1. 生物をざっくり紹介するラジオ 〜ぶつざくネオ〜
  2. 第36話−B:🧪「ニホンザル」を..
2025-07-04 54:12

第36話−B:🧪「ニホンザル」をざっくり紹介

【ストーリー紹介B】

2025年科学系ポッドキャストの日7月のテーマ回

テーマ:「ストレス」

ホスト:「工業高校農業部」

群れをつくる人間と同じようなストレスを感じ、人間と同じようなストレス解消を行うニホンザルをざっくり紹介しました。

ニホンザルのおかげで温泉のストレス緩和効果が証明されたんだとか。

この話では「とよ🦎」と「しろ🐛」がパーソナリティーを務めます。

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【参考】

・地球博物学大図鑑(監修:スミソニアン協会 東京書籍)

・三訂版フォトサイエンス生物図録(数研出版)

・学研の図鑑LIVE動物(学研)

・ニホンザルのからだ(地獄谷野猿公苑)

・人間そっくり!?ニホンザルの性格をわかりやすく解説(日光おさるランド&アニタウン)

・ニホンザル なぜ赤い?(八木山動物公園フジサキの杜)   

・ニホンザルにおいて、順位の高いオスはモテるのか?(東洋大学)

・ニホンザル、温泉でストレス軽減、えらいほど長風呂(NATIONAL GEOGRAPHIC)

・【プレスリリース】仲良しだから緊張する:野生ニホンザルの社会的ストレスに関する新規な現象の発見(総合研究大学院大学)

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サマリー

今回のエピソードでは、ニホンザルの生態や特長が詳しく紹介され、特に彼らの知能や社会的行動に重点が置かれています。また、温泉に入る様子や食べ物の取り方についても触れられています。このエピソードでは、ニホンザルの社会構造や順位、群れの特徴について詳しく説明されています。特に、オスとメスの行動や順位の決まり方が人間社会と似ていることが指摘され、興味深い観察結果が示されています。ニホンザルの社会における順位や繁殖行動についての研究も紹介され、特にオスの順位が子孫を残す際に重要であることが明らかにされています。また、ニホンザルが農業に与える影響やそれに対する対策の難しさについても触れられています。このエピソードでは、ニホンザルの生態と農業への影響が詳しく述べられており、猿による農作物の被害やストレス解消のための行動パターンについての研究結果が語られています。「ニホンザル」に関する基本情報と生態についても紹介され、特にその行動や環境について詳しく解説されています。

