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2023-11-19 22:43

令和五年霜月の回「古典文学のさわり」3

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」

今月のお題は「古典文学のさわり」です。


今回は、『竹取物語』について取り上げております。

「さわり(あらすじ)」をお話するということで、

かぐや姫と帝の邂逅から月に帰るまでをご紹介しています。

どうぞのんびりとお楽しみくださいませ。

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はい、ということで、ここからは8・9・10のところなんですけれども。
8が三狩の三雪ということで、定年後の雄が二回続くみたいなタイトルなんですけれども。
五人の旧婚が失敗した。
三子も含めて神立ち目って言い方が聞くかわからないので、三子と書く神立ち目。
中名本以上が神立ち目というもののほうにありましたので、それでいいかと思います。
だってこのエピソード、五人も挑戦して次々失敗していくってことなんで。
いろんな人があいなしとかかいなしとかって噂をするぐらいなんで、
当然、帝の耳にも届きます。
当然、かぐや姫がそれほど美しいということと、
かぐや姫は結果としてたくさんの人の命を滅ぼした。
その上で結婚もしないというような噂も、帝の耳に届きます。
帝はまだ面白がってるというニュアンスで、
奈子に姫の顔がどんな顔か見てこいっていうことを命じます。
それを沖縄都立で姫に話すんですけど、
姫はそんな大層な美人とかではないですっていう言い方で断ります。
奈子は立場が立場ですよね。
要するに帝の直というか、直接話せるような地位にいるけれども、
むしろだからこそ、帝の命令は絶対な立場にいるけないので。
帝の命令に自分はそむことがもちろんできないし、
かぐや姫もこの国の民なんだから同じじゃないかというふうな抗議をします。
すると姫は本当に気ぐらいが高いというか、それならば殺せと。
そんな調子です。
さすがにこれじゃどうしようもないってことで、
帰れないと言ってたはずの奈子は帰りまして、
状況を帝に伝えます。
すると帝はこのときは全然冷静で、
それがたくさんの人を滅ぼす心かと。
その強調さが人を殺していったのかなっていうニュアンスの言葉を発します。
でもそれで別に奈子にどうこうとは言わないで、その場はそれだけで終わったんです。
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ちょっとしたところで、やっぱでも気になるなってなるんですよ。
人の心って感じですけれども。
今度アプローチを変えまして、沖縄に直面を下します。
趣旨としては、沖縄が所有するかぐや姫を献上するように。
そのようにすれば5位の位を授けるように。
こういうアプローチです。
なかなかえぐいですね。
そうですね。
時代的な価値観っていうのもあって、
男性が男尊女卑的な時代でもあるし、
家において課長が絶対であり、
姫はその当時の感覚で言えば沖縄の所有物っていうのも、
そんなに無理からの表現なのかなとは思えるので、
なるほどって感じはするんですけど。
沖縄は直面を姫に伝えて、宮塚いするようにと言うんですけども、
いい話だと思ってるんでね。
そうすると姫は、相変わらず死にますテンションなんですよ。
そんなことするぐらいなら。
宮塚いをするぐらいなら、沖縄に5位が授かるようにしたうえで、
自分は死にますと。
むちゃくちゃ強引なこと言ってるんですが。
沖縄はそれに対して、姫を失ってまで5位を授かりたいとは思わないと。
それにしてもなぜそこまで宮塚いを嫌がるのかと聞くと、
姫は、多くの人の求婚を断ってきたのに、
帝からの直面だからといってこれを受け入れては、
世間に顔向けができないというような返事になります。
この三狩の身行きというタイトルは、ここら辺から関係してくるところなんですけれども。
とりあえず沖縄は、そういうふうに姫が言っておりますよということは、
味方の耳に届くわけですが。
とりあえずこの時代の顔が見てみたいという感覚と、
結婚したいみたいなニュアンスが、多分かなり近いところにあるんだろうとは思うんですけれども。
味方は三狩の身行き、まさにこのタイトルですね。
三狩の身行きと称して、沖縄区に訪問して姫に会うことを計画します。
三狩の身行きというのは、三狩っていうのは狩りに行くってことですね。
狩りに定年後の尾がついてるって感じですね。
身行きというのは、行くに幸いと書くんですけれども、
基本的には天皇が皇居を出てどっかに行くことを基本的には身行きと言います。
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というふうに解釈してください。
要は、例えば江戸時代で言うなら、
殿様が目黒に鷹狩りに行くような話ですよ。
で、目黒にかげんみに会いに行くようなもんですよ。
っていう計画を立てます。
