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起立!気をつけ!礼!着席!
books radio yometa、お相手は私、ブックアテンダントのKana先生です。
はい、そうなんです。つい先日、福岡天神大学で講義をして参りました。
この天神大学とは、いわゆる学校教育法で定められた正規の大学ではなく、障害学習を推進する団体なんです。
福岡の街に埋もれている歴史や、なかなか知られていない名人、違う角度から見た面白い情報、
また、めったに出会えない街の先生たちなど、福岡天神大学は、この街のすべてを授業に、という障害学習を目的にコミュニケーションが広がっているプロジェクトなんです。
そんな福岡天神大学で、私が講義した内容とは、仕事について。
今回は、その講義のこと、そして私の仕事に関する気づきを与えてくれた一冊の本をご紹介しましょう。
今回ご紹介する一冊は、「平野圭一郎著 私とは何か。個人から文人へ。」です。
まずは、平野圭一郎さんのプロフィールをご紹介しましょう。
オフィシャルサイトからの情報です。
小説家、平野圭一郎。1975年、愛知県釜小里市生まれ、そして北九州市出身です。
そう、ここ福岡のご出身なんですね。
そして、京都大学邦楽部をご卒業されています。
この邦楽部を出て小説家になった方、多いですよね。
例えば三島由紀夫さんは、東京大学の邦楽部卒業。
他にも石原慎太郎さんや、居坂幸太郎さん、桐野夏夫さんなど、大勢いらっしゃいます。
法律と小説には何か共通点があるのでしょうか。
話を平野さんに戻しましょう。
1999年、京都大学邦楽部在学中に文芸史伸長に登校した日食で、第120回芥川賞を受賞しました。
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当時かなり話題になりましたよね。
この日食は40万部のベストセラーとなります。
ただ、人にもよるかとは思うんですけれども、かなり難解な文章で、なかなかページがめくることができなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、平野さんの作品は、作品ごとに変化する多彩なスタイルなんです。
その後、ドーンや、マチネの終わりに、これは映画化もしてましたよね、など発表されています。
最新作のある男は、本屋大賞にもノミネートされていましたよね。
そんな平野さんのエッセイ。
私とは何か。個人から文人へ。
嫌いな自分を肯定するにはどうしたらいいのか。
また、自分らしさっていうのはどうしたら生まれるのか。
他者との距離をいかに取るか。
恋愛、職場、家族。
人間関係に悩む全ての人へ送る一冊となっております。
実は私も人間関係に悩んでいた時期があった時に読んだ一冊なんですけど、
もうこの人間関係のモヤモヤってない人はいないと思うんですよね。
そんな方の解決の糸口なる一冊だと思いますので、ぜひ皆さん読んでみてください。
今回は特に私かなが感動した仕事についてのお話を紹介したいと思います。
平野さんによると森養害は仕事を仕事と書いたそうです。
同じやないかいと思われたと思うんですけど、
そうですよね。ラジオだとちょっとお伝えするのが難しいので意味でご説明します。
仕事というのは使えることの仕事ではなくて、
自らが意思を持って成したことすべてであるという解釈なんですね。
ためって書く方の仕事です。
私はこの表現にものすごく感動して、
人生はすべて私の仕事なんだな、成したことなんだなっていうふうに思うようになりました。
お金を稼ぐこととか経営することは苦手で独立の道を選ばなかったとしても、
生きるための仕事の時間以外を使って何をするか、
身の丈にあった自分と向き合った仕事を成すことをする。
例えば私だったら書店員をしながらこのラジオでお話ししてみたり、
曲がりの本屋さんをやってみたりということです。
お金を得る仕事と喜びを得る仕事、
どっちも大切な自分の仕事だと思っています。
平野圭一郎著 私とは何か 個人から文人へ
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小説と格闘する中で生まれた目から鱗の人間感に触れてみてください。
いかがでしたか?
今回は平野圭一郎著 私とは何か 個人から文人へをご紹介しました。
福岡天神大学では、自分の時間を自分の大切なことのために使うことと題して、
仕事を続けながら好きなことやりたいことを始めるコツについてお話ししてみました。
興味のある方はノートに詳しく書いていますので、ぜひ探してみてください。
ノートの検索のところにブックアテンダントという風に入れていただけると、
簡単に見つかると思います。
さて、そんな私、ブックアテンダントのかななんですけれども、
ノート以外にもインスタグラムでも本の紹介をしています。
yome.taで探してみてください。
フォローやいいねもしていただけると嬉しいです。
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そして、小さな間借り書店もしています。
福岡県福岡市中央区谷1丁目にありますフスクコーヒーさんの一角を借りして本を並べています。
コーヒーの香りの中、お気に入りの一冊に出会ってもらえたら幸いです。
それでは、ブックスレディを読めた次回もお楽しみに。
ご紹介する一冊があなたの暮らしの1ページになりますように。