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無理に前向きでいるの、辛くない? #ポッドキャスト読書会|アンチ・グッドモーニング Ep.025
2026-09-27 16:10

無理に前向きでいるの、辛くない? #ポッドキャスト読書会|アンチ・グッドモーニング Ep.025

毎月開催のポッドキャスト読書会、今月のテーマは『芥川賞・直木賞(2026年上半期)を振り返る』です。
過剰なポジティブさや不眠を描いた『アンチグッドモーニング』を読み、周りに流されず自分の主導権を取り戻す大切さを考えました。

▼参照したコンテンツ
━━ Featured Contents
📚️アンチ・グッドモーニング
八木詠美 著 / 河出書房
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032757/
━━ Also Mentioned
📚️アメリカは自己啓発本でできている
尾崎俊介 著 / 平凡社
https://www.heibonsha.co.jp/book/b638748.html

▼ポッドキャスト読書会
毎月決まったテーマで本を読み、各自の番組で配信する読書会
[今月のプレイリスト] https://open.spotify.com/playlist/28DRa8qv9ieslcO7FS91Uq?si=P5ZC7vLMQ6K1iSPBIoIDtg
詳細は以下noteをご確認ください
[note] https://note.com/shiori_n_d_o/n/nbfeebb72c321
 
▼キーワード
不眠/睡眠障害/眠れない夜/思考停止/周りに流される/丁寧な暮らし/ご機嫌でいる/前向き/メンタルケア/セルフケア/過酷な労働/限界社会/自分軸/生きづらさ/働き方/芥川賞2026年上半期/八木詠美

▼パーソナリティ
しおり|おひとりさまを楽しむ30代女
[Linktree] https://linktr.ee/shiori_n_d_o

▼この番組
podcast『ジュエリーボックスにメリケンサック』
本や映画、ドラマなどの物語をきっかけに、恋愛や結婚、女友達、孤独、働くことなど「女の人生」をゆっくり考えるポッドキャスト。

▼テーマ別プレイリスト
[Spotify プレイリスト] https://open.spotify.com/user/31ggm3da2f3fhycoqvoggi3atvze/playlists

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[Yurumo] https://yurumo.com/forms/ynkdbhwbsigyposb
 
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おひとりさまを楽しむ女&子育てを楽しむ一児の母で日々のモヤモヤを話します。
[Spotify] https://open.spotify.com/show/34GZJTi34jobPoFrwLnZGw?si=gaw1GM8VTCGE87FhqOw4HA
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[Amazon Music] https://music.amazon.co.jp/podcasts/118c3b43-11fb-414a-828c-3886ffb015ee/
[LISTEN] https://listen.style/u/not.daijobu.ok

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サマリー

しおりが、2026年上半期の芥川賞・直木賞を振り返る読書会で読んだ八木詠美『アンチ・グッドモーニング』について、作品の不眠描写と「周りに流されず自分の主導権を取り戻す」テーマを語る。作中では、常にポジティブでいることを求める会社や、丁寧な暮らしでの回復を勧める夫に囲まれた主人公が、不眠をきっかけに不思議な世界へ迷い込む。過度なポジティブさは悲しみや怒りを抑え込み、問題の兆候まで見失わせる「有害なポジティブさ」になり得るとして、否定的な感情や批判的な感想にも意味があると話す。自身も約2年前、急な仕事と締め切りに追われて眠れなくなり、円形脱毛症を経験した。アロマやマッサージなどのセルフケアで環境に適応し続けるのではなく、仕事を減らしてもらい異動することで状況を変えた経験から、「何を耐えさせられているのか」を考えたいと結論づける。

