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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書録や日々の学びを音声配信しています。
今日は、ネットフリックスで話題のドラマ、【地面師たち】について話してみようと思います。
これはですね、もともとあの、チョコレートプラネットのYouTubeで、地面師たちをもじったコントをしてて、
そこからなんか気になるなぁとか思ってたんですけど、先日のライブで、地面師たちめっちゃ面白いですよっていうお勧めをいただいたので、
夏休みの期間に一気に見ました。全7話ですね。なので、あの、ちょっと時間があればサッと見れてしまいますし、
一回見始めたら止まらないですね。めちゃくちゃ面白い。
あの、人気の理由がわかるなぁというところで、ちょっと私的に面白かったところを話していこうと思います。
結構ネタバレの内容にもなるのかな?ちょっとわかんないですけど、見ようと思っている人に聞かない方がいいと思いますね。
ということで、面白かったところ、お勧めのところを中心に話していこうと思うんですけど、
あの、まずね、見た人はね、YouTubeでアフタートークっていうのが公開されているので、それ絶対見た方がいいです。
4人、アフタートークしてて、トヨエ2のゴー、あと秋田村さんとピエル滝の4人で、自分たちも演じ終わって見終わった後のトークで、
あの時はこうだったよねとか、俳優さんにしかわからない内部事情だったり、俳優視点の面白さ、
自分はここをちょっと工夫したみたいなところが語られているので、それ聞いたら絶対面白いと思います。
前編後編ありますがサクッと見れる動画なので、まずそのYouTubeのアフタートークを本編見終わったら必ず見てほしいなと思います。
で、本編の方の面白さとしては、まず音楽ですね。
これ石野卓球さんがやってるんですけど、このドラマの雰囲気にあった不穏な空気を流す音楽の演出っていうのがすごいピッタリだったなと思います。
ピエル滝さんも出てたりするので、ここに2人が参加したんだみたいなちょっとした感動もありました。
結構音楽多めのドラマだったなと思います。
展開が早いんですよね。本当にこう、もっと詳細な部分を描こうと思えば描けるんだけど、結構はしょっていって重要な場面だけババババーンって出してるようなドラマなので、その効果として音楽ってすごかったなと思います。
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キャスティングで言うと、これは後から知ったんですけど、ストーリーテーラーが山田隆之さんなんですよね。
ナレーションっていうのかな。ナレーションが山田隆之さんで、これはね言われないと気づかなかった。
毎回地面詩とはみたいな解説を入れるナレーションが入るんですけど、
クレジット見ないと山田隆之ってわからないぐらい本当に自然なナレーションで、これもね、見つけると楽しい部分かなと思います。
本当は俳優のキャスティングが良くて、主人公は綾野剛が演じてる匠くんなんですけど、
この人はね本当に抜け殻のような人で、地面詩をやってるんですよね。
抜け殻になったのはこの人の過去にすごく辛い出来事があって、それが起因してるんですけど、
話が進んでいくにつれてどんどん明らかになっていきつつ、ラストに向かう。
その空っぽな人を演じる綾野剛っていうのがすごく良かったですね。
ただ地面詩の仕事に対してはめちゃくちゃ忠実で、最近私管理職研修とか、それこそミドルマネージャーのリアルみたいな、
中間管理職に関する研修とかを受けてたりするから、なんか本当にバッチリの中間管理職だなとか思いながら見てましたね。
で、そのボスが豊越寺演じるハリソン・山中。
ハリソン・山中がめっちゃ怖かったですね。
このドラマを見るにあたって、前情報なしで見たんですよ。
だからクライム系だって知らなかったんですよね。
ただ見ていくうちに、なになに、ハリソン・山中、詐欺以外もやるの?みたいな。
この人は詐欺グループのボスなんですけど、それとは別の、詐欺以外の犯罪を起こすチームを持ってる得体の知らない男なんですよ。
それがあるからこそ、この地面詩詐欺がうまくいくというか、自分たち足がつかないようにうまくやってるんですけど、
その黒い部分を一手に引き受けている得体の知らないボス、リーダーがハリソン・山中なんですね。
