1. ゲーム ぼやきアーカイブ
  2. Log #18 やれ、いぶかしき御阿..
2024-08-31 1:00:16

Log #18 やれ、いぶかしき御阿礼の儀 — 祇(くにつがみ):Path of the Goddess — ※ネタバレ

前回に続いて「祇(くにつがみ):Path of the Goddess」、その物語の自分なりの解釈をつらつらと話しております。いやー、今作結構じわじわくる物語というか、バックボーンがあるような気がしますよ。 当然のごとくネタバレしていますので、未プレイでの視聴はご注意くださいね。
【サマリー】
・穢れとは何か
・宗とは何者か
・世代とは何か
・禍福山システム
・真のラスボス、真のエンディング


話し手の X a.k.a. Twitter: kunugi78 (クヌギ)
感想・お便り等ありましたら、こちらからどうぞ。
https://forms.gle/pYuVogZYGThh14kh6
#ぼかいぶ #祇 #くにつがみ


BGM: 精霊の賛歌 / オリジナル・サウンドトラック 「ダイナソア ~リザレクション~」 FOUNTAIN OF LOVE / イースI&IIクロニクルズ オリジナルサウンドトラック (Copyright © Nihon Falcom Corporation)

一部音声: VOICEVOX Nemo

00:00
ぼやきアーカイブ、Log No.18 やれ、いぶかしき御阿礼の儀。再生開始。
はい、お疲れ様です、クヌギです。
えーと、今回も国津神の話をしていきたいんですけど、前回に続けてね。
前回聞いてない方は、そちらを先に聞いていただいた方がいいと思いますが、今回はネタバレ込みで色々物語というか、設定について話していきたいと思っております。
何を喋るかって話なんですけど、話の感想というよりは、解釈ですかね。
これプレイした方ならわかると思うんですけど、はっきりとストーリーがね、腑に落ちる感じのものではないんですよね、この作品。
え?って思ったんじゃないかなと思います、エンディングを見た方は。
これどういうことなの?みたいなね。
俺もそう思ったんで、それで自分なりに考えてみて、こういう話だったのかなみたいな結論を話してみようかと。
なので、あくまで俺の解釈なんで、感想なんで。
これが正解ってわけではないと思うし、間違ってるかもしれないし。
ただね、ちょっとね、検索しちゃったんですよね。
そしたら、まあ大体、やっぱ似たようなことを感じるもんなんだなっていうのもわかったんで。
まあだったら、いいかなって。いいかなって言うのもおかしいけど。
じゃあ、あえて俺がここで喋ることもないじゃん。
喋る必要ないじゃんっていうふうに思ったりもしたんだけど、
まあそれはそれとして、喋りたいから喋るっていうのがこのコンテンツというか、そもそもこのポッドキャストを始めた動機でもあるので、
まあいいか、喋っちゃおうよっていう感じでおります。
はい、じゃあ始めましょうか。
まあカプコンから出たね、国津紙。
えっと、2024年の7月19日に出たタワーディフェンスプラスアクションのゲームなんで、
このゲーム内容については前回いろいろ俺なりに喋りました。
なので、プレイしてない方は是非ともプレイしてほしいし、
当然この先ネタバレを含んだ話をしますんで、聞きたくない方はもうこの辺でちょっと止めていただいても結構です。
03:02
最初のうちはゲームの序盤で描かれていることを主に話すと思うんで、
まだそこまで致命的なネタバレではないと思いますが、
中盤以降の話をするにあたってはちょっといろいろね、クリティカルな内容になっていくかと思うんで、
まあその時にまた改めて警告をしますけども、
まだ聞いてても大丈夫だけど、全く知らないところから楽しみたいという方はこの辺で止めていただいて、
一通りクリアしたらまた聞いていただくでも全然OKです。
さてじゃあ国津神の話、ストーリー関連の話をしたいんですけど、
まずね、3つの問題があるかなと思ってます。
3つの問題というか3つの疑問という感じですかね。
国津神をプレイして頭に浮かんだ疑問ということですね。
まず一つ目ですね。一つ目の問題。
前回も軽く説明しましたけども、国津神は異国と呼ばれる妖怪のような存在に怪我されてしまった
カフクヤマという山、地方って言っちゃっていいと思うんですけど、が舞台となっています。
カフクヤマの山神に仕える巫女であるヨシロとその森人であるソウは、
このカフクヤマに存在する集落を一つずつ、怪我れてしまった集落を一つずつ解放して、
最終的に山頂に登って、その妖怪の親玉を退治しなければならないという展開になりますね。
これも前回説明したことですけど、これをゲームの作中では汚れ立ちの祭祀と呼んでいます。
ゲームの目的はそもそもこれなわけですね。
汚れ立ちの祭祀を無事に取り行うこと、無事に完遂することがゲームの目的になります。
そもそもこのカフクヤマが汚れてしまった、
ちなみに汚れって漢字で書くと汚れっていう漢字を書くわけじゃない。
漢字で書く字の汚れの方ですね。
前に説明が思い浮かばなかったんだけど、
俺の好きなホラー映画で、いきなりホラー映画の話になるんですけど、
残画っていう映画があるんですけど、その残画の絵っていう字がまさにこの汚れの字ですね。
だから多分に関連的な汚れというか、けがれ。
説明できてないな。
06:01
検索してみてください。
ちょっとごめんなさいね。
話を戻して、このけがれとは何かってことですね。
これはつまり一般的な意味というよりも、
このゲームの中で国津神の世界の中でのけがれって意味ですね。
これについては国津神冒頭、ナレーションが流れるんですね。
ナレーションとかテロップの中で語られています。
それをちょっと引用したいんですけど。
どっかにメモ。
山の恵みを受けた人々は、さらなる豊かさを求め、
その底のない欲はけがれた山神の賢賊、異国を目覚めさせ、
百異野光の群勢となって押し寄せた。
っていうナレーションがあるんですね。
これが百異野光の群勢となって押し寄せたっていうのが、
つまりカフクヤマに妖怪どもが押し寄せてきたってことを言うんですけど、
今の文の中の、さらなる豊かさを求め、
その底のない欲はって一文がありますよね。
だからこれがけがれの元なんでしょう。
これがけがれって言っちゃっていいのかもしれない。
なので今作は、いわゆる一般的なゲームで、
街が魔物に襲われたからそれを取り返すぜみたいな、
明らかにヒロイックな話ではないということが、
ここからわかる気がします。
