1. NFTにハマった建築設計者の日常
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2023-08-30 15:00

#105 Web3によって解決される建設業の課題(補足)


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今日も一日、ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者がNFTやWeb3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、Web3技術によって解決される建設業の課題の補足というようなことをしたいと思います。
何回か前の放送で、先週か先々週かの放送で2回にわたって、Web3技術、ブロックチェーン技術やNFT技術によって建設業の課題がどう変わっていくのかを3つ例を挙げて話しました。
その4つ目となるものが、これだなというのが見つかったというか、ちょっと考えたので、それについてお話ししようかなと思います。
3つざっとおさらいすると、1つ目がトレーサビリティ関係の管理を強固にするというのです。
建築というのは、いろんな材料を組み合わせて、どこかから持ってきて、現場で組み合わせて作るみたいなプロセスで作られているのですが、本当にいろんな材料がありすぎて、それを管理するというのがとても大変です。
この材料はどこどこで作られて、こういうルートで現場にたどり着いたみたいな、そういった管理を1つ1つやっているのです。
本当にやっているのです。気の遠くなるような管理。それを管理するというのがとても大切になります。
そこがうまく管理できていないと、建築、建物自体の品質に関わるので、それはめちゃめちゃ重要なんですけれども、それの管理というのをブロックチェーン技術に使うことで、
まずはブロックチェーン技術によって、情報が刻まれた段階でそれが改ざんできなくなるし、あとは誰でも参照ができるようになるみたいな点で、その管理のしやすさという点で、ブロックチェーン技術はトレーサビリティ管理に役立つのではないかと思っています。
これが1つ目です。
2つ目は建築物の権利とか知的財産とかそういったものを守るのにブロックチェーン技術が使えるのかなと思っています。
建築物というのはまず権利なんですけども、大体の建築物は建築主、我々建設業からするとお客さんの持ち物になんですね。
マンションとかオフィスビルとか商業施設とか店舗とかそういうのを作った時にこれを作って引き渡しますとなった時に、その引き渡したお客さんの持ち物の権利になるわけです。建築物が。
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ただ一方でそれはそれでいいんですけども、建築物のそれぞれ例えば部位ごととかこの柱とか1階のこの窓とかそういった部分部分ごとに権利みたいなのを付与して、具体的に言うと部分部分ごとに紐づくトークンなどを発行してそのトークンをいろんな人に持ってもらうということで、
持っている人に対していろんな体験が与えることができるのかなと、それによって建物自体の価値も上がっていくのかなというのがあります。これが権利関係。
知的財産についても建物を先ほどいろんな材料を使って建物ができてるって言いましたけども、それはいろんな材料とかいろんな組み立て方とかそういったものに独自の技術とかノウハウが隠されている場合が結構あります。
うちの会社も作り方とか作る材料とかそういうのに対して特許とか取って守っている知的財産権を守っているんですけども、そう守ってない場合もありますし、守られた知的財産権をちょっと悪い言い方ですけど侵害して作ってしまってもあんまりバレないみたいなことも建設・建築の分野では結構起きます。
建築っていうのは建物が建ち終わったら隠されて見えなくなってしまう部分っていうのもあるので、見えなくなってしまう部分に侵害した特許技術を使ってもバレないでしょうみたいなそういったものもあります。
っていうところから見てもブロックチェーン技術に基づいてこの建物のこの材料はこれが使われているとかこういう技術が使われていますみたいなのが逐一記録できれば侵害しているとかもわかりますし、逆にこの建物で使われた技術なんだから別の建物では使えないみたいなそういった守る行為っていうのもできるはずです。
なのでちょっと2つあるんですけども権利と知的財産、この2つを守ったり管理したりする技術としてブロックチェーン技術は使えるのかなと思っています。これが2つ目です。
3つ目はちょっとぼんやりしてますけども2C商品、2コンシューマー、消費者向け個人向けの商品が今現段階では建設業ではないのでそれらを作り出すっていうのでブロックチェーンというかトークンとかNFTとかの技術っていうのが使えるのかなと思っています。
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これはちょっと長くなるんでこれぐらいの説明にしておきます。この以上3つが1週間か2週間前ぐらいに説明した内容になります。
4つ目なんですけどもここからが今日の話なんですけども①番のトレーサビリティに近いんですけどもこの4つ目のWeb3技術の活躍どころっていうのは建物の品質管理というか工程管理に使えるのかなと思っています。
工程記録ですかね工事記録みたいなそういうところに使えるなと思っています。
皆さんどこまで建物の工事とかそこに詳しいのかわかりませんけども結構施工ミスとか品質管理ミスとか後はミスではなくて人為的なものとかによって建物の品質が損なわれるとそれによってそれが後から発覚してやり直しになるみたいなそういったケースっていうのがめちゃめちゃ多いです意外と。
なので建物を作るって普通にいろんな部材を組み合わせて作って無事に完成ではなくてそこには結構苦労があるのでミスしてしまったり後はそういう苦労とか後は早く作らなきゃ早く作らなきゃとかそういう思いで本当はミスしてるんだけどもそれを人為的に隠したりとか後はわざとミスというか楽な方向へあんまり良くないんだけどやってしまうというか。
