで17%の人がお金を払っていると
まあ かなりまあそもそもベースとして低いっていう話は
やっぱりあるんですよね
で まあ
その中でダントツと言い方はちょっとあれなんですけどかなり低いのが
日本とイギリスで
日本が9%
でイギリス側8% かなりやっぱりお金を払わずに
ニュースを得ているっていうのが目立つと
いうことなんですよね
いやまあ避けている人もいるっていうことを考えると
じゃあ やっぱりそこの
ミスマッチっていうわけではないですけど
やっぱりギャップがとてもあるという状況ですね
一部の国 ちょっとどこのグループとかは書いてないんですけど一部の国では
まあ非購入者 まあお金を払ってない人たちの半数以上がオンラインニュースにお金を払う気がないという話が出ています
まあ だからそこらへんが
いろいろと厳しくなってきているなというのと あとも過去1年間オンラインニュースに料金を支払った人の割合というのは
2023年から24年で グラフ上ほぼ横ばいになっているというところですね
横ばいなのがもう2021年
定期購読で言うと22年か22年ぐらいからもう基本横ばいという感じでなっています
だからやっぱり結構 踊り場には来ているというところではあると思っています
ただ暗い話ばっかりっていうのもあれなんですけど ポッドキャストに関しては正直明るい材料として紹介されていて
毎月利用する人が世界で言うと35%いるという話ではなってますね
これ確か全体のデータでは日本はなかったんで 日本独自ではそんなに高くないんですけど
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でもまあそうですね 毎時利用するというのは35%いるとか 学歴が高い人が聞いているとかそういう話
所得が高いとかっていうふうなデータは出ているということですね ここらへんは今後広告媒体としてのどう動いていくかというとこは
期待できるとこなのかなという ここではあると思います
えー まあ
結局その悪い点だけを取り上げていくと お金を払うという気持ちがない人たちが多いっていうところと
その冒頭に言ったプラットフォームセットの部分での そのパブリッシャーが
利用者とつながりを直接持ててないというところで ニュースを避けるという人たち 日本はまだそこまで多くないっていうところが
まあ良いポイントだと思うんですけど 縦型動画の流行りっていうところを考えるとやっぱり
SNSならやっぱり縦型動画からの顧客の獲得とか そこもそこで
フォローを受けるっていうのは直接つながっていることにはなり得てないんで 悩ましいと思うんですがやっぱり直接つながることと
SNSでの顧客開発っていうのは やはりしばらくは課題になるのかなぁとは個人的には思いました
はい 今日のカタリストはいかがだったでしょうか 本日のトピックで触れたニュースなどは概要欄にリンクをしています
この番組では皆様のコメントやご感想をお待ちしています Xでコメントいただけると嬉しいです
それではCatalyst by Pablidia 次回の配信でお会いしましょう 綾畑でした
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