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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、私の学びの話をしてみようと思います。
キャリアコンサルタント養成講座にいた時に学んだキャリアの理論の中で、
その中に出てきた理論家にナンシー・シュロスバーグという人がいます。この方は、転機、トランジションについて理論を確立された方です。
まず最初に、なんでこの話をしようと思ったかについて話そうと思うんですけれども、
先日、私の同期ですね、新卒の時の同期に、彼は転職を2回していて、今は私とは全然違う企業に勤めているんですけれども、
定期的に何か、なぜか連絡を取っていてですね、彼から連絡があって、
ゆうこさん、ちょっとうちに転職してみない?っていうふうに、リファラルですかね、を提案してくれたんですよ。
どうしたの?いきなりって言ったら、今いる企業で、ちょうど今私が自社でやっているような管理部門の責任者のポジションが空いていて、
いろんな人を採用面接したけれども、なかなかこれという人がいないし、採用の承認が下りないらしいんですよね。
で、いろいろ考えた結果、もうこれも自分がその人をよく知っていて、推せるって思った人じゃないと通らないんじゃないかと思ったらしくて、
それで私に声をかけたって、なかなかうまく持ち上げてくれるんですけど、
えーっと思いながら、でもやっぱりその自分の可能性をずっと模索していたいというか、
成長できる場所に身を置きたいっていう思いはずっとあるので、全然ポジティブな気持ちで、じゃあちょっと話だけでも一回聞かせてよっていうことでこの前ミーティングをしたんですね。
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で、そのリファラルをどうするかっていうのはまた別の話で、別の回に話そうかなと思ったんですけれども、
要するに、これは私にとって一つの転機になり得ることなんですよね。
転機っていうのはトランジション、転じる機械と書いて転機と言います。
ナンシュ・シュロスバーグっていうのはこの転機をイベント型とノーイベント型に2つ分かれるというふうに言ったんですね。
イベント型っていうのは2つ、さらに2つ分かれていて、予期していた転機ですね。
何歳で就職して、何歳で結婚して、何歳で出産をして、何歳で定年退職をするとか、退職するみたいな。
ある程度予期して計画していたことがその通り起きる転機と、予期していなかったことが起きる転機。
急に病気になるとか、失業するとか、パートナーと私別してしまうとか、全く予期していなかったことが起きてしまう転機、イベント型の転機としてはこの2つがある。
ノーイベント型の転機としては予期していたことが起こらなかった転機ですね。
最初にイベント型で予期していたことが起きた転機って言ったんですけど、計画していた通りに就職できなかったとか、計画していた通りに結婚できなかったとか、そういうことですね。
いろんな種類の転機があるんだけれども、シュロスバーグとしてはこの人のライフ、人生においてのキャリアはこういった転機が非連続的に起きることで繋がっていくと言ったんですね。
予期できるものもあればできないこともあるし、予期していても起こらないこともある。
今は文化の時代と言われていますけど、予測不能の世の中、未来を予測することは非常に困難と言われている中で、このシュロスバーグの提言した転機についての考え方はとても神話性が高いものなんじゃないかなと思います。
じゃあこの転機、トランジションを非連続に起きて予測できない転機をどうやって乗り越えていくかということに重きを置くべきだということで、シュロスバーグは転機が起きた時のその対処が非常に重要だということを言っています。
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その転機が起きた時に自分が持っているリソースを客観的に点検して、その転機をどうやって受け取るのかというのを決めましょうと言っていて、4つのSでこのリソースの点検を定義しています。
1つはシチュエーション、状況ですね。今の状況を客観的に見たときに、この転機が自分にとってどういうものなのかというのをチェックする。
そのイベント型なのかノンイベントなのか、なぜそれが起こっているのかとか、過去に経験したことがあるのかとか、この転機を自分はネガティブに捉えているのかポジティブに捉えているのか。
これは一時的なものか永続的なものかなど、そういう状況シチュエーションを点検しましょう。
2つ目はセルフ事故ですね。自分の性格とか価値観はどういうものなのか、その転機に際して点検してみましょうということですね。