狩りをしたかどうかはあまり問題じゃないので、どっちだかわかんないんですけど。
計画を実行した三狩は、立場が立場なんでね。
結構ズカズカ入ってたんだと思うんですよ。
その結果、姫を目撃することができます。一瞬ですけれども。
姫は顔を隠して奥の部屋に逃げ込もうとするんですが、
一瞬見て、なるほどこれは美しいと思った三角は、姫の袖を掴んで止めると。
で、御所に連れて行くっていう話になります。
この時に、姫が反論というか返してる言葉が、
この国に生まれたものならそれも良いでしょうが、
そうでないので連れて帰ることはできませんって言います。
急にテイストが変わってきますね。
三角は何言ってたかわかんないし、そんなことはないと。
やはり連れて帰ると言うんですが。
三角が言うと、かぐや姫は姿を消してしまいます。
理由とかはわかりません。
消えてしまったので三角は、連れて帰るのは諦めるからもう一度姿を見せてくれと。
それを見て、今日のところは帰るからって言うと、姫はまた姿を現しました。
という出来事が起こります。
急にね、なんかファンタジックな感じになってきますね。
そうですね。
姫を連れて帰れなかったことを、残念にも不満にも思っていた三角は、
帰る間際みたいなタイミングですかね。
かぐや姫に向かって歌を送ります。
帰るさの身行き者多く思えて、背きて止まるかぐや姫ゆえ。
帰り道が憂鬱だよと、憂鬱に思えるよと、言うことを聞いてくれないかぐや姫のために。
というような歌詞でいいかと思います。
これに対するかぐや姫の変化は、
むぐらはう、したにもとしはへぬるみの、なにかはたまの、うてなにもみん。
っていう歌で、めっちゃ難しい言葉がいっぱい出てくるんですけども。
そうですね。
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むぐらというのが、草冠に法律の律と書くんですけど、草ですよね。
雑草と思っていいと思います。
雑草みたいな屋根の下に長く住んでいると。
としへぬるみっていうのはね。
長く住んでいる身分のものとしては、たまのうてなっていうのが、
きらびやかな御殿みたいなふうに思えばいいと思うんですけども。
要するに、雑草みたいな草吹きの屋根の下に長く暮らしてきた自分が、
どうしてたまの御殿をみてい過ごせるだろうというような歌です。
姫への思いが募るみかどは、もともともちろん、
なんていうんですか、妃とかもいるんですけども、
そういうのも全部遠ざけて、別に離婚してるとかではないんですけれども、
遠ざけて事実上独身みたいな生活を暮らし、
同然の暮らしをしながら、姫にそういう歌を送ったりするっていうふうになっていき、
姫もおそらくみかどはさすがにみかどで、人柄というか、人間性が良かったのか、
姫のほうも情を込めて歌を返すという、要するに文通みたいな状態が続いてきます。
というところで8、みかりのみゆきがここで終わりです。
そして9、ここがクライマックスですね、天羽の羽衣。
これ年数がよくわかんないんですけれども、
最初の方の5人の旧婚の時に3年とか経ってるわけなんですけれども、
その後このみかどとのことが始まってるんですが、
みかどと姫の文通も3年ぐらい続いたみたいです。
最初に旧婚され始めてから6年後ぐらいの時間の流れですね。
で、3年間文通をしている状態なんですけれども、
姫がその3年目ぐらいから月を見ては思い悩んだりため息をついたり、
ついには泣き始めたりとなっていくと。
で、メイドみたいな人が沖縄に、沖縄が主人なのでね、
沖縄にかぐや姫の様子がいくらなんでもちょっとヤバい感じなんで、
気にかけてあげてくださいとか言ったりもするし、
それを言われて沖縄ももちろん気にしたりはするんだけれども、
この中に出てくるので、月を見るのはあんまり良いことじゃないっていう表現が出てきていて、
厳格義的なニュアンスで良くないみたいなことを言って、
沖縄も月見るのやめなさいよって言うんだけど、
月を見ないでどうしていられましょうかみたいなことを姫は言うのね、謎な感じで。
で、見続けていると。
で、それが春ぐらいから続いてたのが8月の15夜近くになってくると、姫はどんどん泣く。
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月を見ては大泣きみたいになってきます。
で、沖縄と沖縄もさすがに心配して、
声をかけると、ついに姫が事情を打ち明けます。
今までにも打ち明けようと思ったのですが、
沖縄と沖縄が心を乱すと思い、
これまでそのままにしてきましたが、
そうも言っていられないので打ち明けますと言って、話し始めるのが、
私は人間世界のものではありません。月の都のものです。
前世の宿縁で人間世界に来たのです。
もう帰らればならない時が来ました。
15夜の夜になれば月の都から迎えのものが来ます。
そうなれば置いとまするしか仕方がなく、
お二人が嘆くのは悲しいので、
春頃から思い悩んでいましたと。
そういう説明をします。
なんとなく皆さんが知っている通りのようなことだとは思うんですけども、
この状況を説明すると。
沖縄は、自ら育てた姫を月からの迎えが来るからとして渡せるものかと言って憤慨して、
