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2023-09-12 12:53

読書ラジオ 輪読会と『本当の大人になるための心理学』

いつも聴いていただきありがとうございます。

輪読会は面白かったですが、本の内容にはあまりピンときてません🤣本当の大人になるべきだという目的意識がない。これが未熟であるということでしょうか。
でも普段選ばない本に出会えることは輪読会の善き所です!楠木健先生に倣って特殊読書コーナーに納めておきます。

⭐︎楠木健先生の特殊読書とは
https://www.foresight.ext.hitachi.co.jp/_ct/17650488

⭐︎本紹介
「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟 (集英社新書) https://amzn.asia/d/bk3xIZl

⭐︎自己紹介
https://stand.fm/episodes/63c3432660a5d6684a4fd590

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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、輪読会に参加してきましたという話と、
本当の大人になるための心理学、心理療法家が説く心の成熟、
諸富よしい子さんの本について話してみようと思います。
以前、スタイフの配信でも話したことがあるんですが、
私はコーチングの友達と一緒に、月に1回、輪読会というものをやっています。
私が参加している輪読会では、毎月1冊課題図書がありまして、
輪読会の事前に、会のオーナーから、今回の課題図書をこれにしますと連絡があります。
各自でそれを購入して、輪読会の当日、まずチェックインをしてから、
約40分から50分、自分に割り当てられたパートを読み込んで、スライド1枚に要約してアウトプットする。
最後の1時間弱くらいで各自の要約を共有して、
まるでその時間で本1冊読んだかのような理解を得ることができるという輪読会をやっております。
この本当の大人になるための心理学というのは、第1章から第9章までありまして、
今回5人かな、メンバーいたので、1人2つ、2章読む人もいれば1章読む人もいて、それぞれ分担したんですね。
私は最後の第9章、最高に成熟した人格とは、という章を担当しました。
これ何がいいかというと、1冊丸々読んでないのに、この本に何が書かれているのかが分かるっていう恩師さと、
この本を選んだ人の、その選んだ意図、目的が分かって、よりその人のことを知れる。
その動機を知ったり、各自の要約の中にあるその人それぞれの経験値だったり、考え方、思いみたいなものも一緒に聞けるので、
思考の幅が広がるし、1人では理解できなかったところまで、深く肉厚な知識を得ることができる。
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またその人自身も知ることができるということで、私はこの輪読会めちゃくちゃ気に入っています。
本当の大人になるための心理学ということで、この本を選んだ方っていうのは、わりと私より年配の男性で、
お孫さんもいるような方でしたね。かつては人事系の役員をいろんな企業で歴任されたんだが、
今は独立されて一人で開業されているという方です。
そこまで大きな動機があって、この本を選ばれたわけではなくて、
その方も誰かからお勧めされたというような話だったかなと思いますが、
その方以外のメンバーは私とほぼ同世代で、ちょっとジェネレーションギャップがあるんですね。
私と同世代の、その人からすると一回り以上下のメンバーは、みんなちょっとピンとこなかったっていう感想をするという、
やや世代間ギャップがある本だったのかなと思います。
特題としてはですね、「なぜ大人になっても不安が消えないのか?」と書いてあって、
中にはですね、不安を抱えて、それを機に自分の中をとことん見つめて、内省をして内省をして内省をして、
本当の自分を知った時に不安から解消されたと。
振り返ってその経験が私には必要だったという人が出てきたりですね。
あとはこの著者の思いがめちゃくちゃ反映されているような内容だったのかなと思います。
最後、私が担当した9章はですね、
要約すると、「本当の大人とは最高人格を持ち、自己超越欲求に満たされた人であり、実はそれが人間の本性である。」
一言で要約してしまうとこういう話だったのかなと思います。
最高人格っていうのはですね、マズローが定義したものなんですね。
