始まりました、おおきなかぶは抜けるのか。この番組は日常で起きた一人では消化できない 些細な悩みや出来事をおおきなかぶとして、ちょっと不思議な関係の3人がうんとこしょどっこいしょと引っ張ってみるポッドキャスト番組です。お送りするのは石橋と
大輝と
あいりです。よろしくお願いしまーす。
質問形式になっちゃうんですけど、前回、良曲について話し合えたんで、良曲が一緒になってるなぁみたいな作品でおすすめのものとかってあったりしますか?
あれですね、まず前回を聞いていただくとね、わかるんですけれども、なんだっけ、かぶの種的には。良曲を知る重要性について話したい件。
そうだそうだ。例えば、愛と醜さが一緒になっている舞台作品をあいりさんは見たと。その時に、うわぁどっちも知ってて、本当に本質を表してるなぁみたいな内容だったんですよね。
確かになぁと思って、いろんな旅をした回だったんですけど、前回。
なんかそれで、なんかおすすめの、それこそ作品とかって多分いっぱいあるだろうなぁと思って。
えーいっぱいあるっちゃあるね。
えーっとね、今ごめんね、ちょっとパッて出てきた人からあげてっちゃうと、作品にもよるが、私は谷川俊太郎も良曲の人だと。
なるほど。
確かに。
そうですね。
確かに。
で、なんか私はあの方は、なんかとてもなんかその生命の尊さとか、宇宙の神秘性とかそういうことに触れながらも、ものすごい人間のドロドロした部分っていうのもなんか、自分で受け止めてるっていうか、それをあらわにしてるっていう感覚があって。
特に女性に対して私はすごく感じるんだけど、谷川さんのその女性に対する視点。
うん。
なんかすごい良曲の人だなぁ。
確かに。
めちゃくちゃ面白い。
うわー。
すごい知れてよかったなぁ。
なんかそれが文体にも出てて、なんかすごい心地いい神秘性とか、なんかそういうなんか生命の渦みたいなところになんか引っ張りながら、究極突然なんか地球のど真ん中のアスファルトの上に落とされるみたいな、なんか文体というか。
すげーわ。
文章の構成だったりとか、これなんかわざとエッセンスだけじゃなくって、文体でもその良曲を意識してる気がするんだよね。
読んだ人の体験としたら、もうそれを行き来するみたいな感覚になるってことですね。
すっごいでっかい行き来をしてる。
すげーわ。
だからちょっとなんかよくわかんないなって思う人もいると思うんだけど、なんかその良曲かもしれないとかって思うと、ちょっと彼の作品って見えてくる部分があるというか、気もするなぁと思います。
谷川さん通ったことなかったんで、わーちょっと読んでみてください。
本当にそう。
バッシュありますか?
え、めっちゃ谷川慎太郎だって思っちゃった。
えー。
宇宙とかについてもそうなんだけど、私がすっげーって思ったのが、なんかその人工、ちょっと詩の名言忘れちゃったんですけど、人工物と自然をその対比してて、大体その人工を否定しがちじゃないですか。
だけどその、この自然の美しさを思う、でその隣にこのものを作った何かの繊細さを思うっていうのが一緒に書かれてて、そういうタイトル。
いろんな矛盾というか、いろんな2つ、2曲をはらみすぎてる。
やばいね。
いろんな、すごい濃度で。
その自然崇拝イコール人工物悪っていうところからも離れたんだ。
そこからも離れてて。
