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消費者物価地域差指数
2026-10-14 13:29

消費者物価地域差指数

農業、漁業、林業、工業、物流、サービス、貿易、交通など、さまざまなテーマで九州経済の今を、エコノミスト・鳥丸聡が解説します。

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

消費者物価指数の基準年が2025年平均に変わり、8月は102.2、前年同月比1.9%上昇となった。政府の補助や円安、企業物価の上昇を背景に、今後の物価高が懸念される。年に一度公表される消費者物価地域差指数では、九州7県の総合物価は全国平均を下回る一方、熊本はTSMC進出や地価上昇の影響などで九州最高となっている。宮崎県は住居費が全国6位となり、家賃や光熱費も含めた物価高対策が必要だと語られた。

消費者物価指数と今後の物価上昇
数々の人気ポッドキャストやアリーナイベントを成功させてきた、元日本放送のプロデューサー、石井ヒカルさん、初のビジネスショー、「自分でやらない方がうまくいく!」が、PHP研究所から出版されました。
これを記念して、10月21日水曜日午後6時30分から、JR博多シティ8階、丸善博多店で、石井ヒカルさんをゲストにお迎えして、ポッドキャストラボ福岡の公開収録を開催します。
さらに、石井さんの本を買った方には、その後のサイン会にも参加できます。イベントの参加申し込みお問い合わせは、丸善博多店0924135401、0924135401までどうぞ。
10月21日水曜日午後6時30分から、皆さんの参加をお待ちしています。
ポッドキャストラボ福岡
この時間はズームアップ。毎週水曜日は九州経済です。
消費者物価指数という言葉はよく聞くと思いますけれども、今日焦点を当てたいのは、消費者物価地域差指数というものですね。
一体これはどういうもので、どう活用するのか、ズームアップしたいと思います。
エコノミストの鳥丸さとしさんです。
鳥丸さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
まず本丸の普段使っている消費者物価指数からなんですけれども、
今年の7月分からですね、基準年が今までずっと2020年平均を100とした数字で表されてたんですけれども、
7月分から2025年、昨年の平均を100とした数値に変わっています。
今年8月のこの消費者物価指数がいくつかというと、
102.2、8月を前年同月比で見ると1.9%上昇しているということで、
日銀の目標値2.0%と同程度の上昇ということで、
一般市民の多くが、私もそうですが、感じているような激しいインフレじゃないように見えるわけですよね。
当然のことで、今年に入ってからはガソリンの暫定税率が廃止されたり、
転倒価格を1リットル170円に抑え込んだり、
本来はもっと高くなるはずの電気代・ガス代の政府補助があったり、
私立高校授業料の所得制限の撤廃が始まったり、
税金を投入して物価上昇を力で抑え込んでいるその結果だと思います。
今月からは電気代・ガス代の補助がなくなって、
しかも相変わらずの円安が続いていますので、輸入インフレが続いて、
夏場の異常気象で製製品価格が上昇していますから、
年末にかけて物価上昇気になるところです。
昨日、この物価で日銀が企業物価指数を発表していて、
これは企業と企業の間の取引ですね。
消費者物価というのは企業と消費者の間ですけれども、
企業物価指数というのは5ヶ月連続して6%以上増加していますので、
遅れてそのうち企業間取引は消費者の方に一部跳ね返ってくると思いますので、
ますます心配になるということです。
消費者物価地域差指数の仕組み
そんな中のこの消費者物価について、
新聞テレビでは取り上げられない貴重なデータが先月公表されていて、
それが年に一度総務省から公表される
消費者物価地域指数というものなんですね。
この消費者物価地域指数というのは、
毎年全国47都道府県の物価の平均を100、
何年を100じゃなくて、
47都道府県のその年の平均を100とした場合の
47都道府県の物価水準を指数で示したデータですから、
物価の地域間比較ができるっていうものなんですね。
先月公表されたこの指数を見ると、
九州7県の総合物価指数っていうのは、
全て全国平均を下回っています。
ずっと2019年まで遡ってみても、
全国平均の100を超えた県はないんですよね。
九州で生活していると物価が高いと不満を持つわけですけれども、
これでも全国に比べると、
物価はちょっとだけ安い部類に入る。
だから九州は物価の安さっていうのをアピールしてもいいんじゃないかっていう感じなんですよね。
都道府県別の物価比較
47都道府県で物価が一番高いのは、
これはもう明らかで東京都なんですよね。
やっぱりそうですか。
ただ全国平均を100とした時、
104.2っていうので、
あんまりそれほどでもなくて、
東京都の住居費、お家賃だけ取り出せば、
東京都は全国平均を100とした時に130。
だからもう断トツ日本一なんですけれども、
物価総合で見ると大人しい。
東京都に続いて2番目にこの総合指数が高いのは、
これも順当な線で神奈川県ですね。
103.3。
1位東京都、2位神奈川県。
ここでクイズです。
東京都、それと神奈川県に続いて、
物価の高い地域はどこでしょうか。
大阪府。
大阪府だったら面白くないのであんまりクイズにはしません。