ニホンザルの特徴と分布
前回のぶつざくネオは、
なんか、茶色い…
日本にしかいなくて、
で、本州から下の方にしかいないんだよね。
本州から下の方、そうです。北海道にはいません。
珍しい。しかも、日本固有の生き物っていうよね。
そうですね。はい。
すごい。
で、だいたい森に住んでいて、でも、哺乳類だね。
しっぽも長くて、哺乳類で。
そうです。はい。
で、なんつっても、お尻が赤い、顔も赤いな。
はい。
はい。で、温泉入るという感じで、温泉入ってるイメージもかなりあるよね。
そうですね。はい。
ということで、温泉に入ったお尻の赤いタヌキですね、今日は。
はい。じゃあ、ストレスを感じさせないように、じゃあ、結果からいきますね。
はい。今回も川家ポッドキャストの日のストレス回をやっています。その続きです。
なんか言い方が、ストレス回っていうのなんか言い方が。
ストレス回。つらい回だ。
そうですね。
そうですね。はい。じゃあ、基本情報からいきます。
はい。
えー、動物界、石作動物門、脊椎動物阿門、哺乳孔、霊鳥目、オナガザル科、マカク族のニホンザルです。
わー、ニホンザル。タヌキじゃなかったか。
タヌキじゃなかったですね。お尻が赤く塗られたニホンザルでした。
あー、塗られてるわけじゃないよね。
塗られてるわけではない。
はい。で、学名はマカカフスカータです。
で、フスカータっていうのは暗色がかったっていう、ちょっと暗いっていう意味ですね。
ニホンザルの知能と行動
えー。
はい。で、えーと、そうなんですよ。英語だと、えーと、ジャパニーズマカクって言います。
モンキーじゃないの?
日本のマカク族っていう意味ですね。
あー。
うん。だからもうニホンザル。和名はニホンザル。ニホンザルってこれ、通称とかじゃなくてちゃんとした和名だった。
おー。
当たり前か。
そうだと思った。
そっか。
もうそれ以外ないもんね、だって。
そうですね。
で、えーと、これ霊鳥目っていうのが、霊鳥類ってどこにいるのっていうところを考えてもらえればなんだけど、
結構なんかゴリラとかオラウンタとかチンパンジーとか全部なんかジャングルっぽい感じするじゃないですか。
あー、確かに。
そう。なので、人を除いた霊鳥目の中では最も北原まで分布してるっていうことで、えーと、英語では別名スノーモンキーとも呼ばれます。
あ、スノーモンキー。
北原の猿とかと思いますね。
へー。
そうなんです。で、えーと、その近畿とか中国地方を境界として、西日本と東日本の2系統に結構分かれていくっていう感じですね。
あ、系統があるんだね。
体格の差っていうのもこういうのもある。そう、系統があるみたいですね。
あー。
まあ、亜種的な違いだけど。
あー、なるほど。
はい。で、ニホンザルってまず結構賢いじゃないですか。
まあまあ賢そう。
賢いんですよ。はい。じゃあここからちょっと賢さ紹介としていくつか紹介していくんですけれども、
まずあのこれ、ニホンザル、あの人間が自動販売機でジュースを買うっていうのを見てると、
ニホンザルも真似して木の葉を投入口に入れてジュースを買おうとします。
あー、かわいい。
かわいいね。
かわいい、頭いいし、かわいいし。
うーん、かわいいね。
そうですね。
そうなんですよ。はい。まあ残念ながら買えなくて残念っていう感じなんですけど。
それも含むかわいいね。
買えないところもね、ちょっとかわいい。
ね。
はい。あとはあの甲島、あのまあ幸せの島って書いて甲島って言うんですけど、
甲島のえーと、個体群では餌のさつまいも、
ちなみにあの前回その地獄谷公園とかって言ってたじゃん。地獄谷野原公園っていうやつなんですけど、
うん。
この公園とかっていう、公園ってあの公、公、公、公家家の園じゃなくて、
別の方の園、なんていうの?あのー。
公園界。
でてくねー。
はい。
えーと、園、えーと、動物園の園ではなくて、えーとね、新宿魚園の園。
あー、ジョジョ園の園ね。
あ、そうそうジョジョ園の園、そうそうジョジョ園の園なんですよ。
うん。
この地獄谷野原公園って。
ほかにもなんちゃらやえん公園ってあるんだけれども、基本的にこの公園、この公園って何かっていうと、その野生なんだけど、えーと、なんかその餌付けとかはされてるっていう、餌をあげて、えーと、そこに集まってくるのを観察しやすいようにしてるっていうような場所です。
そんなことしていいみたいな。
餌をあずく。そうそうそうそう。だから、公式に餌をあげてるっていうだけで。
だからといって観光客が好きにあげていいよってことではないから、ちょっとそこは誤解しないでもらいたいんですけれども。
あー、それだと思った。あー、よかった。誤解しないでください、みなさん。
ダメ、絶対。勝手に餌あげたら。
そうです。ただ、公園で餌付けをするから、そこに集まってくる群れっていうのがいるから、そこでいろいろ観察とかしやすいよっていう、調査とかできるよっていうような場所ですね。
なるほどね。
で、これが神島も同じように、公園っていうふうについてるかどうかちょっとわからなかったけど、神島でも同じように餌をあげてるっていうことなんですけど。
これで与えた餌、さつまいもをあげたときに、海水で洗って食べるっていう行動が報告されてるんだよね。
あー、なんかそれ見たことあるっていうか、聞いたことあるよ。見たことある?
そうなんですよ。海水でまずさつまいもを普通にあげるんだけど、別に洗ってあげるわけじゃないから、砂がついた状態であげたりしてるんでね。
そうすると、自然界と同じ条件であげるから、砂がついた状態であげるんだけど、さつまいもについてる砂っていうのを海水で洗い落としつつ塩味をつけるっていう、すごい賢い行動です。
賢じゃん。料理もしてんの?かわいいね。
そうなんです。塩味ね。
塩つけちゃって、いいね。
そうですよ。塩なんて何でもおいしいですから、塩つければ。
塩つければね。
そうです。
で、実際これを、ある一匹がやったものを見ていて、他の群れも実際それを真似るものも出てきたっていう感じですね。
真似られんの賢いよね、やっぱね。
そうなんですよ。
学習だもんね。
あと、そうなんです、そうなんです。
あとは、砂浜に巻かれた麦粒。麦を、あげ方もちょっと雑っぽい感じなんだけど。
