1. 文ガチャ
  2. 令和四年最終『お便り回』
2022-12-25 37:58

令和四年最終『お便り回』

ガチャを回して出てきたことについて語る「文ガチャ」

ずっと溜め込んでいましたお便りを、本年最後に読んでおります。
くださったお三方、大変お待たせいたしまして、申し訳ありません。
懲りずにまたいただけると、とても嬉しいです。


今回で令和四年もおしまいです。
今年も一年、大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


00:07
ということで、今月はね、ちょっと特殊な流れになってまして。
今月は近代文学の夕べをやってるんですけれども、
1週目、2週目に昨夜さんの朗読。
で、3週目に私の感想文と、
作品についての振り解く的な感想の話をしてきたんですけれども、
構成的に、1週余ってるっていう言い方もできてしまうんですけれども、
お便りがね、来ておりますので、お便りを紹介していこうと思うんですけれども、
昨夜さんの方からでお願いしていいですかね。
古い方からで大丈夫ですよね。
はい、そうですね。
では、大変長らくお待たせしました。
とっても前にいただいておりました。
ラジオネームアルチさんからです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
雷洞さん、咲夜さん、こんにちは。
お二人の偏差値高め文系トーク、いつも楽しく聞かせていただいております。
お二人のお話を聞いて、ぜひ教えていただきたいのは、日本語のスラングについてです。
スラングと聞くと、タピルだったり、メイヘラだったり、若者言葉が代表されるようにも思えますが、
落語なんか聞いていますと、否定するときに、
何とかもヘッタクレもあるか、やら、泳げない人を金槌なんて呼んでみたり、
一見すると意味が伝わらないけれど、小気味の良い言葉は古くから存在しており、スラングのようなものだと僕は思います。
お二人は、この日本語のスラングについてどう思いますでしょうか。
また、このような言葉で好きな言葉はあるでしょうか。
ちなみに僕はスカンピンという言葉が好きです。
と、いただきました。
スカンピンいい言葉ですね。確かに。
いい意味の言葉ではないですけど、言葉の響きとしてはいい言葉ですね。
はい。
はい、あるしさんありがとうございました。
ありがとうございます。
前段ね、さくや様ともかく、僕には過大なお褒めの言葉をいただいておりますけど、
日本語のスラングね。
はい。
確かに現代語は多いですよね。
このルで終わる言葉。
はい。
外来語とか漢語にルをつけるみたいな言葉っていうのは、この番組でもね、触れてきたんですけれども。
メンヘラも確かにね、スラング、こういうスラングもありますよね。
まあネットスラングに近いんでしょうけどね。
そうですね。
これでもちょっとなんかメンヘラは独特な面白みがあって、その言葉としてですけど。
03:04
これメンタルヘルスから来てるじゃないですか。
ヘルがヘラになったんだなっていうのはちょっと面白いなと思ってます。
そうですね。
別にメンヘルでもそんなに言いづらくもないし、語化も悪くないのにメンヘラにしたっていうのは、
もしかしたらそのネットスラング的な独特な理由があるのかもしれないんですけど。
なんかカタカナのルを裏返して横に向けたみたいなことになるかもしれないし。
私がよく見かけるのは、どっちが先かわかんないんです。
メンタルヘルスから来てメンヘラになったのか、面がヘラったっていう言い方をされる方が時々いらっしゃいまして。
メンタルがヘラヘラっと弱った。
っていう使い方をされる方を見かけるので、そっちから来てるのか語源はわからないんですけどね。
なるほど、そうなんだ。
それもそれで、ヘラヘラって、イントネーション違うけどヘラヘラだったら笑いですよね。
そうですね。
フラフラしてるみたいな意味だったらヘロヘロだと思うんですよね。オノマトペ的に言うと。
だとすれば、メンヘロがメンヘラになってるとも言えます。
そうですね。
いずれにせよ独特な言葉だなぁなんていうふうに思うんですけど。
で、僕が好きな落語のことにも触れてくれていて、
ホネララもヘッタクレもあるかっていうのは書いてあるんですけど、