読書会と『アンチ・グッドモーニング』
こんばんは、しおりです。 今日は、ポッドキャスト読書会の回です。
ポッドキャスト読書会は、毎月決まった期間に決まったテーマの本を読んで、各自ポッドキャスト番組で配信するオンライン型の読書会です。
今月のテーマは、芥川賞、直樹賞、2026年上半期を振り返る、です。 テーマ設定は、スキスミ発見まにまにラジオさんです。
今年上期の芥川賞、直樹賞から選んで読んでもいいし、全部読んでもいいという感じなんですが、私は芥川賞のノミネート作品からアンチグッドモーニングを読みました。
今回はネタバレアリーで、作品の感想と自分の経験についてお話をしていきたいと思います。 まだ読んでないよという方はご注意ください。
みんな寝れてます? 寝れてる人と寝れてない人もそりゃいると思うんですけど、私結構眠れない系の人なんですよね。
眠れない時ってどうやって過ごしてますか? 世の中には結構睡眠サポートのサプリとかもあるし、
ヤクルトせんみたいな飲むものとかもあるし、 枕とか布団を良くすればいいみたいなのもあるじゃないですか。
結構そういう商品がたくさん売ってるから、世の中に悩んでる人も多いんだろうなっていうふうに思うんですけど、
あれこれ試してもなんかいまいち解決しないんですよね。 こういう状況なので、私はアンチグッドモーニングを選んで読むことにしました。
アンチグッドモーニングはヤギエミの作品になっています。 退勤後も休みの日もお仕事のチャット通知に振り回されている主人公が、
ある日突然眠れなくなります。 常にポジティブでいることを強要してくる会社だったり、精神科よりも丁寧な暮らしで回復したらどう?っていうふうに進めてくる夫。
そういうところにイライラしながらも、眠れるようになるように自分なりに頑張っているうちに、いつの間にか不思議の世界に迷い込んでしまってというお話で、
不眠と自分の主導権
ポジティブ史上主義の現代社会に反逆する不眠アドベンチャー長編というようなものになっています。 この通りですね、不眠の話なんですけど、最初からねしばらくずっと不眠でつらい描写が続いているんですけど、
その描写がね、私か?みたいな感じで共感しすぎて、すごいわーって一気に読んでしまったんですけど、眠れない時って寝ようって思って目つぶって布団に入るんですけど、次々にいろんな考え事が頭に浮かんできて、
一個考え事が終わったらいつの間にか次のことを考えてて、みたいなのを繰り返しているうちに過去の嫌なこととか思い出して、
やだやだ、今何時だろうって思って時計見ると、結構やばい時間になってるみたいな感じで、全然眠れなくて、なんか気づいたら外で鳥が鳴いてる音が聞こえ始めたりとか、新聞配達のバイクの音が聞こえてきたりとか、
そういう感じで結局朝々まで眠れないみたいな、共感しすぎてやばかったんですよね。
でね、この本読んで一番私が気になったテーマは、周りに流されずに自分の主導権を取り戻すことの大事さみたいなものかなっていうふうに思っています。
これね、まだ本読んでない人が聞いたら一体何のこっちゃって思うかもしれないんですけど、主人公は悪魔みたいな謎の人に魂と引き換えに眠れるようにしてあげるよって言われて契約を仕掛けるんですけど、
ヤクルトレディみたいな人が助けに来てくれて、それによって自分を取り戻して元の世界に戻って眠れるようになっていくんですよね。
誰かに自分を明け渡すんじゃなくて、自分を取り戻すっていうことによって眠れるようになっていくみたいな構造になっている話なんですよ。
なんかいくつかその具体的なエピソードを話そうと思うんだけど、主人公のいる会社ってすごいポジティブとかヘルシーみたいなことをすごく大事にしている会社で、
有害なポジティブさの問題
怒ったりとかその問題を指摘することはあんまり良いことじゃなくて、ポジティブに受け取ってそれを前向きに解決していくことが大事だみたいなふうに考えている、考えることを推奨しているんですよね。
例えば休みの日に連絡があっても、それに対して休みの日になんで連絡してくるんだって怒るんじゃなくって、ささっと対応して気持ちを切り替える、スルースキルみたいなものが推奨されているんですよ。
怒ったり疑問を投げかけたりするようなことは面倒くさいし良くないことみたいなふうに思われているんですね。
でもとにかくポジティブでいることを大事にされていて、象徴的なエピソードとしては、社員のパーティーの最後にみんなでBポジティブって叫んで終わるみたいな、笑っちゃうような感じです。でも多分こういう会社ってあると思うんですよ。
で、主人公の同僚はポジティブに殺されるとか言ってるわけですけど、結構ね、ポジティブであることって大事だ、みんなポジティブでいようみたいなのもすごい今増えてます。
ね、なんかそれを書いてる小説かなっていうふうに思いました。
で、一方で主人公たちみたいにポジティブであることに疲れてる、疑問を持ってる人も今増えてるのが現状かなっていうふうに思います。