麦が、例えばここに砂浜にこうバーって巻かれるとするじゃないですか。
これ一個一個取ってやったら大変だよね。
大変。
食べにくいんですよ。
なので、これを砂をこうにガバッと持って、海の中にこうに入れて、
そうすると、砂は沈むけれども、麦は浮くっていう。
賢っ。
それで、実際その浮いた麦粒を食べるっていう、選別をするっていう行動もしてるそうです。
浮くの知ってんの?すごいじゃん。
そうなんですよ。
っていう感じで、こういうことを実際、この日本ザルっていうのをやってるんだけど、
比較的結構若い個体がこうした行為を行うんだよね。
やっぱ気にするよね、いろいろね。
そうですね。だから若い個体がいろいろ試してそういうことをやって、
そうすると、その個体が成長して、
ってなると、そっから血縁関係がある個体っていうのができてくるわけじゃないですか。
そうすると、その個体とその血縁関係のある個体っていうのを中心に同じ行動が広まっていって、
群れ全体が同じことをしていくっていう感じになっていきます。
群れの社会構造
どんどんアップグレードしていくんだ、群れが。
そうなんですよ。
種として。
これは俺が若い頃に編み出したやつなんだけどなーって言って。
まあそうだね。
ジャガバターにイカの塩辛乗せるとうまいんだよみたいなね。
これ知らなかっただろうみたいな。
美味しいんですか?ジャガバターに塩辛乗せると。
いらない。マジで美味しいから、僕が編み出したわけじゃないんだけどさ。
もう有名ですよ、僕が。
なるほど、なるほど。
俺あんまりイカの塩辛自体が好きじゃないからね。
じゃあダメだ。
ジャガバターにってことは、ジャガイモにバターがもうすでに乗ってるじゃん。
そこにプラスで塩漬けを入れるの?
塩辛ね。
乗せる的な。一緒にちょっと熱通してもいいんだけど、僕はちょっと生の塩辛の方が好きだから、生の塩辛を乗せたりするけどね。
なるほどね。バターの代わりにってことではない。バターも必要なの?
バターも必要だよ。バターなんかどれに入れたって美味しいんだから、バターは常に必要だよ。
じゃあ皆さん是非、ジャガバターに塩辛試してみてください。
はい。
こんな感じでいろいろ、これやると美味いよとか、これやるといいよっていうのが広まっていくんだけど、これが実際その模倣による電波なのか、
もしくは、それをやってるっていうものに対しての刺激。
あいつなんか美味いもの食ってるらしいぞみたいな、そういう刺激で試行錯誤した結果、みんな同じような行動をしてるのかっていうのはまだまだわからないっていう感じです。
なんでその行動に至ったのか、みんながっていうのがわかんないんだね。
そう。そうなんですよ。
ただ、一応若い個体がやって、ただ若い個体がそれをしたところで、その群れ全体がすぐにみんなやりだすってことではなくて、結構なんか、あんまりそんなにすぐに電波するわけではないっぽいですね。
あー、何がスマホだよみたいなね。
みんな使ってた時にね、それが起きたよね。僕らが大学生の頃ですかね。
何がスマホだよボタンもないしさぁって、どうやって操作するんだよそんなもんって。
でもみんな心の中ではいいなぁとは思ってんだけど、やっぱり言っときたいじゃん。自分が今まで使ってきたものって執着があるからさ。
俺が今までずっと使ってきたこれこそいいんだっていうふうに、だから信じたいんだけど、でも絶対スマホの方がいいに決まってんじゃんって心の中思ってる。
だから悪いところばっかり言う。何ボタン無くて、アプリって何だよみたいな。
素敵だね。やっぱ受け入れがたいよ。和芸能がやってるものは受け入れがたい。
うちらも若かったはずだったんだけどね、その時からね。
そうだね。
でも本当にそういうことですよ。
若い個体が一匹まず恐れをした時に、隣の若い個体もやるとかじゃなくて、それが何年かしてその血縁関係者がみんなやるっていうぐらいで収まるからね。
なるほどね。
っていう感じです。この生物、やっぱり群れを構成するじゃないですか。
基本的にその群れを構成するのは生態のオスとメス、あとはその子供とか、他の群れから来た若者とか、そういった感じですね。
この群れの個体っていうのは、もう全ての個体間で力の強弱による順位が決まっています。
これは枝分かれ状になってるとかじゃないんだよね。直線的な順位があるんですよ。
階段みたいになってる。
1から順番がバーって。そうそうそうそう。
ニホンザルの社会構造
例えば同じ会社であっても、別の家とか別の場所に行ったら、同期だったら同じとかになるじゃん。
分からん。よく分かんないな。誰かの下にいるのは全員一緒みたいな。来らっしゃいで一緒みたいな。
まあその中に順位はあるんだろうけど、でも例えば別の会社とかに行けばまた別じゃん。
それは年齢とか関係なく、とにかく平社員同士みたいな感覚になるでしょ。
どっちが先輩、どっちが後輩とかないじゃん。
群れの中だったら全て、ナンバーワンから一番後ろまでもとにかく全員順位が決まってる。
ちなみにこの順位のつけ方は割と年功序列っていうのが大きいみたいですね。
ただそこが変わることもあるんだけど、そうです。
という感じですね。
順位が高いものに対しては尻を向けて、上位者がその後ろから乗り掛かるっていうマウンティングをする行動があります。
マウントを取るっていうやつだね。
そうそうそう、そうです。
これによって順位が高いものが後ろから乗り掛かるっていうような行動だから、
順位の自分は下だよね、あなたは上だよねっていうような感じで、ちゃんと順位が確かめられるから争いが回避されるっていう感じです。
あーなるほどね。その乗っかってお前は俺の下だかんねっていうのは傷つかないよね。
いや、それは傷ついてるかもしれないかもわかんないけど。
ニワトリとかのマウントってツツキ合いじゃないか、ツツくじゃん、下のやつを。
一番下の子ってめっちゃみんなからツツかれるからそれで死んじゃうみたいな話聞いたことあるよね。
そうなんですよ、そういう感じではないっていう。
もう順位がとにかく決まってるっていう感じで、このマウンティングってどこで行われるかなんだけど、
順位が離れれば離れるほどこの行動は行われないんだよね。