そういったことがわりとちらほら起こっています。
ニュースに上がるような問題でいうと例えばコンクリートの建物の中に鉄筋っていう鉄の棒が入ってるんですけどもその棒の当然本数っていうのが大事なわけですね。
いっぱい棒が入っていれば強いわけですからあんまり少ないと弱いんですけどもその棒の本数を間違えていたりとか後はちょっと少し問いますね。
施工ミスの例でいうともうちょっと挙げると杭とかありますね杭っていうのは地面の深くまで棒を挿して棒を何本も挿してその棒の上に建物を建てるっていう用途なんですけども
建物は地面というか土の上に建てるとその土が弱くてうまく立たないみたいな時に杭を設置してその杭っていうのは地面に深くまで突き刺さっているのでなおかつ地面の土っていうのは表面は柔らかくても地面の深いところっていうのは硬いので
硬いところまでちゃんと杭をぶっ刺してそのぶっ刺したところの杭の上に建物が立つっていうことにすればちゃんと立つよねっていうものなんですけども杭。
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それが硬いところまで届いてなかったみたいな本当は奥深くまでぶっ刺すところが全然めちゃ浅いところで柔らかいところで止まってたみたいなそういった施工ミスもあります。
あとは材料を使う現場に持って行って設置して使うわけなんですけどもその現場に持ってくる前にこの材料はちゃんと性能があるかっていう実験をして実験をした結果性能ありますねってなってから出荷するみたいな材料もあるんですけども
実験した結果で性能値が出なかったと不合格が出てしまったでもその不合格の実験結果を合格に改ざんしてこれは合格ですよって言って出荷しているみたいな例もあります。
これは割と人為的な色が強いのかなと思うんですけどもとかあとは結構あるんですけども床ですね床のコンクリートを打ちますね。
床っていう板状のものがあるんですけどもそのコンクリートを打つんですけども当然その板の厚さっていうのは決まっていて例えば20センチだったら20センチって決まっててそれより当然薄かったら強度が不足して壊れちゃうわけですね。
でも実際20センチで打つところを18センチぐらいになっててしかもその18センチになっていることに当面気づかなくて後々になってうわここ全部18センチじゃんみたいななってやり直せってやり直すとかそういったこともあります。
という感じで割と人為的か作為的かどうか置いといて施工をミスるっていうことは結構あるわけですね。
そんな中でその施工ミスが起きないようなシステムとかそういった技術っていうのがもし開発発明されるのであればそれはめちゃめちゃすごい革命的なことになります。
そのなくすとかもゼロにするまではいかないですけどもやっぱりブロックチェーン技術によって改ざんできない記録が残せるという点はその施工ミスをなくすとかそれによる影響をマイナスな影響を軽減するっていう点で非常に役に立つのかなと思っています。
当然ミスは起こるわけですね。人間が工事現場で夏は暑いし冬は寒い中作業してて当然ミスは起こるんですけどもその起こった瞬間にリアルタイムでミスってますよっていうのが分かれば大きな問題にはならないわけですね。
部分的なやり直しみたいなちょっとの手戻りはありますけども大きな問題にはならない。
さっき言ってた大きなニュースになるっていうのはミスったと失敗したっていうのを隠そうとしてかそれが本当に気づかなくてだいぶ時間が経った後気づかなくて時間が経った。
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隠してたから見つかるまでに時間が経ったどっちか置いておいてミスった段階から時間が経ってから発覚するこれによってめちゃめちゃ影響が大きいわけですね。
マイナスの影響ですね。
なのでミスった時にすぐに分かるシステムみたいなのがあればそのミスによる影響というかマイナスの影響というのが極端に減らせるわけです。
それによってまだ技術的に全然できてるわけじゃないんですけども割と夢物語的な技術なんですけども
施行した段階何かこう施行したとか先ほどの品質の実験をしたとかその段階でもうが終わった度にその度にその記録がブロックチェーン上に残る残っていくっていうのがもう本当にリアルタイム1分ごととか1時間ごととかそういったレベルで記憶されるようなシステムがもしできれば
その段階で1分ごとにミスってるかどうかが判定されるわけですね。
その判定というのは当然改ざんできませんしミスったら当然やり直そうねっていう風になるという動きに向かうと。
そんな感じのちょっとまだぼんやりしてるんですけどもシステムができれば建設工事にとってとても革命的なことが起こるのかなと思ってます。
という感じで今日の話は以上なんですけどもそのWeb3技術によって建設業によって解決される建設業の課題の4つ目として施工工程の記録とか管理という面でブロックチェーン技術が使えるのかなと思ってます。
近い未来まだ5年後とかには多分実現できないと思うんですけど10年後とかになったらそういったリアルタイム記録されてアラートが鳴るみたいなそれでミスを防止するとかそういった技術はできていそうな気がするしそういうのができれば建設業も今よりかはハッピーになるんじゃないかなと思ってます。
ということで今日はちょっと長くなってしまいましたけどもお話は以上としたいと思います。
今日も暑いですね汗だくのまま歩きながら撮ってるんですけども夜はだいぶ涼しくなってきましたけどまだちょっとやっぱり歩いてると喋りながら歩いてるとめちゃめちゃ暑くて汗だくなので帰ってシャワーを浴びてご飯を食べてぐっすり眠りたいと思います。
ということでお疲れ様でした。またねバイバイ。
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