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はい、バーニング王へのアウトプット読書術
本日の一冊は、今日、誰のために生きる
アフリカの小さな村が教えてくれた
幸せがずっと続く三重の物語
こちらの一冊を紹介させていただきます。
書者は2名いらっしゃいます。
ショーゲンさん、1986年
京都府京丹波町生まれのペンキ画家
この方がアフリカの小さな村で体験された実話をもとに
ひすいこたろうさん、この作家さん
幸せの翻訳家ともご自身でおっしゃってるんですが
ひすいさんが文章に残した一冊ということでございます。
まず、みなさんに質問です。
鶏の卵は食べたことありますか?
ありますよね。
じゃあ、薬は家にありますか?
あるんですね。
じゃあ、旅行に行ったことはありますか?
それもあるんですか。
これらすべて江戸時代の庶民にとっては
めちゃくちゃ贅沢なことだったんですよ。
家にクーラーがある、冷蔵庫がある
この暮らしは徳川家康でさえかなわなかったことなんですよね。
じゃあ、僕たちは江戸時代の人と比べて
何倍幸せになってるんですか?
こんなところから考えさせられる導入ですよ。
深いですよね。
豊かさと幸せは比例しないということを改めて思い知らされるということなんですよ。
こんな証言さんがアフリカのタンザニアにある
ブンジュ村というところで200人の小さな村なんですよ。
ここでペンキ画家を学ぶにあたって数ヶ月過ごされた出来事
そして村の方との対話を広めていった感動の出来事っていうのを語られているわけなんです。
それにあたって人が幸せに生きるための6つの秘訣についてお話をされています。
早速内容入っていきましょう。
まず一つ目の秘訣
小さな幸せが一番大きな幸せと気づくこと
毎日ご飯食べられてますよね。
ただいまと言ったらお帰りって言ってくれる人がいますよね。
これだけで幸せなんだ。
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大きなものは望まない。
抱きしめるだけで温かみを感じられる家族がいる。
握手をすれば温かみを感じられる仲間がいる。
一緒に飲み交わせて朝まで笑い飛ばせるような仲間がいることが幸せなんだっていう小さなことでいいんですよ。
これを噛み締めよう。
さあ二つ目
自分の本音を大切にする。
自分がやりたいことをやってあげる。
自分がやりたくないことはやらないであげる。
自分を俯瞰してみられてるんですよ。
人にやってあげるかのように自分が嫌だということはやらないであげる。
人に嫌なことは自分にもしないっていう感覚ですよね。
この気持ちを常に重心に置くことが大事ですよ。
人は物が豊かになることとかお金をたくさん稼ぐこととかこれが幸せなことではないんですよ。
愛を求めること人に優しい言葉をかけてあげること。
その喜びを受けて自分も喜ぶというこのことがまさに生き甲斐。
じゃあなぜかその本当の幸せって忘れちゃってるんですよね。
何か稼がなきゃいけないとか忙しく働かなきゃいけないという発想になっちゃうんだけどこれね現代人忘れちゃってるんですよ。
じゃあなんで忘れてるのかこれにも意味がある深いんですよね。
忘れるっていうのは思い出すためにあるんです。
なぜか思い出したらもう忘れないでしょ。
人に優しくすることが人の幸せなんだ。
自分が幸せを感じることが幸せなんだということを思い出しましょう。
もう一度言います思い出したら忘れない。
だから忘れてるんだ全てを包み込んで認めてくれる優しい。
さあ3つ目無駄を大切にする。
ここはねちょっと膨らましてお話しさせてください。
これねそのアフリカタンザニアのブンジュ村でとあるエピソードがあったんです。
この証言さんが同居させてもらうことになったご家族の近所にザイちゃんという3歳の女の子がいらっしゃってそうですね。
でそのザイちゃんがお父さんに流れ星を捕まえに行きたいって言ったらしいんです。
3歳の子供無邪気ですよね。
じゃあどうするのかっていうとそのブンジュ村は大人全員で捕まえに行こうって夜出かけるんですって。
それで1時間半とか2時間とかずっと探して今日は見つからなかったねって帰ってきた翌日。
よし今日も行こうか言うんですって。
だからこの証言さん言われるんですよ。
いやいやもうこんな無駄なことやめよ。
流れ星なんて捕まえられるわけがないんだよと伝えたんです。
すると大人の方がね証言お前は流れ星を捕まえに行ったことがあるからそんなこと言ってるのか?