あーもう眼中にない的な感じだ。
そうそうそうそう、だからもう圧倒的に上位の個体と下位の個体っていうのではマウンティングはしない。
その上位同士とか下位同士の中でどっちが上だみたいなところでマウンティングが行われるっていう感じですね。
まあでもそうか、まあ確かにそうだよね。
なんかいちいちみんなにやってらんないっていうところもあるよね。
なんかもう子供にやってもしょうがないしなみたいな。
そうなんですよ、そう。
まあね、その社長がさ、普通の平社員に対して俺の方が上だからなってわざわざ言わないじゃんっていう話。
そうだよね、どんだけ気にしてくれてんのって思っちゃうけどね。
で、同じ平社員の中で先輩後輩でマウンティングとかはあるかもしれないけどっていう感じですね。
あーなるほどね。
どっちかというと同期か、あるとすれば。ないか。ある?
ある。あるとこはあるよ、ほんとにあるよ。やんなっちゃうよそれ、ほんとに。
そうなんですね。
で、これ順位が決まってるだけではなくて、結構階級があって、それぞれの群れの中での位置が決まってるっていう感じです。
単純にその順位がもう1から順番にザーってついてるだけじゃなくて、上位下位とかそういう感じになるという感じですね。
あーなるほどね。
で、まあ群れのリーダーは中央に位置していて、その外敵から群れを守るとか、あとは群れ内部での争いに介入して仲裁するとか、そんな感じでやっています。
で、その周りにメスとか幼獣が位置していて、で、その幼獣が大きくなると、幼獣の場合は母親とメスと一緒にここに暮らしていくんだけど、ある程度大きくなってくると普通のオスの個体として認識されるので、その群れの外側に出ていくという感じです。
だから大体3層くらいになってるのね。
育ちでもないんだけど、同じ群れの中にはいるんだけど、群れの中心部じゃなくて、外側に追いやられるのか、自分で行くのかわかんないけど、そんな感じです。
あーなるほどね。
その区画内っていうか、群れ内でか。
そうそうそうそう、群れの中なんだけど、基本3層構造でまず中心にリーダーがいて、リーダーというかその中心のオス個体がいて、で、その周りにメス個体とか幼獣がいて、で、その周りを普通の若いオス個体がここにいるみたいな感じなんだね。
オスザルですね。はいはい。
そうです。
じゃあ、親離れって感じか。
そうですね。はい。
っていう感じです。
で、その外側に出たオスっていうのが一部、その群れを離れて、離れざるになります。
離れざるにならざるを得ない。
はい。
的なね。
そうです。はい、群れを去るからね。
群れを去るからね。
ということで、まあそんな感じなんですけど、実際その若いオスっていうのは群れの中でのその上の上位の個体、順位が上の個体っていうのが群れを抜けたりすると、自分の順位が比較的上がっていくっていうような感じで、とにかく群れの中にいればだんだんだんだん上がっていけるよっていうようなシステムです。
オスとメスの行動
すごい、みんなにチャンスがある。
そうなんです。はい。
まあ別の群れからここに来たとしても、そのある程度の年齢と、あとはそのちょっとしたマウンティングの取り合いで、ある程度自分はもうここっていうふうに入れるから。
別の群れに行っても別に一番下からスタートとかではないけどねっていう感じです。
年齢がやっぱり。
本当に人間社会と似てるよね。
そうだね。
転職組?
転職組ちゃんと年齢を。
そう、転職組です。
ちゃんとですよ。
転職組でもある程度の立場を準備してここに来た人と、新卒同様で入ってきた人とみたいなのがいるじゃん。
うん、そうね。
はい、っていう感じですよ。
なるほどね。
あとはちょっとしたところはマウンティングで多分順位がいろいろ入れ替わってっていう感じですね。
マウンティング重要だね、これね。
そうなんですよ。
ただ本当に戦いではないっていうのは結構重要なところかな。
でもさ、これ次話すかもしれないけどさ、ボス入れ替え決定戦とかなんかすごい激しいのなんか見たことあるよ。
でもね、なんか俺が今回調べた限りだとあんまりなんかやっぱり戦わないっぽいんだよね。
そうなの?あれイメージなのかな、じゃあ。
そう、だからイメージとか、あとそのなんだろうな、日本猿じゃない猿とか、群れとか。
あと群れによってちょっといろいろ違うらしくて、群れによってはもう全く争いがない群れもあれば、その争いでそのボスが決まるような群れもあれば。
そもそもこの後話すけど、ボス自体がいないっていうような研究結果もある。
あ、そんなのもあり?なんだ、じゃあすごい、なんか会社ごとによって全然ルール違うみたいな、本当にそんな感じなの?
そうそうそうそう、全然ルール違う、そうなんです。
で、どっちかというと、野生家だとボス猿がいないパターンがあるっぽいです。
で、その飼育家、動物園の中の猿山とかにいるやつは割とボス猿がいるみたいな。
世界が狭いとやっぱりそういうのが起きるんだね。
魚君も小さい水槽にいると魚がいじめをしだすみたいな話があったじゃん。
やっぱ狭いところにあるとそういう、あれだね、なんかあるんだね。
そういうことだね、そういうことだね。
確かに野生家だったらみんなで協力して頑張って生きていこうみたいな感じになるけど、動物園だったら餌もらえるし外敵いないしだから、
とにかく猿の中での社会の中でどう地位を獲得するかって話になってくるもんね。
まあそうね、それとあと限られたリソースをどうやって自分のものにするかっていう、そこで争いが生まれるのかもしれないよね。
そうだね、確かに。なんか嫌だから群れから出ていくとかできないしね。
ああ、確かにね。
なるほど。
そういうことね、確かにそれでちょっと違うかもしれない。
で、メスはどういうふうになってるかってことなんですけれども、
メス自体はその習性、もう生まれてから死ぬまでずっと群れにいます、同じ群れ。
メスが別の群れに移動するとかっていうことは基本的にない。
なので基本的にその群れっていうのは母系集団って言って、母親由来の集団っていう感じなんですよ。
雄は別のところに行ったりとか別のが入ってきたりとかっていうのにいろいろ入れ替わったりするんだけど、