有害なポジティブさ、タキシックポジティビティっていう言葉もありますけど、本当にポジティブなんじゃなくて、ポジティブであるように見えること、見せかけることが大事だっていうふうになっちゃって、それを優先して本当の悲しい気持ちとか怒りとかそういうのを抑え込んで否定しちゃうっていうようなものを有害なポジティブさって言うんですけど、
本当はね、悲しいことがあったらその悲しいことは一回受け止めて、その上で乗り越えていくっていうことが大事だと思うんですけど、
この有害なポジティブさを持ってしまうと、悲しかったとか辛かったって感じること自体はダメだっていうふうに思っちゃうので、それ自体を否定しちゃうみたいな感じになりますよね。
何でもポジティブに考えていればうまくいく、前向きに考えていればうまくいくっていう考え方をしていると、
悪いことが起きたときにポジティブに考えなかったせいだみたいに思っちゃうんですよ。
アメリカは自己啓発文でできているっていう本のね、著者も人も本の中で書いてたんですけど、
あんまりポジティブシンキングをやりすぎると、何でも個人の責任にしちゃって、それはお前がポジティブに考えてないからだよみたいになっちゃって、良くないって言ってて、
例えばね、地震とか台風による洪水とかってどう考えても個人の責任ではないじゃないですか。
でもこういう有害なポジティブさとか過度なポジティブシンキングを持っている人は、それもあなたがポジティブシンキングじゃないからだよみたいになったりだとか、
ポジティブシンキングしていればそんなの乗り越えられるよみたいなことを言うわけですよね。だから結構問題だなというふうに思うんですよ。
この有害なポジティブさって結局何しているのかっていうと、問題から身を晒してなかったことにし続けているっていうことなのかなっていうふうに思って、
このアンチグッドモーニングで言うと、魂を手放すっていうことですよね。言い換えると思考停止するとも言えるかなっていうふうに思います。
ただね、今の社会からしたら、思考を停止した歯車がたくさんいた方が助かるから、
有害なポジティブさを持っててくれた方が便利っていうふうになっちゃってるのかなっていうふうに思って、
そんな状況の世の中で考え続けて問題を見続けて、魂を持ち続けている人はだんだん壊れていっちゃうわけですよね。
主人公が堕ちた不眠っていうのは壊れ方の一つの形だと思うんですけど、
ポジティブでいることの危険性って、その悲しみや怒りが消えちゃうこととか、持っちゃいけないものなんだよってなることだけじゃなくて、
それらが知らせてくれてた何かがおかしいっていうお知らせまで失っちゃうことなのかなと思ってて、
否定的な感情と批判の意味
悲しいとか怒りとかってネガティブな感情ですけど、ネガティブな感情って多分自分にとって悪いことがあった時に起こるものだから、
大事なお知らせだと思うんですよ。シグナルだと思うんですよ。
何かおかしいですよ、逃げたほうがいいですよとか、そういうなんか嫌だなぁとかみたいな感情って大事な感情だと思うんですけど、
そういうものまで失わせてしまうのが過度なポジティブさとか、有害のポジティブさの問題点なのかなっていうふうに思いました。
なんかね世の中最近見てて、ネガティブなことを言うのは良くないことだみたいな風潮もかなり広まってるなっていうふうに思って、
いつも違和感があったから、この本はそれをねまっすぐに書いてくれてるなっていうのがすごい良かったなぁと思ってます。
もちろんねポジティブシンキングとか丁寧な暮らしとか感謝することみたいなのに良いことが、良い効果があるのはわかってるんですけど、
ただそれ一遍とじゃダメだよねとか、その押し売りに胃もたれするなって思うのが結構あって、
自分の機嫌は自分で通るとか、いつもご機嫌でいなきゃみたいなのって、
いやなんか自分のせいじゃないじゃんこれみたいなのとか、なんかあるじゃないですか、そういうのがいつも嫌だなって思ってたから、
それをね批判的に書いてくれたのは良かったなっていうふうに思ってます。
私このポップキャストで本や映画の感想を喋ってますけど、ポジティブなことも喋ってればネガティブなことも結構話してるんですよ。
ここは好きじゃなかったとか、それはなんでみたいな話をしてるんですけど、
結構世の中にネガティブな感想イコール悪口で話すべきじゃないみたいなこと言う人もいるじゃないですか。
それって違うよなぁと思ってて、個人的には必ずしもポジティブじゃなくて良くて、
良くなかったのであれば、なんでそれが良くなかったと思ったのかとか理由とか、
もし問題点があるのその問題点がどういうところなのかみたいなのを話すのに結構意味があるなっていうふうに思ってるんですよね。
仕事に追われた不眠の経験
でね、ここからちょっと不眠の話に戻って自分の経験の話をしようと思うんですけど、
私ね2年前ぐらいに全然眠れない時期があったんですよ。
今はね、かなり眠れるようになっているんですけど、