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いやいやないですよと言ったらすぐね行ったことのない奴に言われたくないよ。
お前にはロマンとか夢はないのか?
真面目な顔で言われてウッとなったそうなんですよ。
そしてね立て続けに言われる証言はいつも無駄を省いて効率よく生きようとしてる。
だけど無駄とかしょうもないっていうことの中に本当の幸せがあるのにもったいないなぁ。
そしてさらに追い打ちをかけるんですね。
効率よく考えるのであれば生まれてすぐ死ねばいい。
人はいかに無駄な時間を楽しむのかってそういうテーマで生きてるんだよ。
お前の心のゆとりはどこにあるんだ?
お前の幸せは一体どこに行ったんだ?
グサッと刺さったそうなんですよ。
深いですよね。
効率よく生きたいなら生まれてすぐ死ねばいいんですよ。
極論も極論だけど真理はそこにあるんじゃないか。
無駄を楽しめそういうふうにおっしゃってます。
4つ目、ダメな自分を可愛いと許す。
人はね重ねれば重ねるほど、
年を重ねれば重ねるほど完璧になっていく。
ではないんですよ。
人は年を重ねれば重ねるほどに人間らしくなっていく。
おじいちゃんとかおばあちゃんとか所作が可愛いですよね。
抜けてるとこすらも可愛いの。
これが人間らしさなんですよ。
若くて働き盛りだからって何でも仕事ができなきゃいけないなんて思わなくていいです。
土地でいいんですよ。
それがあなたらしさでしょ。
これを包み込めること、人のそういった抜けてるところも認められる。
そして自分が抜けてるところも愛してあげる。
これを愛を大事にしてくださいという教えです。
5つ目、一番身近な大自然。
体の感性を取り戻す。
これはもう五感をフルで生かしていけっていうことなんですよね。
興味深い話もあるんですよ。
スズムシ、京都にはスズムシ寺っていう寺がありますよ。
このスズムシがリンリンって鳴るのって外国の方からしたらただのノイズらしいんですよね。
うるさくて行けられないって思っちゃうんですって。
他にもね、川がサラサラって流れる。
サラサラって言う言葉じゃないじゃないですか。
だけど声に聞こえるんです。
日本人は音が声に聞こえるの。
静かなところはシーン音鳴ってないのに音ですよっていうところ。
これが日本人の感性。
オノマトペっていうのは日本語めちゃくちゃ豊富なんですよね。
この感覚を大事にしていこう。
五感で自然を感じる。
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これが幸せの秘訣ですよ。
そして最後の6つ目の秘訣。
歓喜せよ。
ここですね。
人は人を愛すること、感動を表現すること、そのために生きているっていう風に言い切られてるんですよ。
文殊村の方はたっかんされてますね。
人のためにやって人が喜んだとしても、
それによって自分が全く喜びを感じられないんだったらやめとけ。
自己犠牲なんていらない。
一番大切にすべきは自分でしょ。
タイトルにあります。
今日誰のために生きる?
それは間違いなく自分のために生きるんです。
だから歓喜する人間になると決めろ。
そして自分らしく生きていく覚悟を決めろ。
周りにそうやって自分らしく生きる覚悟を決めた人間がどれだけいるかで、
あなたの人生は決まりますよ。
一緒に人生を喜びあえる仲間を増やしましょう。
そのためにまずあなた自身が人生に喜びを感じられる人間になりましょう。
こういうふうなことをおっしゃっている。
文中村は世界一の自己啓発村ですか?
これは人の感じ方なんですよね。
これは上手いこと文章にまとめてらっしゃるひすいさんの力かなと思います。
そしてこの感受性の高い証言さん。
このお二人が合わさったからこそ出来上がった一冊じゃないかな。
僕はね心震わされまくりました。
おすすめの一冊でございます。
というわけで本日は今日誰のために生きるこの一冊を紹介させていただきました。
ということで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。
それではまた明日。