メスだけはとにかくこの集団のメスは全員親類みたいな親族みたいな感じになるから。
あれだ、なんかサマーウォーズのおばあちゃんみたいな感じだね。
メスのボスがいるみたいなね。
そう。
でもそういうこと、メスにもちゃんと順位はあるし、
オスほどではないけれどもメスにも順位があって、階級とかも。
階級ってほどではないかな。
これも基本的には生まれた順というか年高女劣なんだけれども、
母親から生まれた娘がどの母親から生まれたのかによってある程度決まる順位が。
大切だ。
だから執事、家柄で決まる感じ。
ここは。
ほんと人間みたい。家柄で決まる。
そう。
家柄で決まるんですよ、これ。
だから順位の高いメスから生まれた娘たちは順位が高くなるし、
順位が低いメスから生まれた娘たちは順位が低いっていう感じですね。
ハードモードや。
そうなんですよ。
実際、順位が高いメスとか順位が低いメスから生まれた子供たち自体はどうなるかってことで、
例えば、姉と妹っていうふうにメスが2匹いるとするじゃん。
これ基本的には年高女劣だから姉のほうが上かと思いきや、
意外と妹のほうが順位が高くなるっていうことも結構あるみたいで。
そうなんだ。
なんでかっていうと、これも結構人間っぽいんだけど、
喧嘩が起こったときに、やっぱお母さんとしては年齢が低いほうの見方するパターンが多いじゃないですか。
うわ、人間みたい。お姉ちゃんなんだからって怒られるんだ。
そうそうそう、そういうこと。
だから喧嘩が起こったときに年齢が若い妹のほうを母親が助けるから、
結果として妹が勝つってなると、姉より妹のほうが順位が上になるっていう。
で、結局それで順位が決まっちゃったら、
その後ずっと基本的には大人になっても妹のほうが順位が高いっていう状況でいっちゃうっていう感じで。
めっちゃお姉ちゃん浮かばれないね、それ。
ほんとよ、これストレスですよ、完全に。
ちょっと今の話ストレスだね。
そうです。
まあ、いろいろね、すべてやっぱりさっきも言ったけど、とにかく群れ単位で違ったりとか、
嵐山モンキーパークの研究
動物園にいるのか野生家なのかでもやっぱり全然違うから、
それは群れのルールがあるよっていう感じですけど。
なるほどね。
書きながらも自分もストレスを感じながらも、ほんとにストレスを感じるような話になっているんですけれども。
京都の嵐山モンキーパーク岩田山っていうやつがいるんですけど、
嵐山モンキーパーク岩田山っていうのがあるんですけど、
なので、その餌を定期的にあげて観察しやすいようにしてるけど、
餌をあげること以外はもうとにかく野生と同じ状況っていうことなんですが、
ここでの結構面白い研究がありまして、
これ、じゃあ、なぜ動物園にいるのかというと、
動物園にいるときに、
動物園にいるときに、
動物園にいるときに、
動物園にいるときに、
じゃあ、なぜその順位が決まってるのってことなんだけど、
順位が高いオスが子孫を残すって思うじゃないですか、普通。
そうだよね。
だけど実際調べてみると、順位が高いオス、
特に例えば第一位のオスとかっていうのは、
基本的に子孫を残さないんですよね。
残さないの?
だから結果、生まれてきた子どもたちのDNA検査とか、
父親誰かみたいな鑑定をやっていくと、
順位が高いオスほど子孫を残してなくて、
順位が低いオスとかっていうものが子孫を残してるっていう感じなんですよね。
これ直感と全然違うよね。
全然違うね。なんか逆かと思った。
そうなんですよ。
もう少し細分化してみると、
群れにいる年数が短いほど多くの子どもを残すっていうこともわかっています。
だから順位が高ければ高いほど子どもを残しにくいんだけれども、
順位が高くてもその群れにいる年数が短ければ短いほど、
子孫を残しやすいっていうような状況です。
それかな、ずっと一緒にいるからなんかもう兄弟みたいになって、
子ども作るって感じでもないしな、みたいな、そんな感じ?
そうだね、それ結構人間で割とそういうのがあるよね。
あるよね。
幼い頃から一緒に育つとあんまり性的な目で見れないみたいなのがありますけれども、
結構人間はそうっていう感じで、
日本猿の場合は一応交尾自体はするんだよね。
上位オスと上位のオスとかナンバーワンのオスとかとも結構メスは交尾はするんだけれども、
これ問題なのが交尾をするタイミングで、
ハイランガで生じる時期とかは基本的にそれを避けて、
上位のオスと交尾をする時期っていうのが、
ハイランガ生じる前とか、あと妊娠後とか、
とにかく子どもができないような時期に交尾をすると。
どういうこと?
だからなんかもう常に、
アダルニさん言ってるけど、発情期?
発情期全体的に考えると、発情期にはとにかく交尾をするんだけど、
その中で子どもができやすい時期とできにくい時期ってあるじゃん。
できにくい時期には比較的誰とでもというか、上位のオスともやるんだけど、
子どもができやすい時期になったら、
どちらかというと上位のオスとの交尾を避けるようになっていくんだよね。
だから群れの中心の餌場を使わないようになるとか、
中心にある餌場を使わなければ上位の個体と会うこともないしっていう。
そうやったらとか、アプローチしてきてもとにかく避けて。
ちょっと離れた隙を見て、メスは群れの周辺部、外側に移動して、
群れの外のオスとか、会のオスと交尾をするっていう行動が見られます。
若い子の方が好き的な感じ?
あいつ年取ってるからなーみたいな。
おじだからなーみたいな。
おじはちょっとーみたいな感じ?
いやだー。
でもこれ実際言われてるのは、
謹慎者との交尾を避けるっていうことだね、とにかく。
なるほどね。
家族だからっていうような感じよりは、
とにかくやっぱり謹慎者との交尾によると、
遺伝子プールが狭くなると子どもへの影響ってすごく出ちゃうじゃん。
そうだね、先生の子もが誕生したらちょっといろいろ厄介なことになりがちだもんね。
そうっていうのがあるから、
とにかく子どもができやすい可能性がある時っていうのは、
できるだけ謹慎者との交尾を避ける。
群れに長くいれば長くなるほど、
つまり上位のオスになればなるほど、
その家族としての絆は強くなるけれども、
