そうなんですよ。
ってなると、お腹空いたってなると集団になって子供を作ります。
子育て隊を作ると。
なるほどね。ご飯ない急いで子孫残さなきゃって感じなのかな。
そうそうそうそう。このままだとなるんじゃないですかね。
なるほどね。
この飢餓状態になるとどういう風な感じで集まってくるのかってことなんですけど、
まずある一つの個体のところで餌がなくなるとするじゃん。
そうすると、サイクリックAMPっていうシグナルを出すんですね。
あでのしモノリン酸ですね。
そうです。
ATPからリン酸が2つなくなったAMPのサイクリックAMP。
こういうものが出てきて、このシグナルを受け取った周囲の年金も自分自身も同様にサイクリックAMPを放出します。
つまりサイクリックAMPはお腹空いたよーのメッセージってこと?
そうそうそう。お腹空いたよーって隣の奴が言ってたら、俺もお腹空いたよーってなるわけですね。
すごい同調。
なるほどね。
そんな感じです。
なのでこういう風にシグナルを受け取ったら自分自身も同様にシグナルを出して、
そのシグナルをまた別の奴が受け取ってまた同様にシグナルを出してみたいな感じで、
数百とか数万とかの細胞が集まっていきます。
すごい。
これで手術体を形成するっていう感じですね。
なるほどね。じゃあみんなでお腹空いたパーティーが始まるんだね。
お腹空いたパーティーが始まるんですね。
お腹空いたパーティーだからといってご飯は出てこなくて。
確かに。みんなでお腹空いたって言ってるだけだもんね。
そうそうそうそう。思想を残さなきゃってことなんですけど、
この手術体を形成するときに法師になれる年金と、
手術体ってキノコみたいな感じだからこのツカ、絵の部分になるような年金がいるわけじゃないですか。
はい、そうっすね。
これ絵の部分になる年金がだいたい20から25%ぐらいいるんですけど、
これはですね、当たり前ですけど頭のところ、法師界を支える構造となって死にます。
死にます?死ぬんだ。
死にます。死んでしまいます。
なんだって。
つまり、自分は子孫を残せないんだけど、
その仲間が子孫を残すための生贄になるみたいな感じ。
うわーすごいな。めちゃくちゃ自分を犠牲にしてるな。
そうなんですよ。
自己犠牲。
利他的な行動ですよね。
あ、利他的。社会築くってのはやっぱり利他的あるか、やっぱ。
そうですね。
これ基本なんか何か司令塔がいるわけじゃないんだけど、
だからどの細胞が縁になって、どの細胞が法師界になるかっていうのは決まってないんですよ。
なるほどね。じゃあもうくじ引きみたいなもんですか?
そうそうそう。くじ引きみたいな感じで、
もうこの辺にいるやつは全部縁になるよみたいな感じになっちゃうんですけど。
うわー損な領域があるんだね。
そう。
損をする区画が。
まあそうね。でもね、自分がいなくなっても結局クローンですからみんな、法師だからね。
そっか。そうだね。
だから自分と同じ遺伝子を残すことができるっていう感じなんですけど。
うわーとんでもないシステム。
今日はシステム、科学系ポッドキャスト12月のテーマシステムで話をしています。
そうですね。
ということで、そう細胞同士でこのなんかいろんな秩序を生み出して、一つのものを作り上げるっていう、
これをですね、自立分散的なシステムっていう風に言うんですね。
自立分散的なシステム。
はい、自分を立する、自立する、自分で立つじゃなくて立するの方ね。
で、それぞれが分散して、でも自立してるよみたいな感じ。
なるほどね。やっとここでシステムって話が出てきたよ。
ちょっと心配してたんだよな。
これテーマにそぐってるかな、大丈夫かなって心配してたんですよ。
いやいやいや、もう生物の時点ですべてシステムですから。
確かに、まあなんでもありか。
なんでもありです。
はい、ということで、そう。
だからこれ結構大事なのは、この年金のすごさっていうのは、やっぱなんか、
一つのなんかその個体が指令を出してやるっていうような中枢神経系みたいなのがあるわけではなくて、
それぞれが単独で生活していて、それぞれがこの影響を汚しあって、
一つのものを作り上げるっていうすごさにあるんですよね。
これが年金のすごいとこなんですけど。
確かに同調してみんなでやるってのはすごいことだな。
そういうことです。
ちなみにですね、これ自分と同じ遺伝子を残せるから、
自分は別に使となって死んでも問題ないわけじゃないですか。
別に差し支えないよね。
だって隣のやつも俺、向こうのやつも俺ってことでしょ?
そうそうそうそう、もう一人の僕みたいな感じになるわけね。
なるほどね。
じゃあこれ、この年金の集団の中に、
別のところからの年金を持ってきたらどうなるのかってことなんですけど、
それを排除する仕組みもあるみたいです。
なるほどね。自分たちの集団じゃない何かが入ってきたら、
あっち行けよってなるんだね。
そうそうそうそう。
それがね、だってその遺伝子を残すために自分がいるわけじゃないですから。
でもこれすごいよね。
どこか一匹、一人のこの年金がお腹空いたっていうだけでそうなっちゃうわけだから。
確かに。やるよーって、この指とお前の規模が凄まじいことになってるね。
そうそうそうそう。だからなんかミスって、なんかね、やっぱちょっとね、
スイッチみたいなのがあるとしたら、あっやべー押しちゃったみたいな感じだと、
もう取り返しがつかないようになる。
取り返しがつかないよね。だって20から25%がそのためにいなくなるってことでしょ?
