00:04
はい、バーニング大家のアウトプット読書術、本日の一冊は、マンションの音のトラブルを解決する本、こちらを紹介させていただきます。
著者は井上勝夫さん。 日本大学名誉教授、工学博士、一級建築士、さらにいろんな役員も兼ねていらっしゃるんですが、
日本総音制御工学会理事、こういった役職もお持ちなんですね。 一級建築士の資格をもって、45年にもわたって建築物の音や振動に関する教育や研究
に携わってこられた研究者でもあられると。 この方が提唱されるマンションの音のトラブルの解決法、
気になりますね。 僕はもう公家業をやってますから、その公家目線っていうところでも非常に気になりますし、
1戸建てに住まれている方はまだしもね、 アパート、マンション、文場でご自身でお持ちなのか賃貸によるかにもありますけれども、
やっぱり集合住宅っていうところで音の問題っていうのは切っても切れないお話ですよね。
住環境の快適性っていうのはいろんな要素が掛け合わさっているわけですよ。 暑さ寒さとか明るさ暗さ、
あとは部屋の色味とかね、こういう部分っていうのは科学的にいろいろ研究をされていて、 技術で解決できてきた部分が大きいんですと。
しかし、 静けさ。
これはねまだ完全なる解決にはいたらないわけですよ。 これまた厄介なのがね、同じ音でもそれが気になる人がいれば気にならない人もいるんですよね。
ここ、感じる人の感情に左右されるっていう部分が一定の基準を設けたとてクリアできないということに繋がるんですよ。
ここがだからね難しいんですね。 しかもねこういう住みやすさの評価っていうのは長期に渡って生活をしてみて初めて評価できるものなので、
住んでみた人にしかわからない、さらに上下左右ね、住む人の違いによってしかわからないものがあるんですよ。
いやーここのね、取り組み気になりますね。 どういうふうにお話しされているかというところで、まずはこれを知りましょう。
音の原因。 騒音の原因って何なのかなっていうところなんですが、これをまず知っておいてください。
音の原因、マンションの中で起こるものこれはね2種類あるんですよ。 まず一つ目、
空気音。 例えて言うならテレビの音とか、話し声とか、この空気を伝わって伝わってくる音ね、これが空気音ですよ。
03:06
対してもう一つ、 固定音。
これは歩く、コンコンコン、 足音とか、物を
落とす音とか、扉をバタンと閉める音とか、 この2つに分けられるわけですよね。
でも空気音っていうのは非常に解決しやすいですよ。 なんでかっていうとね、例えて言うならば
ジリリリリリリンってこうなる目覚ましあるでしょ、この時計をね 座布団敷いてその上に乗せて何枚も座布団を重ねていったらどんどん音が小さくなっていく感覚。
わかりますよね。 こういうふうに壁とか床に遮音剤とか吸音剤を併用すれば小さく抑えられるんですよ。
当然ねすでに立っている建物に対してこの処置するのは難しいですが、 新築で建てる時にこういう処置をしておけば空気音っていうのはある程度抑えられるんですよね。
ただ、 固定音、これが難しい。
今さっきも喋りながらペンコロコロって転がしましたけど、これね 伝わるんですよ。どんなに吸収剤とかを使っていたとしても、どんな構造であってもそれは木造であろうが鉄骨、
RCであろうがね、 伝わるものはそれはね、どこに伝わっていくかわからない。真下に行くこともあれば2部屋隣のところに伝わることもあるんですよね。
ここの原因を特定するのが難しいということもあります。 この固定音という部分をさらにもう少し丁寧に分解しましょう。ここもね2つあるんですよ。
高くて大きい音、 例えばスプーンを落とす音とか、子供がおもちゃを落とそうとか、こういうのはまだ防ぎやすいんですよ。
コーンという音だったりするので、そういう物を落としやすい部分、キッチンの下にはラグマットを敷いたりとか、子供が遊ぶところには吸収剤のマットを置いておくとかいうことによって、
不要に物を落としたりすることは吸収するので防げるんですよ。 ただし、固定音の中でも低音で大きい音、
ここが一番難しい。 子供がソファーから飛び降りる音とか、重い荷物を置くような音とか、これはどれだけ吸収剤とかを入れていても伝わっちゃうんですよね。