落語で言うと典型的なのはアタボーとかね。
アタボーってなんだって説明する落語があるんですけど、説明が出てくるセリフとして。
当たりめえだベラボーめえなんて長ったらしくて言ってらんねえからアタボーってんだって説明をするんですよ。
でも、当たりめえだベラボーめえとアタボー要はだいぶ印象違いますよね。
本当にこれ縮めたのかってよく思って。
落語って古典芸能っていうところで誤解されやすいんですけど、かなり嘘が多いです。
なんだかんだ全部フィクションみたいな世界なんで。
落語好きな人は知ってることなんですけど、落語ってストーリーに入る前にフリートークみたいな枕っていうのがあるんですけど、
枕って自分のエピソードみたいな話をするから割と本当なんだろうなって思ってるけど、
1割ぐらいの元のエピソードを膨らませて9割作ってるみたいなことも当たり前にあるんですよ。
なので落語家が言ってることは信じちゃいけないって落語家の皆さんが言ってるので、そういうおつもりでいただいたほうがいいかなと思うんですね。
ただそのアタボーなんかももしかしたらちょっとスジがストーリーっていうか意味合いからすると別なんじゃないかななんて気もしますけどね。
06:04
あとは落語のところでもうちょっと行くと、言い立てっていう言葉があって、ツラツラツラと短歌を切ったりとか。
ヒロインやジュゲムの名前もそうなんですよ。一気に読み上げるみたいなものが言い立てって言うんですけど、
短いものでも、いかにも江戸っ子みたいな人が、喧嘩を売られたわけじゃないんだけど嫌なことをされたらどうするっていう架空の設定の話をされたときに、
こっちとら江戸っ子で職人で木神事件でいいみたいなことを言ったりするんですよ。
こういうのはやっぱり小気味いいなぁとは思いますね。
言葉自体は江戸っ子も職人も別にスラングではないんですけど、小気味良さとか定型文化してるとかっていう意味で言うと、割と好きな言葉かなと思いますね。
さくやさんはいわゆる古くからあるスラングってあります?思いつくとか好きなやつとか。
スラングっていうのをどう表現するかにもよると思うんですけど。
そうですね。定義が難しいみたいなのがありますよね。
ただ、小気味の良い言い回しっていうのを多分日本人好きだと思うので、恐れ入り屋の木下人とか、けっこう毛だらけ猫肺だらけとか、そういう言い回しっていうのは古くからありますよね。
けっこう毛だらけはね、よく男はつらいよの寅さんがバナナのたたき売りの工場なんかで言っていて。
あとあれなんかもそうですよね。何だっけ?ウイロウリ?滑舌の練習で言う、あれなんかもいい響きの文章ですし。
あとやっぱり日本人的なことで言うと、五七帳七五帳はやっぱり。
それと知らずに聞いていても、いいなって思って後から思うと、五七帳とか七五帳になってるってことはよくある話ですね。
例えば出てる金槌ね。これも面白いっちゃ面白いですよね。浮かないっていうだけじゃないんですよね。浮かないんだったら何でもいいわけじゃないですか。
金属とかであれば何でも大体できるし、昔であれば小判とかでもいいわけじゃないですか。
でも金槌はニュアンスとして頭から沈んでいくみたいなのが入ってるんですよね。
そういうもう一歩あるみたいな感じの面白さはあるかなぁなんて思います。
それはこないだお話しした、翻訳できない世界の言葉の言葉たちに近いもののような気もしますね。
09:00
あーなるほどね。あとは先月やったヤブの中が、作品タイトルが今でも使われるっていうのも、スラングとはまたちょっと難しいけど、なんかちょっと通じるところがある。
ネットスラングとかっていうのも、元々ある言葉がニュアンスが変わるみたいなことで広まったりとかそういうこともあるじゃないですか。
そういう意味で言うと、ちょっとそういうニュアンスが流行ったから広がったみたいな。
ネットスラングとかみたいな新しい言葉で、俺ネットスラングとして初めて知ったネットスラングっていうのは、もうこれ大昔すぎてもしかしたらリスナーさん知らないかもしれないですけど、
ドキュンってやつですね。DQNってやつ。
だいぶ古いですね。
僕がネットスラングとして初めて知ったので当然古いんですけど。
これってちなみに由来って知ってます?
