ヤマガミさんの興味
ヤマガミ、語源にハマる カタラジオショーツ
何か、かすれてるね。
いいね。
別に、かすれさせようと思ったわけじゃなく、
普通に風邪をひいているという、
消極的な理由のかすれでございますけど。
ちょっとセクシーな感じだったんじゃないですか。
いいですね。
ということでですね、前回聞いていただいた方はね、
もうすでに知ってると思うんですけど、
少しショーツを機軸に進めていこうぜと。
ということで、ショーツを取っていきたいと思います、ヤマガミさん。
お願いします。
ちょっとした方向転換ですね。
そうですね。
方向転換というかね、
これでちょっと刻んでいこうぜと。
どうですか、ヤマガミさん。
ミントさん、さっそく話を振りたいんだけど。
いきなりですか。
カタラジオってさ、
カタルラジオじゃん。
もちろん職場言って意味もあるんだけど、
日本語に分解すると、
カタルラジオじゃん。
そうなんだよね。
カタルラジオと、
カタリストラジオを掛けてますからね。
そうだよね。
カタルってさ、なんでカタルって言うの?
カタル?
日本語の語源ってことですか?
カタルってさ、
俺ら普通に語ってるけどさ、
語ってるとか言いながらさ、
カタルの意味わかんないってやばくねってことを
急に思っちゃって。
カタルの意味ね。
カタラウみたいな
言い方もしますけどね。
カタルの意味、
カタルの意味、それ以上遡れるのか?
って今ちょっと頭をもやもやさせながら
思ってますよ。
カタルは、それでもう
語源の根源
出来上がってしまっているわ。
最近ね、俺そこを
追求するのにハマってる。
カタルの語源は、
カタってのは、小形文字の小。
カタ取りのカタ。
と同じで、
出来事を模して、
相手に一部筋を聞かせる
ということが原理。
カタ取るっていうのに、
動詞を作るルーを合わせて、
出来事をカタ取って、
こんなこんなこんなこんなことがあったよって
カタ取ってそれを伝えるのがカタル。
深井・あ、なるほど。
つまりあれね、追体験
みたいなことだね。
まさにそう。
その追体験的な意味を原理がすごく
重んじてるカタルっていう
言葉使った熟語が物語とか
カタリモノとか。
まさに追体験してるじゃん。
ストーリーですね。
そうそうそう。
なるほどね。
実は最近俺語源にハマってしまいまして。
あらまたハマり事が。
そうそう急にね。
オタマトーンどこ行ったのって話だよ。
オタマトーンは演奏しながら
この本読んでるの。
新明界語源伝という。
新明界の辞書ってなんか
変態的な辞書
なんじゃなかったでしたっけ?
変態的だよね。新明界ってね。
そうだよね。
かなり趣味色を凝らされてて。
ミントさん辞典を最初から最後まで読むって
試みはしたことある?
僕も比較的辞典辞書
好きな方の
部類なので
やりますけど、でも
本当の辞典を通読はあまりないかもな。
だよねだよね。
俺も口辞典とかを通読ってさもう意味わかんないじゃん。
もうなんか言葉の意味を知って
口辞典読んでも別に何も衰逆にないんだけど。
1個1個言葉の語源が書いてあっても
読み物として
最初から最後まで読もうって試みしてて。
面白いね。
ア行から始めて今
アネ語まで読んだ。
アネまで読んだからまだ全然進んでないんだけど。
まだアじゃん。
40ページ読み進めてアだよ。
じゃあアに結構
比重寄ってるってことなの?
全部で1000ページくらいあるから。
本当に辞典の物論なんだ。
なるほどね。
面白いですね。
面白いですね。
語源辞典ね。
ミンティも語源とか
興味あったりする?
語源で行くと
ちなみに山上の語源への
興味の持ち方って
どういう興味なの?
なんかね、俺昔から言葉が好きで
高校の時にさ
漢文の先生でやたら言葉に詳しい先生が
いたじゃない。
その先生が確か
俺未だに覚えてるのが
土宰門、水資帯のこと土宰門って言うじゃん。
それが
何ちゃら何ちゃら土宰門っていう
歴史にすごい似てるように
ブクブクに太ったように見えるから
土宰門って呼ばれてるよみたいな話を聞いて
はーなるほどみたいな。
うんちくを蓄えるのが好き。
要はクイズ研究会に属してた
あの詩が騒いでるような感じだよね。
知識対
知的好奇心の
根源を俺は語源に求めてる。
語源の根源みたいになってるような感じが
語源の根源出ましたね。
あーそういうことですね。
言語の本質
そっかそっかそっか。
語源かどうかわかんないけど
遺伝の回の
後半の方で
チラッと出てきたけどシニフィアンとシニフィエ
みたいな話が
チラッと出てきたじゃないですか。
意味してることと
表現されてるものとしているものみたいな。
あーあったねあったね。
あれってちょうどソシュールさんが
理性みたいなことを言うために
導入した概念だよねって話があると思うんですけど
僕の言葉に対する興味は
結構あそこに近いかなと思ってて
例えば
コップが
コップって言われてる必然性
なくない?みたいなことは
ずっとちっちゃい頃から思ってたのよ。
すごいね気づきが早いね。
語源とかじゃなくて
別にコップって言われなくても
よくない?とかさ。
茶碗っていう文化圏
飲んでるとこもあれば
コップって言ってるとこもあれば
カップって言ってるとこもあれば
他の言葉があるとこもあれば
みたいなことがずっと気になってたっていうのはあるね。
でもそれ語源化って言うと別にそうじゃない?
