ヤマガミさんの興味
スピーカー 2
ヤマガミ、語源にハマる カタラジオショーツ
スピーカー 1
何か、かすれてるね。
スピーカー 2
いいね。
別に、かすれさせようと思ったわけじゃなく、
普通に風邪をひいているという、
消極的な理由のかすれでございますけど。
スピーカー 1
ちょっとセクシーな感じだったんじゃないですか。
いいですね。
ということでですね、前回聞いていただいた方はね、
もうすでに知ってると思うんですけど、
少しショーツを機軸に進めていこうぜと。
ということで、ショーツを取っていきたいと思います、ヤマガミさん。
スピーカー 2
お願いします。
ちょっとした方向転換ですね。
スピーカー 1
そうですね。
方向転換というかね、
スピーカー 2
これでちょっと刻んでいこうぜと。
スピーカー 1
どうですか、ヤマガミさん。
スピーカー 2
ミントさん、さっそく話を振りたいんだけど。
スピーカー 1
いきなりですか。
スピーカー 2
カタラジオってさ、
カタルラジオじゃん。
もちろん職場言って意味もあるんだけど、
日本語に分解すると、
カタルラジオじゃん。
そうなんだよね。
スピーカー 1
カタルラジオと、
カタリストラジオを掛けてますからね。
スピーカー 2
そうだよね。
カタルってさ、なんでカタルって言うの?
スピーカー 1
カタル?
日本語の語源ってことですか?
スピーカー 2
カタルってさ、
スピーカー 1
俺ら普通に語ってるけどさ、
スピーカー 2
語ってるとか言いながらさ、
カタルの意味わかんないってやばくねってことを
スピーカー 1
急に思っちゃって。
カタルの意味ね。
カタラウみたいな
スピーカー 2
言い方もしますけどね。
スピーカー 1
カタルの意味、
カタルの意味、それ以上遡れるのか?
って今ちょっと頭をもやもやさせながら
思ってますよ。
カタルは、それでもう
語源の根源
スピーカー 1
出来上がってしまっているわ。
スピーカー 2
最近ね、俺そこを
追求するのにハマってる。
カタルの語源は、
カタってのは、小形文字の小。
カタ取りのカタ。
と同じで、
出来事を模して、
相手に一部筋を聞かせる
ということが原理。
カタ取るっていうのに、
動詞を作るルーを合わせて、
出来事をカタ取って、
こんなこんなこんなこんなことがあったよって
カタ取ってそれを伝えるのがカタル。
スピーカー 1
深井・あ、なるほど。
つまりあれね、追体験
スピーカー 2
みたいなことだね。
まさにそう。
その追体験的な意味を原理がすごく
重んじてるカタルっていう
言葉使った熟語が物語とか
スピーカー 1
カタリモノとか。
スピーカー 2
まさに追体験してるじゃん。
スピーカー 1
ストーリーですね。
そうそうそう。
スピーカー 2
なるほどね。
実は最近俺語源にハマってしまいまして。
スピーカー 1
あらまたハマり事が。
スピーカー 2
そうそう急にね。
スピーカー 1
オタマトーンどこ行ったのって話だよ。
スピーカー 2
オタマトーンは演奏しながら
この本読んでるの。
スピーカー 1
新明界語源伝という。
新明界の辞書ってなんか
変態的な辞書
スピーカー 2
なんじゃなかったでしたっけ?
スピーカー 1
変態的だよね。新明界ってね。
スピーカー 2
そうだよね。
かなり趣味色を凝らされてて。
ミントさん辞典を最初から最後まで読むって
スピーカー 1
試みはしたことある?
僕も比較的辞典辞書
好きな方の
部類なので
やりますけど、でも
スピーカー 2
本当の辞典を通読はあまりないかもな。
だよねだよね。
俺も口辞典とかを通読ってさもう意味わかんないじゃん。
もうなんか言葉の意味を知って
口辞典読んでも別に何も衰逆にないんだけど。
1個1個言葉の語源が書いてあっても
読み物として
最初から最後まで読もうって試みしてて。
スピーカー 1
面白いね。
スピーカー 2
ア行から始めて今
アネ語まで読んだ。
アネまで読んだからまだ全然進んでないんだけど。
まだアじゃん。
40ページ読み進めてアだよ。
スピーカー 1
じゃあアに結構
比重寄ってるってことなの?