人々の欲が化け物を呼び寄せた。
けがれを呼び込んだっていうふうに、
ナレーションではっきり明言してるわけですね。
このナレーションを聞いた時点で、
俺はなんとなくもののけ姫を連想したんですね。
もののけ姫って、
改めて説明するまでもないと思うんですけど、
スタジオジブリ製作で宮崎駿監督作品の
アニメ映画のもののけ姫のことですね。
結果としてもののけ姫のネタバレを若干しちゃうんですけど、
まあいいよね。大抵見たよね。見たことありよね。
ちょっとこれ許していただきたいんですけど、
もしどうしても気になるんだったら、
ちょっとの間耳を塞いでてほしいんですけど、
もののけ姫がどんな話だったかってことなんですけど、
これもあくまで俺の印象の話でしかないんですけど、
もののけ姫って、あのエンディングからして、
環境破壊、自然破壊、良くないよね。
自然を大切にしなきゃね。
っていう話でしたか?っていうことなんですよ。
終盤、しし神様にね、あのでっかいね、
あれに叱るべきものをお返しして、
その怒りは静まったように見えるけど、
09:02
あの騒動で失った森新民は元通りになるのかな?
なるのかもしれないけど。
なったとしても、そういうことが言いたい物語だったのかな、
もののけ姫ってっていうふうに俺は思ってるんですよ。
あの作中の中で、たたらば、なんだっけ、
なんかそんな場所が出てきますよね。
あの、あれですよ、田中芳子が声を当ててる、
かっこいい女の人がリーダーになって、
なんか拳銃みたいなの作ってるじゃないですか。
拳銃っていうかひなわじみたいな。
なんか静鉄錠みたいなところが出てきますよね。
あれは、作中では銃を作ってたかもしれないけど、
まぁ銃だけではないでしょ、おそらく。
まぁ鉄ですからね。
あれは人の生活に必要なものなんですよ、
静鉄錠、たたらば。
で、あれを維持するにはどうしても自然を破壊しなければならない
みたいな場所ですよね。
つまり、自然を壊してとか、自然を征服して、
生活を豊かにしてきたのが人間だよねっていうことですよね。
人の業というか。
これは、だからまぁ自然は確かに大切にはしなきゃいけないけど、
その一方でそういうことをしなきゃ、
人間の今の生活って成り立たないよねっていうような、
ある意味どうしようもないよねってことなんじゃないかなと思ってます。
で、2つ目の問題なんですけど、
ソウとは何者かっていう話です。
ソウ、だからつまり主人公ですよね。
プレイヤーキャラクターのことです。
で、俺は最初に今作国津神は体験版をプレイして、
それがすごい面白かったんで製品版を買ったんですけど、
製品版を遊ぶまでは単に、
このソウというキャラクターは、
巫女であるヨシロさんのお月の人というか、
ボディーガード的な位置なんだな、
そういうキャラなんだろうなっていうふうに思ってました。
これは間違っちゃいないっちゃいないんですけど。
そう思ったのは単純に体験版には、
本当に序盤のステージの部分しか収録されてなかったんですよね。
ゲームの遊びの部分、実際にこんな感じでステージを、
昼と夜を繰り返してこんな感じで進んできますよ、
そんな感じで遊べますよみたいな、
そういうものだったんですよ体験版って。
なので冒頭のさっき言ったナレーションだったりとか、
カットシーンみたいなものは、
一切収録されてなかったんですね体験版に。
実際に製品版をプレイして、ちょっとびっくりしたんですよ。
12:01
ソウはある意味ボディーガードっていうのは間違ってはいなかったんですけど、
プレイした人みんな思うと思うんですけど、
人じゃないですよね。
明らかに人ではないんですよ。
ゲーム冒頭で何が描かれているかというと、
カフクヤマがけがれに襲われました。
妖怪の大群みたいなのがドワーって押し寄せてきました。
吉野さんが神様的な何かに、
おそらく山神様なんでしょうね。
助けを求めている。
踊りのような、
手で陰を組むような仕草をして、
助けを求めているみたいなシーンがあります。
その結果、変な和風な魔法陣みたいなものが出現して、
そこからポーンと飛び出してきたのがソウなんですよね。
人っていうか、
若干式神的な召喚、
悪魔の召喚みたいな、
メガテン好きだからメガ天皇みたいな感じの発想をしちゃうけど、
そういう頂上の存在なんですよ。
明らかにソウだと思うんですよね。
これはちょっとびっくりしましたね。
なのでプレイしている途中、
これ何なのってずっと思ってました。
ソウ、お前は一体誰なんだっていう感じでプレイしてました。
これ結局誰なんだっていうのは後でお話しすることにはなると思うんですけど、
前提として話を忘れてました。
これ前回も話を忘れてなかったのかな。
今作国津神では、
登場人物のほとんどが面をつけているんです。
お面ですね、マスクですね。
マスクって言っちゃうと今、
口の部分だけ隠すマスクみたいなんですけど、
要するに顔を隠すお面ですね。
国津神、村人がたくさん出てくるんですよ。
村人を助けて、
転職させて一緒に戦ってもらわなきゃいけないから、
村人たくさん出てくるんですけど、
その村人も全員お面をつけてます。
どうやら設定的には、
かふく山ではお祭りの時期になると、
ずっとお面をつけて過ごすという風習らしいです。
そういう設定ですよね。
設定の都合というか、
ゲーム開発の都合なんじゃないかという気もしますけど、
そうはあまり突っ込まないでおきましょうかね。
プレイヤーキャラクターの僧も面をつけてます。
ただ、村人の面が、
顔の前の部分だけを隠すようなお面なんですけど、
僧のお面は、
ほぼ頭全体が隠れるようなお面になってます。
だからこれはフルフェイスのマスクみたいな、
15:02
プロレスラーがかぶるようなマスクみたいなね。
そんな感じになってるんですよ。
実際にそうやってかぶってるのか、
何なのかは分かんないですけど。
うまく説明できてないかもしれない。
公式サイトで見てみてください。
明らかに顔全体をお面で覆われた、
不思議な武者みたいな人が出てるんで、
こいつがそうだなっていう。
分かると思います。
唯一面をつけてない人物がいて、
それが吉野さんですね。
だから巫女です。
それは面をつけてない。
そういう感じになってますね。
これ前回説明し忘れた感じでね。
ジョイっとかなきゃなと思いました。
3つ目の問題ですね。
ここからだいぶ革新的な部分に入ってきますんで、
今までなんとなく聞き始めちゃったけど、
やっぱり国津神の物語の深いところは知りたくないよって人は、
ここでちょっと聞き換えてください。
大丈夫ですか?