多分だから
俺が気になってんのが文史で
ミントが気になってんのが原始みたいな
そういうレベルな気がする。
それは化学の文史と原始ではある。
化学の文史と原始ではある。
俺の方が多分もうちょっとくっついた
次元のところが気になってて
何でそう思ったかというと
アギオから読み進めたって言ったけど
兄と姉って言葉が出てきて
兄と姉、兄弟の
お兄さんとお姉さんのことね
兄と姉は
ANっていう共通の語根を
共有してるけど
そこから先のイとエ
IとEに関しては意味が分かっていない
何でそうなったか分からないって書いてあって
分からない?
分からないが多分シニフィアン
シニフィエの下りなんじゃないかな
っていうことを何となく思ったけど
多分正解だよね
たまたまそうなってるみたいなことね
でもANってところまでは
何か上の
存在みたいなことを意味してるよ
みたいなね
イとエが多分ミンティの言うところの
シニフィアンシニフィエが
環境で生まれたとか寒いところとか
暑いところで生まれたとか
そういう環境生まれのところが
分からない
って語源には書かれてて
そこにミンティが興味を持ってるってことだよね
そうなんですよね
その話で結構
語源辞典に近いかもしれないですけど
前々回かな
無謀ながらも
言語学の人が
記号設置問題っていうのやってるんですよ
みたいなの紹介したの覚えてます?
覚えてる覚えてる なんかちょっと番組で
かじってみたやつをヘラヘラと
紹介してしまったわけですけど
あそこで僕が引用した
今井充先生って方が書いた
言語の本質って本がありまして
これちょっとボケてるかもしれない
見える見える
新書がつい最近出ていて
なんか比較的
話題の新書みたいな感じになってるんですけど
これ
めちゃくちゃ面白いです
言語の本質っていうタイトルなんですけど
それはなに?スニフィアンスニフィエ
に関して結構深く掘ってる本ってこと?
というより
そういう
既存の
なんだろうな言語学の中で
こう言われてるよみたいな話というよりは
この著者である
今井先生と沖田先生っていう
お二人の言語学者の方が
書いてるんですけど
このお二方の
持ってる興味に立脚して
言語ってなんなんみたいな
話 結構その
そもそもなんなのみたいな
話 ある意味その
言語の起源みたいなところに
なんか迫るような本になってるんですよ
語源じゃなくて
言語の起源ってことね
言語源ってことね そうそう
その時にさっきさ
音に意味あんの?
