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今日も一日、ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者が、NFTやWeb3、ドキドキ建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、Web3業界はコラボレーションが前提となっているというお話をしたいと思います。
こちらは、昨日おとといWebXというWeb3のイベントに参加しまして、そこで抱いた印象があるので、それに関するものになります。
昨日おとといWebXに参加して、昨日の放送でも、いろいろ企業×WebXの今後みたいなことを話したんですけれども、
それと繋がることで、Web3業界、今の流れというのは、コラボレーションが前提になっているなというふうに思いました。
これは、昔のWeb3ではない他の分野においての流れというのと全然違うような流れかなと私は考えています。
従来、例えば〇〇エキスポみたいなやつをやっていると思うんですよね。東京ビッグサイトとか、幕張メッセとか、大阪だったらインテックス大阪とか、
そういった大きな会場で、いろいろブースを出展してというようなイベントに行く場合、ほとんどの場合がブースの出展者というのは何らかの技術、プロダクトを持っていて、
このプロダクトはこういうところに使えますよ。これ100%完成品ですよというのを出展していると。
そのエキスポに訪れた方というのは、情報収集の場合もありますし、本当にプロダクトを探しに来ていると。
我々はこういう課題を持っているから、その課題に対するソリューションを探していますと。
ブースを見てもらって、ちょうどいいプロダクト、自分たちの課題に対するソリューションに合ったプロダクトがあった場合、
あなたのところの商品を買いましょうというふうに商談が成立していくと。
なので売り手と買い手みたいな感じになるわけですね。出品者が技術を持っている売り手になっていて、
そこに訪れる人というのが問題、課題を持っている買い手みたいな感じで、売り手と買い手がマッチングされて、
そうウィンウィンだねというふうなことになるというのが今までの普通のビジネスだったかなと思います。
それに対してWeb3はどんな感じなのかというと、100%完成された、この技術はこれができますみたいな技術プロダクトを持っているところというのは少なくて、
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今回100社ぐらいの展示があったんですけれども、私たちはこういうのを解決する、こういうプロダクト、
こういうアプリケーションを持っていますみたいな、これ100%完成品ですみたいなところでいうのを、
そういう打ち出し方をしているところというのは少ないというか、ほぼないかったようなイメージがあります。
大体のところが、ちょっと言い方が抽象的になるんですけれども、70%ぐらいのものは持っています。
ただ、残りの30%のピースが我々では埋められませんと。
なので一緒にやって、その30%埋めながら一緒にやって100%目指しませんかみたいな、そういうスタンスで出展している人が多い印象でした。
なので、その時に出展者というのはそういう、我々は70%ですと、残りの30%誰か一緒にやりませんかという感じで出品していると。
そこを訪れた人というのは、何らかの課題を持って、うちの会社でこういうことをやりたいんだけど、どんな技術があるか見に来ましたみたいな、
そういう人が割と多いのかなと、エンタープライズ側として多いのかなと思っています。
私もその一人です。
そういう人が来た時に、100%完成された商品をうちが買うんで、それを使わせてくださいみたいな感じにはならずに、
我々訪れた側、参加者側というのは出品者と対峙した時に、出品者は我々は70%ですと、残り30%埋めてくださいみたいな態度で来た時に、
我々参加者側は、じゃあ一緒にやってその30%を埋めながら、100%、120%にして社会課題を解決していきましょうみたいな流れになっていくんですね。
この場合、昔までのビジネスの売り手、買い手みたいな関係ではなくて、そんな関係は今回のWEB3の場合は生まれなくて、
やっぱり一緒にコラボレーションして何か一つのことをやっていきましょうみたいな関係性になるのかなと思っています。
実際、私も何ブースかに立ち寄ってお話聞いて、名刺交換みたいにしましたけども、
実際にその場で話を進むっていうのはなくて、一社の方とはちょっと深くお話しして、後日ちょっと打ち合わせをしましょうねみたいな感じで繋がったんですけども、