憤慨もするし別れねばならないということに対しては大声で泣いたりもすると。
姫も後ろ髪を引かれる思いでいろいろ語ったりして、
姫と沖縄と沖縄は肩を抱き合って泣いたりして、
召使いの人たちも心を痛めたという告白のシーンがあり、
一方味方ですよ。味方の耳にもこの話は届きます。
味方はその真偽を確かめるために沖縄に使者を送ると。
そうすると、本当ですよって8月の十五夜に迎えが来るんですって事情も説明して、
その上で沖縄は人を集めて月の使者を迎え撃って捕らえましょうみたいなことを味方に想像したりもします。
味方は一目あっただけでも忘れられないような人なのに、
何年も一緒に過ごした沖縄たちにとってはこの別れはどれほど辛いことだろうと言って想像を受け入れます。
さて8月の十五夜当日ですね。
味方は二千の兵を沖縄の家に守らせるし、
沖縄たちのところにも従者はいるのでその人たちも守りを固めると。
大名はかぐや姫を抱いて塗り籠と書くんですが、塗り籠の中に座り蓋をして、沖縄もその塗り籠の外に控えていたと。
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沖縄はこれなら天人、天人って月の都の人のことを、ここでは急に天人って天国の天に人と書いての天人っていう言い方が出てくるんですが、
天人も寄せ付けまいと思ったが姫はこのようなことをしても無駄だというふうに答えると。
で深夜、どうやら12時ぐらいのイメージらしいですが、
深夜になると空が昼間のように明るくなり雲に乗って向かいの使者が現れたと。
地上5尺と書いてありましたが要するに地上1.5メートルほどの高さでそこに使者たちが浮いた状態で勢ぞろいするみたいな。
並ぶと立ち並ぶと。ここからは圧倒的ですね。
迎撃しようと思っていたその2000の兵たちも気力を失ってしまったと。
でその中でも奇状なものがどうにかしようと思っても手足に力が入らない。
さらにその中でも奇状なものがどうにか矢を射た者もいたけれども矢は荒らぬ方に飛んでいってしまったというぐらい圧倒的です。
もうその存在感だけで威圧しているぐらいの感じになっております。月の人たち強いです。
すると月の王が現れて沖縄に出てこいと。
で沖縄に言葉をかけるというか状況を説明するというかね。
沖縄がかつてわずかな善行を行ったのでかぐや姫を使わせたと。
竹を通して黄金も与えたと。
姫の方が姫の方で月の都で罪があったのでこのような癒やしいところに置かれ罰の期間を終えたので連れて帰るという趣旨です。
これなんかちょっと面白いですよね。
沖縄は良いことをしたからかぐや姫を得られたある意味。
かぐや姫の方は罪があったから人間界のような癒やしいところに置かれた。
そして契機を終えたので帰れますみたいな話ですね。
いうことを説明すると塗りゴメ像も開くし、
その部屋に向けていろんな格子戸なんかも用意してたんですけども全部勝手に開いていくとパタパタパタと開いていって。
姫は蓋が開いた塗りゴメから自ら出てきたっぽいですね。
で沖縄に近づいてせめて最後まで見届けてほしいと、その情があるからね。
言って手紙を渡します。
天人の一人、手の使いの者の一人から不死の薬を受け取ります。
これは人間界のものを食べてきてるから汚れていると。
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これを清めるためにこの不死の薬を渡されて、これをひとなめします。
死者にちょっと待ってっていう話をして、帝に手紙を書いて、
ひとなめしただけでたっぷり残っている不死の薬とその手紙を帝に渡してくれと塔の中城に託します。
かぐや姫が帝にあてた最後の歌は、
今はとて天の羽衣を着るおりぞ、君は哀れと思い出にけるという歌を最後に送っています。
そしてかぐや姫は天の羽衣を着ます。
この天の羽衣もちょっとファンタジックな話があって、
これを着ると沖縄のことをかわいそうだと思ってた気持ちとかは全く消えてしまいます。
つまり人間界での記憶がほぼない、ほぼなくなるというイメージで考えてもらっていいと思います。
なので着る直前まで後ろ髪を引かれる思いだったのが、着た直後からすって帰っちゃうという感じですね。
という形で天に帰ってきます。
そして最後、十、富士の煙。
かぐや姫が去った後、大きな戸女は悲しみに暮れていて、床に伏せてしまうと。
多分このまま亡くなってしまいます。大きな戸女。
中城から報告を受けた帝は、富士の薬と共に得たかぐや姫からの手紙を読み、
割とこれ速決するんですけれども、
天に最も近いところを訪ねる。
かぐや姫たちが駿河にある山と答えると、
使いの者に命じて手紙と富士の薬の壺を山頂まで運んで火をつけて燃やさせた。
このことからこの山は富士の山と名付けられた、という形で終わっていきます。
結構これ、あらすじとしては深めに話してるっていうのはあるけど、物語のボリューム感結構ありますよね。
そうですね。
そんなお話の感想というか思ったことなんていう話は、次回に話していこうと思います。
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