スピーカー 2
全部で1000ページくらいあるから。
スピーカー 1
本当に辞典の物論なんだ。
なるほどね。
面白いですね。
面白いですね。
スピーカー 2
語源辞典ね。
ミンティも語源とか
スピーカー 1
興味あったりする?
語源で行くと
ちなみに山上の語源への
興味の持ち方って
スピーカー 2
どういう興味なの?
なんかね、俺昔から言葉が好きで
高校の時にさ
漢文の先生でやたら言葉に詳しい先生が
スピーカー 1
いたじゃない。
スピーカー 2
その先生が確か
俺未だに覚えてるのが
土宰門、水資帯のこと土宰門って言うじゃん。
それが
何ちゃら何ちゃら土宰門っていう
歴史にすごい似てるように
ブクブクに太ったように見えるから
土宰門って呼ばれてるよみたいな話を聞いて
はーなるほどみたいな。
うんちくを蓄えるのが好き。
要はクイズ研究会に属してた
あの詩が騒いでるような感じだよね。
スピーカー 1
知識対
スピーカー 2
知的好奇心の
根源を俺は語源に求めてる。
語源の根源みたいになってるような感じが
スピーカー 1
語源の根源出ましたね。
あーそういうことですね。
言語の本質
スピーカー 1
そっかそっかそっか。
語源かどうかわかんないけど
遺伝の回の
後半の方で
チラッと出てきたけどシニフィアンとシニフィエ
みたいな話が
チラッと出てきたじゃないですか。
意味してることと
スピーカー 2
表現されてるものとしているものみたいな。
スピーカー 1
あーあったねあったね。
あれってちょうどソシュールさんが
理性みたいなことを言うために
導入した概念だよねって話があると思うんですけど
僕の言葉に対する興味は
結構あそこに近いかなと思ってて
例えば
コップが
コップって言われてる必然性
なくない?みたいなことは
ずっとちっちゃい頃から思ってたのよ。
すごいね気づきが早いね。
語源とかじゃなくて
別にコップって言われなくても
よくない?とかさ。
茶碗っていう文化圏
飲んでるとこもあれば
コップって言ってるとこもあれば
カップって言ってるとこもあれば
他の言葉があるとこもあれば
みたいなことがずっと気になってたっていうのはあるね。
でもそれ語源化って言うと別にそうじゃない?
スピーカー 2
多分だから
俺が気になってんのが文史で
ミントが気になってんのが原始みたいな
スピーカー 1
そういうレベルな気がする。
スピーカー 2
それは化学の文史と原始ではある。
化学の文史と原始ではある。
俺の方が多分もうちょっとくっついた
次元のところが気になってて
何でそう思ったかというと
アギオから読み進めたって言ったけど
兄と姉って言葉が出てきて
スピーカー 1
兄と姉、兄弟の
お兄さんとお姉さんのことね
スピーカー 2
兄と姉は
ANっていう共通の語根を
共有してるけど
そこから先のイとエ
IとEに関しては意味が分かっていない
何でそうなったか分からないって書いてあって
分からない?
分からないが多分シニフィアン
シニフィエの下りなんじゃないかな
っていうことを何となく思ったけど
スピーカー 1
多分正解だよね
たまたまそうなってるみたいなことね
でもANってところまでは
何か上の
存在みたいなことを意味してるよ
スピーカー 2
みたいなね
イとエが多分ミンティの言うところの
シニフィアンシニフィエが
環境で生まれたとか寒いところとか
暑いところで生まれたとか
そういう環境生まれのところが
分からない
って語源には書かれてて
そこにミンティが興味を持ってるってことだよね
スピーカー 1
そうなんですよね
その話で結構
語源辞典に近いかもしれないですけど
前々回かな
無謀ながらも
言語学の人が
記号設置問題っていうのやってるんですよ
みたいなの紹介したの覚えてます?