わからないんですよ。私全然ニッチャンネルとかに関わりなく生きてきちゃったもので。
あーなるほどなるほど。なんかね、平たく言うと恥ずかしいこと言ってるやつなんかを指す言葉なんですよね。
その昔、これさくやさんも多分知ってると思うんだけど、目撃ドキュンっていうテレビ番組があって。
それがわりといろんな人が自分の人生とかここまでの人生とかをセキュララに語るっていう要素がある番組だったので、
そこから自分のことを恥ずかしげもなく話す人みたいな意味で、目撃ドキュンのドキュンから来てて、
それをアルファベットにするときに、あえてDQNっていう単純なローマ字表記じゃなくて、
ドキュンの雰囲気が出るアルファベットに変えたっていうのが由来みたいですね。
だからもうそもそもそのテレビをみんな知らないから。
そうですね。
あと有名なのは、中二病って言葉を作ったのがイジュン・イキカルさんとかね。
深夜ラジオのコーナーで、かかったかなと思ったら中二病みたいなラジオのコーナーがあって、
今でいう中二病とは若干ニュアンスが違うらしくて、
自分は特別視してるとかもあるんだけど、母親に何か言われると全部反発するみたいな。
いわゆる中学2年生ぐらいの思春期らしさの象徴みたいな感じだったみたいなんですけど、
言葉って変化していくものだから、だんだん変わってきてるので、
イジュン・イキカルさん自身も最初に言い出したのは確かに僕ですけど、
今はもう使われ方も違うので、僕がどうこうって話じゃないですみたいな言い方をされてる感じなんですけどね。
12:01
あと僕が知ってるところでそういう割とネットスラングでよく聞くのは、元ネタがわかってるのは黒歴史。
ガンダムのね、ターンAガンダムっていうやつの作品の中で、
シリーズ、ガンダムってシリーズの中で時代の設定が合わないものって複数出てくるから、
それぞれ別のパラレルワールドみたいな認識でみんな考えてたんだけど、
そのターンAガンダムってやつは過去に作られた作品は全部、
この宇宙で起こったことで、時代が違うだけで全部起こったことで、
その葬られたずっと戦争ばっかりしてた時代を指して黒歴史っていうのが、
ターンAガンダムって作品の中の黒歴史っていう言葉の意味。
言葉としてキャッチーなので黒歴史って。自分の隠したい過去っていう意味では今は使われますけどね。
そんな言葉だったりします。
あとオタクも本当は揶揄する言葉からですね。
オタクの人たちが相手のことを呼ぶ時にオタクって呼ぶ。
オタクはこれ持ってる?みたいな言い方をするっていうことに由来してて、
そういう人じゃない人があいつらオタクって呼ぶよねって言ってからかったところから始まってるんですけど、
もはやオタクっていう言葉に該当する人が崇拝されかねない世の中になってきて、
一概には悪い意味の言葉でもなくなったかなと思いますが、
僕が楽しくて話しすぎてるので、1つ目のお便りでだいぶ長くなっちゃったんで、
さくやさんがよろしければ次のお便りに行きましょう。
では、しょうこうけん バイアンさんからいただきました。
ありがとうございます。
物の名の庭回を聞きました。
ラーメンどんぶりの話の時にさくやさんの言っていたホウオウですが、
皇帝を竜、皇后をホウオウの象徴としてどちらもどんぶりにやしらうことがあるようですね。
またそこに描かれる竜ですが、元は竜ではなく凍鉄、あるいは獣へんに貧乏の瓶でトンという怪物であり、
雷門も元は雷門によく似た凍鉄門だったという説があるようです。
どんぶりの底が見えるまでスープを飲むと、
どん欲の化身である化け物の凍鉄が姿を現して食べすぎを諌めるという仕掛けです。
こういう日常の何気ない模様も調べてみると面白いですね。
ではまた、といただきました。
ありがとうございます。
しょうこけんバイアンさんは、一般に言うところの奈老小説家と言われる人でもありまして、
古代中国の小説を書いたりしている人なので、こういう中国の文化に非常に明るい方なんですね。
15:08
僕の他の番組に来てもらった時は蔡由紀の話をしてもらったんですけれども、
佐護城って河童じゃないんだよって話してあげてもだいぶ盛り上がっちゃうみたいなこともあったんですが、
このトンっていう妖怪というんですかね、幻獣っていうんですかね、
名前は僕も知ってはいました。
ただライモンとの関係とか、竜との関係、竜じゃなくて本当は凍鉄なりトンであるっていうのは知らなかったんですけど。
で、最後のところね、どんぶりの底が見えるまでスープを飲むとっていうところは、
これ中国らしいですよね。
そうですね。
作家さんもご承知の通りだとは思うんですけど、
