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残る仕事も、残らない仕事も、どっちも大切。
こんにちは、ブックアテンダントのKanaです。
いつも、books radio yometaをお聞きいただきありがとうございます。
思い切って、女の子の応援官になるような番組に大幅リニューアルを加えてですね、第4弾目となります。
早いですね。はい、そんな今回ですが、books radio yometaでご紹介するのは、
リーチ先生、原田マハ長、衆営者官です。
はい、皆さんは、自分の仕事ややっていることに誇りを持てていますでしょうか?
実はですね、少し前までの私は、この手仕事というものに憧れすぎて、陶芸家さんとか、手で何か生み出す人ですね。
すごい憧れて、若干のヤキモチを焼いておりました。
だけど、この小説を読んで、書店員という仕事は、後に残るものという手で生み出すものではないんですけれども、
自分の仕事っていうのに誇りを持てるようになりました。
そんなですね、このリーチ先生、結構登場人物が多くて、まず誰をご紹介すればいいのか、ちょっと迷うんですけれども、
この場合ですね、題名にもなっているリーチ先生こと、バーナード・リーチでしょうか?
はい、ということで、リーチ先生ことバーナード・リーチのプロフィールです。
バーナード・リーチ、1887年1月5日生まれ、1979年の5月6日に亡くなられています。
彼はイギリスの陶芸家でもあり、画家、デザイナーとして知られています。
日本をたびたび訪問していて、白樺派や民芸運動とも関わりが深いです。
日本民芸館の設立にあたり、柳宗義に協力したということも知られています。
彼らの他にですね、濱田正治ですとか河合勘次郎、この辺りも日本民芸運動の有名どころですよね。
このリーチ先生にも出てきます。
この辺りが気になる方はですね、ぜひリーチ先生っていうこの小説の他にも、
バーナード・リーチ日本絵日記など本人が書いた日記も出ていますので、
詳しく知りたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
はい、こんな風に紹介してますが、ちなみにですね、私はこれ途中で挫折した苦い経験があります。
そこの本棚に刺さってるんですけど、これを機に読み直してみようかなと思ってます。
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はい、ということで本題に戻りましょう。
物語の主人公はですね、実は亀ちゃんっていうリーチ先生の助手にあたる男の子なんですけれども、
彼の存在はフィクションなんですね。
河合勘次郎とか濱田正治とか、実在の人物も結構出てくる小説なんですけれども、
この存在がフィクションの彼に私はとっても勇気をもらいました。
さっきも申し上げたように、私は結構手で何かを生み出す人っていうのにすごい憧れが強かったんですね。
この物語だとまさにリーチ先生なんですけど、この先生を亀ちゃんがバリバリ支えるんですよね。
もう結構こういう実力派の人って破天荒だったりすることが多いと思うんですけれども、
そのリーチ先生のかゆいところに手が届くというか、リーチ先生が活躍できるように亀ちゃんがすごいナイスアシストをするんですよね。
なので、この小説を読んだ時に、リーチ先生だけでは彼の作品っていうのは残らなかったのかもしれないって思うようになって、
リーチ先生が活躍するためには亀ちゃんが必要だったんだったら、亀ちゃんも一緒に作ったっていうことになるんじゃないかなっていう風に考えが変わりました。
そう思うと、私がやってる仕事っていうのも本屋さんですね、形は残らないかもしれないけど、
こんな風に誰かの仕事を残すこととか、こんな風に人の話を繋ぐことに繋がっていくかもしれないって思うようになってきました。
職人も芸術家も料理人さんとか私みたいな本屋さんとかも、そのほか全ての仕事っていうのは構成に繋がっていくんだ。
そう思うようになって、仕事っていうのもすごく誇りを持てるようになってきました。
手仕事で自分の作品を構成に残した人、それを支えた人、後者も前者と同じく作品を世に残したっていう風に言えるのではないかと気づかせてくれた一冊です。
そしてですね、ちょっと話は変わるんですけれども、この小説の私お気に入りポイントがもう一つあります。
実はこの小説の舞台は、私の住んでる福岡からほど近い大分県の日田市っていうところも出てきます。
ちなみにちなみになんですけど、さっき申し上げた亀ちゃんっていうフィクションのリーチ先生を支えたって男の子の両親は、私の故郷飯塚にほど近い小石原っていうところの出身で、ここも焼き物の里なんですけれども、それもなんか無性に興奮しましたね。
小説に、あ、この地名知ってるみたいな、ここ行ったことあるみたいなところが出てきたら、結構テンション上がりませんか?
はい、そんな日田なんですけれども、この小説にも出てくる御田、小さい鹿の田んぼって書いて御田って言うんですけれども、御田は九州でも有数の焼き物の里なんです。
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川を流れている水の力で陶土、焼き物を作るための土ですね、これを砕いてるんですよ。
未だにこの自然の力で、川の流れる水の力を使って石を砕いてるんですけれども、その砕く音っていうのがすごく心に染み入ります。
物語ではですね、ギーゴットンっていう風に、こんな風に表現されてる音が、今でもですね、日田に行けば本当に聞くことができます。
またですね、近くには三熊川っていう美しい川が悠々と流れていたりとか、古くからある喫茶店みたいなお店だとか、リベルテさんっていう素敵なミニシアターがあったりして、
私結構本当に日田大好きなので、こんなコロナの世の中になる前は半年に1回ぐらい行って、映画見て、ぼーっと三熊川見て、
日田焼きそばっていう焼きそばも有名なので、食べてっていう旅が大好きだったんですけど、今ね、ちょっと行けないので、また行ける日を楽しみにしてます。
こんな感じでね、私本当に日田大好きなので、話し始めたら止まらないので、今日はこの辺で強制終了ということにします。
残念ですが。
はい、ということで最後ちょっと日田の話に逸れちゃいましたが、いかがでしたでしょうか。
今回は原田マハチョ、リーチ先生という一冊、イギリス人陶芸家の美と友情に満ちあふれた生涯を描く感動のアート小説をご紹介いたしました。
さて私、ブックアテンダントのかななんですが、インスタグラムでも本の紹介をしています。
よめた、yome.taで探してみてください。
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はい、そして小さな曲がり書店もしています。
福岡県福岡市中央区谷1丁目にありますフスクコーヒーさんの一角をお借りして本を並べています。
コーヒーの香りの中、お気に入りの一冊に出会ってもらえたら幸いです。
それではブックスレディを読めた次回もお楽しみに。
ご紹介する一冊があなたの暮らしの1ページになりますように。
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