続きますよ。
3つ目の問題です。
吉野とは何かっていう問題ですね。
巫女なんですけど、
巫女と呼ばれてますけど、
正確にはこの花福山における巫女とは、
何をする役職なのかってことですね。
国津神、今作はロアというか、
フレーバーテキストみたいなものが存在します。
よくエルテンリングとかで、
アイテムの説明欄とかそういうとこで、
いろんな世界設定を見させるみたいなことをやるじゃないですか。
あれに近いことを国津神でもやっています。
そこに巫女の説明が書かれてますね。
そこにはざっくり言うと、
人と神の間を取り持つものみたいな記載がされてます。
でもこれ自体は、
我々がイメージする巫女のものと、
そう書き離れてないというか、
まあまあ近いんじゃないかなと思います。
ただそういうフレーバーテキスト的な資料の中に、
ひとみごくうっていう単語が出てくるんですよ。
ここでね、ん?って思うと思うんですけど、
ほとんどの人が、
おや?って思ったと思うんですけど、
まあそのね、
嫌な感じ、不穏な感じを受け取ったと思うんですけど、
その通りの展開が待ってるわけです。
ゲームの中盤あたりかな。
花福山の集落を、
穢れを浄化しながらあちこち巡るわけですよ。
吉野とそうね。
このゲーム、前回も言ったかな。
ところどころ中ボス的な存在がいて、
18:00
それも倒しながら、
集落を浄化しつつ進んでいくんですけど、
この辺でね、普通のプレイヤー、
まあ俺もそうでしたけど、
巫女は穢れを浄化しているんだと思ってました、俺は。
まあ何言ってんだって話ですけど、
例えば火事が起きたら水かけますよね。
そうすると火は消えるじゃないですか。
まあそういう感じで、
消滅するもんだと思ってたんですよ、穢れっていうのは。
でも実は違うんだっていうことが、
徐々に明らかになっていくわけですよ。
ゲームを進むにつれて。
ある特定の段階で、
もう明らかに吉野さん、巫女ですね。
だんだん体調を崩していきます。
姉妹には自力で歩くこともできなくなります。
その頃から、
彼女の体には石というか、
結晶のようなものに覆われていくんですよ、体自体がね。
だからもう足が動かなくなっちゃって。
だから歩けなくなっちゃうんですね。
こういうのが途中で挟まれるカットシーンで描かれます。
つまりこれがどういうことかというと、
ボス戦をやった時に、
よく見てるとわかるんですよ。
ボス戦をやった時というか、
ボスを倒した後。
つまり巫女は汚れを、
例えば清水をかけて悪魔を払うみたいなことじゃないですけど、
聖なる力みたいなもので、
汚れを消滅させていたわけではなくて、
自分の体に掃除機のように吸い取っていたわけですよ。
吸い取った汚れは、別に消えるわけじゃなくて、
ずっと巫女の吉野さんの体の中に蓄積されていって、
その結果、石のようになっていく。
だんだん体が動かなくなっていくということなんですね。
それをプレイヤーは途中で知るわけです。
そんな話だとは思わないじゃん。
なかなかにガツンとくる展開で、
そういうことなの?ってちょっとね、
この辺からニアーな感じがたどり着き始めるんですけど、
このゲームをプレイしててね。
ちょっとここで急に余談なんですけど、
あるゲーム作品を、
俺はここで思い出しました。
なんかこんなのあった気がするっていう感じで。
昔、Wiiでパンドラの塔っていうゲームがあったんですよ。
ゲームシステムとしては、
はっきり言ってしまえば、ゼルダの伝説みたいなアクションRPGです。
パズルアクションRPGというか、そんな感じの作品なんですけど、
これ結構面白かったんですよね、当時。
これの設定がですね、呪いにかけられたヒロインを助けるために、
主人公がダンジョンからモンスターの肉を調達するってやつなんですよ。
21:02
調達した肉をヒロインに食べさせるんですね。
なんでモンスターの肉を食べさせないといけないかっていうと、
そうしないと彼女の姿が呪いでね、だんだん変な風に変わっていくんですよ。
まさにモンスターみたいな姿になっていっちゃうっていう、
若干悪趣味な感じのゲームだったんですけど、
これ面白かったんですよね、結構ね。
だんだんずっと肉を与えてないと苦しそうな様子になったり、
肉を食べる様子が、ヒロインの女性が、
肉を食べさせてるんだけど、やっぱりちょっとおかしくなってるっていうか、
あれ?これ大丈夫なの?っていう。
このまま食べさせてて大丈夫なの?みたいな展開になってくるんで、
是非とも機会があったらやっていただきたいんですけど、
でもWiiだからな。難しいよね、今遊ぶとしたらね。
まあ機会があったらやってみてくださいみたいな感じです。
以上、余談でした。
話を国津紙に戻しますが、
最終的にその巫女のヨシロさん、
その穢れをどんどん吸い取って、吸い取って、
掃除機みたいにね。
吸い取り続けたヨシロさんがどうなってしまうかっていうと、
ラスボスを倒しました。
結果として全ての場所を巡って、
全ての穢れを吸収して、
カフクヤマは元の姿に戻りました。
なんですけど、ヨシロさんはその結果完全に石になってしまいます。
石像になってしまいます。
これでエンディングです。
おい!
