1. Catalyst by Publidia
  2. #14 広告枠のマネタイズ転換期?
2024-05-27 11:02

#14 広告枠のマネタイズ転換期?

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週3回ゆるく、国内外のニュースや出版に関して解説します。

毎週、Publidiaというニュースレターも出していいます。
https://ayohata.theletter.jp/

<今回のトピック>

GDNは提案しない(LIFT合同会社)

<出演>
ayohata https://twitter.com/ayohata

<関連情報>

メディア関連ニュースのまとめ|アヨハタ|note

00:10
おはようございます。2024年5月27日月曜日、ayohataです。
この番組、Catalyst by Publidiaは、週3回、国内外のメディア出版に関するニュースについて、ゆるく解説する番組です。
ほぼ週3回、午前中に配信をしています。
今日のトピックは、広告のマネタイズ転換期についてです。
本日話したい話は、先日見かけたブログ記事をベースに話すことです。
概要欄にリンクを貼っておきますが、
リフト合同会社が出している、GDNは提案しないという記事がありまして、
リフト合同会社は、広告枠やデジタルマーケティング全般をやっている会社で、
そこの会社が、GDNは提案しない理由を説明しています。
GDNとは何かというと、
メディアに関わっている人だと聞いたことがあるかもしれない、
グーグルアドマネージャーで出している広告枠、
いわゆる一般的なサイト上に貼っている広告枠になります。
記事は簡潔に書かれているので、
読んでいただいたら何を書いているか分かる部分はあるんですけど、
専門的なことも多いんですけど、
提案しない理由は明確に冒頭に書かれていて、
大きく3つあって、
配信面で運用的なところで相対的な理由というので、
配信面に関してはメディア側がマネタイドのために広告枠が多すぎたり、
ユーザー体験が良くなかったり、
いろんなところが導入できるので、
配信面やメディア側の面の質が全般的に広告主から見たら質が低いという話と、
運用的な理由としては、これは広告を出している側のところにはなるんですけど、
思う通りに出せないとか、自動化がされているけど自由過ぎたりとか、
費用のコントロールが結構ひどかったりとか、
予算設定をするので初日で大半を消化してしまうというのがあるらしいんですよね。
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そういうのがあったり、相対的な理由が結構、
メディア運営者にとっては関係してくる話だと思うんですけど、
他にもっと安くて質の良い配信先がたくさんある、
他にもコントロールしやすい配信先があったり、
Googleがもはや力を入れてないという話も書かれています。
メディア運営をしている人に向けて話をできればなと思うんですけど、
広告の枠の単価というのは徐々に下がってきているというのがあって、
これは当然、いろんな経営に左右される部分はあるんですけど、
一つ、広告会社とか広告運営をしている立場の人からして、
Googleディスプレイネットワーク自体に課題があるというのは、
長期的に見ると離脱される可能性がある。
かつ、Googleが力を入れていないというのは結構大きな話かなと思っています。
この前あったGoogleのイベントでも全然このGDNの話は、
話としては触れられていなくて、
他の広告商品についてはかなり力を入れて話をされていたみたいなので、
おそらく徐々に、縮小とまではいかないでしょうけど、
やっぱり力の入れ具合としては下がっていく。
特にGoogleに関しては、YouTubeとかGmailとかGoogleマップ、
Google検索面の広告なり、自社の方での広告枠も多数揃えているので、
そっちの方がGoogle的には扱いやすいということもあるので、
そういう意味では他のいろんなメディアが乗り合いしている広告枠に関しては、
どうしても広告主からしての質っていうのは、
良いお客さんにリーチできるかとか、コンバージョンするかとか、
そういう話になってくるので、
個人サイトとかもできたり、広告枠を貼れるのもできるので、
やっぱり一つの枠がそれぞれ質がバラバラっていうのはどうしても起きてしまうので、
そういう中で厳しかったりはしていくのかなとは思ってます。
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こういう変化が起きていくと、広告単価を常に見ているとは思うんですけど、
やっぱりじわじわ落ちていくっていうのは、
体感はしていると思うんですけど、
結構気がついたら結構な数字が落ちているっていう風に、
気がついたらなるということなので、
じゃあどうすればいいのかって話もセットであると思うんですよね。
広告枠をマネタイズするっていうのは、
例えば記事に関してやっぱり、トラフィック量があるとか、
そういう話であればヘッダービディングとかっていう、
優先的に買わせて、有料な広告に買い付けさせるっていう方法とかもあるんですけど、
ここもやっぱりそれなりのインプレッションなり質がある媒体じゃないと成立はしないので、
そういう意味では質の部分っていうところは、
何においても基本的には上げなきゃいけない。
コタツ記事みたいなものばかりを載せてるっていうのは、
ちょっとそれはどうなのかって話もなると思うんですよね。
あとはその広告枠に依存しない、やっぱり収益源というのを作っていかないとっていうのは、
これはおそらく逃れられない話だと思うので、
そういう点でのやっぱり、
ただ安易にサブスクにした方がいいって話ではないと思うんですけど、
そこの事業開発なりもしなきゃいけないってことと、
あとは広告枠をクライアントに直接販売するっていう、
手売りの広告をやっていくっていうところ。
とにかく、
枠をとにかく売り、
マネタイズするしか今はないっていう話であれば、
手売りの広告で、
1000インプレッションあたりの収益であるCPMを高く買ってくれる広告主を、
営業人員をかけて営業していくとか、
そういう話になっていくっていうのは一つなのかもしれないと思います。
当然、枠自体の単価が高く維持できているのであれば、
別にそれはそのままでもいいかもしれないんですけど、
ただ長期的に見るとやっぱり、
広告枠っていうのがずっと、
永遠に上がり続けるっていうのはおそらくないと思いますし、
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変動になっていく中での、
自社での価格のコントロール権をやっぱり持たないっていうのは、
とてもビジネス上危険であるっていうのはあるので、
そういう意味ではやっぱり手売りをしていくとかっていうのは、
それは何においても多分、
手段として持っておいた方がいいのかなーっていうのは個人的には思います。
これに関してやっぱり、
この記事では、広告運用する側の視点として書かれてるんですけど、
基本的にはメディアとかウェブサイトの運営っていうのは、
広告資料を出してくれてるお客さんで利用者で運営者っていう、
3者が共に共存して動いているものではあるので、
広告主の観点っていうところは、
知る上では結構面白い記事だったなとは思ってます。
逆に言うとこういうことを無視しながら運営とかビジネスをやっていくってことは、
そもそも無理な話だと思うので、
そういう意味ではメディアに関わる、
それこそ編集業務に関わる人も含めて、
ある程度の理解をしておいた方が良いのではないのかなと思う内容でした。
今日のカタリストはいかがだったでしょうか?
本日のトピックで触れたニュースなどは概要欄にリンクをしています。
この番組では皆様のコメントやご感想をお待ちしています。
Xでコメントいただけると嬉しいです。
それでは、カタリストバイカルリディア、次回の配信でお会いしましょう。
愛波多でした。
11:02

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