これはもう謹慎者だから子どもを作るときはやめておこうっていうふうになるわけ。
お互い同意の、合意の上なんですね。
オスはアプローチはし続けるらしいです。
オスはやっぱりオスだからね、そうだね。
だからメスはとにかく妊娠しやすい時か、
しにくい時で相手を変えるっていう感じなんですけど。
妊娠後とか発情期以外の時に、
ボスのところに近寄って交尾するのは、
仕方なくしてあげてるっていう、そんな感じ?
いや、仕方ない。
でもそこまではわかんない。
それがいやいややってることはないだろうけど、
あんまり自然界だから。
ちょっとその辺はどういう気持ちでそうしてるのかはわからない。
なんで感覚的に子供ができそうだから別のオスのところに行こう、
みたいな感じになるのかも、
そこまではちょっと書いてなかったからわかんないけど、
なんかすごいよね。
なるほどね。
群れの上位のオスからしたらこれも結構ストレスですよね。
確かにストレスだよね、これ。
でもダルニさんが言ってる匂いでわかるみたいです。
匂いとかで結構キンジジン社、家族とかっていうのが把握できるらしいですね。
すごいね。
っていう感じです。
ただ実際これもやっぱり群れによる違いもあるし、
チンパンジーだと逆に言うと順位の高いオスっていうのが
多くの子供を残すみたいなのも知られてるから、
ニホンザルの場合は群れによってはそういうものもあるよっていう感じですね。
群れの順位の重要性
子殺ししちゃう人だっているもんね。
人っていうか種も延長類で。
そうだね。
ニホンザルって逆だな。
そうなんですよ。
ニホンザルの社会性なんだけど、
基本的にはとにかく順位が大事なんだよね。
オスもメスも。
だからとにかくニホンザルが行動する何かしらの理由っていうのは、
その餌をもらえるかどうかとか、餌が取れるかどうかじゃなくて、
その順位が上の個体に従うかどうかっていうような損得感情なんだよね。
そこなんだ。
だから、日光とかで猿に芸をさせてみたいなのあるじゃん。
あるね。
あれも敵だと思われたら絶対に、
猿から自分の方が上だって思われたらダメなんだけど、
猿よりも人間の方が上位だっていうふうに思い込ませられれば、
基本的にはその餌をあげるとか必要なくて、
とにかく芸を教えるときもこうすればいいんだよって言ったら、
ちゃんと教わるみたいな感じだそうです。
なるほどね。上だ。
だから水族館でやってるような、何か一つ芸やったら1個餌あげて、
みたいなのは基本的にしないっていうことですね。ニホンザルの場合。
認めさせるっていうのが大切なんだね。
農業被害と対策
そういうことです。
分からせるっていう。
自分の方が上なんだぞって。
マウンティングをするのかどうかは分かんないけど。
乗っかるのかな。
そうですね、ビジネスいい人さんが言ってますが、
24時間一緒に暮らす、確かにそうですね。
群れだからね、基本的にそういう感じです。
なるほど。
人と同じように、やっぱりこれ猿も兄弟とか親子とかっていうのは遺伝子が似ているから、
顔が似ているので、
猿同士が家族とか仲間っていうのを見分けるのにも、
結構主に外見で判断してるところもあるみたいです。
匂いとかも確かにあるかもしれないけど、
割と外見で見れるっていう感じですね。
なるほど、あんまりまじょまじょ見たことないけど、みんな顔違うんだ。
そうです。
でもあんまり違いわかんないだろうけど、人間から見てもね。
まあそうだよね。
日本猿の表情って、とにかくとても豊かで、18種類あるって言われています。
そんなに?
そうなんですよ。
中でも笑顔が2つあって、
1つは歯を見せて笑うとき、
あとはもうゲラゲラ笑ってるみたいな。
単純に楽しくて笑ってるときっていうのはそうなんだけど、
よくある歯を見せて笑ってますよ、これ笑ってますよみたいな感じで、
いうときがあるんだけど、
それは結構社交的な笑いなんだって。
苦笑いみたいな感じ。
作り笑いとか?
そう、作り笑いみたいな感じ。
上位のオスに対して、
あ、面白いですね、それ。みたいな感じで言ってるときの笑い方みたいな。
できんだ、それ。すごいな。
そう、それをしてるみたいです。
だから心から笑ってるときはまた別の笑い方がある。
確かにそれはストレス感じるかもね。
そうなんですよ。
だから猿の社会の中でも結構ストレスがね、かかってきてますよね。
っていうのと、逆にこの日本猿によって、
人間もストレスを感じてるんですね。
どういうこと?
これはですね、農業被害がすごくて、日本猿からの。
それはストレスだ。
そうなんですよ。
これは鹿とかイノシシと、
まず農業被害学なんだけど、
2019年の結果だと約9億円です。
日本猿による農業被害。
めっちゃ食われてる。
これ、鹿とかイノシシに次ぐ第3位なんだけど、
被害面積あたりの被害学としては1位なんだよね。
被害面積。
あー、いっぱい移動しちゃう?
みんなで猫すぎる。
いっぱい移動しちゃうというか、被害面積あたりの被害学だから、
鹿とかイノシシって、日本中いろんなところでにやらかすから、
面積が結構広いんだけど、
猿に関しては一極集中みたいなもの。
この畑みたいな感じでやられるから。
面積は狭いんだけど、相当荒らされるみたいですね。
うーわ、やっば。
もう終わりだね。
日本猿に目つけられたらさ、農家おしまいじゃん。
そうですよ。
鹿とかイノシシを侵入するのを防止するような、
通常の柵だと登れるから越えられるよねっていうのもあるし、
あと爆音機とかカカシとか、
そういう威嚇手段は実害がないってすぐ見抜かれて効果がない。
実害与えるしかないの、ちゃんと。
そうなんです。だから融資鉄線を取り付けるとか、
電気柵を設置するとかっていう形になるんだけど、
農業被害とは別にこれを対策するんだったら、
対策費が結構高額なんだよね。
なるほどね。
そうなんです。
だから実際その被害額っていうのは約9億円で、
鹿とかイノシシにつぐ3位っていう風に言われるけれども、
実際これだけじゃ計算できないよねっていうのが、
日本猿の農業被害。
この結果もそう、この対耕作もそうだし、
対耕作をしてたとしても近くの木から飛び降りられるとか、
あとは漏電箇所を見つけてそこから入ってくるとか、
なんかそういう感じだから、