中国では食べ残すことで十分にもてなしてもらったということを表すっていう文化があるので、
耐えられてはいけないんですよね。
なので、スープを飲み切るとか、ご飯とかでも食べきってしまうっていうのは、
貪欲に過ぎるということなんだと思いますね。
すごいですね。
面白いことはですね、僕が竜のイメージないですか?みたいなことをどんぶりの底に言ったのに対して、
作家さんが鳳凰のイメージですみたいなことを言ったのが、
くしくもね、男性であれば僕の方が竜って言って、
その竜は皇帝で、女性の作家さんが言ったら鳳凰が皇后を表してるっていう。
たまたまなんですけど、なんか面白いことになったなーなんて思ったり。
ですね。
どうですか?他に何か、このお便り絡みでは。
こういう、物の名前もそうですけど、
当たり前にあることに、あれって気がつくっていうのがとてもすごいなーって思いますよね。
なんか、僕ね、バイアンさんのこと知ってて、
中国の文化とかにもお詳しいだろうとは思ってはいますけど、
ラーメンどんぶりの底にある厳重って別に、
中国史が好きとかと関係あるよね関係ないじゃないですか。
やっぱりその辺はやっぱり、好奇心の翼みたいなところなんだなーと思いますね。
そうですよね。
なかなか、バイアンさんとは他の番組でもちょっとお話したりはしたんですけど、
本当に知識が豊富な方なので、
いろんな意味でね、いろんな場所でお話聞きたいなーなんて思ったりもしてますね。
いう感じですかね。
中国だけじゃないですもんね、知識がね。
そうなんですよね。もともと多分大学で勉強されてたのは、
ギリシャロームあたりの古代史とかが多分専門だったはずなので、
本当はそっちの方が詳しいみたいなこと言ってたことがあった気がします。
18:01
ということで、昇皇賢バイアンさんありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
そして3通目ですかね。
フリーダムチンパンジーの佐藤さんからいただきました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
雷道さん、咲夜さんこんにちは。
フリーダムチンパンジーの佐藤です。
方言の敬語についてのお便りです。
岡山弁には敬語が少ないのですが、
なんとかしてくださいは、なんとかして使わせ、
で、なんとかして使わしてくださいませの意だと思います。
あと、なんとかしてくださいは、なんとかしてやってくださいと一言増えますが、
これも敬語のようです。
ご覧くださいは、見てやってください。
お書きくださいは、書いてやってくださいとなり、
何かに対する行為を上から目線でしてやってくださいという変な敬語ですね。
昔住んでいた鳥取県夜名越では、
なんとかしてくださいは、なんとかしてごしないと言っていました。
よく来てくださいましたは、よう来てごしなったとなります。
少し柔らかくて好きな方言でした。
夜名越と市町村合併した旧淀江町だけで使われる方言で、
なんとかですをだに、なんとかするをなんとかするにとかするだにと言っていましたが、
これは静岡県の浜松や長野県などあちこちで使われているので、
夜名越が古くから港町で商業都市であった歴史と
関係があるのかもしれません。
長くなりましたが、最後に妻の実家の島根の方言で、
ありがとうはだんだんで朝ドラのタイトルにもなりました。
わろてんかとちむどんどんも方言ですね。脱線しました。
それではこれからも配信を楽しみにしております。
といただきました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
方言ということでね、咲夜さんの専門分野という感じではあるんですけれども。
はい、そうですね。
何々して使わせえっていうところからいきましょうか。
そうですね。
でもこれは言葉としては知ってますよね。
使わせえっていうか使わさいっていう言い方は聞いたことある感じがしますね。
でもそうですね、九州の方言のイメージだったんですよね。
あ、そうなんですね。
今では残ってないと思うんですけど。
たぶん。
なるほどね。
近いと言えば近いと言えなくもないぐらいですね、距離感としては。
で、次に出てくるしてやってくださいも聞いたことはありますね。
21:02
まあまあ敬語として、言われた時に敬語として理解できるぐらいには知ってる。
相手を上に上げてしてやるにくださいをつけてると思うんですよ。
そうですよね。
だから見てやる、見てやってください、ご覧くださいを見てやってくださいの見てやるは相手が見てやる。
それをしてくださいって言うんですよね。
なので言ってみれば謙譲語?