マズローは尊敬する師匠や歴代の人を観察し、普遍的な最高人格、十五の特徴を見出した。
最高人格とは、自己実現欲求、マズローの欲求の一番高次の道義にあたる部分ですね、に挑戦する人であり、
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それゆえ、これ以上どうやって成長したらいいのかわからないというような空虚さも併せ持つ人である。
さらにマズローはフランクル、夜と霧のフランクルの指摘を受け、
自己実現だけではなく、自分以外の何かのためという使命の達成の併せ技でさらなる高次欲求を満たす。
それを欲求を満たすために我を忘れる。
傍我の境地でこれに取り組み、満たされている状態を自己超越としたと。
マズローの三角形の欲求のてっぺんに旗が立っている絵を見た方いらっしゃるかと思いますが、
自己実現のさらに上があって、それが自己超越。
自分以外の誰かのために我を忘れて、使命感にそれが使命だと思って取り組むことである。
その自己超越で常に満たされている人、気持ちいいってなっている人を試行者。
常にではないが時々そうやって満たされる瞬間がある人を非試行者と言いました。
マズローはこの自己超越の欲求を満たす、それが幸せである。
その幸せの鍵は自己選択と共同体感覚であるということで、アドラー心理学で占めている。
この9章はですね、マズローとフランクルとアドラーの説を用いて、
本当の大人というのはどういうものなのかというのを解いて、最後この本を閉じている章でした。
本当の大人ってね、私はちょっとうんって思っちゃうんですけどね。
本当のってなんだいみたいな。
あと大人にならないといけないのかしらとか思いますね。
そもそも本当の大人ってどういうものなのかわからないものに取り憑かれてみんなが目指す必要はないし、
本当の大人にならないといけないとか、本当の本物にならないといけないとかって、
よくわかんないもののために何か頭のメモリーだったり、使ったりするのは、
あと誰かと比較したりとかですね、こういう定義に対して自分はできてないなとか落ち込んだりとかね、
あんまりそういうことする必要ないんじゃないかなと私は思ったりします。
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こういうのってなんかわかんないけど、
あ、これ私が今やらないといけないことだってやりながらわかるんじゃないかと思うんですよね。
で、やってる間はこんなこれが本当の大人だみたいな実感ってなくて、
きっとやりきったり失敗したとしても、その後、時間が経ってから、
あ、なんかこういうことだったのかってわかるものなんだと思うんですよ。
もしそういう本当の大人っていうものがあるんだとすればですね、
あと自己超越欲求というものがあるんだとすれば、
だからこれを目指して何かをするっていう時点で、なんかそこは承認欲求で留まっているような気がする。
自己実現だけだと単なるその、ひとりよがりのね、わがままな人という可能性もあるので、
やってる途中はなんだかよくわかんないが、一生懸命やって、
結果が出ても出なくても周りの人と切磋琢磨して、
時間の経過とともに何か気づくものがあるとすれば、
なんかそれはとっても幸せなことで、それで十分なのかなというふうに思います。
なので、ちょっとアンチな意見ですかね。
違いのわかる男みたいなCMもありましたけどね。
ちょっとそのマッチョな印象もありました。
面白かったのは、私とか私と同世代の人はそんな風に受け取ったんだけど、
これを読んで、自分の人生振り返ってみてこうだったなーってこうしみじみして、
残りの人生をこうあるべきだな、こうやってやっていこうって思う人もいるということが、
あの、輪読界でもじんわり伝わってきてですね。
そういう自分とは違う考えの人がいる、受け取り方の人がいるという、
それを自分の理解する時系列と同じタイミングで、
そういう他者の受け取り方を知るという、
本当に輪読界って面白いなと思います。
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興味がある方はぜひ読んでみてほしいと思います。
今日は本当の大人になるための心理学、心理療法家が説く心の成熟という本と、
輪読界について話してみました。
この配信が気に入っていただけたら、フォロー・コメント・チャンネル登録をよろしくお願いします。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ではでは。
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