結局なんかあんまり意味がないところもあるっぽいです。
賢は賢で困るなー。
そうなんですよ。
猿の、この日本猿の食べ方も結構問題で、
やっぱり頭いいから全部食べるとかじゃないんだよね。
日本猿の農業への影響
味のいい柔らかいところだけ、熟したところだけ食べて、
それ以外は捨ててしまうみたいな感じ。
ただその熟してないものだったら、
手当たり次第とにかく一口かじって美味しいものを探し回るために、
これまだ熟してないみたいな感じでもう捨てられるっていう感じ。
ストレスだねー。
ビジネスいい人さんって一番ムカつくやつまさに。
そうなんですよ。
だからもうこれネットに書いてありましたけど、
これを翌日に農業従事さんの人が見たときの精神的苦痛っていうのも、
とにかく大きいですよって書いてある。
そうだろうね。
全部商品にならないわけだもんね。
ちょこっとしか。
食べるんだったら食べるんでいいけど、
全部ちゃんと食べてくれよっていう、
一口だけ食べて捨てるなっていうね。
うわー、その観点からすると日本ザルは厄介すぎるな。
そうなんですよ。
しかも一口だけかじって捨てるっていうのがあると、
それを処分しないとそれが腐ったりとか、
そういうふうにもなって虫が発生するとかもあるから、
悪臭も発生するしっていうような二次被害にもつながるから、
それをクサルが食べかけた食べ残し、
食べ散らかしたものを片付けるための費用とかっていうのは馬鹿にならないという感じですね。
なんでこいつらがやったものを片付けなきゃいけないんだっていうのもなるね。
そうなんです。
あとはもうこれは農業被害じゃないけど、
例えばその家の屋根を壊すとか、
他の怪獣を誘引するとかそういうような被害もあります。
実際、今乗ってる車じゃないんだけど、
俺前乗ってた車、上のアンテナがここにピョコって飛び出てるやつなのさ、
サメの角みたいな感じじゃなくて、棒が一本一本にビーンって出てるタイプのやつだったんですけど、
これサファリパークに車で行ったときに、そこにいる猿にへし折られました。
そんなことしてくんの?
そう。
やば。
そう。
だから猿山に行ったときに、ポンポンポンポンって車の上に乗ったって、
でもバリバリバリってやって、へし折られた。
アンテナだからね、そんなに大きな被害ではないけど。
まあね。
そうなんです。
アンテナ折り迷信がいたんだね。
そうだね、はい。
まあこんな感じで、日本猿自体も結構ストレスを感じてる群れの中にいるかもしれないけど、
それに目をつけられた農家さんとか、農業被害としては、人間自体もストレスを感じますよっていう感じです。
ストレス解消の行動
この話聞いたら、なんかちょっとストレス感じちゃった。
そうだよね。
でも実際、ビジネスいい人さん、会社に猿出るんですけどってすごいね。
すごい。
オンネットでジャンプしてへこまっさりもしてる、そうなんですよ。
あとは、なんだろうな、猿から見ると、人間も誰が弱くて誰が強いのかっていうのがわかるから、
女性とか子供とかお年寄りっていうのは、平気で例えば物を盗むとか、きったく利用するとか、
あと家の中に入ってくるっていうのも結構あるみたいです。
やりたい放題だな。
そう、やりたい放題な。
そうなんです。
そんな感じの猿の感じなんですけれども、
もう少しじゃあ、猿のストレスに関わる話がいくつか別であるので、ちょっとそれも話をしていくと、
今回また猿に戻るけど、猿グルーミングするじゃないですか。
毛づくろいだね。
ストレス、そうそうそうそう。
ストレス発散としてはいくつかやり方があるんだけれども、猿の群れの社会の中でストレスを感じますと。
上位関係、人間関係というか猿関係。
猿関係。
そう、マンティングされて嫌だなってなって、ストレスを感じたときにどうするかっていうと、
まず子供に接するっていうのは一つのストレス解消方法だそうですね。
かわいいものにね。
そう、あとはやっぱりそのスキンシップ。
で、そのスキンシップの延長でグルーミングっていうのがあるみたいです。
だからグルーミングをすると、グルーミングをする方もグルーミングをされる方も、
グルーミングってあの毛づくろいだけど、
それをする方もされる方も両方ともストレス値が下がるっていうストレス解消になってるみたいです。
で、あとは地獄谷野原公園にいる猿がなぜ温泉に浸かるのかっていうようなところなんだけど、
これ京都大学の研究で、ちゃんと実際に温泉に浸かった猿の糞と温泉に浸かってない猿の糞、
あんまり温泉に入る猿と入らない猿っていうのは結構分かれるんだけど、
実際に糞とかに含まれるストレスホルモンの量とか測っていくと、
実際そのちゃんと温泉に入ってる個体っていうのはストレス値が下がってる。
ストレスが発散できてるっていうような結果が出てるみたいです。
温泉ってすごいね、じゃあ。
そうなんですよ。温泉ってすごいんですよ。
実際あの温泉いつ入ってるのっていうと、特にメスが入ってるらしいんだけど、
メスの猿が冬、特に寒さの厳しい冬に入ってるみたいです。
あ、そうなんだ。
だからストレスっていうのが寒さのストレスっていうのを軽減してるんじゃないかっていう。
ストレスの中でもいろいろあるからね。
そうだよね。
ちなみにこの入浴時間なんですけれども、
群れの中で序列が高いメスほど入浴時間も長いっていうこともわかっています。
ずっと入ってたよね。
そういうことですね。
あと別の話で、これもちょっと直感と違う話なんですけれども、
総合研究大学院大学の研究によると、
野生の日本猿のメスが餌を食べてるときに血縁関係のある猿が近くにいるとストレスを感じる。
っていうことも研究としてわかりました。
え?どういうこと?
だから、あの、餌食べてるときに、
餌を食べてるときに近くに誰かが寄ってきた、誰か別の猿が寄ってきたってなったときに、
それが全く関係ないメスの猿、血縁関係のない猿の猿だったらストレス感じないんだけど、
血縁関係があるとストレスを感じるみたいです。
何食べてるの?おいしそうじゃん。ちょっとちょうだいよーみたいな。
でもちょっとちょうだいよーはあるかもしれないけど、
血縁関係があると10人の逆転を起こすことができるらしいんだよ。