みんな俺も思いましたけど、なんとかなるんじゃないんかいと。
全プレイヤーがそう突っ込んだと思うんですけど、
なんともならないんですよね、これね。
で、その石像にね、石になってしまったヨシロさんは、
山頂にあるやしろみたいな神社みたいなところにある祭壇があるんですけど、
そこに飾られて、その前に村人たちが座ってて、
みんなで神戸を垂れているというシーンで、
エンディングなんですよ。
なんじゃそりゃって話ですけど。
ちなみにこのエンディングで、
石像になったヨシロさんが祀られた祭壇があるんですけど、
これね、ゲームの序盤、オープニングにも出てくるんですよ。
で、そのオープニングの時点でも、祭壇の上には何か乗ってるんですよ。
はっきりと映んないんですかね。はっきりと映んないんですけど、
24:00
石像っぽいものが映ってるんですよ。
これなんだって話じゃないですか。
これでこれですよ。最悪ですよ。
何をテンション高めに喋ってるんだって話ですけど、
おそらくこのカフクヤマでは、
同じ儀式、その穢れ立ちの祭祀っていうことを何回もやってるんですよね、これね。
きっと。
そうすると、この祭祀、儀式が何なのかがぽんやり分かってくる気がしませんかって感じですよ。
つまり、何年周期か分からないけれど、
カフクヤマでは定期的にこの穢れが蔓延すると。
で、この百鬼夜行、百鬼夜行じゃなくて百鬼夜行なんだ、
ゲーム内の用語としては正しいみたいですけど、
それが起こって妖怪どもが押し寄せてくると。
で、その度に穢れ立ちの祭祀というものをやってきたと。
じゃあその穢れ立ちの祭祀っていうのは何なのかっていうと、
巫女が自分の命を懸けてカフクヤマのすべての穢れを吸い取ることです。
で、吸い取った結果石像になるっていう、そこまでが予定調和。
予定調和って言い方おかしいけど、そこまでが儀式なんですよね。
で、石像になってしまった巫女は最終的に毎度毎度祭壇に祀られて、
村人からありがたやーありがたやーと、
巫女様のおかげでまた平和に暮らせますーと拝み倒されるっていうことですよ。
さっき人見悟空という単語を出しましたが、
つまりこのことですよね、はっきり言ってしまえばね。
これって現代ではなくなったとはいえ、かつてありましたよね、日本でね。
促進物ですよ。
あれもお坊さんが自分で死を選び、
まあ本当に自分で選んだのかどうかちょっとね、あれ何かもしれないんですけど、
まあ要するに生きてるうちに、生きながらにしてミイラというか促進物になったものを、
人々はそれに合わせて手を合わせるわけでしょ?
ありがたがるわけでしょ?
これと同じですよね。
途中のカットシーンでもね、なんか嫌な感じをしたんですよ。
つまり吉野さんがだんだん赤化していって歩けなくなっちゃった、
みたいなところがカットシーンで描かれるんですよね。
で、その時ちょっと辛そうな吉野さんを見て、
周りにほら村人も僧もいるわけですよ。
そこで村人が、
まあセリフないんでわからないんですけど、
そういう仕草をしてるのかなとも思えるんだけど、
なんかちょっと嬉しそう、
嬉しそうなふうに俺には見えたんですよ。
なんかありがてえ、ありがてえな、
27:00
みたいな感じで、
だから石になる、この巫女様が石になることで村が元に戻る、生活が元に戻る、
石になるんですよね。
そういう意味で、
だから、
生活が元に戻る以前の平和な暮らしができるってことだから
まあありがてありがとうございますっていうことだったのかもしれないな
そのカットシーンの村人のリアクションっていうのはね
なんだかね冷たい気もしますけど
なんかねそういうことなのかなとか思いましたね
なんかちょっとムナクソ悪い気もしますけど
だからまあそういうのも含めて
一連のゲーム内でやっていたすべてのことが
穢れ立ちの祭祀そのものなんだろうなっていう感じがしました
でそのカットシーンで
村人と一緒に僧もその場にいるわけですよね
当然ね僧はだって御子を守ってるわけだから
御子を守ってるんだけど
その石になりかけた吉野さんに対して
僧はノーリアクションなんですよね
歩けなくなったんだからこう
手を貸すなりなんなりするのかなと思ったんですけど
何もしないんですよ
ただなんか見守る
見守ってすらいるのかちょっとよくわかんないけど
でまあ俺はそのねプレイ当時初見
プレイ当時助けないの?
