そんなことめんどくさいから腕時計は外すよね、外して回すよね。
そういうことか。
そう、そのストレスがめちゃくちゃかかるから左利きの方が寿命がちょっと短いって、なんかどっかのなんか怪しいサイトで見たことあるよ。
これエビデンスが何なのかは全くわかんないんだけどさ。
なるほどね、ちょっとしたね、日頃から感じる細かいストレスがね。
そう、そうです、これがどんどん蓄積していくわけですよ。
そっかー、じゃあラッコの世界では右利きなんだね。
ということです。
で、ご飯なんだけど、甲殻類も食べるけど、ヒカ脂肪が実は少ないです、ラッコは。
毛で浮いてるからヒカ脂肪いらないってことなのかもしんないけど、
だから体温維持をするためには1日あたり体重2から3割ぐらい食べなきゃいけないんですよ。
だからめっちゃ食べる。
体重の2から3割か。
でも空気の層があるわけだから、他の海の中に行くやつと比べるとやっぱり体温は維持しやすいのかね。
ずっと海の中にいるから、海水と一緒になっちゃうか。
かもしんないね、でもロスはそんなに多くはないかもね。
だけどやっぱめっちゃ食べるからさ、この人たちが食べる、
ラッコちゃんたちが食べるの何だったか思い出してよ。
貝とか広角類とか海とかですか?
その貝だってアワビとかなのよ、場合によってはね。
だからこれもうさ、漁業の人たちじゃ大変なことになっちゃってさ。
そうだね。
だから漁業被害を訴えるなんてこともあるんです。
だから場合によっては害獣になっちゃうわけ。
だけどこれ実はなんですが、ウニが増えると昆布とかの海藻が食べ尽くされちゃうっていう弊害もあるんですよ、実は。
なるほどね。
海藻とかなくなるとウニって結構何でも食べるから、砂利にある有機物とかも食べるから、
昆布とかなくなっちゃうとその砂利とか食べ始めてパカッと開けてみると、
なんかジャリジャリするな、美味しくないなみたいなウニが出来上がるから。
だからそれもそれで良くない。
割といい感じの生態系がないとダメなんだ。
ウニと昆布とラッコが。
ということでラッコはね、その生態系のバランスを保つような上位の生き物ということでキーストーン種っていう風に言われたりして、
キーストーン種として有名な種だったりするよね、ラッコはね。
このキーストーン種はどこか、いずれどこかでちゃんと話します。
ということなんで、2010年代以降に再定着しつつある北海道の東部でもウニの食害を問題視する漁業者がいる一方で、
ウニを減らして昆布を保護する効果を期待するっていう意見もあるみたいなんだよね。
何漁業かによるんだ。
お願いします。
初めまして、いつも楽しく拝聴させていただいています。
私はらっこが大好きでよく水族館に足を運んでいます。
もう1行目からもうノックアウトなのよ。
そうですね、はい。
えー、とば水族館では令和5年10月にらっこの飼育40周年を迎えました。
様々なイベントが催された中で、ベテラン飼育員によるお話し会に参加することができました。
そのお話し会の中でぜひ共有していただきたい情報があったため、
影響力の高い仏作さんでご紹介いただきたくお便りしました。
いや、そんな影響力ないですよね。
そうですね、はい。
らっこにはアラスカラッコ、チシマラッコ、カリフォルニアラッコの3種がいます。
今日やったやつですね。
そうですね。
現在日本の水族館で飼育されているらっこはアラスカラッコという種類で、
とば水族館のメイちゃんとキラちゃん、マリンワールド界の中道のリロくんの3種類のみとなっています。
らっこたちの高齢化や血縁関係からこの3頭からの繁殖は望めません。
水族館には連日貴重となったらっこの姿を見ようと大勢のお客さんが来ています。
また北海道では野生のチシマラッコが住みついている地域が多数確認され、
近年では子育てをする様子も多く見られています。
キリタップ岬にも可愛い野生のらっこを見ようと連日観光客が訪れています。
そのキリタップ岬でドローンを飛ばしている人がおり、驚いたらっこたちが姿を見せなくなってしまいました。
中にはらっこたちに向かって石を投げたという悪質な人もいたようです。
最低ですねもうね。
北海道の海は波が高く入江になっている比較的波の穏やかなキリタップ岬周辺は、
らっこたちにとっては安心して休息や子育てができる貴重な場所でした。
一時は人間の乱角やタンカー栓の座礁によるオイル汚染で、
数が激減し絶滅危惧種に指定されたらっこたちが少しずつ日本に帰ってきてくれているのに、
安心して暮らせるスミカをまたしても奪ってしまったのです。
現在は少し離れた場所に姿を見せ始めたとの情報もありますが、
以前のような近さで見ることはできないようです。
皆さんが休んでいるときにプテラノドンが現れたらどう思いますか?
きっと身の危険を感じ逃げ惑うことと思います。
らっこたちにとってドローンは得体の知れないもので、身の危険を感じるとスミカにできないのは当たり前のことだと思います。
霧タップ岬の看板にもドローンは禁止と明記されています。
野生動物に石を投げるなんて、らっこでなくても言語道断です。
仏学を聞いている方々はきっと生物の好きな心の優しい方々ばかりでこんなことをする人はいないと思いますが、
みんなで力を合わせてらっこのみでなく、野生動物に対する世の中の意識を変えていきたいのです。
まずは知ることから、興味を持つことからと飼育員さんもお話しされていました。