やっぱり話していると、今後の流れっていうのは売り手、買い手で、我々の商品を買ってくださいって言って購入して、それを使って解決するみたいな、
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そういう感じではなくて、一緒にまだちょっとカチッとピースははまってないんですけども、残りの30%一緒に埋めていきましょうねみたいな、
そういった流れに企業同士の付き合いとしてなっていくのかなと思います。
そういう意味で冒頭にタイトルとして挙げさせていただいたWeb3業界はコラボレーションが前提となっているっていうのはそういうことなのかなと思います。
これは企業の出展ブースを見て、今のようなことを感じましたし、
あとはWebExの中で各それぞれの登壇者がお話をするパネルディスカッションみたいなセッションがあるんですけども、
そこの場でも割とすでにコラボレーションしていて、こういう活動をしていますっていうセッションであったり、
我々はこういうところを目指しているので、この会場の皆さんでぜひ一緒にやってくれる人をよろしくお願いしますみたいな、
そういう呼びかけをしている会社さんもあったので、やっぱりそういった点でも、
ああいうふうに登壇される方っていうのは、その組織の割とトップに近いところにいる方だと思うんですけども、
そういう方の言葉からもそういったコラボレーション的な姿勢っていうのが結構多く見られました。
じゃあそんな中で、我々企業側、Web2以前の企業側としてどういったふうに振る舞えばいいのかっていうのを、
私の思うところを最後に述べたいと思います。
今までの流れをまとめると、Web3企業と呼ばれる企業がいます。
そこは何らかの技術を持っていて、プロダクト的なものを持っています。
ただ今までとは違って、そのプロダクトっていうのは100%ではなくて70%ぐらいです。
残りの30%、誰かピースを埋めてくれる人、一緒にピースを埋める人いませんかっていう感じで、今Web3企業側はいます。
そういった中、Web2以前の企業はどういうふうに振舞えばいいのかというと、
Web2以前の企業っていうのは、大きな強みっていうのは市場を持っているわけですね。
我々が今まで戦ってきた市場があって、その市場にずっと触れてきていて、市場から出てくる課題っていうのも見えていると。
なので、まだ今露呈している課題も見えつつ、今後こういうふうな課題が出てくるだろうなっていうのももんやり予測はできる。
なので、市場を持っているっていうのと課題を持っているっていうのがWeb2以前の企業の強みかなと思っています。
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そこをうまく明確にした上で、そこをつっついてくれる、そこをうまく解決してくれそうなWeb3企業とがっちり組むといったのが、我々Web2以前の企業の振舞い方なんじゃないかなと思います。
そういうふうにWeb3企業が持っていない市場とか社会課題っていうのをこちらが提供してあげることで、Web3の技術側の発展にもつながりますし、
割とWeb3企業側っていうのは、よくキラーユースケースが生まれていない、Web3のキラーユースケースが生まれていないっていうのがよく言われると思うんですけども、
これってどういうことかっていうと、やっぱり使い道がいまいち分かっていないと、いまいちぼんやりやりながら手探り状態だっていうのが今現状かなと、Web3企業の現状かなと思っています。
そこにこういう市場がありますよとか、こういう課題を持ってますっていうのを明示してあげることで、Web3企業側もこっちに進めばいいんだっていうので、
自分たちの持ち味っていうのを明確な目標を持ってフル回転して能力を使うことができるのかなと、そういった手助けをしてあげるっていうのもWeb2以前の企業がすべきことなんじゃないかなと思っています。
ということで、我々Web2以前の企業はやっぱり自分の持っている、抱えている市場っていうのを明確にして、そこが抱えている、市場が抱えている課題っていうのも明確にして、それらをWeb3企業に提示してあげると。
ガッチリパートナーシップ、コラボレーションをして、そこに向かって突き進んでいくっていうのが我々のすべきことなんだなと思いながらWebXというイベントに参加していました。
ということで、今日はWeb3業界はコラボレーションが前提となっているというお話をしました。
ということで、今日はおしまいにしたいと思います。
またねー!バイバーイ!