森人ってそういうもんなのって思ったわけですよ
ボディーガードなんでしょ
なんか御子を助けるためにいるんじゃないのと思ったんですけど
まあなんかね意味深というか示唆的ですよね
だからもうそうなることは当然なんだから
別になんか助けるとかそういうことじゃないみたいなね
やな感じですよねこれもまだねちょっとね
でここで2つ目の問題に戻るんですけど
僧とは何者かっていう話でしたね
これさっきも言いましたけど
吉野さんが冒頭でその和風の魔法陣的な何かを使って
召喚した存在です僧ね
これも作中のフレーバーテキストでは
山神の犬族っていう形で説明されてるんですよね
犬族っていうと何なんだろうね
仲間って意味もあるんでしょうけど
30:00
どちらかというと死者というか家来というか
まあそんな意味合いもありますよね
ここからまたエンディングの話になっちゃうんですけど
吉野さんは不思議な場所にいます
自分の体はもう石になっちゃってるんですけど
なんか変な精神世界あの世というかね
彼岸というかね
なんかそんな場所にいるわけですよ
ちょっときれいな場所にいるんですけど
そこに僧が現れます
その時に僧のお面が取れるんですよね
取れるんですよ
でそこの僧のお面の下から出てきたのは
女性の顔でした
僧はね女性だったんですよ
ここでね俺はちょっと最初の印象としてはメトロイドかよ
と思ったんですけど
ねえ思うでしょ
みんな思わないかなメトロイド
メトロイド展開かよ
これと思った
あの一応説明しますけど
まあちょっと例えが古いくて申し訳ないんですけど
メトロイドシリーズありますよね
任天堂のね
であれの主人公サムスアランって女性ですよね
これは有名だと思うんですけど
今となってはね
あの金髪の女性ですよね
でもあの俺がメトロイド遊んだのは
まあ今に至るまで第一作だけなんですけど
ファミコンで出てたメトロイドですね
あれね当時びっくりしましたよ
だってサムスアランっていう名前は明らかだったけど
まあその名前からしてねちょっと男性っぽいしね
実際グラフィックというかビジュアルとしては
なんかあのね決対なスーツ着てるでしょ
わかんないんですけど
そんなんじゃでもあのメトロイドね
エンディングでスーツを脱ぐんですよね
確かあれなんだっけ
あれ時間ですよね
確かねゲームスタートからクリアまでの
トータルのプレイ時間みたいなのが確か関係してて
早ければ早いほどいいんだったかな
すごい時間かけてクリアしちゃうと
全くスーツ脱がないんですよね
エンディングでこうなんかこう
仰立ちみたいな感じでサムスが映るんですけど
そこで早くクリアするとスーツが脱げるという
スーツが脱げるっていうと
なんか若干オイロ系要素みたいな感じに思えるけど
まあでも実際そういう要素でもあったのかな
俺はねあれですかね
スーツ全身を脱ぐまでは行かなかったな
無理でしたね当時の私の腕では
ヘルメットを取るまでは行ったんですよ
だからヘルメットを取って
その長い髪がバーってね出てきて
あああの人だって思った覚えがありますね
当時ね当時が緊張だったんですけど
はいまあそのメトロイドの話はまあいいとして
33:03
その仮面を取った層は女性でしたと
誰なんだって話ですね
詳細は分からないです
はい説明ないから
説明ないんですよね
この辺がねちょっとね気になるところでもあるんですけど
で最初にね女の人だって思った時
俺は最初なんかヨシロさんと
同じ顔をしているように見えたんですよね
だからその時はこれ何
自分だったもう一人の自分だった的なオチですか
ちょっと思ったんですねフィレモンか
普通に普通に他作品の単語を急に出すなって話ですけど
あのフィレモンってのはね
ペルソナシリーズ初期ペルソナシリーズに出てくる
なんかキーパーソンみたいな人物ですね
あの必ず相手と同じ顔をしている
あの仮面をかぶった謎の人物ですね
すいませんねはい
でフィレモンはいいとして
最初はヨシロさんと同じ顔をしてるのかなって思ったんですよ
そうはねなんだけどよくよく
まあぶっちゃけ何回かエンディング見て
あれこれなんかヨシロさんじゃない気がするって思いました
最終的にはなんかねちょっと目が違う気がする
あと髪型も少し違う
まあ似てると言えば似てるか
まあでもやっぱ違うかなっていう
だからまあおそらく別人
まあおそらくというか普通は別人と思うよね
同一人物っていうふうに思っちゃう
俺の方がおかしいのかもしれないけど
で素顔を晒したソウはそのまま消えちゃうんですよね
ふーっとなんかこう霧のようにキラキラキラーってなって消えてしまいます
でヨシロさんの手には
そのソウが被っていた面が残されます
はいそこでシーンが変わりまして
平和になった格布山の姿が映りますと
でなんかねさっきも見ましたけど石像となったヨシロさんが祭壇に祀られて
みんなはそれを拝んでいると
集落は平和になりましたと
壊れてしまった街並みを大工が楽しそうに作業してますと
で村の再建も進んでいるような風景が映るんですけど
その中で数人の村人が立ち話ししているところに
一人少女が駆け寄りますと
村人の方にねまあまあ何を言ってるのかわからないですけど
私も混ぜてって言ってるのか駆け寄っていくわけです
で当然村人もさっきの大工さんもお面をかぶってて
でその女の子もお面をかぶっていたんですけど
その面が途中で落ちてしまいます
その落ちたお面も気にせず少女はそのまま
36:03
村人と世間話的なものをしているなっていうシーンですね
ちなみにその少女がつけていたお面は狐の面です
村人の面はなんかね普通の普通じゃないな
普通じゃないんだけどなんか独特の
みんな同じ面をつけてるんですよね村人の人たちって
厳密に同じかどうかわからないけど
ほぼ同じようなデザインの面をつけてます