でもこれを知っておくということがまず大事。 空気音と固定音の中でも空気音は遮音剤等で防ぎやすい。でも固定音はなかなか難しい。
その中でも高音よりも低音、こっちの方が難しいとわかれば、そういう音を出しにくいように、出さないように気を使うということがまず加害者にならないという意識で重要ですよね。
06:09
例えて言うなら、扉をバーンと閉めたりしませんか?それをやめる。これ意識の問題ですよ。 フスマをバーンと閉めるとか、フスマのところに戸当たり部分とか吸収剤をスポンジみたいなのを貼るもそうですけど、意識の問題を締め切る前に吸ってゆっくり閉めるとか、この意識。
さらには掃除機とか洗濯機とか使う時間帯を考えましょうね。さらにシャワーの水が落ちる音、あれもね、別に普通に聞こえてたら気にならない時もあるんですよ。もうただね、イライラしてる時とか仕事疲れて、ああもうしんどいって帰ってきた時に上の階でシャーっと12時過ぎてシャワー浴びんなよとか思ったりしちゃうんですよね。
だからこの時間帯を気をつけるっていう、結局は意識の問題。こういうことが大事なんですよ。対策の部分。2つの目線で話しましょう。入居者目線と大屋目線。まずは入居者目線ね。まず住むときに単身なのかファミリー物件なのかこれを分ける。これ結構大事ですよ。
単身ってどうしてもね、子供に対しての意識とかって薄かったりするんですよ。自分に経験がなかったりするんでね。だから一人で広い部屋に住んでる時に上でドタバタ子供が走り回ってたらなんやねんちゃんと教育せーやってなっちゃうんですよ。だから子供がいるんだったらみんなね周りが子育て世代だったら分かり合えるじゃないですか。自分もだって悩むんだもん。
うるさくしんといてーって思いがあるから逆にされたとしても分かる分かるよーってなるじゃないですか。そうだから最初の物件選びから大事なんですよ。モデルルームとかねそういう空室ちゃんと見たときにいろいろチェックしてみたりとかそういう部分ね周りはどういう方が住んでるんですかっていうことを調査することが大事。そして入居者同士はとにかく挨拶コミュニケーションこれ取ることが大事ですよ。
引っ越ししてきた時のね無効産源領土なりとかも言いますけどまず顔を知る相手を知っていれば多少のことは許容できるじゃないですか。全く見ず知らずの子供がドタバタ走り回ってるよりもいつもね朝おはようってこう挨拶する子供がねなんか泣いてるなーってなったらでも次の日は笑顔になってるなーって許せたりするじゃないですか。顔が見える関係お話できるっていう関係が相手を許容できることにつながるんですよね。
こういうことを意識していきましょう。そして僕たち大屋目線いうのは一つ早めの対応そして真摯に丁寧に。クレームっていうのはスピード感なんですよ。隣の人がうるさいみたいなことがあればねまずは一方的な話ではなくて双方の話を聞いた上で匿名がいいって言うんであれば直接ね誰々さんからこういう話がありましたよではなくて
09:06
前後に配布してね最近こういった問題が起きていますので皆さんご注意くださいねっていうことを言ったり早めの対応が信頼を信頼を生むということはトラブルにつながりにくいそういう住環境の提供につながるとそして2つ目その時の対応のみならずどうしてもそれがねずっと続くんだったら住まいのルールを決めてしまう
このマンションでは夜の10時以降ではシャワーはお控えくださいみたいなねどうしてももう仕事が終わるのがもう11時なんだよ帰ってきてからシャワー浴びなくちゃいけないんだよそれは物理的に仕方ない人もいますがルールを決めているという事実があれば許容できるじゃないそしてうちはどうしてもこの時間に帰ってきちゃうからっていうことでそのねコミュニケーションが入居者同士でも取れていれば許容できるじゃないっていうルール決めこれをやってますよって言うのが
っていうアパートマンションそのオーナーさんは理解してくれているという安心感を与えるこれが大事ですよこういったね解決の糸口をいろいろと示してくださる一冊でございますぜひ親御の皆さんも目を通していただけたら幸いですしお家選びこれからマンションアパートね住もうって思ってる人も気にしてみてはいかがでしょうかというわけで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょうそれではまた明日