17人の作家のエッセイ紹介
こんばんは、ゆうこです。
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今日は、私の身体を生きる、人気作家17人が綴る自分の身体についてのエッセイについて話してみようと思います。
17人の描き手が自らの身体と向き合って記す、生きるためのリレーエッセイ。
私の身体は本当に私のもの?私の身体はどんな視線にさらされ、どのように規定され、内面化されているのか。
17人の人気小説家、美術作家、コラムニスト、漫画家、発明家が自らの身体と向き合い、時にユーモラスに時に激しく、そしてかつてない紳士さで文章を紡ぐ。
17人の人気小説家、美術作家、コラムニスト、漫画家、発明家が自らの身体と向き合い、時にユーモラスに時に激しく、そしてかつてない紳士さで文章を紡ぐ。
では次の本を読みます。
文芸修順のホームページに書いてある紹介文を読んだんですが、そこに担当編集者よりっていうコメントも載っているので、これも読んでみようかなと思います。
文芸師文学会で連載が始まった時から大きな話題にありました。
女性、女性として生きる17人の書き手たちが、自らの身体をめぐるそれぞれの切実な体験を時にユーモラスに時に激しく書く、その言葉の熱量と紳士さに多くの読書が打たれたのです。
3年の連載期間を経て、この人気リレーエッセイがついに一冊にまとまることになりました。
自分の体という厄介なものとどう付き合うか、本書に収められた17のエッセイの中にそのヒントとなる文章がきっとあるはずです。
ということで、すごい話題で人気だったそうなんですね。
17人の作家さんのそれぞれの名前とそのエッセイのタイトルをちょっと読んでみようかなと思います。
というのもですね、この内容、割とセキュララに、本当に紳士に切実な体験や思いが書かれているので、なかなかこう、ポッドキャストで語るのはちょっとはばかられるかなと。
私の拙い、なんていうか、言語能力ではちゃんとこう正しく伝えるっていうのは難しいんじゃないかなと、ビビってまして。
内容の詳細はちょっと今日は話さずにですね、本当に話せる範囲での紹介にとどめたいなと思っております。
なので、どんな人が書いたのか、それはどんなタイトルかっていうのをちょっと話してみようと思います。
胸を突き刺すピンクのクローン。
ちはやあかねさん、私は小さくない。
あさぶきまりこさん、天でバラバラ。
えりぃさん、両自分さを露出したまま過ごす。
のまちみねこさん、敵としての体。
りことねさん、愛おしき痛み。
山下…これなんて読むのかな?わからない。
まるまるさん、肉体の尊厳。
とりかいあかねさん、ゲームプレーヤー各語りき。
しばさきともかさん、私と私の体のだいたい50年。
うさみりんさん、トイレとハムレット。
藤原まりなさん、捨てる部分がない。
こだまあめこさん、私の3分の1なる首肌。
それぞれの作家さんの体に関するエッセイなので、
全然体とはかけ離れたようなエッセイのタイトルもいくつかあったと思うんですけれども、
それは必ずその人ないしは女性の体につながっていくお話になるので、
そういうタイトルとのギャップというかですね、
人ってそれぞれ自分の体に対する見方、考え方って本当にバラバラなんだなっていうのが、
この17人のエッセイを読んで、
本当にパッとそういうふうに思いました。
切実な体験のエッセイ
だからいろんなタイトルがついてますけど、
その人なりの視点、考え方で自分の体についての自らの考えや体験を書くとこういうことになるっていうね、
そういうところもすごく楽しむかどうかはちょっと難しいところありますが、
いろんな人の価値観を感じ取れるという意味ですごくいいエッセイ集だったなと思います。
中には割と割合としては多かったんですけれども、
性被害だとか、ルッキズだとか、女性性だとか、女性の社会から求められる役割みたいなところに苦しんでいる、
切実な体験が語られているエッセイが本当に多かったんですよね。
なのでそういった体験をこれまでしてきた方は共感する部分があるんじゃないかなと思いますし、
自分が言葉にできなかったこと、誰にも言えなかったことを作家さんたちの誰かが言ってくれている、
そんなふうに思えるエッセイなのかもしれないなと思います。
そういった悲しい体験をしてこなかった人もこれを読んで、こんなにたくさん性被害って大小様々あると思いますが、
身近なところで、言い方悪いですけど普通にあるようなものなんじゃないかと、
散歩していて道を歩いているとゴミ置き場って点々とありますよね。
それに遭遇する確率と同じぐらい性被害だとか、ジェンダーに対する差別だとか侮辱みたいなものってあるんじゃないかなと、
私はそんなふうに感じてしまいましたね。
すごく悲しいことなんですけど、勇気を持ってそういうことを時に言うもらずに、時に真摯に語っている、
この十何年に作家さんってすごく勇気のある行動だったなと思って、
自分の体についての気付き
それが人気の要因だったりするのかなというふうに思います。
表紙はですね、すごく可愛くて、ブルーの背拍子に女性なのかな、
薄いピンク色の体の人が自分の体を抱きしめているようなそんなイラストなんですよね。
キラキラっと金色のキラキラマークみたいなのがついていて、すごく優しい印象のイラスト、想定なんですよね。
タイトルは私の体を生きるなので、私はこのタイトルとこの想定を見た時に、なぜか直感的に女性ホルモンの話だな、子宮の話だなって思っちゃったんですね。
だから私にとって私の体を生きるっていうことは、自分の子宮だったり、それが生み出す女性ホルモンと共存共栄していく、
その難しさとか滑稽さみたいなものを私は直感的にイメージしたんですけれど、
そういう話を書いている人はほとんどなかったので、本当に一括りに女性と言っても、
女性だとか、私の体を生きるっていうテーマでも、人によって思うことって本当様々なんだなっていう、
そこがね、すごく面白くて、自分の中でも知らず知らずにそのバイアスを自分でかけてたんだなっていうことに気づかされる本だったので、
読んでよかったなぁと思いますし、ぜひね、自分の原体験があるなしに関わらず、男性女性に関わらず、自分の体を生きる、私の体を生きるっていうのは、
どんな人にとっても共通のことだと思うんですよね。それで幸せな思いで一生こう過ごせる人は本当にラッキーだと思うんですけど、
どっかで悩んだり、やっぱ苦しい思いをしたり、損なわれてしまったり、失われてしまったり、一生懸命大事にしたりとか、
いろんな思いを持って自分の体と付き合っている人がほとんどだと思うので、誰が読んでも刺さる内容だと思いますし、
特に女性は読んでみてほしいなと思う本でした。ちょっとね、内容の細かいところまでは私の配信では話せないんですけれども、
ぜひ読んだよという方はですね、なかなか人に話せない内容だと思いますので、そんなところで共有できたら嬉しいなと思いました。
ということで、これは話すの難しい内容なので、テーマなので、どうしようかなと思ったんですが、読んだよという印を残すということで、
簡単ですが話してみました。ということで今日は、私の体を生きる、17人の人気作家が綴る自分の体についてのエッセについて話してみました。
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今日も聞いていただいてありがとうございました。ではでは。