はい、そうですね。
謙譲語の変形、まあくださいなので。
相手を上げるので尊敬語ですね。
あ、そうか、相手を上げるか。
相手を上げるので尊敬語。
プラスくださいっていうお願いする側が主体が自分に戻ってくるからちょっと一般的な敬語とはニュアンスが変わっちゃうのかな。
そうですね。
でもこれが正しい用法としてまずコミュニケーションを作らないといけないんですよね。
でもこれが正しい用法としてまずコミュニケーションを作らないといけないんですよね。
でもこれが正しい用法としてまずコミュニケーションを作らないといけないんですよね。
で、してやるが丁寧じゃなく聞こえるから、
あのしてあげてくださいっていうのが最近多いんですよ。
ああ、はいはいはい。
だとしてあげるだと、
なんか立場が、主体側がずっと自分にあるようなイメージに変わるっていうか。
そうなんですよ。
これがまた保護者が子供に対しての話で書いてくることがお仕事から多くてですね。
ああ、はいはいはい。
だからちょっと見てあげてくださいって言うんですけど、
いやいやいや、子供に敬語使うなってちょっと心の中では思いつつ。
へえ。
難しいんですよね。敬語ってなんかその、
丁寧な言葉を使う、まあまあ敬語の典型的なミスなんですけど、
丁寧な言葉を使おうとして、
誰に対して敬語なのかっていうのが乱れることがあるんですよね。
そうですね。
だから先生に対して丁寧で言おうと思った結果、
見てあげてくださいって言っちゃってるっていうね。
それでも見られるのが子供なんだから、そこは自分側の非我で言うと、
我の方なので、
それに対するアクションとしては謙譲語にならないです。
自分を下げなきゃいけないんですよね。
24:01
その辺はなかなか難しいですね。
そうですね。
混乱しやすいっていうか。
次に出てくる世名語弁。
はい。
指定語しない。
はい。
ちょっと確かに可愛いですよね。
語しないは面白いですね。はい。
でも語はおそらくございますとかから来てるんでしょうね。
そうでしょうね。
山梨県でも、
ちょっと思い出せないな。
おめでとうゴイスとか言うんだよな、多分。
あけましておめでとうゴイスみたいな感じのゴイスっていう使い方をしたはずなんですよ。
あんまり今残ってないので、
ちょっと方言芸人みたいな、方言をわざと使う人とかしか使わない、
あとはすごい年配の人しか使わないけど、
そうですね、ゴイスっていう言い方があったと思うんですね。
やっぱりございますが縮まってるんだと思うんですけど。
そういう意味ではちょっと近いかも。
広島はガンスですね。
あ、ありますね、ガンスってね。
はい。おはようございますがおはようガンスって。
あー、なるほど。
それで聞くと、なるほどって思いますね。
ございますがなまったんだなって思うんですけど。
はい。
こちらもね、もう使う人がいないぐらいの古い言葉ですが。
昔、大昔にテレビアニメでやっててもともと漫画の怪物くんっていうのがあって、
それに出てくる狼男がガンスっていう、語尾がガンスになるキャラクターで、
なんだろうなと思ってたんですよね。
広島人だった。
同じ怪物くんに出てくるドラキュラはザマスなんですよね。
はい。
どっちも敬語は敬語なんですよね。
ゾウでガンスはゾウでございますだし、ゾウザマスはゾウでございますですよね。
はい。
ザマスはオイラン言葉に近いんだろうと思うんですけど。
あー。
そんなゴイスじゃないや、ゴシナッタとかね。
はい。
その後に出てくるダニーとか何々スルニーとかスルダニーとかっていうのが、
長野、静岡とも通じる与那語でも使われてるっていうことなんですけど、
これってよく小学校が中学校の頃に習った方言の話で、
京都が都で中心地だったときに、
同心園上に広がっていくよみたいな新しい言葉ができると、
都から外側に広がっていくのに時間がかかって、
外側に届いた頃には都でもまた新しい言葉に変わってるよみたいな話。
都から遠距離だと東西や南北でも同じ言葉になる方言が近いものができるみたいな話は聞いたことがあるんで、
27:09
それに近いのかなと思って読んでるのを聞いてたんですけど、
その辺は専門家としてはどうですか?
