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倚りかからず_茨木のり子
2021-04-28 07:29

倚りかからず_茨木のり子

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あなたは、最近、いつ詩集を読みましたか?

戦時下の女性の青春を描いた代表作の詩
「わたしが一番きれいだったとき」でも知られる
茨木のり子さんが73歳で刊行した詩集
『倚りかからず』をご紹介します。

ブックアテンダントのkanaが寄りかかっても
いいものとは?

最後までお楽しみ下さい。


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00:00
倚りかかるとすれば、それは椅子の背もたれだけ。
ブックフレビを読めたお相手は、ブックアテンダントのKanaです。
はい、ちょっと5分経たしてしまいましたが、皆さんもお元気でしたでしょうか?
私はですね、相変わらず自分で自分を忙しくしてしまっておりました。
実はですね、ここで突然話すのもなんかちょっと照れるんですけど、
私の夫が転勤がある職種でございまして、
この春ぐらいには転勤があるってことになってたんですけれども、
もうちょっとですね、この福岡に入れるってことが決まりました。
で、ですよ、私は福岡の土地で6年ぐらい本の仕事に従事してるんですけれども、
福岡でやり残したことはないかとか、もっとやれることがあるんじゃないかとか考えて、
いろいろと忙しくしてしまっておりました。
まだ報告できることはないんですけれども、いろいろ拡殺中でございます。
この忙しさっていうのは何歳まで続くんでしょうかね。
性格の問題かもしれないので、70過ぎても忙しかったりするんですかね。
まあ、死ぬまでのような気もしますね。
はい。さて、女の子の応援家になるような番組、ブックスレディオヨメタ。
今回ご紹介するのは、
寄りかからず、茨城のりこ著、ちくま処方巻です。
まずは茨城のりこさんのプロフィールから。
茨城のりこ、1926年、大正15年の6月12日生まれ、2006年に亡くなられています。
日本の詩人でありエッセイエスト、また童話作家や脚本家というお顔もお持ちです。
主な詩集に、見えない配達婦、親婚家、自分の感受性くらい、寄りかからずなどがあります。
千字間の女性の青春を描いた代表作の詩、私が一番きれいだったとき、これは多数の国語の教科書にも掲載されています。
はい、そんな中、今日ご紹介するのは、1999年に73歳で完工した詩集、寄りかからずです。
皆さん、詩集って読みますか?
最近ちょっと読んでないなぁっていう方も、国語の教科書に載ってた金子美鈴さんの私と小鳥と鈴と、などは親しみがあるんじゃないでしょうか。
03:01
みんな違ってみんないいってやつですね。励まされますね。
こんな風に、短くて分かりやすい、そう、みんな違ってみんないいっていうようなものとかもあれば、なんかもどう解釈していいのか迷うようなものもありますよね。
そう、詩には、私、解釈の余白っていうものがあると思うんですね。
どんな文章でもね、詩みたいに短い文章じゃなくても、長い文章でも、作者さんの本当に伝えたいっていうことを受け取る、ばっちり100%受け取るっていうのは、なかなか難しいことだと思っています。
なぜならば、言葉っていう道具を使って表現してある時点で、解釈にみんなそれぞれ違いがありますよね。揺らぎがあるものだと思ってます。
それならば、逆にですよ、あえて、詩みたいに言葉少なく表現されてるっていうものには、私たちに考える余地が与えられているような気もします。
一生懸命ですね、この作者さんが何て言おうとしてるんだろう、この詩と詩の間のこの間は何なんだろう、みたいなことを一生懸命考えることで、作者さんがこれを伝えたいっていうことに近づいていけるような気もするんですよね。
逆にですね、短く簡潔で、たまにちょっとこれどういうこと言ってるかわからんみたいな文章は、読み手のことを信頼している証だとも言えるような気もします。
文章と文章の間に淡々と青く燃えている作者の伝えたいことに触れるためには、やっぱり一生懸命考えて掴み取ろうとする、それが大事なんじゃないかなと思うんですよね。
そしてそれが詩の醍醐味のような気もしています。
ノリコさんの言葉を借りれば、寄りかからず、出来合いのものに頼らず、自分の思考を研ぎ澄ましていく。
彼女の詩は私たちに大切なことを教えてくれると思います。
出来合いの価値観だったり幸せっていうのが溢れていて、SNSでそれらがバーって拡散されてしまう現代だからこそ、自分の価値観ですね、寄りかからない強さみたいなものを大切にしたい。
ぜひ今読んで欲しい一冊です。
はい、というわけで、茨城ノリコさんの詩集、寄りかからず、ご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
私が伝えたいのは、この出来合いの価値観が悪いって言ってるわけではなくて、一旦自分のものとして考えてみて、受け入れるかどうか決めてほしいということなんですね。
世の中の価値観全てが悪いって言ってるわけじゃなくて、少なからず自分に合わない価値観とかもあると思うんですよね。
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それに合わせようとして辛くなっちゃうんだったら、無理に合わせる必要はないし、自分で新しい価値観を人に目をかけたらですね、作り出してもいいと思うので、受け入れるか受け入れないか、自分で作り出すか、寄りかからず考えてみましょうということをお伝えしたかったので、ご紹介いたしました。
さて私、ブックアテンダントのかななんですが、こんな感じですね、インスタグラムで本の紹介をしています。
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この活動のほかにも小さな曲がり書店をしています。福岡県福岡市中央区谷1丁目にありますフスクコーヒーさんの一角をお借りして本を並べています。コーヒーの香りの中、お気に入りの一冊に出会ってもらえたら嬉しいです。
それではブックスレディを読めた次回もお楽しみに。ご紹介する一冊があなたの暮らしの1ページになりますように。
07:29

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