そういうこと。
絵になって。
そうですよ。しかもこれも自分がそっち側に行く可能性もありますからね。
あーそっか、自分が絵になる場合もあんのか。
そうなんですよ。
なんてこったーだね、もうね。
ミスっちゃったらおしまいだよね。
ミスったら終わりだね。
なるほど。
っていうのが、これが年金のすごいシステムです。
ただですね、これあの、これそもそもこの年金をやろうかなってシステムを見た瞬間に、
年金をやろうかなって思ったのって別の理由で、
これじゃないの?システム。
それがですね、そう、もう一つあるんですよ。
これがどっちかというと申請年金、あの返金年金の本、返金金の本なんですけど、
これはあの、年金にメールを解かせるって聞いたことないですか?
ないかな?なんだ?
はい、案外か。年金コンピューターって聞いたことあります?
いや、ないですね。年金コンピューター、何を言っているんですか?
またおかしなこと言い始めて、何ですか?
このシステムに年金を組み込もうっていう、コンピューターの中に年金を組み込もうっていうやつですよね。
えー、65歳以上の人の名簿でも入ってるんですか?何?何ですか?年金コンピューター?
そうなんですよ。っていうのがありまして、これ使ってるのは返金金なんですけど、
年金って、いろんな場所に餌があると、とりあえずまず手を伸ばすわけじゃないですか。
で、手を伸ばしたら、餌があったってなったら、そこの餌のところに体を伸ばしていくけど、
これ効率よく餌を摂取するために、ある程度こっちとこっちに餌があるっていうふうに決まったら、
体のほとんどの部分をその餌の周りに持っていくんでね。
吸収しやすいようにね。
そうそうそうそう。ただ単細胞生物だから、2つに分かれることはできないんですよ。
なるほど。
だからこの2箇所の餌の周りにまとわりついている本体みたいなところを、
このなんか管みたいなのに繋ぐみたいな感じになるんですよね。
それが申請結果みたいになってるあれだよね?
あれは多分、年金自体がブワってなってるところだから、ちょっとまた違うけど。
あ、違うか。
でもね、管みたいなのがあるんですよ。
あ、管みたいのあるんだね。
そうそうそうそう。で、ここに年金の情報処理能力が関わってるっていうふうな形で、
北海道大学の研究チームが実験を行ってるんですけど、まずですね、迷路を準備します。
あ、迷路、はい。
でも、とりあえずちっちゃいです。まだちっちゃい。
まだちっちゃい。
これぐらい。
あ、ちっちゃい。
ゲームボーイの画面ぐらい。
これがやっぱりよく言われるのが自立分散制御システム。
ロボットも結構これで開発されていて、2足歩行とか4足歩行とかいろいろあるんですけど。
この自立分散的な制御システムなんですけど、これロボットが開発されていて。
ロボットってさ、シュタル、メインコンピューターみたいなのがあって、例えば右足出して次左足出してみたいな感じでやるじゃないですか、イメージとしては。
イメージそうだね。
そうですよね。ただそれよりもより単純なロボットの方が意外とうまく歩けるとかっていうのもあって。
え?そうなの?
それぞれのロボットの足だけロボット。
足だけロボット?
そう、足だけロボットで、ロボット2つがここにくっついてるだけみたいな。
くっついてるところに何ら関係性はなくて、ただくっついてるだけなんですけど。
4足歩行で考えるとわかりやすいかな。4つロボットがあって、そこに1個の板でつながってるぐらいな感じで。
それぞれのロボットに与えられている指令は、バランスが悪くなったら足を上げてはいけないっていうものだけ。
バランスが悪くなったらというか、自分に荷重がかかってたら。
自分に荷重がかかってたら足を上げちゃいけない。めっちゃ当たり前なこと言ってる。
自分に荷重されてたら、重さかかってたら倒れちゃうよね。
そうそうそうそう。だからそれさえ守っていれば、あとはこっちに今荷重がかかって、自分に荷重かかってないから足を上げよう。
自分に荷重かかってきたら足を戻そう、みたいな。そういうのをやり続けることによって、結局倒れないロボットができる。
確かに。進行方向はコントロールできるの?
それはそれで多分また別のコンピューター入れてるんだと思うんだけど。
でもそれだけだったらずっと動いてはいられそうだね。
そうそうそうだし、中枢の神経みたいな、何か1つのメインコンピューターが全てを制御してみたいなのをする必要がないじゃん。
確かに。
例えば、体重がこっちに偏ったらこういう動きをして、こっちに偏ったらこういう動きをしてとか。
そういうのを全部やんなくていいわけだよね。
大変だね、それ考えたら。
だから全ての、やっぱ年金ってそれぞれがめちゃくちゃ高性能な生物なわけではないわけじゃないですか、単細胞だから。
まあね。
だけどそれぞれのものが集まると、結果的には良いものになるよね。
考え方。
確かに。
これが自立型ロボット?
自立分散制御システムです。
自立分散制御システムなんですね。
結構なんかね、会社でもこういうのを取り入れたいみたいなのが結構流行ってるらしいですよ。
だから自分で考えろってこと?
そうそうそう、そういうこと。