レモネードビジネスの成功
はい、バーニング王爺のアウトプット読書術
本日の一冊は、続・レモンをお金にかえる法インフレ不況経済回復の巻📚
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は、ルイズ・アームストロング氏。
ニューヨーク市に生まれ、広告のコピーライターとして才能を発揮。
初めて書かれた本は、お子様のためのフロイト・ニューモン。
こういった書籍も出版されている方でございます。
続編です。
以前のレモンをお金にかえる法
こちらもねわかりやすかったんですけれども、それの続きということで、こちらももう絵本ですが
子供向けにこんなにも経済を噛み砕いて、紹介してくださるというのは本当にね
絶対読ませてあげたいって思うような、そんな一冊でございます。早速書いていきましょう。
主人公はね、小学生のミーちゃん、女の子ですね。
これ変わらないんですけども、このミーちゃんをキミというふうに形容してお話が進んでいくわけです。
ミーちゃん、もうここからキミって言いますね。
キミが働いているその町ではですね、レモネードがめちゃくちゃ人気なんですよ。
キミはレモネードを売っているんですよね。
もう前作もいろいろありましたが、今はもう順調に好調に売れているということで
みんな毎日その50円のレモネードを買いに訪れるんですよ。毎日売れてるんですよ。
買いに来るお客さんはね、ピービー、これは車洗いをしています。
サンディは芝刈りをしています。ダイヤンは犬小屋を作っています。
みんなそれぞれの仕事を持っているんですね。
そしてジョニーはキミのレモン絞りを手伝ってくれている従業員さんなわけなんです。
みんな子供なんですよね。
こうやって利益を上げて賃金を稼ぐと、そういったことで経済を合わせているんです。
非常に良い循環ですよね。
これが経済の見通しが楽観的な状態。
インフレーションの影響
そんな風に例えるんです。
でもここで不況の兆しですね。
レモンが急に不作になってしまったんです。
原材料のレモンが全然取れない。
そうなるとどうなるのか。
レモンの供給は下がりますね。
それに対して需要は減らないです。
みんな毎日飲みたいんですよ。
50円のこのレモネードを楽しみに仕事終わるには。
飲みに来るんですよ。
レモンの需要も下がらないですよね。
レモネードをたくさん作りたいです。
だけどその肝心のレモンが足りないんですよ。
これ大問題。
じゃあどうなる?
レモンの値段を上げざるを得ないですよね。
供給が追いついてないんですよ。
でも欲しい人たくさんいるんです。
数が少ない。全員行き渡らない。
だから1個の値段を上げるしかない。
これによってどうなっていくのか。
原材料の値段が上がってしまえば当然。
レモネードも原料代のことによって値上げをしなきゃいけないよね。
ということ100円になっちゃいました。
昨日まで50円で売ってたのに。
今日から100円。
そんなのつらいね。
じゃあどうしようか。
犬小屋作りのダイヤも犬小屋の値段を上げざるを得ないですよ。
お金が入ってこないとレモネード大好きなやつ買えないんですから。
犬小屋の値段が上がっちゃいました。
BBもサンディもね。
しばかりのお仕事も車洗いも全部上がっていくんですよ。
レモネード屋さんでもレモン絞っている上人も賃金あげてって言うんですよ。
みんな賃金あげてって言うんですよ。
生活費も上がりますよね。
賃金と物価の追いかけっこが始まるというわけなんですよね。
どんどんどんどん物の値段は上がっていきます。
車洗いとかしばかりのサービスの値段も上がっていくんです。
かといってその生産性が上がっているわけではないし、
物の質が上がっているわけではない。
とびきりレモネードが美味しくなるわけではないですよ。
車洗いとかしばかりのサービスの質が向上したわけでもないんですよ。
はい出ました。
これがインフレーションと呼ばれる現象なんですよね。
生産性も上がらないし物の質とかサービスの質も変わらないにもかかわらず、
物価ばかりが高騰していくという状況。
これがインフレーションです。
経済回復のための行動
みんな物価が上がってるやんって文句ばっかり言うんですけど、
これを収めるためにはどうしたらいいんですかね。
インフレーション解消の糸口。
これはきっかけがあります。
大人たちが出てくるんですね。
大人たちもつまり政府という立て付けなんでしょうけれども、
君と犬小屋のダイヤにこれ以上価格を上げてはいけないよっていうことも言いにくるんですよ。
