1. ゆうこ|読書ラジオ
  2. タモリさんを解き明かす⁈『タ..
2023-02-20 13:35

タモリさんを解き明かす⁈『タモリ学』🕶

聴いていただきありがとうございます。
今日がダメでもいいトモローの精神で日々を過ごしていきたいです😎

⭐︎本紹介
タモリ学 (文庫ぎんが堂) https://amzn.asia/d/gaWJKAM

⭐︎radiko
タモリのオールナイトニッポン ニッポン放送 2023/2/18(土) - https://radiko.jp/share/?t=20230218150000&sid=LFR #radiko

⭐︎自己紹介
https://stand.fm/episodes/63c3432660a5d6684a4fd590

#読書
#読書ラジオ
#読書好きな人と繋がりたい
#タモリ
#タモリのオールナイトニッポン
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63650fb3b4418c968ddbd7ab
00:06
こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを、不正配信しています。
えーと、今日は、タモリ学、タモリにとってタモリとは何か、という本について話してみようと思います。
2月18日、19日の2日間でですね、オールナイトニッポン55周年ということで、
55時間にわたって、過去から現役のオールナイトニッポンのパーソナリティが、55時間番組リレーをするというのをやってたんですけど、
タモリさんもオールナイトニッポンのパーソナリティだったことがあって、2月18日の15時から17時の枠で番組されてました。
タモリのオールナイトニッポンとかでね、タイトルコールされて、ゲストには星野源さんが参加されてて、
2人の音楽のルーツだったり、タモリさんのオールナイトニッポンの時の有名コーナーだった思想のない音楽会の話をして、
なぜか埼玉漫像さんの埼玉の歌が流れたり、オマリーのロック卸が流れたり、2時間めちゃくちゃ笑いましたね。
最後は、最後の30分あたりで、源さんの恋っていう曲の話になって、タモリさんが恋の歌詞に出てくる一人を越えて行けっていう歌詞はすごいなと思ったねとかコメントがあって、
それに源さんめちゃくちゃ喜ぶ。そんなくだりもあって、そこで恋の歌詞について源さんが解説するみたいなくだりがありましたね。
そうやって2時間、タモリさんの好きな音楽の話とか、源さんとのいろんなお話とかがあって、2時間あったんですけれども、たまたま一緒に娘がいたのでちょこちょこ一緒に聞いてたんですけど、
タモリさんってどんな人か知ってるって聞いたら、あんまりよくわかんない。サングラスかけた変なおじさんでしょみたいに言って、今の若い子はそうなのかと思いながら話をしてました。
03:12
タモリさんもね、自分自身のことをね、なんか気持ち悪いやつだなと思ってた。こんなやつ絶対人気出ないと思ってたって。なんだかヌメっとしてるんだよねーみたいなことをご自分でおっしゃってるんで、自覚があるのかなとかは思ってしまいますけどね。
でもタモリさんって実はすごい人で、ギネス記録を2つお持ちなんですよね。
どちらもその番組を、同一司会者による生放送番組の最長放送の記録ということで2つギネスの記録を持っていて、
1つは2021年に認定されたミュージックステーションの記録ですね。
同一司会者による生放送音楽番組の最長放送ということでギネスに認定されています。
ミュージックステーション34年されてたってことで、ここから2年経つから今36年目なのかな。
もう一つは笑っていいともですね。笑っていいともは同一司会者により最も多く放送された生バラエティ番組ということでこれもギネスに持っていて、
2回ギネスに認定されてるんですよね。こんなおじさんいないんじゃないかなと思って。
なんか芸能界で見てもタモリさんみたいな人いないですよね。
唯一無二の人なのかなと思います。
このタモリ学という本はですね、タモリさんのことがめちゃくちゃ好きな人による独断と偏見とすごい膨大な調査を元にしたタモリさんを
デビュー当時から現在までのエピソードとか発言を丹念に読み解いて迫るタモリさんの本質が書かれてるんですよね。
この中にもさっき話したオールナイトニッポンの話とかもあって、そのくだりが結構私好きなんですけど、
第3章、タモリにとって意味とは何かっていうくだりがあるんですよ。
06:03
そこに思想のない音楽界の話も出てきていて、この思想のない音楽界っていうのは題名のない音楽界のパロディなんですよね。
ナンセスな歌、意味のない歌というのを紹介するコーナー。
タモリさん曰く、歌は軽薄でいい、非現実的な方がいい。思想がなくて明るく単純に楽しむのが音楽なんだっていうタモリさんの思いがあって、