特殊ルールね。
血縁関係がなければ、もう基本的に順位がついていれば横取りされるとかって基本的にないんだって。
あ、横取りか。
なんだけど、血縁関係があると横取りをされるとか、なんかそういうのもあるらしい。
だから、血縁関係があるからこそ、ちょっと食べるときに緊張が走る、緊張感を感じる。
そういう結果ですね。
群れの社会構造とストレス
ビジネスいい人さん。知らない街で一人飲みするときの開放感みたいな。
確かにそれもあるかもしれない。
これとは逆に、休息中、休んでるとき、その餌を食べてるとき以外は近くに他の個体がいないとストレスを感じるっていうのもあります。
そうなんだね。
そう、だからもう一人ぼっちでいると、それはそれでストレス。
それかご飯食べるときだったらいいんだけど、ご飯食べるときじゃなくて普通に休んでるときだと、
なんかその群れからはぐれてしまうんじゃないかっていう不安でストレスを感じるみたいですね。
そのストレスわかる、めっちゃわかる。
あれ集合時間違ったっけみたいな。
置いてかれちゃったみたいなね。
やべえどうしようって、大丈夫かなみたいな感じになる。
わかる。
はい、っていう感じで、いろいろ猿にとってストレスっていうのは切っても切り離せない関係にもあるし、
猿によって人間自体もストレスを感じるしっていう感じです。
なるほどね。
日本である意外と知らないことがありますよね。
ね、いっぱいあった。知らないこといっぱいあったわ。
あんまり群れの序列の話とかってあんまり聞かないもんね。
なんか単純に序列があるよぐらいしか。
今日はストレスが減った、日本猿に関してストレスが減る回でした。
はい、よかったです。
でもこれ聞いててなんかうーっていうちょっともどかしい気持ちにもなるよね。
特に農村被害のところなんかもううーってなっちゃう。
そうだね。
ただこれもやっぱりとにかく群れによってやっぱり差はあるし、
単純に調査した群れがそうだったっていうだけの話なので、
必ずしも全部の猿がそうですよってことではないのはちょっと理解いただきたいのと、
あとは本当に野生科なのか、動物園とかで飼育されてる猿山にいる猿なのかでもたぶん全然違うので。
だから猿山は本当にボスがいるっていう感じです。
いい注釈ですね。ストレスが少し減った。
みんながみんなそうなんじゃないんだね。よかったよかった。
そうですそうです。
名古屋でのポッドキャストイベント、ポッドキャストミキサーを開催します。
ポッドキャストミキサーは、ポッドキャスターもリスナーも全員巻き込んだトーク型イベントです。
豪華ゲストによる特別コラボセッション。
10分おきに様々な番組が混ざり合うミキサータイム。
各番組のグッズが手に入る物販ブース。
計15番組と混ざり合う、東海で今までになかったポッドキャストイベントがここに実現。
声が混ざる、思いが交わる。
ジャンルもスタイルも超えて、ポッドキャストの今が名古屋に集う週末。
話す人も聞く人も、混ざって生まれる新しい熱。
7月、ポッドキャストミキサーで会いましょう。
場所は名古屋駅すぐ近く名古屋のキャンパス。
7月26日13時より開始。
チケットはリッスンチケットページにて。
さあ、推しに会いに行こう。
お聞きくださりありがとうございました。
今回紹介した内容はざっくりだけです。
これ以降の深掘りは物部員の皆様に委ねます。
今までの日の生物部、シロとトヨがお送りしました。
ではまた次回も遊びに来てください。
せーの、お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
いやー、今日もありがとうございました。
今回もディスコードを公開収録ありがとうございました。
いやー、ストレスね。
ストレスといえば、僕んちのWi-Fiがすごく弱くて、
たぶんタイムラグがものすごくいっぱいあるから、
ストレスだったんじゃないかと思う。
確かにね、確かにそうだね。
でもシロが次のことを話してる最中に、
僕が前のリアクションして言い出してるから、
ごめんなって思っちゃった。
でもこれがさ、難しいのがさ、毎回そうじゃないじゃん。
なんか日によって違くない?
まあね、テンションもあるしね。
早い時もあれば、遅い時もあればみたいな。
あー、Wi-Fiのあれか、あれだね。
そうそうそうそう。
そう、だからなんかそれも、
遅ければ遅いなりになんかそれで多分あっていくんだろうけど、
早い時もあるから。
なるほどね。あ、そういう日もあるのか。
ある、ある。あんまり感じない時もある。
今日はちょっとタイムラグを感じる。
今日はストレスを感じてたかもしれない。
すみません。
いやー、ストレスっていっぱいあるもんな、やっぱ。
そうですよ、もう生きてればストレスですよ。
何でもストレスですか?
何でもストレスだね、そうだね。
お腹空いたっていうのもストレスですか?
あー、確かに。お腹空いたもストレスだし、
お腹いっぱいもストレスだもんな。
そうそう、お腹いっぱいもストレス。
何でもかんでもストレスですから。
何でもかんでもストレスにしようと思えば、
何でもかんでもストレスになっちゃうな。
そうですね、はい。
ストレスを少なくするのが大切だよ、そういう人生にしようじゃないか。
そうですね。ちょっとゆとりを持っていきたいですね。
ですね。はい。
そうです。こんなあの、ギリギリに台本完成させて、ギリギリの土深夜にやってるのもストレスですからね。
そうだね、今、身体的ストレスもあるからね。この睡眠不足っていう。
そうだね。
いやぁ。
いっぱいストレスがありますけど、頑張っていきましょう。頑張って生きていきましょう。
頑張って生きていきましょう。みんなで支え合おう。
はい。
じゃあ、いいかな?
もう、ビジネ、ビタミン取って寝ます。そうしましょう、もう。
軽くいきましょう。ストレスがあるけど、軽くいきましょう。軽くしていこう。
はい。ではみなさん、おやすみなさい。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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