もう本当に豊越寺がそのまんまでいいんじゃないかっていうくらい、豊越寺の薄の喋りとかたたずまいがもうほぼハリソン・山中って感じだったので、
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もう本当にハマりすぎの役だったなと思います。
この人は本当に人間らしさっていうのが全くないというか、神に近い存在なんですよね。
自分の地面詩詐欺っていうゲームを楽しむだけなんですよ。
もう本当に多分大金持ちだから、これを収入にしたいとかじゃなくて、ただこのスリルを味わいたい。
それによるエクスタシーを感じたいとか真顔で言う、まあキモいおじさんなわけですよ。
ただすごい怖いんですよね。もうすぐ殺されちゃうから。
で、その殺人すらも楽しんでるっていう本当にね、クレイジーな人でした。
すごい怖いですね。
で、そのハリソン・山中率いるチームの中間管理職的な役割が綾野郷を演じる匠くんなんですけど、
それ以外に4人いて、それが北村和樹、小池彦、ピエール滝が演じてるわけですね。
で、ほぼ絡みはないんですけど、文書偽造とか、免許パスポートを偽造する、
あとはハッキングみたいなことを担当する役割として、宋宮翔太さんがいるんですよね。
で、この小池彦はですね、このドラマのもう結構肝の部分になる本人確認っていうのがあるんですね。
不動産の取引においては、その土地の所有者であるその人が本人であるかを確認するっていう超重要イベントが、
その契約の取り交わしの中において重要なイベントとしてあるんですけど、
その本人確認のために、当然詐欺を行っているわけだから、土地の所有者以外の人を所有者に仕立てて、
その人に本人確認を回答させないといけないんですね。
で、その本来の土地の所有者のその人をすごく調べ上げて、
もともと交流がほとんどない人を選ばないとすぐバレちゃうから、
お年寄りの老人とか、ほとんど外部と接触しないお寺の住職さんみたいな人をターゲットにするんですけど、
それに近い人をなりすませる。
そのなりすましの人物を探し出して、本人確認のための情報をインプットして、
答え方の演技みたいなのを指導するのが小池彦の役なんですよ。
で、最後は小池彦がその、なりすましの人がある事情によって出られなくなっちゃったから、
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もう小池彦その人がなりすましの人になり変わって、最後演じるみたいな。
ここでですね、鎌倉殿では見れなかった小池彦の提発した姿。
お坊さんの小池彦が見れるという。
これはね、それを狙ったキャスティングなんだろうなと思いますね。
それを見どころの一つです。
で、もう一つ行政書士の役なのかな。
不動産に詳しい不動産コンサルティングっていう役でピエルタキーが出てるんですけど、
この人は関西弁の役で、交渉で、もちろんその土地を買う側の人たちもバカじゃないんで、
これ詐欺じゃないよねっていうのはめちゃくちゃ確認したくて、
いろんな質問をしたり、契約をしっかり念入りに進めようとしたりするんですけど、
そこにピエルタキーはもうええんちゃうんかっていう、
関西弁でちょっと凄みを聞かせるという役でしたね。
この人は自分の周りで、おそらくハリソン・山中が関わった人を殺していってるという事実に一番早く気づいて怯え始める人なんですよ。
で、これ早く逃げ出さないと俺も殺されると思いつつ、
その次に話す北村和樹なんかはあからさまにハリソン・山中に反抗してやられちゃうようなやつを見てて、
俺はいつここから足を洗えるんだろうみたいなのを怯えながら自分の役に徹しているという、
凄いバランス感覚のある人でしたね。
北村和樹は情報屋って言って、どこが狙い目の土地なのか、
その所有者もさっき言った通り情報を知られてない人が望ましいわけなので、
そういう複合条件から今度の詐欺はここの土地がいいんじゃないかっていう情報を集めて、
調査、リサーチする人ですね。
この人はもう、
なんていうの、あれ、
薬物中毒でもうラリってるんですよね。
途中、ビトンのバッグを持ってビトーンっていうシーンがあるんですけど、
それが一番面白かったです。
この人がある意味波乱を起こしていくキーパーソンになります。
これが詐欺グループなんですけど、それとは別に、
あとは騙される側の人を、それを追う警察ってあるんですけど、
警察側にまさかのリリー・フランキーが出てくるっていう。