同心園上に広がっていくのは陸地の電波なんですよ。
これ佐藤さんが言及していらっしゃるのは港町なので、
例えば江戸時代の北前船とか、
そういう海で伝わっていくと各港々に同じ方言が残ったりするんですね。
そっちかなーっていう感じでおっしゃって。
そうですね。佐藤さんがそっち寄りで言ってるのは理解はできるんですが、
北前船も日本海側も太平洋側も行くんだろうけど、
静岡と与那郷だと日本海側と太平洋側だし、
与那郷は内陸なので、
佐藤さんが言ってる線もなくはないとは思いつつも、
さっきの僕が言った同心園の方が可能性が高いかなーなんて気もしたりはしてますね。
僕個人としてはね。
私が別の番組でお伺いしたことがある話なんですけど、
九州の苗字が日本海側、与那郷の方とか、
新潟の方とか、同じように伝わっていて、
青森ぐらいで泊まってるのか、北海道まで行っちゃったのか。
で、同じ苗字に似た地名が長野にもあると。
そうなんだ。急に内陸にあることもあるっていうパターンがあるんだ。
そうなんですよ。
そうすると海から内陸へ向けて、
例えば新潟の方から長野とかあっちの内陸を抜けて、
なんとか道みたいな塩の道とか。
で、通っていくとそこにまた今度伝播していくっていうのがルートがあるみたいで。
なるほどね。
あとあれなんですよね。
僕地元なんで、地元付近の話も出てきてるんで言うと、
静岡にあって長野にあって山梨が飛ばされてる感じになってるんですよ。
そうですね。
位置関係で言うと。
はい。
時代にもよるんですけど、山梨県って方言を意図的に作った文化が武田信玄の頃にあって。
要するに他の地方の患者がスパイが入ってきても、
一瞬何言ってるかわかんないような言葉にするっていうのがあって。
有名なのがイカザーっていう言葉があって。
行きましょうっていう時にイカザーって言うんですよ。
30:01
いかにもイカザるみたいな感じで、行かないって言ってるように聞こえるみたいな方言があったりするんですね。
なので、もともとこの今出てきてる何々だにみたいな言葉が、
静岡にあって長野にあるんだったら山梨にもあったのかもしれないけど、山梨が独自に変なことをしたからそこだけ分断されてるのかもしれないですね。
山梨県の中でも武田信玄がいた甲府に近い方はそういう傾向が強くて、
僕がいた甲府から見ると東の端みたいな方は方言がちょっと違って、
駿河弁とか相模弁とかとも通じるような言葉が、
あとは終わり弁みたいなニャーとかミャーみたいな言葉も入ってたりするんで、
多分そっちの方が地域のもともとの方言としてはそういう要素があったところに、
上から別の色が塗られたみたいなことがあるのかななんていう話もあって、
いずれ方言のことは作家さんが言葉のことでやるんじゃないかと思ってます。
やりたいと狙っております。
で、ここでいいですか?