そのニューミュージック撲滅を目的として生まれたのが思想のない音楽っていうものらしいです。
ここに何か紹介されているのが、さっきも話したなぜか埼玉ってやつですね。
この章の中に、意味を探すから世界が重苦しくなるっていうくだりがあって、
意味の世界は嫌いだと、
タモリさんが音楽が好きなのは意味がないから好きなんだっていうふうに断言すると、
そういう発言を広がれたりしてました。意味をずっと探すから世界が重苦しくなるんだよと。
意味のないことをやり続けていれば悩みなんか生まれないんじゃないかっていうのがタモリさんの思想らしいですね。
そんなタモリさんはですね、2008年に亡くなられた赤塚富次夫さんの国別式で長寿を読み上げたというのがニュースにも取り上げられていて、
これはちょっと有名なのでご存知の方はいらっしゃるかなと思います。
タモリさんっていうのは観光総裁がめちゃくちゃ嫌いなんですよね。
予定調は規定路線で物事が進んでいくっていうのがすごい嫌いで、不協和音を発生させたい人なので、こういう式典ってすごい嫌いなんですって。
62歳にして初めて読む長寿が赤塚富次夫さんっていう、自分を地元の福岡から東京に上京した時に異色獣の面倒を見てくれた恩師というか大先輩ですよね。
の国別式で初めて長寿を読んだと。
タモリさんは赤塚富次夫さんとの思い出を振り返りながら、赤塚富次夫さんの哲学の真髄を完璧に言葉にしていく、そういう表現の長寿をされていて、
09:00
その一節をちょっと読んでみようと思うんですけれども、
あなたの考えはすべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。
それによって人間は重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を解き放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。
この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
すなわち、これでいいのだ、と。
このこれでいいのだっていう精神がその赤塚富次夫さんそのものであるというのを、タモリさんはこの長寿の中で論じられたということですよね。
赤塚富次夫さんっていうのはバカボンのババで、漫画を描かれている方で、
そのバカボンのババのセリフがこれでいいのだなんですよね。
そういうことを表現されているんですけど、実はこの長寿は白紙の肝心調だったっていう後実談がありましたね。
タモリさん曰く、前日にちゃんと書いていこうと思って紙に向き合ったんですけど、
お酒飲んでるうちにもういいやともなっちゃって、白紙で行こうと。
赤塚さんならギャグで行こうということで、白紙の紙を読む肝心調でやることにしたという後実エピソードが語られています。
この長寿こそタモリさんのアドリブ芸だったんだというふうにこの本では書いてあって、
シンコーチャーですよね。
カンコン総裁という予定調和の式典の中でタモリさんが見せた、自分にしかできない究極のアドリブ芸。
めちゃくちゃ不謹慎な話なのかもしれないですけど、おそらくこの赤塚藤代さんとタモリさんの関係、
タモリさんのキャラクターでは成立する話だったのかなと思います。
タモリさんに興味ない人も、このタモリ学っていう本はですね、
自分が考えていることの普通だと思っていること、当たり前だと思っていること、
自分が良しと思っている考え方みたいなものを、もしかしたらいい意味でぶっ壊してくれるかもしれないなとは思います。
混沌としてたり、これでいいのかなーなんて思っているところでこういう本を読んでみると、
12:03
あんまり悩む必要ないかもしれないなとか、こんなこと一生懸命考えているのバカバカしいなーみたいに思えるかもしれないなと思います。
そういう斜めからの視点が欲しい人っていうのにも、このタモリ学はすごいおすすめかなと思います。
タモリさんのこと結構好きですね。私みたいにいろいろ知りたいっていう人は、
デビュー当時から飯友会さん終了するまでのエピソードとか結構語られているので、
そういった意味では、いろんなタモリさんが知れるのでおすすめかなと思います。
最初に話したオールナイトニッポン、タモリのオールナイトニッポンもゲンさんがゲストで出られていて、
アーカイブが確か1週間ぐらいしか残らないので、興味ある人はぜひラジコでオールナイトニッポンのアーカイブ見ていただけたらなと思います。
ということで、この配信が気に入っていただけたら、いいねやコメントフォローをお願いします。励みになります。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。ではでは。
13:35

コメント

スクロール