みたいな話があったと思うんですけど
ちょうど帯にも書いてあるんだけど
そう
鍵の一つがオノマトペだって
オノマトペの語源と結びつき
書いてあるんだよね パタパタとか
そうそう
音で状態だったりとか
表すシットシットとか
シクシクとかそういう表現あると思うんですけど
それがいわゆる
一般的な言語と
それから身振り手振り
ジェスチャーと言われているものとの
ちょうど間のところにある存在で
そういうオノマトペ
みたいな
音で何かしらの
状態を表すみたいな要素があるから
こそ
ここまで言語って進化したんじゃないの
みたいなことを書いてる本ですね
さっきの山上くんの
ポイントの
隙間を埋めるような話が書いてんじゃないかな
と思いながら今ちょうど
それ読んでた それ言われて
興味持つのがオノマトペすら語源があるじゃん
例えばパタパタのパタってなんだよ
どっから来たねんっていう
はいはいはい
それとかも説明されてる
音から来てる そうそう
パターンもあるし
あとそもそも
それがどういうパターン
どういう
結びつきなのか意味されてるものと
その音がどういう風に
結びついてるのかみたいな
話をちょっと深掘っていくんですよ
結びつきに
法則性があるんだ そうそう
ある部分もあるし文化的な背景に
縛られてる部分もあるし
それは結構物によりけりなんだけど
なんとなく傾向があるよねみたいな
なるほどね 例えばね
山上くん目の前に
ちょっと丸っこいぐにゅぐにゅっていう図形と
雷みたいな
ギザギザの図形が2つ並んでました
どちらかが
丸まで
どちらかが
たけて
どっちが丸まで
どっちがたけてでしょうみたいな
そりゃまあ素直に答えたら丸っこい方が丸まで
雷がたけてだわな
そうそう
これって結構いろんな
違う文化圏の人に聞いても
ちゃんと紐付けられるんですよ
なんでなんだろうね
つまりこの発生が
女性は丸っこい図形とか
紐付いてたりとか
ちょっと破裂音だったりとか
尖った音が
結びついてると
尖った図形と結びつくとか
そういう対応関係があると
だから完全に
恣意的じゃないんだみたいな
なるほどね
ママとパパみたいには多分女性はちょっと丸い
イメージで男性は尖った
かもしれないね
みたいなところから話が始まるんだけど
読み始めたばっかりなんで
言語の進化とオノマトペ
どこに行くのかみたいなところで
今ちょうど読んでるところなんですけど
そういうところにもつながるなと思って
面白いなって
ちょっと俺の語源自体の知識とそっちの知識
組み合わせてやべえ言語の沼にはまろうよ一緒に
そういうラジオ
すでにありそうなんですけど
ありそうだよね
ゆるがんちゃな客ラジオとかありそうだよね
ちょっと真正面から文句を叩くのは
いかがなものかみたいなのもありますけど
でもすごい面白い
面白い
オノマトペで
オノマトペ語源の語源って結構あって
例えばさっき一応見てたので
狂うっていう言葉あるじゃん
クレイジーな狂う
狂うっていうのはくるくるっていうオノマトペから聞けて
なんで
くるくるか狂うかというと
人は髪がかりになると
くるくる舞ってしまうから
狂うらす
髪がかりになることを古代
昔狂うっていう風に言ってて
髪がかりになると
くるくるって人は舞を舞ってしまうから
狂うが
くるくるから来てますよっていう
オノマトペっていうのに俺も今すごい興味持ってて
そうそう
だから結構ちゃんとした言葉
動詞だったりとか形容詞の定裁を
取ってるもの何とかいいとかでも
実はその
頭の部分にくっついてるのがオノマトペですよ
みたいな今の狂うみたいなやつが
結構いっぱいあると
そうなってくるとオノマトペが
あることによって結構いろんな拡張性が
出てんじゃないのみたいな
そうだね
そういうのが実は冒頭の入り口になって
結構面白かったです
オノマトペとは何づらいに関してちょっと
掘ってほしいっていうか俺も掘ってみたいな
これはまたちょっと
特集会が組みそうなような話題ってさえ
なんか大テーマが組みそうだね早速
そうだね
ショートにするとか言っておきながら
早速ってとこですけどね
これ面白いですね
これちなみにこの言語の本質
っていうタイトルですけど
サブタイトル 言葉はどう生まれ
どう進化したかっていうサブタイトルなんで
もうこれ完全に進化論ですよ
じゃあこれはラジオ進化論
シリーズの延長と捉えても差し支えない
そうです言語の起源であり
言語の進化の話なんで
もう僕らの本流ですよ
これは
我々だって起源系ラジオパーソナリティで
やることで有名だからね
まあ有名ってことはやっぱりヤマガミ君が
言語の起源とかね
意識の起源とか
みんなその範疇に
乗っ張ってくるんですね
これちょっと掘りがいがあるね
いやどっかで掘りましょう
これはちょっと
ちょっと読み終わったら
俺がこの事件を読み終えたタイミングから
めっちゃかかるかもね
その頃までにはこれちょっと読んでおこう
よろしくよろしく
これは面白かった
俺もこの事件を全部
読み終えた頃にはラジオMCとか
人間としてちょっと成長しそうというかさ
すげえ知識ぶち込めそうじゃん
なんで読み始めたの?
その時点
元々は次のテーマ何にするって話をしてたじゃん
ああありましたね
それは次のテーマ何というよりむしろ
ラジオMCとして自分をアップデートするっていう
方向性もありかなと思って
何かしら持たざるものから
持つものになろうっていう
意識もあった
何かしら見つけよう
そうそう
石免許持ってるけど石免許持ってても
ラジオMCに役に立たないからさ
そんなことばっかりだよね
ラジオMCとして
何かしら持つものになろうかな
みたいな意識もあって
たまたま本屋にいたらこれが目について
あっ古言だと思って
なるほど
成長していきましょう一緒に
僕はどんどん手放していきたいですけど
意識みたいに削って削って
本質にたどり着くみたいな
いいじゃないですか
客のアプローチで
そんなところですかね
ではまた