その中で少女だけは狐の面をつけてるんですよね
まあこれもちょっとね怪しいっちゃ怪しいんですけどね
そういう平和になった風景で面を落とした少女が
村人と楽しそうに喋ってます
その様子を離れた場所から一人
謎の人物が見守っていました
でまあその人物誰なのかわからないんですけど
足元だけが映ります
その足元は僧の姿にそっくりでしたと
そういう感じでエンディングが終わります
まさかねちょっとねエンディング全部
口頭で説明することになるとは思わなかった
だからもう完全にあのプレイ
もしねプレイしたことなくて聞いてる人はもう
完全にこれでもうオチがわかっちゃったわけですけど
この辺のねカットシーンの演出は
個人的にはちょっと上手いとは思いました
セリフはやっぱり一切ないんですよ
ないんですけどやっぱ伝わりますよね
吉野さんは石像になってしまいました
つまりまあ死んでしまいました
お面を落とした少女はおそらく
次の巫女になる予定の人物だろうなっていうことは
なんとなくわかるんですよね
なんとなく察することができると思います
特に彼女のつけてたお面が狐ですから
狐っていうのが若干妖怪ってあったりとか
大稲荷様とかね言いますから
人間よりもあちら側に近い人物でしょ
あちら側ってなんだったんですけど
神様とかそっち側に近い一人いるっていうことで
おそらく彼女が次の巫女だろうってことは
多くの人がそう思うと思いますよなんとなくね
で消えてしまったと思われていた僧も
一応まだ健在であると
次の巫女を見守っているっていう感じですね
これがエンディングのカットシーンで表現されたことなんですけど
消えたと思っていた僧なんですけど
実際には消えてない
でも消えてないんじゃなくて消えたんですよね
厳密にはねちゃんと消えたんだと思いますあれ
前のシーンで描かれてたのは何だったのかというと
僧は姿を見せつつ消えて
39:01
でその代わり吉野さんの手には僧の面が残された
ってことはその僧の面を
おそらくその吉野さんが被ったとこですよね
多分ねだからエンディングの最後の最後で
狐の面を落とした少女を見守っていたのは僧なんだけど
厳密には僧の面を被った吉野さんっていうことになるでしょう
おそらくっていうね
ってことはですよ
今までプレイしてきてプレイヤーが
僧というキャラクターを操作してたわけじゃないですか
僧を操作すると別にダジャレが言いたくて言ってるわけじゃないですよ
事さら協調するんじゃないかとしてるけど
この僧は何なんだっていうと
これやっぱり先代の巫女さんなんだろうなって思うんですよね
さっきその僧は山神の眷属であるっていう説明が作中にあるって言いました
一方巫女である吉野さんもまだ山神様に使えるもの
捧げられたものでもあります
人見悟空としてね
ここがイコール限りなく近い存在っていうか同じなんだろうっていうことですよ
でそうなると中盤のさっきちょっと話したカットシーンですよ
石になりかけた吉野さんを村人はこうね
別に拝んではいないとありがたいやーみたいな仕草をする一方で
そう、何もしなかったと。
事さら助けるような素振りをしなかったのは、
知っているからって事なのかなっていう。
かつて自分が通ってきた道だから。
うふふふ。
ああ、そうだよね。なるよね。
あんなら、村人と同じように、
ああ、儀式は順調だね、ぐらいの事を 思ってたのかもしれないっていう。
で、最終的にエンディングではお役目を終えて
ね、巫女を守ってちゃんと
汚れを吸い取ってもらって石になったのを見届けて消えていった。
なんならちゃんとバトンを渡していったわけですね。はい。
お役目の第一段階は終了です。
じゃあ第二段階として次はあなたが
層の面をかぶって頑張ってくださいって感じで
バトンを渡して消えていったわけですよ。
で、そのバトンを渡された吉野が
次の層となっていずれまた起こるであろう
42:00
汚れの蔓延そしてまた行われることになる
汚れ立ちの再始が始まったときには
層として新しい巫女を守るっていうことでしょうね。
なんだこれっていう。
いやーね、この歪んだシステムは何でしょうね。
このムナクソ悪い。
まあ俺ムナクソ悪い物語は嫌いじゃないけど
にしたってね。
にしたってこれ巫女に負担をかけすぎでしょう。これね。
生きながらにして石像に従く死んでからもこき使うってことですよ。
どういうことだよって話ですよね。
本当にねムナクソ悪い話ってあれじゃないですよ。
でこれそもそもねさっきから巫女の名前吉野吉野って言ってますけど
漢字で書くとこれプレイした方は分かってると思いますけど
世界の瀬に代表の大と書いて吉野って読むんですよ。
でもこれ普通に読んだら吉野じゃなくて瀬大でしょ。
これもなんかね意味深っていうかなんかね
嫌な感じしますよね。
今の世代の巫女つまり今何かが起こったら
生贄になるのはあなたですよみたいな意味の名前に思えるんですよ。
もう悪趣味でしかねえよって思うんだけど。
なんかね今作ね俺の悪趣味解釈が止まらないんですよ。
でこの悪趣味がねカフクヤマシステムでずっと回ってきたわけですよ。
この社会はね。
なんかね誰かの犠牲の上に社会は成り立ってるみたいなさ。
そういう側面は何かねいつの時代もあるのかもしれないですけど。
なんかね胸クソ悪いなっていう。
なんかここまで今の言葉で自分で思い出しちゃいましたけど
先日ねアマプラで映画を見たんですよ。
これがねそんな映画でしたね。
今の今のっていうかまあ社会は誰かの犠牲の上に成り立っているっていうのを
最高に悪趣味な形で表現した映画でしたね。
これはまあお勧めはしないですけどね。
この映画の中で一番悪いのは
この映画の中で一番悪いのは
この映画の中で一番悪いのは
この映画の中で一番悪いのは