いやすげーわ。
この名作的な感じでそこを、それをやってるって。
二項対立でさ、一方を否定してさ、こっちを伝えたいみたいなのってわかりやすいじゃん。
でもそうじゃないんだね。
それって絶対あるべき姿だと思う。
言ったら曲に寄っちゃってるから、その否定、片方を否定するっていう行為が。
でやっぱその、片方の否定からやっぱりそういういろんなものが生まれる。
憎しみだったりとか、争いが生まれちゃうけど。
それを解決するような姿勢だよね。
面白いっすね。
なんか僕も一個ちょっと思いついたのがあって。
さっきアイルさんの愛憎って言葉を出したんだけど。
前にチラッと話したことがあるんですけど。
僕めっちゃおすすめのアニメがあって。
ガンクツオウっていうアニメなんですけど。
言ってたよね。
言ってない言ってない。
原作は1800年代のモンテクルストハクっていうフランスの小説。
私1話だけ見た。
ガンクツオウね。
僕も1話がワッてなるんですけど。
2話から読むとちょっとやばいんで。
そこはあれがあるかもしれないです。
ハードルが。
絵のタッチとかが結構独特なんで。
入り込むまでにオーってなるんですけど。
やばいっす。
あれは本当に人間の、それこそ愛から始まるんですね最初は。
でも愛がいつの間にか憎しみになってて。
その作品の中で愛と憎しみが本当に表裏一体なんだみたいな。
っていうところをすごい感じる作品で。
10話くらいあったかな。
もう一瞬。
一つ一つの言葉も美しくて。
あとはそのなんだろうな。
最初なんだろうな。
原作は多分そうなんですけど。
死から始まるんですよね。
ゲーテだっていろんなものの死から始まって物語がバーっとやってって。
最初はその死が一見意味が変わらないんですけど。
その物語を見ていくうちにこれだからこれを引用したんだみたいな。
強要的な面でもものすごい魅力的な作品で。
僕はもうそれで本当に愛と憎しみが表裏一体なんだなっていうのを
まじでその裸で分からず腑に落ちたというか。
そう思わせてくれた作品なので。
それはねあんまり認知がされてない。
どうせ外科とか認知されてないっていう意味でもすっごい強烈にお勧めします。
なんかさそのやっぱり作品ってやっぱりその両極の要素っていうのは何かしらやっぱり
入れることでこのコントラストとかメリハリが生まれるから何かしら入れてるんだけどやっぱり
なんかそれが濃ゆく両極がある作品をそういうふうに感じてるのかね。
可能性もありますね。
何かしらみんな多分入れるじゃない。そこってね。
確かに確かに確かに。
何か同じ。
よくよく思ったのが
キャラクターで結構分けるっていうことをすると思うんですよ。
悪のやつと正義のやつみたいな。
でもこれは何か一人の人間で両極どっちを持ってるみたいな。
それを描いてるからこれが本当だなみたいな。
言うたらそのキャラクターでわかりやすくその作品全体として対立構造を描いてるのもあるけど
でもそれはあくまでキャラクター自体はそれじゃないか。
悪正義みたいな感じじゃないか。
でも本当は一人の人間の中に共存というか存在してしまってるみたいなものだと思うんですよね。
そこを描き出すってすごいことだと思うんですよ。
私今そのタイくんの話を聞いて思い出した映画作品があって
西川美和さんの素晴らしき世界って見た?