自分の性格とか強み弱みを把握できているか、自分にとってその仕事っていうのはどういうものなのか、その転機によって起こりうるものは自分にとってどういう価値観、価値観にどれくらい影響するものなのか、沿っているものか、全く違うものか、
その転機の変化をどういうふうに対応しようとしているのか、まず自分を知る、自己点検をしましょう。2つ目のSがセルフですね。
3つ目のSはサポートです。支援。家族とか友人、知人、専門のカウンセラーなど、自分を支えてくれる外的リソースはどういうものがあるかを点検するということですね。
これはもう言葉のままなんですけど、家族だったり友人だったり励ましてくれる人がいるのか、仕事の情報をくれるようなハローワークだったりエージェントがいるのか、
経済的な支援を受けられるような機関だったり、カウンセラーなどの専門家、アドバイザーはいるのか。これが3つ目のSのサポートですね。
最後4つ目のSはストラテジーズ、戦略です。この天気がどういうものかを見極めて、
3つのSですね。シチュエーション、セルフ、サポート、3つのSを点検して、それに対して自分はどういう対処していくのかっていうのを
方針を立てることが戦略になります。
この4つのSで天気を見極めて自己決定をしていきましょうっていうのがナーシー・シュロス・バーグの理論になります。
これを理論だけでこうやって説明すると、なるほどなって思うんですけど、実際この天気に自分が直面したら、
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今の私の状況ですよね。 私はキャリアコンサルタントの資格を持っているわけですけれども、実際に自分が自分の目に起きた天気に対してこの4つのSを点検して、
戦略を立てていけるのかっていったら、なかなか難しいものがあります。
やっぱり一人では
客観的になりきれないし、
集中力も続かない。 視点も足りない。
なので、重要なのってサポートだなぁって思います。
そうですね、なんか 天気が起きた時に
いざ周りを見渡してみて、 相談できる友人もいない。
家族もなんか、みんな自分のことで精一杯。
専門家に相談するって言われても、どこに相談したらいいかわからない。
エージェントもなんか、本当にこの人信用していいのかちょっとよくわからない。
本当に心からのアドバイスをしてくれているようには思えない。 4つのSを点検した時に、3のサポート
のリソースが 薄いと結構辛いんじゃないかなって思うんですよね。
なので、普段からその自分をサポートしてくれるリソースを確保しておくっていうのは、すごい大事なことだよなって思います。
信頼できる友人ですよね。 何か起きた時にだけ相談に乗ってほしいじゃなくて、普段から信頼関係を築いておく。
だったり、コーチとかカウンセラーとかで自分のことをある程度知っていて、自分の価値観を共有できている
専門的なカウンセラー、コーチっていうのを確保していくっていうこともすごい重要なのかなと思います。
あとは自分のことを応援してくれる人ですよね。 友人でも家族でもコーチでもいいんですけど、
いいじゃん、頑張りなよって本当に言ってくれる人がずっといてくれるっていうのは、すごい力が湧くことだなと思います。
なので、4つのS、日頃から備えておければいいんですけれども、自分のことを知っておくセルフもそうなんですけど、
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周囲のサポート、支援を得られる体制を作っておくと、いざという時にさっと動けるのかなと思います。
チャンスはいつ来るかわからない。 それこそ転機ですよね。トランジションというのは自分から望んでその通りのものが来るとは限らないので、
もしそのトランジションが発生した時に、すぐ行動に移せる。 自分がそれに対してポジティブに行動していけるような事前の準備
っていうのは大事だなぁって、今回自分の身にトランジションが起きて、改めてそう思いました。
ということで今日はキャリア… 口が回ってないですね。
キャリア理論。 転機、トランジションについての理論家であるナシー・シュロスバーグの話をしてみました。
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この転機を私がどう乗り越えたのか。 今はまだ何にも結論出てないし、どうしようかなと。
方針も決まってない状態なんですけど、 それもいよいよ
スタイフの中でしていけたらいいなぁと思っています。
はい。 今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ではでは。