これまあお勧めはしづらいけど
まあ興味があったら見てみてください。
まあ言っておりますよ。
悪趣味な映画ですから覚悟はしてみてください。
でもまあそういうそれに似た感情をちょっとね
国津紙で覚えたっていうのは正直ありましたね。
さてこれと同じような気分になった人もいると思うんですよ。
45:05
いると思うんですけどここでね
開発側からありがたいメッセージがあるわけですよ。
エンディングを迎えたあなたに
2週目が遊べるよっていう。
そうなんですよ。
本作ね国津紙周回プレイができますと
そうきたかとそんな気はしていたと
正直思いましてこれね
2週目やった人がどれくらいいるのかわからないけれど
もう言っちゃいますけど
2週目ではエンディングが変わります。
これもある意味伝統じゃないですか。
カプコンですよね。
さすがカプコンじゃないですか。
2週しないとクリアできないっていうのあれですよ。
マカイムラですよ。
マカイムラメソッドですよ。伝統ですよこれね。
ちょっと笑いましたけど
国津紙ねゲームとしても好きなんで
キキとして2週目始めましたよ。
その2週目
ぶっちゃけそんなに難しくはないんですよ2週目。
ちょっと敵は強くなってます。
強くなっているんですけど
物語の展開としてはほぼ変わらないし
ただ最終戦だけ変わるんですよね。
1週目と同じラストボスが出てきます。
そいつもまたお前かって
また成敗しちゃうわって感じで倒すんですけど
そいつを倒すと真のラストボスとして
見たことない奴が出てきます。
ネタバレ全開でいきますけど
このラストボスが名前をソウジュと言います。
これ読み方はこれで合ってると思うんですけどね。
ソウというのはいわゆるプレイヤーキャラの
ソウと同じ字を書きます。
ジュは呪いのジュです。
字からすればソウの呪いですよね。
と読めますよね。
ラストボスの姿もまさにソウなんですよ。
ソウにそっくりなんですよ。
ソウが禍々しく化け物になったみたいな姿をしてます。
ちょっと思ったのは
これ明らかに女性的な体つきなんですよね。
これ何なんでしょうね。
ちょっと分かんないんですけど。
ソウもね、さっきも鞘師さんから言ってるように
要するに仙台の巫女なので
女性なんだと思うんですけど
これはあれなのかな。
ミスリードの一環なのかもしれないですけどね。
でももうソウジュに至っては
ソウが女性なのは分かってるだろうっていう
知ってるだろうっていうことからなのか
ミスリードする必要もなくなったのか
その辺の理由は分からないんですけど
明らかに女性的な体つきをしてるんですけど
完全にこいつやべえ奴だっていう姿をしてる姿っていうか
48:05
色が完全に妖怪異国側のカラーリングになってるんですよね。
こいつはソウジュがめちゃくちゃ強いんですよ。
物語の話をするつもりで喋ってるのに
全然違う話になってくる。
強くてね。
これ勝てないんじゃないかなと思ってプレイしてましたけどね。
このソウジュを倒すとエンディングです。
どんなエンディングかっていうと
一瞬目同様に
ヨシロさん、ほぼ石になりかけてるんですよ。
これが治ります。
パキーンって感じで
体中を覆っていた石みたいな
結晶みたいなものが砕けて
元の人の姿に戻るんですね。
嬉しそうに舞い踊った後
平和な世の中になりましたね。
みたいな形で終了です。
だからヨシロさん生きててよかったねっていう
ハッピーエンドだねって思うと思うんですよ。
俺も思いました。
でも個人的にはちょっと引っかかることもあって
そもそもこの2周目ってなんだって話じゃないですか。
つまり世界観とか世界設定的に
これは何を表しているのか
2周目ってのは何なのかって話ですね。
もちろん単に強くてニューゲーム的なね
メタ的なね
そんな設定とか関係ないよっていう
解釈もできると思うんですよ。
単にプレイヤーが2周目をプレイしたと。
開発側が1周目と同じ展開じゃ面白くないよねみたいな感じで
エンディングを変えてきたみたいな
そういう解釈もできると思うんですけど
でも個人的にはそうじゃないと思ってます。
じゃあこの2周目ってなんだっていうと
本当に次の世代なんだろうっていう。
1周目のあの出来事が終わった後に
また汚れが満員したわけで
そういう時代がまたやってきたわけですね。
それを表しているのが2周目なんじゃないかな
という風に思ってます。
カフクヤマシステムがまた後の時代に起動したわけですね。
となるとその1周目のエンディングで
次の巫女らしき少女
狐面の少女が出てきましたよね。
だから2周目はその少女が巫女になった時代
なのかもしれないし
もっと後の時代なのかもしれない。
彼女の時代は平和に終わったのかもしれない。
でもまたそこから何代か先
もしくは次の世代
そのどこかの時代で汚れが満員してしまった。
それを描いているのが2周目なんじゃないかな
と俺は思ってます。
となるとこの解釈にするとどうなるかっていうと
51:03
2周目で僧の役を務めていたのは誰か
2周目で僧の仮面をかぶっていたのは誰かとなると
1周目の吉野さんでしょ
そう考えたほうが展開が厚いんですよ。
俺の中ではね。
そう考えないと俺はちょっとね
座りが悪い気がするんですよね。
そもそもなんですけどこの2周目のエンディング
何を表しているのか
単に平和になった良かったね
それでもいいんですけど
その後にナレーションが流れたりとか
解放される絵巻
ロアですね。フレーバーテキストですね。
を見ると
それだけじゃないっていうか
ちょっとなんか違うのかなっていう気が
個人的にはしてます。
平和になったのは間違いないんですけど
でもある意味今までだって平和になってたわけじゃないですか
美子さんの犠牲の上にね
なんですけど