その2年前寝れなかった時、どんな状態だったかっていうと、仕事がマジで忙しすぎたんですよ。
毎日新しい仕事が降ってきて、夕方に明日までとか言って新しい仕事が降ってきたりするんですよ。
明日までみたいな、今4時ですけどみたいなのが来たりとか、
毎日ちゃんとね計画立てて、私計画立てて仕事するタイプなんで、計画を立てて仕事をしてても、
毎日のように新しい急ぎの仕事が降ってくると、計画ってめちゃくちゃになるじゃないですか。
だからもうそれもすごい嫌で、常に締め切りに覆われていて、
で新しい仕事が降ってきた時にすいませんこれは間に合いませんとか、こっちの締め切りを後ろ倒ししていいですかみたいなことをずーっと言ってるみたいな状態だったんですよね。
でなんかその覆われている感覚が辛すぎて、だんだん眠れなくなってったし、最終的には遠景脱毛症になっちゃったんですよね。
当時のことを思い出すと、自分の意思で間に合わない仕事を断ったりとか、自分がやる必要のない仕事は他の人に振ってもらったりとかして、
ちゃんとコントロールしてるつもりだった。主体的にコントロールして、これはやる、これはやらないとかっていうふうに調整してるつもりだったし、
セルフケアみたいなこともいっぱいしてて、アロマとかマッサージとかマインドフルネスみたいなこととかもたくさんして、
自分のメンタルケアみたいなことも一生懸命してて、すごく自分ではコントロールしてるつもりだったんですよ。
でも今振り返ると、ただ目の前の仕事に翻弄されて、振り回されてるだけの人になってたなっていうふうに、今振り返ると思って。
もちろんね、セルフケアが悪いわけじゃないけど、環境を変えようとするんじゃなくて、その環境に適応し続けるために、
耐えるのではなく環境を変える
セルフケアを一生懸命やってただけだなと思って、もうそうなっちゃったら立ち止まった方がいいなっていうふうに、今は思ってるっていう感じですね。
なんかその、明日までっていう仕事が毎日来るっていうこと自体がおかしいじゃないですか。
それ自体について疑問を投げかけるべきだったのに、そこはスルーして受け入れちゃって、それで溜まったストレスを自分でなんとか啓発しようとしてたみたいな状態だったんですよね。
でね、私がこの状態から抜け出せたのは、遠景脱毛症になったからなんですけど、さすがにね、ハゲタのショックだったんですよ。
で、その時にこのままでは脱毛だけじゃなくて、もう全身が壊れる、精神も体も両方壊れるっていうふうに思って、
そこで上司に仕事減らしてくださいって頼んだり、ちょっと移動したいですってお願いして、移動させてもらったりっていう形で、
そう、この状態を抜け出したんですよね。今は移動して別の仕事をしてるし、あんまり受け身なことをせずにね、自分で主導権取り戻してるなっていうふうには思うんですけど、
本当はね、遠景脱毛症になる前にね、気づいてね、変えられたらよかったよねっていうふうに思いますよね。
はい、ということで、私の過去のエピソードとかも話してみたんですけど、
スルースキルとか受け入れる力っていうのは、ある程度必要だけど身につけすぎると自分は失ってしまうなというのが結論だと思っています。
今後はね、不眠とか体に症状が出た時に、どうしたらもっと上手に耐えられるかみたいな方向抜けやじゃなくてね、
そもそも私何を耐えさせられてるんだろうなみたいなことを考えたいなっていうふうに思います。
まあそのね、過虫にいるとね、なかなかうまくそれができないっていうのも現実ではあるんですけど、
だいたいね、うつとか適応障害とかなっちゃう時って、治そうと思った時に一番早く治すのはストレスの源から離れることなんですよね。
読書会のお知らせ
だから何を耐えているのか、何を耐えさせられているのかみたいなことを考えるようにしたいなっていうふうに思います。
ということで今日はアンチグッドモーニングをきっかけに、周りに流されずに自分の主導権を取り戻すことの大事さについて話してみました。
皆さんは魂手放していませんか?
毎月ポッドキャスト読書会を開催中です。
毎月決まった期間に決まったテーマの本を読んで、各自ポッドキャスト番組で配信するオンライン型の読書会です。
本月のテーマは、芥川賞、直樹賞、2026年上半期を振り返る。テーマ設定は好き趣味発見まにまにラジオさんです。
概要欄に参加番組を集めたスポットファイのプレイリストを貼っていますので、他の番組もぜひ聞いてみてください。
感想はぜひハッシュタグ、ポッドキャスト読書会をつけて、SNSで発信してくださいね。
感想を投稿する際には1点だけお願いがあります。他の人の感想を決して否定しないでください。
あの人は間違ってるではなくて、自分は違う感想を持ったよというような表現にしてください。
ポッドキャスト読書会は来月以降も継続していきますので、テーマや参加方法を概要欄のノートからぜひご確認ください。
それではまた次回。しおりでした。
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