覚えてる覚えてる なんかちょっと番組で
かじってみたやつをヘラヘラと
紹介してしまったわけですけど
あそこで僕が引用した
今井充先生って方が書いた
言語の本質って本がありまして
これちょっとボケてるかもしれない
スピーカー 2
見える見える
スピーカー 1
新書がつい最近出ていて
なんか比較的
話題の新書みたいな感じになってるんですけど
これ
めちゃくちゃ面白いです
言語の本質っていうタイトルなんですけど
スピーカー 2
それはなに?スニフィアンスニフィエ
に関して結構深く掘ってる本ってこと?
スピーカー 1
というより
そういう
既存の
なんだろうな言語学の中で
こう言われてるよみたいな話というよりは
この著者である
今井先生と沖田先生っていう
お二人の言語学者の方が
書いてるんですけど
このお二方の
持ってる興味に立脚して
言語ってなんなんみたいな
話 結構その
そもそもなんなのみたいな
話 ある意味その
言語の起源みたいなところに
なんか迫るような本になってるんですよ
スピーカー 2
語源じゃなくて
言語の起源ってことね
スピーカー 1
言語源ってことね そうそう
その時にさっきさ
音に意味あんの?
みたいな話があったと思うんですけど
ちょうど帯にも書いてあるんだけど
そう
鍵の一つがオノマトペだって
オノマトペの語源と結びつき
スピーカー 2
書いてあるんだよね パタパタとか
スピーカー 1
そうそう
音で状態だったりとか
表すシットシットとか
シクシクとかそういう表現あると思うんですけど
それがいわゆる
一般的な言語と
それから身振り手振り
ジェスチャーと言われているものとの
ちょうど間のところにある存在で
そういうオノマトペ
みたいな
音で何かしらの
状態を表すみたいな要素があるから
こそ
ここまで言語って進化したんじゃないの
みたいなことを書いてる本ですね
さっきの山上くんの
ポイントの
隙間を埋めるような話が書いてんじゃないかな
と思いながら今ちょうど
スピーカー 2
それ読んでた それ言われて
興味持つのがオノマトペすら語源があるじゃん
例えばパタパタのパタってなんだよ
どっから来たねんっていう
はいはいはい
それとかも説明されてる
スピーカー 1
音から来てる そうそう
パターンもあるし
あとそもそも
それがどういうパターン
どういう
結びつきなのか意味されてるものと
その音がどういう風に
結びついてるのかみたいな
話をちょっと深掘っていくんですよ
スピーカー 2
結びつきに
スピーカー 1
法則性があるんだ そうそう
ある部分もあるし文化的な背景に
縛られてる部分もあるし
それは結構物によりけりなんだけど
なんとなく傾向があるよねみたいな
なるほどね 例えばね
山上くん目の前に
ちょっと丸っこいぐにゅぐにゅっていう図形と
雷みたいな
ギザギザの図形が2つ並んでました
どちらかが
丸まで
どちらかが
スピーカー 2
たけて
スピーカー 1
どっちが丸まで
スピーカー 2
どっちがたけてでしょうみたいな
そりゃまあ素直に答えたら丸っこい方が丸まで
雷がたけてだわな
スピーカー 1
そうそう
これって結構いろんな
違う文化圏の人に聞いても
ちゃんと紐付けられるんですよ
なんでなんだろうね
つまりこの発生が
女性は丸っこい図形とか
紐付いてたりとか
ちょっと破裂音だったりとか
尖った音が
結びついてると
尖った図形と結びつくとか
そういう対応関係があると
だから完全に
恣意的じゃないんだみたいな
スピーカー 2
なるほどね
ママとパパみたいには多分女性はちょっと丸い
イメージで男性は尖った
スピーカー 1
かもしれないね
みたいなところから話が始まるんだけど
スピーカー 2
読み始めたばっかりなんで
言語の進化とオノマトペ
スピーカー 1
どこに行くのかみたいなところで
今ちょうど読んでるところなんですけど
そういうところにもつながるなと思って
スピーカー 2
面白いなって
ちょっと俺の語源自体の知識とそっちの知識
組み合わせてやべえ言語の沼にはまろうよ一緒に
スピーカー 1
そういうラジオ