これを価格凍結と言います。
さらに車洗いのPB、芝刈りのサンディ、そしてレモン絞りのジョニーに対して、
これ以上お金賃金を上げてなんて無理を言ってはいけないよと言うんです。
これが賃金凍結、こういう状況ですね。
収入と支出をこれ以上増やさないようにさえすれば物価は落ち着くだろう。
こういった大人の見通しがあるわけなんですよ。
でもね、まだまだ続きます。
レモンの値段も上がった。
さらに砂糖の値段も上がってしまった。
こうなるともう利益はますます減っていくばかりですよ。
値段も上げることできないですよ。でも利益は減っちゃうんです。
じゃあどうなる?必然的な流れ。
レモン絞りのジョニーが解雇されてしまうわけですよね。
そしたらもうその賃金払う分が利益として入ってくるわけですか。
経営者としてはもう仕方ない判断なわけですよ。
可哀想にジョニーは失業しちゃったんですよね。
犬小屋も全然売れないですよ。
ダイアンが頑張って作った犬小屋も売れない。
こうなると辞めるしかないか。
小さな企業が倒産していくんですね。
失業問題はますます深刻化していってしまうんですよ。
こういうふうにジョニーが辞めさせられるということはレイオフ。
一時解雇。はいこういうふうに言いますね。
小さな企業の倒産も起こっちゃうわ。
はいこれどうしていきましょうかね。
この状況経済の見通しが悲観的とうとう不況に陥るんです。
不況を脱していくためにやらなきゃいけない行動ですね。
これ3つありますと。
1つ目ここでまた大人たちが動くわけなんですよね。
あらあら子供たちがどんどん失業していっているわとレイオフ。
一時解雇だ。小さな企業を倒産していっているわ。
経済を元気づけなきゃいけないねということで。
失業保険という名のお小遣いが支払われるんです。
これでちゃんと買いなさい。レモン買いなさいと。
材料の木材買いなさいという風になるんです。
ありがとう失業保険ありがとうありがたい。
次2つ目。
新しい仕事を作って失業している子供たちを働かせて賃金を払うと。
はいこういったこともねあるわけです。
今まである仕事も取り合いになっちゃって。
もうそこで全然利益出せなくなるから。
じゃあ今までにない新しい仕事も与えていきましょう。
家のお掃除してよとかこれのものをちょっと運んで行ってよっていうことだったりね。
皿洗いしてよとそういったところで新しい仕事を見つけて
で失業を減らせてね生産を増やすためのその賃金を支払うとこういう風にやるわけですよね。
そして3つ目小さな企業を助けるための貸し付けを行う。
もちろん貸し付けなので儲かったら後で返してね。
なんですがこれで貸し付けを受けることによって
ああ良かった一旦これで材料のレモンと砂糖が買えるわ。
犬小屋作りの木材買えるわ。
なることでお仕事を続けることができます。
これによってまた利益を出していくことができれば新しくまた雇うこともできますし
失業が減って生産は増えていくと。
これは経済の見通しが明るいつまり楽観的な方向に進んでいるということなんですね。
この良い循環を回していくんです。
失業保険が出ました。
新しい仕事によって賃金が支払われました。
そして貸し付けが行われることによってまた仕事が継続できます。
こういった良い循環によってどんどんどんどん経済が上向いてきました。
はい経済回復いたしました。
という流れのこの一冊なんですね。
ここに至るまでが本当に絵画差し絵が
差し絵というかもう絵画メインの絵本なんですけども
分かりやすい解説をされているわけなんですよね。
この前作のレモンをお金に変える方は
ミクロ経済なんです。
小さく細かく分析している需要と供給でいかに価格が決まるか
ということについて触れられているんですが
今回の続レモンをお金に変える方については
マクロ経済大きく経済を捉えようという視点で
国全体の経済の仕組みやメカニズムを子供の世界に例えて
とても分かりやすく紙くだいって解説をされている一冊になっているんですね。
ぜひともこの前作から今作に至るまでの2冊
これをもって完結というような形になっておりますので
よろしければ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
ということで本日は続レモンお金に変える方
インフレ不況景気回復の巻
こちらの1冊を紹介させていただきました。
ということで明日もワクワクと楽しく元気に行きましょう。
それではまた明日。