リリー・フランキーさんは、なんだっけな、大和ハウスかなんかのCMに出てますよね。
そういう、これってもともと赤瀬ハウスの地面死詐欺の事件が元になっていると思うので、
土地絡みのCMに出てる人が出てくるという面白さもあって、
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あとはリリー・フランキー悪者ちゃうんかいっていう面白さもあって、
最後この人はハリソン・ヤマナカに殺されちゃうんですけど、
その時のシーンがリリー・フランキーのMAXでもあったし、
ハリソン・ヤマナカのMAXでもあって、
このシーンが実は一番見どころなんじゃないかなーなんて思ったりしますね。
で、リリー・フランキーとタクを組む若手刑事ということで、池田エライザさんが出てくるんですけど、
この人は途中からもすごい人柄が変わったようになって、
最後本当にいい役を演じるというか、
この人が一番この地面死たちっていうドラマの中で、
一番真っ当で一番かっこいい役は池田エライザさんだったなと思います。
で、この騙される側の役ですよね。
そこに出てくるのは駿河太郎さんと山本浩二さんなんですけど、
山本浩二がやっぱりね最高なんですよこの人は。
何て言うんだろう、この人らしい役だったなっていう気がすごくするのは、
どういう部分からなんだろう。
なんかこの人って、
すごくバカバカしいようなことだったり、
他の人なら本気にならないようなことを大真面目にやるっていう、
演技で面白さを醸し出す俳優さんなような気がするんですよね。
で、そこはこう誠打く合わせ飲むみたいな、
でも本当はどっちなのっていう、分かってんの分かってないの、
それはとぼけてるの演技なのみたいな、
その辺がもう本当に見てる側に分からない、
本当に見てる側に分からない、
それを感じさせるその演技っていうのが素晴らしいんじゃないかなと私は思っていて、
今回騙される側で出てくるんですけど、途中やっぱり疑うわけですよね。
これはおかしい、なんか引っかかる部分がある。
で、同僚でライバルからもこんなこと言われて、
それを言われると確かにこいつらなんか怪しい気もする。
でもこの案件進めないと自分がこの会社の中でのし上がっていく道は完全に立たれるみたいな究極の状況の中で、
最新の注意を払いながらもガンガン押し進めていくっていうそのバランス。
すごい疑うんだけど、コロッと騙される。
でもなんか洋の部分と暗い部分、陰の部分がすごく合わさってて、
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どっちなの?でも結局騙されてるよね。
いや本当にそうなのかな?みたいな。
それがすごく楽しかったですね。
もうこの人以外なかったなっていう感じでしたね。
ということでもうキャスティング最高のドラマなんですけど、
ただこのドラマっていうのは地面誌、不動産詐欺を行うその詐欺グループの手腕というか巧妙さだけを楽しむんじゃなくて、
そこにはもう暗い人間の過去、犯罪にあってどん底に落ちた人がどういう人生を歩むかだったり、
それに絡む刑事の心情だったり、詐欺師たちの心情みたいなものもあって、
すごいスリルもギリギリのところでその詐欺師たちが自分たちの計画を実行していくっていうスリルもあるし、
ハリソン山中の繰り広げるクライムの部分もあって、
本当にエンターテインメントとして楽しめるドラマだったなと思います。
実際の事件が元になってはいると思うんですけど、
やっぱりすごいネットフリックスらしい大げさな演出、音楽とか場面展開とかそういうのもあって、
本当に面白いドラマだったなと思います。
やっぱり匠くんですよね、この人だけが地面詩とそれ以外の役回りというか世界を行き来するその狭間にいる人なので、
この人のすごく見えづらい抜け殻のような匠くんの心情が揺れ動く、
本当にロウソクの炎のように揺れるその瞬間を見逃さずに見ていくと、
最後までもうすっごい楽しんで見れる映画とかドラマだったなと思います。
ということでね、地面詩たち。
結構ネタバレの内容だったような気がしますけど、
もし見た人いたら面白さを話したいですね。
すごく面白いドラマで、夏の夜長に見るにはもってこいのドラマだと思うので、
皆さん見ていただけたらなと思います。
ということで、この配信が気に入っていただけたら、
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ではでは。