まだだんだんとワロテンカとチムドンドンも入ってますけど。
そちらはぜひ言葉のことのほかにさせてください。
はい、ということでお便りを3つ紹介してまいりました。
佐藤さんのはそれでも比較的最近だからまだしも、
古いアルチさんに至っては収録ベースでギリギリ1年経ってないけど、
配信ベースだと1年超えてるという大変申し訳ない。
申し訳ありません。
自分のことをこんなこと言うのも変ですけど、
いろんな番組で、いろんなポトキャスト番組で僕聞いてて、
何ヶ月前のお便りまだ読んでますみたいなことってよく聞くんですけど、
1年待たせてるケースは初めてだと思います。
本当に申し訳なく思っております。
今後はね、もうちょっとなるべくタイムリッドまではいかないですけど、
どうしてもまとめ取りしてたりする関係もあるんで、
あんまりタイムには行かないですけど、
ここまでひどいことにはならないように気をつけていきたいと思います。
来月、新年ですね。
8月6日のガチャを回そうと思いますが、よろしいでしょうか?
はい、お願いします。
では、コインを入れて。
昨夜さんには事前にお話したんですけれども、
リニューアルした後に、8月からでしたっけね、リニューアルして、
33:03
直近2回が近代文学の夕べで、その前2回が言葉のことだったじゃないですか。
はい。
ガチャにはもともと2個ずつ同じタイトルを入れていて、
2タイトルができてしまったわけですよ。
そうすると、あと残り何があるかっていうのが結構幅が狭まっちゃって面白くないなと思ったんで、
全部もう1回入れました。出しっぱなしにしないで、出したやつもまた戻すっていうことをしたので、
何が言いたいかというと、近代文学の夕べ3回連続の可能性もあるし、
ようやく2ヶ月休めた言葉のことが戻ってくることもある。
そんな感じですね。
ガチャからカプセルは出していますが、まだ開けていませんので、今から開けます。
はい、ドキドキですね。
本当にドキドキです。本当に近代文学の夕べはやめてほしい。
はい、ものの名の庭です。
どうなんでしょうね。近代文学の夕べが続くよりはマシですけど、これはこれでなかなか大変なんですよ。
そうですよね。
でね、ものの名の庭で今、僕ちょっと時間があるときに今度やるとしたらどんなのやろうかなとか考えたりすることあるんですけど、
ちょっと困ってるのが、前回やったとき、8月でしたかね、
ものの名の庭やったときに、最初の方クイズであるある的なやつ出したじゃないですか、バレンとかバランとか、
あの時に何出したか覚えてないんですよ。
だから、これいいかもって思うのがあっても、これ出したんだっけどうだっけっていうのがあるので、
まず前回のものの名の庭を聞き返すっていうところから始めないといけないなってなっております。
僕の担当のが続いてしまってはいるんですが、まあまあそうは言ってもね、
近代文学の言うべき半分は咲夜さんの朗読でできていますので、半分は優しさでできている感じなので、
十分ね、咲夜さんのお声を楽しんでもらえていると思うので、いいかなと思います。
つたないですが。
ものの名の庭はちょっと頑張ってね、しっかりとね、
前回本のね、パーツの名前とか神社にあるものとかやったじゃないですか、
ああいう大きい括りでその中のっていうようなのはいくつか考えているものもあったりするので、
その辺でやっていこうかななんて思ってたりはします。
はい。
はい、ということで、年内最後の配信になりました。
ご視聴ありがとうございました。
ご視聴ありがとうございました。
はい、ということで、年内最後の配信になりました。
はい、ですね。
はい。
1年間お世話になりました。来年もまたよろしくお願いしますというところで、今回は終わりにしていきましょうか。
36:01
はい。クリスマスも終わり、いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりました。
皆様、新しい年を迎える準備はできていますか?
寒さも本格的になってきましたので、体調には十分気をつけて、
良き1年だったと笑って今年を見送りましょう。
それでは皆様、良いお年を。
良いお年を。
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37:58

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