結果としてあの2周目のエンディングで描かれているのは
今までずっと続いていた
カフクヤマシステムの
カフクヤマシステムって名前になっちゃってますけど
あれがぶっ壊れたんですよね
ソウジュっていうのは
俺の解釈である意味そのカフクヤマシステムを
象徴する存在というか
ぶっちゃけて言うと
これまでずっと人々のために犠牲になり続けていた
美子たちの集合体なんじゃないかなって思ってます
個人的にはね。
で、2周目のあの時
今までは出てこなかったソウジュが
なんで出てきたのか
別にほらこっちから
出てくるように仕向けたわけじゃないじゃないですか
向こうから勝手に出てきたんですよ
ソウジュっていう存在がね
なんで向こうから出てきたのかっていうと
おそらく完全に私の想像、妄想ですけど
限界だったんだと思います
限界っていうか
要するに
美子たちをもう我慢できなくなってたんじゃない
っていう鬱憤が溜まって
今まで何回も何回も
かわいそうな美子の犠牲の上に
カフクヤマを元に戻してきたけど
もういい加減にしろと
ふざけんなと
これ以上美子を増やすくらいなら
じゃあもう今回の穢れ立ちの祭祀を
もうぶっ壊して
ぶっ壊してっていうかだからもう
ソウも美子も今回ので最後
もう2人ともぶっ殺して
カフクヤマ自体がもうどうなっても
全部穢れまくっちゃう
世界にしちゃえみたいな
そういうつもりだったんじゃないかなっていう
でも結果的に2周目のソウ
54:00
仲の人的には1周目の吉野さんですけど
彼女がソウジを倒してしまいます
現在の吉野が石像にはなることはなかった
その結果
ソウジの怨念も解放することになったのかな
なったんじゃないかなって思ってます
その結果
ソウ自身も今回のソウ
だから1周目の吉野さんですね
仲の人的にはもう
次の世代にソウの面を渡すことはしないで
そのまま消えていった
バトンを渡さず消えていった
だからもうバトンを渡す必要もないっていうか
渡すバトンがなくなっちゃったってことなのですね
ソウジを倒したことで
つまり今までカフクヤマを維持してきた
システムがなくなったと
これからは穢れが溜まっても
払うことはできないんです
言ってしまえば
だからひょっとしたらそのまま
穢れまくって滅んでしまうっていう未来もありえるのかもしれないけど
必ずしも悲観的な意味とも思ってないです
俺自体はね
2周目のエンディングを迎えると
最後に絵巻が手に入りますよね
そこの絵巻には
人と異国、妖怪が争いをするんじゃなくて
一緒にいる姿が描かれてますよね
仲良くしているのかなみたいな光景が絵巻に描かれてます
これはおそらく穢れは穢れとして存在するんだけど
ただそれを意味嫌うのではなくて
受け入れるっていうかね
共存するというか
そういうふうにあり方を変えるってことなのかなと
解釈しています
というかシステムがなくなった以上
払えないんで穢れをね
受け入れざるを得なくなったってことなのかもしれないですね
人の業はなくならないし
欲もなくならないし
かつてのシステムも存在しないと
ならその責任というかね
歪みをね巫女に押し付けるんじゃなくて
みんなで何とかしていきましょうと
というかみんなで何とかするしかないんじゃないのみたいな
そういうオチになったのかな
そういう結末なのかなと思いました
この辺ですかね
こんな感じの解釈ですね
俺の国つがみの物語の解釈がね
これがね合ってるのか正しいのか分かんないけど
57:03
ぶっちゃけ合ってても間違ってても
俺の中ではそれで負に落ちちゃったっていうところがあるんで
そこの部分はあんま関係ないかなっていう気もします
これね皆さんがどう思ったのかどうかちょっとね分かんないんですけど
その辺もねちょっと聞いてみたい気がするんですけどね
いろんな人にね2週目のエンディングというか
国つがみの物語はどういう話だったんだろうみたいな内容はね
ちょっといろんな人から聞いてみたい気もするんだけど
でも起きたこととしては
これと同じような考えなんじゃないかなとは思うんですがどうでしょうかね
はい
いやーちょっと
あのサクッと終わらせるサクッと話すつもりだったんだけど
結構長くしゃべりましたね
申し訳ないねこれどうだろう
聞いた人はこれ負に落ちる内容だったんだろうか
ちょっと分かんないですけど以上を思ってね
長々と国つがみについてしゃべってきましたが
これもね以上でしまいとなります
なんで最後だけ気取ってんの
ここまで聞いてねちょっと未プレイの人がここまで聞いてくれたかどうかはちょっと分かんないんですけど
今の俺の考えを聞いて改めてプレイしてみて
いやそれはそんな話じゃないよ
何言ってんだよお前みたいなのがあったらぜひ解釈を聞きたい気もするし
そういう意味でもね国つがみぜひともプレイしていただきたい
ここにきてまたお勧めを言うのかって話ですけど
はいじゃあ長めちゃったから以上です
ちょっとねいろいろ考えてきたことを
なんとかまとめてしゃべりきれたかな
だいたいしゃべりたいことはしゃべったかなっていう感じがするんで
聞いてる方々が面白いと思ってくれたらいいなとは思いつつ
それはそれとして個人的にはスッキリしました
以上でございます
ぜひともね感想とか何かありましたらお便りとくださっても全然OKなので
相変わらずねリアクションとかはあんまりもらえないポッドキャストなんであれなんですけど
それはそれとして勝手にしゃべり続ける番組ではあるんですけど
何かありましたらどしどし送っていただいて結構ですので
はいよろしくお願いしますということで以上です
ありがとうございました長々とお聞きくださいましてすいませんね
1:00:04
ありがとうございましたお疲れ様でした
再生終了次の更新をお待ちください
01:00:16

コメント

スクロール