すでにありそうなんですけど
スピーカー 2
ありそうだよね
ゆるがんちゃな客ラジオとかありそうだよね
スピーカー 1
ちょっと真正面から文句を叩くのは
いかがなものかみたいなのもありますけど
でもすごい面白い
スピーカー 2
面白い
オノマトペで
オノマトペ語源の語源って結構あって
例えばさっき一応見てたので
狂うっていう言葉あるじゃん
クレイジーな狂う
狂うっていうのはくるくるっていうオノマトペから聞けて
なんで
くるくるか狂うかというと
人は髪がかりになると
くるくる舞ってしまうから
スピーカー 1
狂うらす
スピーカー 2
髪がかりになることを古代
昔狂うっていう風に言ってて
髪がかりになると
くるくるって人は舞を舞ってしまうから
狂うが
くるくるから来てますよっていう
オノマトペっていうのに俺も今すごい興味持ってて
スピーカー 1
そうそう
だから結構ちゃんとした言葉
動詞だったりとか形容詞の定裁を
取ってるもの何とかいいとかでも
実はその
頭の部分にくっついてるのがオノマトペですよ
みたいな今の狂うみたいなやつが
結構いっぱいあると
そうなってくるとオノマトペが
あることによって結構いろんな拡張性が
出てんじゃないのみたいな
そうだね
そういうのが実は冒頭の入り口になって
スピーカー 2
結構面白かったです
オノマトペとは何づらいに関してちょっと
掘ってほしいっていうか俺も掘ってみたいな
スピーカー 1
これはまたちょっと
特集会が組みそうなような話題ってさえ
スピーカー 2
なんか大テーマが組みそうだね早速
スピーカー 1
そうだね
スピーカー 2
ショートにするとか言っておきながら
スピーカー 1
早速ってとこですけどね
スピーカー 2
これ面白いですね
スピーカー 1
これちなみにこの言語の本質
っていうタイトルですけど
サブタイトル 言葉はどう生まれ
どう進化したかっていうサブタイトルなんで
もうこれ完全に進化論ですよ
スピーカー 2
じゃあこれはラジオ進化論
シリーズの延長と捉えても差し支えない
スピーカー 1
そうです言語の起源であり
言語の進化の話なんで
もう僕らの本流ですよ
スピーカー 2
これは
我々だって起源系ラジオパーソナリティで
スピーカー 1
やることで有名だからね
まあ有名ってことはやっぱりヤマガミ君が
言語の起源とかね
意識の起源とか
みんなその範疇に
スピーカー 2
乗っ張ってくるんですね
スピーカー 1
これちょっと掘りがいがあるね
スピーカー 2
いやどっかで掘りましょう
スピーカー 1
これはちょっと
スピーカー 2
ちょっと読み終わったら
俺がこの事件を読み終えたタイミングから
スピーカー 1
めっちゃかかるかもね
スピーカー 2
その頃までにはこれちょっと読んでおこう
スピーカー 1
よろしくよろしく
スピーカー 2
これは面白かった
俺もこの事件を全部
読み終えた頃にはラジオMCとか
人間としてちょっと成長しそうというかさ
すげえ知識ぶち込めそうじゃん
スピーカー 1
なんで読み始めたの?
その時点
スピーカー 2
元々は次のテーマ何にするって話をしてたじゃん
スピーカー 1
ああありましたね
スピーカー 2
それは次のテーマ何というよりむしろ
ラジオMCとして自分をアップデートするっていう
方向性もありかなと思って
何かしら持たざるものから
持つものになろうっていう
意識もあった
何かしら見つけよう
スピーカー 1
そうそう
スピーカー 2
石免許持ってるけど石免許持ってても
ラジオMCに役に立たないからさ
スピーカー 1
そんなことばっかりだよね
スピーカー 2
ラジオMCとして
何かしら持つものになろうかな
みたいな意識もあって
たまたま本屋にいたらこれが目について
スピーカー 1
あっ古言だと思って
スピーカー 2
なるほど
成長していきましょう一緒に
スピーカー 1
僕はどんどん手放していきたいですけど
スピーカー 2
意識みたいに削って削って
本質にたどり着くみたいな
いいじゃないですか
客のアプローチで
スピーカー 1
そんなところですかね
スピーカー 2
ではまた