そりゃそうですよね。
でもそう答えてほしかったでしょ、とりあえず。
大阪は99.9なんですよ。
そうですか。
ってことは九州ではないよね。
福岡県は98.5で、全国28位。真ん中以下ですよね。
どこだから問題にするんだ。
先週福祉との候補って4カ所挙げて。
愛知と北海道がありますね。
愛知と北海道と大阪府と福岡県なんですけど。
ってことは愛知か北海道か。
北海道。
北海道は102.4っていうことなんですよね。
北海道の場合何が高いのかっていうと、
高熱水道費、暖房ですね。
117.8も他の都府県を圧倒するっていう。
高熱水道費と全国2位は岩手県、3位青森県と続いているっていう。
寒いところがね。
九州7県の物価と熊本の上昇
九州7県の物価を並べてみると、
総合指数では従来とほぼ変わらない傾向にあって、
4年前の2022年までは一番九州で物価が高いのは長崎県。
最も物価が安いのは宮崎県。
長崎県は坂の長崎なのと異等を抱えているっていうことですよね。
この組み合わせが定番だったんですけど、
3年前の23年以降は一番高いのが熊本県。
一番安いのが鹿児島県っていうですね。
熊本鹿児島の組み合わせでここ3年間ずっと来ているっていうことです。
熊本が長崎より物価高いようになった背景って、
TSMCが進出した影響っていうのがあると思うんですけども、
意外にも熊本県って食料の物価高、
これが全国2位の高さなんですよ。
農業も盛んでね。
食料の物価って一番高いのは、物流コストが重なる沖縄県。
これがずっと1位なんですけど、
熊本の場合は近年、地価の上昇が顕著ですよね。
大洲町だとか菊葉町だとか甲子市とか、
そういったところの地価が上がってきて、
おそらく店舗運営コスト、入居コストですよね。
このあたりが商品価格にある程度反映されていってしまってるんじゃないかなというのが考えられます。
宮崎県の家賃上昇と物価高対策
今回のこの消費者物価地域差指数で、私が一番驚いたことがあって、
これもクイズにちょっとしましょう。
九州7県で住居費、つまり家賃が、
今回初めて全国平均の100を超えるっていう件が現れました。
九州7県の中で第1位、全国では第6位の住居費の高さ。
どこの県でしょうかっていう。
これはさっきチラッと出た長崎じゃないですか。
長崎は高いは高いんですけど、
違う。
熊本と並んで高いんですけど、全国平均にはいかないですね。
じゃあ伊予さんどうぞ。
福岡。
と思うでしょ。福岡だったらクイズにはしないんですよね。
言われた言われた。
福岡もね、去年はお通しに比べるとグッと上がってるんだけど、まだ100いかないんですよ。
じゃあ熊本?
宮崎県。
えーっていう感じですよね。
なんでですか。
宮崎県全国第6位なんですよ。
理由考えた時にですね、チャッピーだとかパイロットだとかジェミンに質問するんですけど、
英語の答えが返ってこなくて、
ログの答えが返ってこなくて、私だけに考えてみました。
2年前のお盆の直前に、
ヒューガナナ地震、震度6弱があって、南海トラフ地震臨時情報っていうのが発表されましたよね。
あの時、もしかするともしかして宮崎県民が慌てて、建物の耐震強度を高めるための工事を実施した結果、
お家賃が高くなった可能性があるんじゃないかと勝手に理論立ててですね、
昨日、宮崎県の危機管理課のご担当者に訪ねました。
するとですね、普段地震の少ない地域ですから、
2年前は相当緊張感がありました。
ただ、家賃に影響したかどうかは危機管理課の所管ではありません。
ご丁寧な回答いただきました。
だから、そもそも問い合わせる所管課間違っていたかもしれませんけれども、
本当の理由はわからないんですけれども、
昨年宮崎県のお家賃は統計上九州ナンバーワン。
従来、宮崎県というのは賃金は安くても生活費も安いですよ、
ということをキャッチコピーにしてきたんですけれども、
今回のデータに従うと賃金は低くて家賃は高いですよ、
という風になっちゃって、
そのキャッチコピーが使えなくなってしまったという感じですね。
そうして、今の政府というのが物価高対策として、
食料品の消費税引き下げを議論しているわけですけれども、
食料品とは別のところの家賃だとか、高熱費とか、
これが高騰してしまうと財布の紐って緩みそうにないと思うんですよね。
そのあたりにも配慮して、物価高全般を抑え込むという、
そういった政策も打ち出してほしいなという気がします。
そうですね。
今日は年に一度公表されるという、
消費者物価地域差指数について鳥丸さんに解説してもらいました。
鳥丸さんありがとうございました。
ありがとうございました。
Zoom Up! 水曜日はエコノミストの鳥丸さとしさんでした。
数々の人気ポッドキャストやアリーナイベントを成功させてきた、
元日本放送のプロデューサー、石井ヒカルさん、初のビジネスショー。
自分でやらない方がうまくいくが、PHP研究所から出版されました。
これを記念して、10月21日水曜日午後6時30分から、
JR博多シティ8階、丸善博多店で、石井ヒカルさんをゲストにお迎えして、
ポッドキャストラボ福岡の公開収録を開催します。
さらに石井さんの本を買った方には、その後のサイン会にも参加できます。
イベントの参加申し込みお問い合わせは、丸善博多店092413-5401、092413-5401までどうぞ。
10月21日水曜日午後6時30分から、皆さんの参加をお待ちしています。
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