見てない。
もうぜひ見てください。
もう本当に。
もう本当に。
最高です。今夜見ちゃおうかなっていうくらいです。
もうぜひ。
元ヤクザの男性がこのシャバに出て復帰していく。
普通の人間として生きていくっていう過程を描いているんだけれども。
もう本当にその二面性というか両極。本当に両極。
だから見終わった後にその両極を自分の中でどう消化していいかわかんなくて。
うーんってなった。
へー。
ありがとうございます。
すみません。
すごい。
かつこの作品見た時にやっぱり西川美和さんは本当に勇気ある方っていうか
ものすごい人間の器を感じてすごいなーって思った。
両極をしっかり目を見開いて触れてないとこんな作品は作れないから
私はできないなーと思ってすごいなーって本当に心から思ったね。
見ます。
これの話前回の話ですもんね。
ぜひ聞いてほしい。
確かに前回の株を引いてほしい。
かなり面白い話。
ちょっとじゃあそれを作品があるということでありがとうございます。
今2個ぐらい。
大きな株は抜けるのか。
ではまず初めにそれぞれ持ち寄った話題つまり株の種を発表して今日抜く株を決めていきましょう。
みんなどんな種を持ってきたでしょうか。
じゃあ石橋ちゃん。
私はですね。
皆さんいい加減自分の中にあるうちなる光に気づきましょうや問題を持ってきました。
どうした急に。
新しい。
帰ってね株の種。
急に思い出したんですけど。
最近結構よくある話なんですけど
僕はその哲学とか心理学を勉強してある程度このあっけだつを繰り返して
人にいろいろとか社会にいろいろ還元できそうって思ってSNSを始めたわけですけど
それとは関係なく普通にバーに友達と行った時に
一人で来てる女の子がいて私の一個人とかだったんですけど
今大学院に行っててみたいな。
その子の話をよくよく聞いていくとすごくスタンスもはっきりしてる感じの子だったんだけど
自分にはその五角形がパラメータ人間のあるとしたら
なんか突出してるとこがないと。
だからあんまり挑戦とかもできないしすごくその突出してる人が羨ましく感じるみたいなことを言ってて
いやいやいやみたいで私その時めっちゃ酔っ払ってたからもう語りすぎちゃって
いや本当にそんなことはなくてみたいな。
まずこの世界というものを見て本当に最悪のおじいちゃんみたいになっちゃったんですけど
本当にいちいち隠れ喋ってでも怒っててるみたいな
恥ずかしい。すごい恥ずかしいんですけど
最近結構そういうことがあって友達とかに対してもみんなすごく悩んでて
でもその悩むこともすごい大事だから私がペロペロペロペロ喋りすぎて
いろいろなんかね言っちゃうのもよくないけど
でもしかし皆さんいい加減自分の内なる光に気づきましょうやってることで
持ってまいりました。
いい加減ね。
いい加減ね。
っていう感じでございます。
内なる光っていう言い方がいいね。
いいですね。
いやすごい。
光ってんのにみんななんか足りないと言っているから
うーんうーん
ちゃうね。
うわーすささんだーだめだなー。
一旦ね浸らないオープニングからの顔。
次たいきさんの株を。
分かりました。自分の持ってきた株は経路違うかな。経路違います。
えーと静寂に耐えられなくなっている自分に気づいて驚愕した件っていうのがありました。
静寂に。これあの静寂ネタって前もやった気がする。
前もねなんか触れたけど気まずすぎる問題みたいな。
あーそうそうそうそう。
えーとねちょっと経路が違うかもしれなくて
なんかどちらかというと情報過多みたいなところに対する提示なんですけど
あーなるほど。
えーとねある日。もちろん本当これ日常のあれですけど突然な体験です。
ある日朝起きて水たくをしてるわけですよ。
寝た時に何も音楽とかかけずに静かにいたんですよ。
その時に音楽かけたいなっていう欲があっと思い出しちゃったんですよ。
でそれをちょっとふと立ち回って考えた時は
なんか音がないのが嫌なんだって思った時に
うわやばーって思ったというか
マジかみたいな。
静かさにそわそわしてる自分がいて
うわーみたいな。
ついにここまで来てしまったかみたいな
驚愕したっていう体験がありました。
これはでも確かにそうだなと思って
なんかあったら音をかけて音楽かけて
でもうなんかいろんなイヤホンで音聞いて
会議バーッと出て
ジョブバーッと浴びて
SNS浴びてってなった時に
いやそれはなっちゃうかもなーとか
めっちゃわかる。
だからねこの弊害もそうだし
静寂の良さを考えたいっていうよりは
そこをどうやって向けようかな
最近SNSでドパガキって言葉があるのご存知ですか?
知らない何?
ドーパミン…待って何の略?正式名称分かるんですけど
ドーパミン中毒のガキだ
っていう言葉がスラングになってるぐらい
みんなもう気づいてるんですよ
その刺激がないと足りないみたいな
刺激かもね
もっと言うとTikTok見すぎちゃうとか
お世話につながってないといけないみたいな
っていう子供なのに自分は子供すぎるみたいな
意味でドーパミン中毒のガキ
略してドーパガキという
ドパガキ味を感じました